なおこの絵日記 - Fotoblog da Perugia
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サクランボの饗宴
 次から次へと実るサクランボを、おいしいうちに、できるだけ食べようと、


5月23日は、インターネットで見つけたレシピを参考にして、サクランボのクラフティを作りました。(下記リンク参照)


 甘さの加減がちょうどよく、サクランボの味を、十分に楽しむことができて、うれしかったです。夫もおいしいと言ってくれましたが、「おいしいおいしい」と、一番喜んでくれたのは、お義母さんです。


 そうして、わたしは昨日、夫は今日、一つずつサクランボ入りのトルコロを焼きました。夫は、ふだんご紹介しているトルコロの倍の大きさのトルコロを作りました。明日はリミニの友人に招かれているので、昼食に持参するためです。ケーキは少し前に焼きあがりました。明日は家を午前6時15分に出ることになっているので、今日はまもなく就寝です。皆さん、すてきな週末をお過ごしくださいね。

LINK
- COOKPAD – さくらんぼのクラフティ(Maxouさんのレシピ)
- さくらんぼの実る頃1(サクランボのトルコロの写真とトルコロのレシピへのリンクあり)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2012-05-26 23:09 | Gastronomia | Trackback | Comments(0)
空を飛ぶには
 人間は翼が一つしかない天使だから、空を飛ぶためには、二人が寄り添う必要がある。

 Voglio ringraziarti, Signore per il dono della vita; ho letto da qualche parte che gli uomini hanno un’ala soltanto: possono volare solo rimanendo abbracciati.
                               Don Tonino Bello



 一人だけだと、何でも好きなように、早くできるように見えて、実は飛ぶ方向が定まらなくて、何かにぶち当たってしまう。だから互いに支え合い、一緒に生きる必要があるんですよ。何も夫婦に限らず、わたしたち修道士でも、他の修道士と、結婚していなくても、家族や友達と……

Basilica di Santa Maria degli Angeli, Assisi 13/5/2012

 5月13日日曜日に、アッシジサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会のミサに参列したとき、印象に残った説教の言葉です。ちょうどその日、教会にひしめく信者たちの中に、結婚数十年を記念して祝う夫婦がいたようで、説教をした修道士は、その夫婦と、すべての夫婦に考えてもらいたいと言いながら、心に残る祝辞と戒めを贈ってくれました。

 最近は愛が他のものと混同されがちだけれども、単に「好きだ」という思いが高まっているときだけ、「相手に何でもしてあげたい」と思うときだけ、一緒にいたり優しくすることが愛ではなく、そういう気持ちが起こりにくいときでも、相手を思って、自分の時間や手間、愛情を惜しまないことが大切なのだ。「役に立つから、自分に何かが返ってくるから」というだけの理由で一緒にいるのも、それは本当の愛ではないのであって、「何のためにこんなことを」と思うときでも、つらいときでも、相手のために、時間を心を、そして手間を惜しまないこと、それが愛なのだ。

 一つしか翼のない人間同士が空を飛び、上を目指して飛び続けていくには、一人ではなく二人で寄り添う必要があり、教会で式を挙げると、その夫婦のつながりは、二人の存在や社会との関わりを通して、神の愛を伝えていく、実現していく光となり、また、時に一緒にいるのが難しい、そんなときでも、神自身が、二人の絆を支えるかすがいになってくれるのだ。

 人間は翼を一つしか持たない天使だというその言葉を、修道士はドン・トニーノ・ベッロからの引用だと言っていました。


 この日は天気がよくて、教会の駐車場前には、鮮やかに美しい色のバラがたくさん咲いていました。

LINK
- Piccoli Figli Della Luce - Preghiere scritte da Don Tonino Bello

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2012-05-25 23:51 | Vivere | Trackback | Comments(4)
天下を足下に3
 まだ山小屋、Rifugio Pian di Paoの見えるこの場所(記事はこちら)の近くには、レモン色の美しいランの花がいくつか咲いていました。


