ペルージャ発 なおこの絵日記
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白雪と小鳥とネコと
 1985年以来の猛烈な寒波がイタリアを襲うと聞き、今週は、ペルージャの天気予報をしばしば確認して、「きっとペルージャにも雪が積もる」と、毎日楽しみにしています。

Perugia 1/2/2012 9.09

 夫も、「草木のためにも、農作物のためにも、大雪が望ましい」と、雪が積もるのを心待ちにしています。おととい、1月31日の晩に降り始めた雪は、わたしたちが眠っている間に、ペルージャの家の周囲を、うっすらと白く包みこみました。

 我が家は、ペルージャ郊外のかなり低い位置にあるため、降る雪が積もらずに、こうして解けてしまうのですが、義弟とその家族が暮らすトーディの町では、雪が積もり、学校は休校となったそうです。ペルージャに通勤する義弟は、昨日は雪で動けず休暇を取り、奥さんは、歩いて職場まで出かけたとか。

Perugia 1/2/2012 10.43

 昨日の朝は、7時半過ぎにはみぞれが降り、積もった雪を少しずつ解かしていたのが、午後10時過ぎには、強い北風が吹き始め、みぞれが雪に変わりました。

Perugia 1/2/2012 15.47

 昨日も今日も、いつ見ても、駐車場の地面に、何羽か鳥がいます。ヨーロッパコマドリ(pettirosso)、ツグミ(merlo)、スズメ(passero)…… 皆、すばやくて、窓を開けると、カメラを構える前に、飛び去ってしまいました。遠くから拡大して、何とか撮影できたのは、こちらのキジバト(tortora)だけです。

 裏庭や野菜畑など、草や野菜の生えているところは雪に覆われていますが、草のない駐車場では、積もった雪がすぐに解けてしまいます。鳥たちが駐車場に集まるのは、雪がないので、エサを見つけやすいためでしょう。


 昨日の最高気温は2度近く、今日の最高気温は、予報では零度ですが、明日以降は、最高気温が、氷点下3度から氷点下5度という日がしばらく続くという予報が出ています。(ペルージャの週間天気予報はこちら

 そこで、お義父さんは、野菜畑のキャベツやサラダ菜が凍らぬようにと、上から覆い、時々様子を見に、畑を訪ねます。


 だれかが畑に行くたびに、ぞろぞろとお供についていくネコたち。底冷えする冬の日も、やはりトコトコと、お義父さんについて行くのでありました。

 今日も、朝から雪が降り続けています。気温がどんどん下がるとのことですから、そのうちきっと一面の銀世界が見られることでしょう。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2012-02-02 15:26 | Animali | Trackback | Comments(0)
アルヴィアーノ湖めぐり
 1月29日日曜日は、ウンブリアの南にある小さな村、アルヴィアーノ(Alviano)とその周辺を訪ねました。

Castello di Alviano 29/1/2012 17.30

 一昨年、2009年の1月末に、歴史ある美しい町、アメーリアを訪ねたとき(下記リンク参照)、近くのアルヴィアーノ村に、湖と古城があると知り、以来、いつか行ってみたいと思っていたのです。しばらく冬眠していたアイゴを運転してみたいし、それには、夫が隣にいてくれた方が安心だとも考えました。(うるさいけれども、安心……)

Immagine dalla mappa, “Amelia e il territorio, pianta della città”

 前日から、大木を訪ね歩こうと心に決めたらしい夫が、アルヴィアーノの北にあるグアルデーア村にも、巨木があることを突きとめて、アルヴィアーノ行きを了承してくれました。

Grande Rovere di Ontorello, Guardea 29/1/2012 13.24

 そこで、まずは、グアルデーア村でパニーノを買い、こちらのフユナラ(学名Quercus petraea、イタリア語 rovereの大木を訪ねました。村で数人に尋ねたものの、この木を知る人がだれもいなかったので、朝インターネット上で見た地図の記憶を頼りに道を進み、なんとか見つけることができました。幹周4.5m、高さは20m。(下記リンク参照)