 ランの周囲の地面に見えるピンク色も、


春の山を彩る野の花たちです。



高山に咲くという、この美しい青い花も、あちこちに咲いていました。


 さらに車で山を登り、ボーヴェ北山(Monte Bove Nord、2112m)の勇壮な岩壁が、眼前に立ちはかるところで、車から降り、眺めを楽しみました。


 さらに咲きへ進み、標高が1700mを越えたかと思われる地点まで来ると、少し前に訪ねたカサーリ(Casali、1080m)の村が、はるか下方に小さく見えます。高いはずの山々の峰が皆下方に見え、どこまでも続く青い山並みが見晴らせて、まるで天の上にいるような気がしました。


 時々、珍しいスミレの花が群生しているのを見て、車を停めました。花びらが大きいのも、その特徴の一つですが、色も、藤色、赤紫色、そしてレモン色とさまざまです。


 ところどころに、まだ雪が残っています。(上の写真は、来た道を振り返って撮影したものです。)


 この高さまで登ってからは、こんな不思議な花にも、時々出会いました。


 さらに進んで、車から降り、左手の斜面を歩いて登って行くと、何もかもが遠くに小さく見えて、なんだか世界が足下にあるようです。


 あんなに遠くに、そして高くに見えた高峰が、だんだん近づいてきます。この写真の左手に見える道の手前からは、車では進めず、歩いて行かなければいけません。


 車を置いて、進行方向の左手を見ると、こんな風景が広がっていました。


 周囲の斜面には、この美しい青い花が、たくさん咲いています。


 駐車した場所から、しばらく歩くと、こちらの山小屋、Rifugio Fargno(1811m)がありました。


 山小屋の周囲をしばらく散歩して、


もう一度、すばらしい見晴らしを目と心に収めてから、まずは足で車まで戻り、そうして、車で山を下って行きました。昨夏ピエモンテを訪ねたとき(下記リンク参照)にも、いくつか2千メートル級のアルプスの山を登ったのですが、そのときと同じような風景に、家からそれほど遠くない場所で出会えたのに、感動しました。アルプスの山は、かなり低い位置から、急な斜面を歩いて登ったのに対して、今回は、車に乗って、山頂近くまで短時間で登ったたために、自分が高い位置にいることを実感できたのかもしれません。あるいは、アルプスに比べて、周囲に高い山々が立ちはだかるわけではなく、遠くまで見渡せたため、そんなふうに感じたのたかもしれません。いずれにせよ、心に残る、とてもすてきなドライブになりました。

関連記事へのリンク / Link per gli articoli correlati
- 世界を足下に1 / Sibillini, lato Marche – parte1 
- 世界を足下に2 / Sibillini, lato Marche – parte2
- 花のマリッティメ・アルプス / Parco delle Alpi Marittime (luglio 2011)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2012-05-25 00:53 | Viaggi | Trackback | Comments(2)
パリと犬と巻き舌のR
 4月26日に、パリの語学学校に入学を申し込んで、授業料とホームステイの滞在費を支払い、その直前にアリタリア航空のローマ・パリ間の航空券も購入しました。


 よさそうな学校がいくつもある中で、この学校を選んだのは、他の学校に比べて、「ホームステイを申し込む期限」が遅めに設定されていたからです。この日の午後に、学校側から、「今からでもステイ先の家族は見つかりますよ」とメールをもらって、それから、航空券の購入と授業料・滞在費を支払ったのですが、具体的に、ステイファミリーの連絡があるまでは、本当にホームステイできるかどうか、不安でした。

 学校から連絡は早く、5月7日には、ホームステイ先が決まったという連絡がありました。ステイ先の紹介は、PDF文書1ページに、フランス語のみで、簡潔に書かれています。さっと目を通すと、ステイファミリーとなることが多い家族で、夫婦には年頃の娘さんたちがいるということです。奥さんが経済の先生(professeur d’économie)と知って、経済は個人的には苦手だけれど、教職に携わる人なら、共通項も多いからありがたいなと思いながら、家族紹介を読みました。


 Famille non fumeur.

 学校から、ステイ先に何か特に希望があるかと聞かれて、「煙草を吸う人がいない家族を」とだけ頼んでいたので、辞書は引かなくても、イタリア語で言うFamiglia non fumatriceだろうと見当をつけました。

 出だしからFamille sympathiqueとあるので、安心しながら、目を通したのですが、最後の1文、というよりは、2語で、おやおやこれは、と少し心配になりました。

 Un chien.

と書いてあったのです。フランス語をまともに勉強しだして、ようやく2週間ほどだったその頃でも、chien「犬」という単語はよく出てきたので、覚えていました。

 犬が1匹……

 数年前に、隣人の犬にひざの裏を噛まれて以来、犬に対しての恐怖心がなかなか克服できないのですが、実は、親しい友人の中にも、何人か犬を飼っていて、つながれることなく家の中を歩き回っている場合もあります。そういう犬たちは吠えることもないし、近づくことはあっても、噛みつくことがないのを知っているので、冷や冷やしながらも、友人宅で過ごすのですが、2週間ホームステイ先となる家に、犬が1匹いるのは……

 犬は外だけにいて、しかもつながれているかもしれない。つながれずに家の中に入ってくるかもしれないけれど、よく留学生を受け容れる家で飼っていて、これまで問題にならなかったくらいだから、しつけもよくされているのだろう。ただ、犬というのは、人の恐怖心を嗅ぎ取って、ふだんは温厚な犬も、犬を恐がる者の前では吠えたり、威嚇したり、噛みついたりするかもしれない……

 と、しばらくかなり悩んだのですが、「よく留学生を受け容れる、すてきな家族だろうし、犬も問題を起こしたことはなさそう。動物を飼っている家の方が、家族も親切なのではないか。もし仮に犬のいないステイ先を頼んだとして、そこでまた、今は思いつかない、自分としては望まない状況が生じるかもしれない。」という結論に達し、夫にも「気にすることないよ。」と言ってもらって、このステイ先でお願いすることにしました。


 ただ、この文書を添付した、学校からのメールには、「到着時刻を知らせるために、奥さんに連絡を取ってください。」とも書かれていました。英語ですぐに連絡をすればよかったのかもしれませんが、やはりフランス語で書かなければいけないのではないかしらと思い、すぐには返事をせずに、もう少しフランス語の勉強が進んで、辞書を引きながらでも、ある程度の文が書けるようになってから、返事をすることにしました。今、その頃の学習記録を見ると、『Francese corso completo』では、第1課「ホテルで」と第2課「朝食」を終わらせたものの、『イタリア語のABC』と『新・リュミエール、フランス文法参考書』では、ようやく人称代名詞や動詞avoir・être(それぞれイタリア語のavere・essere、英語のhave・beにあたる動詞) を学習しているところでした。

 ただ、「いくらフランス語で多少文が書けるようになってからと言っても、ぎりぎりになっては迷惑がかかる」と思って、昨日ようやく、奥さんへのメールを書きました。本文が約70単語という本当に短い文章なのですが、『和仏辞典』や『仏和辞典』、フランス語の各種参考書を使って調べながら、時に、自分で作った文章をGoogleで検索して、表現がおかしくないかどうか確認しながら書いていたら、書き終えるまでに、1時間半近くかかりました。午後3時37分にメールを送ると、午後5時59分に、早速返事がありました。ステイ先の家族とは言え、知らない相手だし、「フランス語ではイタリア語よりも、tuを使う範囲がずっと狭い」と知って、わたしはMadame+姓やvousを使って呼びかけたのですが、返事では、わたしに対してtuを使っていました。おそらくは奥さんの方がわたしより年上ではあると予想するものの、もしまたメールを書くとしたら、あるいは、実際にパリで会ったときに、どう呼びかけるのがふつうなのかなと、少し考えあぐねています。イタリア語でも、tuとLeiの選択には、地域差や個人差もありますし…… 