 緑の野山、そして遠くアルヴィアーノ湖を見下ろして、高くそびえる大木を眺めながら、草原に腰を下ろして、昼食のパニーノを食べました。


 昼食後はいよいよ、アルヴィアーノ湖にある自然公園、Oasi del Lago di Alviano(訳すと、「アルヴィアーノ湖のオアシス」)を訪ねました。入園できるのは、9月1日から5月31日までの日曜日と祝日で、開園時間は午前10時から日没までとなっています。入園料は、大人5ユーロ、子供・お年寄り・団体客が3ユーロです。夏は、野鳥の繁殖期であるため、閉園となっています。受付では、野鳥観察用の双眼鏡(倍率10倍)を、1ユーロで貸し出しています。

 入口(ingresso)から入り、上の図で、赤い線で示された散歩道を歩いて、いくつかあった観察小屋で、バードウォッチングをしました。テヴェレ川と湖にはさまれた小道は、さぞかし美しいことだろうと、散歩ができないかどうか聞いてみたところ、「左右に川と湖が見えて、眺めはすばらしいけれど、あまり手入れされていないので、倒れている木があったり、道が泥だらけだったりする可能性がある上、今日はもう時間が遅いから、また次回に。」とのことでした。


 道沿いには、湖・湿地に住む動物や森に生きる動物について、絵や骨、木の実などを使って説明した学習看板が、あちこちに立っています。ちなみに、この掲示板は、イノシシ(cinghiale)について説明しています。


 散歩道では、湖の周囲が筵(むしろ)で覆われ、野鳥たちが人間に脅えることなく、安心して暮らせるように、配慮されています。道沿いには、時々、こんなふうに木でできた野鳥観察小屋があります。小屋の中には、鳥の生活を脅かさないために、「静かに」(Silenzio)と掲示があります。


 大人用の高い観察台と、子供用の低い観察台があり、観察台からは、湖や遠くの山々がきれいに見えます。肉眼では、遠くに小さく鳥が見えるだけなのですが、


 双眼鏡を使うと、鳥たちが思いのままに、くつろいだり、泳いだりしているのが、よく見えて、興味深かったです。(わたしのカメラの性能ではこれが精一杯)


 小屋の中には、鳥だけではなく、湖に棲息する魚の説明もありました。右上のtinca(日本語では「テンチ」)という魚は、トラジメーノ湖(下記リンク参照)周辺のレストランで、この魚の卵を使ったパスタやブルスケッタを食べる機会がよくあります。この図入りの説明のおかげで、今回初めて、どんな魚かを知ることができました。


 aula(意味は「教室」)と名づけられた2階建ての建物の中には、動物や環境について学べる展示と野鳥観察台があります。写真手前に見えるのは、倍率50倍の望遠鏡で、これを使うと、遠くの鳥たちの様子が、くっきりと見えました。大きな鳥や小さな鳥、色や形も違う鳥が、そんなことに関わらず、ごく近くにいて、互いにくつろいで過ごしている。人間もこんなふうに生きられたらいいのに、と思いました。つい最近見た映画、『E ora dove andiamo?』を思い出しながら。



 小さく平和な村でも、ちょっとしたことがきっかけで、ふだんは仲よく暮らしているイスラム教徒とキリスト教徒の男たちの間で、激しいいさかいが起こりがち。すでに子供や夫を亡くした女たちは、つまらぬ闘いでこれ以上、愛する者を失うまいと、あの手この手を使って、男たちの目をいさかいから逸らそうとする。つらい環境に置かれながらも、明るく強く生きる賢明な女たちに拍手を送らずはいられない、とてもすてきな映画でした。ペルージャではCinema Sant’Angeloで、今日、2月1日まで上映しています。(下記リンク参照)機会があれば、ぜひご覧ください。


 わたしが見ているとも知らず、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、くるくる回ったり、身づくろいをしたりと、のんびりしているこの白いダイサギ(イタリア語、airone bianco maggiore)が、とてもかわいらしかったです。

 アルヴィアーノの湖と湿地帯は、テヴェレ川の水を人工的に堰き止めた結果、生まれたものです。以来、湖を何千羽もの鳥たちが訪れるようになったものの、同時に狩猟もさかんに行われたため、自然環境保護運動が高まり、1977年にウンブリア州が全域で狩猟を禁止しました。以後、テルニ県がWWF、ENELなどと協力しながら、渡り鳥を始め、多くの動植物が棲息できる環境を整え、野鳥観察ができる散歩道や小屋を設置し、動植物について学べる場所として、オアシスを造り上げてきました。