 「パリへの到着時刻を知らせるメールを書く」という、ずっと気になりつつ、あとのばしにしていた課題を果たして、ほっとしたのですが、ようやくメールを送り終えた直後、すぐにいくつかの文法ミスに気がつきました。今の段階では気づけない間違いというのも、きっとあるはずですし、どう書いていいか分からないまま、とりあえず書いてみた部分もありました。ただ、次の二箇所については、よく見直していれば、正しく書けていたはずです。

 一つはこちら。

 L'Ecole de Langues Accord m'a écrit que sa famille me receverra à Paris du 3 juin.

 sa familleの部分なのですが、本当はvotre familleと書くべきところでした。イタリア語では2人称単数の敬称に、Leiという3人称単数を使うのですが、フランス語ではイタリア語のvoiに照応するvousという2人称複数の代名詞が、2人称単数の敬称に使われるのです。ついついイタリア語の癖が出てしまいました。

もう一つはこちら。

 […] je peux venire à votre maison avant le repas du soir.

 「夕食前には、お宅に到着できる」と書きたかったのですが、ここではvotre maisonと、所有形容詞は正しく使えているのに、「来る」という動詞が、フランス語のvenirではなく、-eが余分について、イタリア語のvenireになっていました。

 フランス語がイタリア語と似ているために、イタリア語の知識がフランス語学習をかなり助けてくれるのですが、逆に、こんなふうに、イタリア語がフランス語に混入する間違い(専門用語で、「言語転移」、イタリア語ではtransfer(t)と言います)が起こりやすくなるので、注意しなければと思いました。


 ちなみに、今フランス語を学んでいて、厄介で難しいと感じることの一つがRの発音です。手持ちの参考書によって、フランス語のRの発音方法の指示が異なるので、「これでいいのかな」と思いながら、CDで聞く音に近い音になるように意識して発音しています。最近、イタリア語を話していて、ごくたまにですが、自分で、イタリア語のRをフランス語風に発音しているのに気づいて、「あ、これはいけない」と思うことがあります。イタリア人にも、個人的な癖や欠陥などのために、フランス語風にRを発音する人が時々いて、こういうRを、R mosciaとかR alla franceseとか呼びます。大学の先生やニュースのアナウンサーの中にも、ごくまれに、このフランス語風Rで話す人がいるのですが、やはり聞き取りづらいし、何より、イタリア語とフランス語の発音は区別しなければいけないので、イタリア語を話すときに、フランス語と混同しないように、気をつけたいと思います。今、いろいろ検索していたら、このフランス語風Rを克服したいイタリア人向けに、練習方法を紹介する映像を見つけました。



 イタリア語のRは、舌先を、上の歯茎の歯のつけ根あたりで、振動させて出す音です。Rが語頭にあったり、rrと二重子音になったりしている場合には、舌先を数回震わせるのですが、rが単独で、かつ語中・語尾にある場合には、一度震わせただけで構いません。一方、発音がR mosciaになってしまう人は、舌先を歯茎の付け根付近で震わせる代わりに、舌の後方をのどの奥で震わせてしまうのです。

上のビデオ映像では、「歌を歌いたいのに、フランス語風にしかRが発音できずに、困っている人」に、三つの発音矯正練習を勧めています。「イタリア語のRの発音が苦手だ」と思う方は、参考にしてください。

1.laを連続して、繰り返し言う。だんだん速度を上げ、最後にはとても速く言い続ける。
2.taを連続して、繰り返し言う。だんだん速度を上げ、最後にはとても速く言い続ける。
3.tlaを連続して、繰り返し言う。だんだん速度を上げ、最後にはとても速く言い続ける。

 LやTの音は比較的発音しやすい子音であり、舌先を、上の歯の歯茎のつけ根あたりにつけて、発音します。この二つの子音を、速い速度で反復し続けることで、舌先を、Rを発音すべき正しい位置に置き、かつ、何度も震わせる訓練ができるので、1から3の練習を何度も繰り返せば、巻き舌のRを発音できる準備が整うというわけです。

 話が逸れましたが、こんなふうに、パリに行く日が少しずつ近づき、パリ滞在が少しずつ現実的なものになりつつあります。今、『ABC』は115ページまで、『新・リュミエール』は118ページの途中まで、『Corso completo』は第4課まで勉強しています。動詞の「直説法現在」さえ、まだいろんな不規則動詞の活用を学習している最中なのですが、徹底的に覚えるこむことより(これは時間と練習を重ねないと不可能)、他の文法項目や会話をできるだけ学ぶことを優先したいと思っています。『Corso completo』が第4課までしか進んでいないのは、第4課で、早くも「複合過去」(イタリア語で言う「近過去」)が登場したので、これ以上先に進む前に、まずは直説法現在を、他の入門書で、学習し終えておきたいと思ったからです。出発まであと10日足らずで、どこまで勉強できるかどうか分かりませんが、できるだけ頑張って、先に進むつもりでいます。


関連記事へのリンク
- パリは6月!
- おおシャンゼリゼ(使用中のフランス語入門書とその使い心地)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2012-05-23 18:27 | Fiori | Trackback | Comments(11)
さくらんぼの実る頃2
 次から次へと順に熟れていくサクランボの収穫は、今も続いています。


土曜日は、お義父さんが、朝からたくさんのサクランボを摘み、


好きなだけ取りなさいと言うので、遠慮なく、かごいっぱいのサクランボをいただきました。


 そうして、義父母は、午後、残ったサクランボでジャムを作っていたのですが、それを見た夫は、「うちでもジャムを作ろう」と、立てかけたハシゴに上ってサクランボをいっぱい摘み、ジャム作りに取りかかりました。ピンク色が本当にきれいです。


 少しずつ、サクランボが煮詰まってきました。


 砂糖と共に、サクランボを煮始める前に、まず種を取り除いたのですが、その際に活躍したのが、こちらの器械です。数年前に、いろいろな店をはしごして、ようやく見つけました。


 煮詰めたサクランボを瓶につめ、煮沸殺菌すれば、しばらく保存できる、おいしいジャムのできあがりです。


 こちらは、庭の桜が赤い実に覆われ始めた頃、5月9日に、ミジャーナの桜を撮影したものです。ご覧のように、このサクランボはまだ緑色をしていました。ミジャーナは標高が高いため、そして、桜の木の種類も違うため、例年、ペルージャのうちの桜より、1か月ほど遅れて実るそうです。


 山の家のまわりに数本立つ桜の実は、けれども、実が熟すのを待つうちに、通りがかりの人が摘んだり食べたりして、なくなってしまうことが多いそうです。今年は、古い家の改築中で、桜の木は、工事のための柵の中にあるのですが、夫も義父母も、「改築工事にあたっている人たちが、摘んで食べるのではないか。まあ、どうせ毎年、他のだれかが食べてしまうんだし。」と、言っています。



 検索していて、歌も写真も美しい、こちらの映像を見つけました。フランス語の歌詞に、1行ごとに日本語訳が添えてあるので、フランス語の勉強にも大いに役立ちます。


 数年前から、この季節になるたびに、姪っ子たちが、サクランボを耳飾りにして、うれしそうに歩いているのをよく見かけたのですが、日本語訳を読みながら、この歌を聞いて、何もうちの姪たちに限ったことではないのだと知りました。そして、この歌が、美しくも哀しい歌であることが分かりました。構成がまさに漢詩のようで、起承転結が鮮やかなために、サクランボの季節がめぐるたびに、語り手が深く心に感じるであろう痛みが、聞き手の心にも、驚きと共に、深く伝わってきます。

   J’aimerai toujours le temps des cerises
   いつもわたしはさくらんぼの実る頃を愛する 
(映像中、Keiさんの訳から)

 同時に、それでも、痛みと共に喜びも感じさせてくれたこの季節を愛する語り手の思いに、心を打たれました。

関連記事へのリンク / Link all’articolo precedente
- さくらんぼの実る頃1 / Le Temps des Cerises – parte1

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2012-05-22 10:08 | Gastronomia | Trackback | Comments(10)

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