Castello di Alviano 29/1/2012 17.07

 バールで温かい紅茶を飲んで、いよいよ古城に着いたのは、午後5時過ぎのことでした。アルヴィアーノ城は、995年頃に、軍事要塞として建造され、15世紀末に改築されて、典型的なルネサンスの城として生まれ変わりました。現在では、城の上階は町役場として使われ、1階と半地階は、博物館となっています。10月から3月にかけては、この古城に入場できるのは、日曜・祝日だけで、開館時間は10:30-12:30、 15:00-18:00。本来、入場料は2.5ユーロのところ、オアシスの入園券を持つわたしたちは1.5ユーロで入れるとのことでした。ちょうどガイド付きの古城案内が始まるところだったのですが、日が暮れる時間帯だったために、屋内よりも、夕日に染まる湖を見ようと、今回は訪問しませんでした。オアシス入園による割引は、1か月間有効とのことです。


 茜色に染まる湖を見に行こうと急いでいると、上から夫の声が聞こえます。上階が町役場となっているため、自由に階段を上って、窓から景色を眺めることができるのでした。


 それで、わたしも、後について上ってみました。眺めはなかなかいいのですが、湖はあまりよく見えません。


 夕焼けに染まる空と湖の眺めを楽しみながら、古城の周囲を散歩し、それから、帰途につきました。帰りは、日が暮れて暗くなってきた上、カーナビが、なぜか押し黙っている上に、来るときに通ったのとは違う、カーブの多い細い道を示すので、途中から、夫に運転を代わってもらいました。うんともすんとも言わずに、わたしを不安のまま運転させ、夫をいらだたせたこのカーナビ、ペルージャに入って、我が家がもう近いというときになって、突然、ようやく道案内を始めたのでありました。ここまで来たら、もう案内の必要はないというときになって……

参考資料・リンク / Riferimenti bibliografici & web
- G. Cardinali, “Oasi di Alviano: tra storia e natura”
- Servizio Turistico Associato dell’Amerino, “Umbria. Cuore verde d’Italia – Amelia e il territorio, pianta della città”
- Molise Alberi – Regione Umbria – Elenco degli alberi monumentali censiti dal C.F.S.
- Comune di Alviano – Cosa visitare – Oasi naturalistica
- WWF Italia – Oasi del Lago di Alviano
- Cinegtti – Perugia - Spoleto (ペルージャのCinema Sant’Angelo、上映予定)
- Sistema Museo – Museo / Castello di Alviano

関連記事へのリンク / Link per gli articoli correlati
- 「アメーリアとプレゼーペ1」 / Amelia ed i Presepi - Parte1
- 「アメーリアとプレゼーペ1」 / Amelia ed i Presepi - Parte2
- 「巨木にあいさつ」 / Incontro con la Grande Querca a Nottoria di Norcia (28/1/2012)
- 「初夏のポルヴェーセ島2」 / Lago Trasimeno in estate(トラジメーノ湖とその魚料理)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2012-02-01 11:14 | Viaggi in Toscana | Trackback | Comments(12)
赤い彗星と地球規模化
 今日は夫が、午後2時に仕事を終えて帰ってくるからと、オーブンもグリルも鍋も動員して、昼食を用意していた午後1時45分頃のこと。


 呼び鈴が鳴って、配達屋さんが、オンラインで注文したCDを届けてくれました。それが、こちらのフランスのシャンソン歌手、シャルル・アズナヴール(Charles Aznavour)のヒット曲集、『Ses Plus Grands Succes』です。(詳細は下記リンク参照)


 最近、フランス語を勉強し始める前に、まずは耳を慣らそうと、家事をしながら、繰り返しこちらのCDを聞いていたら(下記リンク参照)、夫が閉口して、「また~」と言い始めました。夫が帰宅したら消すようにはしているのですが、そう言われてもっともだと思い、フランス語のいい歌のCDを数枚買って、代わるがわる聞いてみようと思い立ちました。ポルトガル語(下記リンク参照)やギリシャ語と違って、フランス語は重要言語の一つであり、イタリアからはお隣りだし、しばしば訪ねてみたいので、参考書も、すでに数冊買い込んでいます。さらに、フランスの歌のCDも購入し、歌を楽しみながら、フランス語のリズムや言葉に親むことにしました。

 そうこうして買いたいCDを探しているうちに、こちらのシャルル・アズナヴールという歌手の存在を知り、びっくりしました。名前が、『機動戦士ガンダム』のあの赤い彗星、シャア・アズナブル大佐にそっくりだからです。調べてみて、シャアの名前が、この歌手に由来していることを確認しました。富野由悠季氏が、当時歌手、シャルル・アズナヴールのファンだったからとのことです。わたしは、中学から高校にかけて、ガンダムに夢中で、中学生の頃は、赤いボールペンを振り回しては、友人たちと、「赤いスイセイ」(彗星・水性)と言って、はしゃいでいました。その赤い彗星、シャアの名前が、まさかフランス人歌手に由来しているとは思いもしなかったので、驚きました。皆さんの中には、とうにご存じだったという方も多いかもしれません。


 世界のアマゾンのサイトで検討して、このCDを買おうと決めたのはいいのですが、アマゾンイタリアの該当商品のページを見ると、なぜか『Ses Plus Grands Succes [Edizione: Germania]』とあり、アマゾン日本では「米から輸入」とある同じCDが、なぜかドイツ版(Edizione Germania)となっています。歌の解説がドイツ語だったら困ると思って、ASIN番号を確認すると、まったく同じ番号なので、だったら大丈夫と思って、アマゾンイタリアのページからCDを注文しました。

 数枚のCDと1冊の本を一括注文し、一括配送を頼んだのは、1月27日金曜日の午後1時頃のことです。どの商品も、「すぐに入手可能」(Disponibilità immediata)とあったのに、お急ぎ便無料のアマゾンプライム(うっかり無料の利用期間を過ぎてしまい、年会費9.99ユーロを引き落とされてしまいました)を利用していても、注文確定メールには、なぜか「商品到着予定は、2月2~3日の予定」と書かれています。土日をはさんでいるせいかと思いつつ、のんびりと待っていたら、昨日になって、午後2時半と午後8時づけの、商品発送報告メールを受け取り、一括配送のはずが、2便に分けて発送されたことを知りました。発送料金が無料になるように、19ユーロ以上注文したので、1枚だけ別送されたCDの料金だけ、余分に取られていないかと心配したのですが、サイトで確認すると、幸い、発送料金の加算はありません。

 アマゾン側に発送料金の負担がかかるのに、どうして2便に分けたのだろうと思っていたら、今日届いた荷物の差出人住所を見て、分かりました。なんとフランスから送られているのです。アマゾンイタリアには在庫がなくて、フランスから直接我が家に送ったのだろうと察しがついたのですが、そうすると、まだ届いていない残りの本とCDは、いったいどこから到着するのか、なんだか不思議です。そう思って、今、Traccia il mio paccoで、商品がどこにあるか確認すると、昨日午後7時の時点で、Montelimarにあったとあり、これが南仏の町らしいから、もう一つの便も、やはりフランスから届くように思われます。


 さて、こうして、アマゾンイタリアのサイトで、「ドイツ版」と書かれたフランス語のCDを注文し、それが、フランスから届いたわけですが、封を開けようとして、さらに驚きました。包装に、「ディスクはメキシコ製で、米国で包装」と印刷されていたからです。食品や衣料品では、商品が世界中から来ていることに慣れているのですが、まさかフランス音楽のCDまで、メキシコで製造され、アメリカで包装されているとは。あらためて、経済の地球規模化の浸透ぶりを感じました。

 今日の午後、皿洗いや掃除をしながら、さっそくこのアルバムの歌を聞き始めました。まだ何と言っているかさっぱり分からないのですが、優しいメロディーの中には、どこかで聞いたことがあるものも多く、歌声もすてきで、何度聞いても飽きることがなさそうです。明日あさってには、他のCDもきっと届くことでしょう。

参照リンク
- シャルル・アズナブールCD、『Ses Plus Grands Succes』(アマゾン日本のCD紹介ページ)
- Charles Aznavour, ”Ses Plus Grands Succes” [CD, Edizione: Germania](アマゾンイタリアのCD紹介ページ)
- Audio-Visual Trivia シャルル・アズナブール(Charles Aznavour)
- Wikipedia日本語版 - シャルル・アズナブール
- Wikipedia日本語版 - シャア・アズナブル

ブログの関連記事へのリンク
- 「今年はパリとフランス語」
- 「2006年はポルトガル語」

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# by milletti_naoko | 2012-01-31 18:07 | Altro | Trackback | Comments(9)
寒波到来、しっかり防雪
 今日、1月30日月曜日の朝、天気予報をチェックすると、これから2週間の間、ペルージャではひどく寒い日が続き、雪の日が多いとのことでした。それで、他の地方はどうかとオンライン記事を見ると、「イタリア北西部に雪が降り、トリノとアスティでは学校が休校に」とあります。(下記リンク参照)

Castelluccio di Norcia 7/1/2012 12.32

 iL Meteo.itで、今後のイタリアの天気予報の概況を見ると、予報はこれから刻々と変わるのでしょうが、現時点では、
・火曜日から日曜日にかけて悪天候、雪、さらに厳寒
・全ヨーロッパに極寒の冬季到来


とあり、以降、雪に関する情報だけ、抽出すると、

・今日は、アドリア海岸に雪。火・水曜は、朝方、イタリア中部・北西部に雪、
 その後、エミリア・ロマーニャにも降雪、そして南部に大雪
・木・金曜は、北部とトスカーナに大雪、中部の低地にも雪
・土曜は、中・南部とエミリア・ロマーニャに雪。ローマやナポリにも降雪

 さらに、翌日曜日には、北部での気温が氷点下15度となる見込みとあります。

Castelluccio di Norcia 7/1/2012 16.20

 というわけで、この期間にイタリア旅行を予定されている方は、事前に天気予報を調べて(調べ方は下記リンク参照)、防寒、防雪対策をしっかりして、お出かけください。

Castelluccio di Norcia 7/1/2012  16.45

 また、降雪量が多くなると、飛行機やバス、電車の便にも、影響が出てくる可能性があります。例年2月を中心に、空港が閉鎖されたり、電車がストップしたりすることもままあります。そういうときも、最初からそれが分かればいいのですが、空港や駅に着いたものの、いつ便が出るか分からず、あてもなく出発を待たなければいけない可能性もあります。テレビニュースや天気予報に十分に注意し、いざという場合は、空港や駅で、暖かく過ごせるように、十分に着込んだり、すぐに出るところに厚着やマフラーを入れたりしておくといいかと思います。

Centro Storico di Spoleto 12/1/2012

 この冬からは、イタリア全国の多くの道路で、たとえ雪の恐れがなくとも、雪用タイヤあるいはチェーンの携帯が義務づけられています(下記リンク参照)が、実際に雪が降り、凍結の恐れが出てくると、ふだんはタイヤやチェーンの必要がない道路でも、携帯が義務となります。今後2週間に車を使う予定があるのに、、まだ雪用のチェーンもタイヤも準備されていないという方は、購入をお急ぎください。


 長いこと、車の雪対策に悩んでいたわたしは、結局、自動車用品を専門に扱っている友人を通じて、こちらのスノーチェーンを購入しました。雪や凍結の恐れがあるときに、運転をするつもりはありませんが、これで、罰金を恐れずに、高速道路を走ることができます。

Monti Sibillini 7/1/2012  11.54

 今回ご紹介した雪景色の写真は、今年1月7日に、シビッリーニ山脈を訪ねたときのものです。(下記リンク参照)上の写真でお分かりのように、この日は、雪が積もっていたのは山のかなり高い部分だけで、平地にはまったく雪がありませんでした。それが、今週から来週にかけては、イタリア中部では、低地にも雪が降るとのことです。車で移動される際には、十分にご注意ください。

LINK
- la Repubblica.it – Maltempo – Neve su tutto il nord-ovest. Scuole chiuse a Torino e Asti 29/1/2012
- iL Meteo.it – Previsione del Tempo Italia ed Europa
- la Repubblica Roma.it – In arrivo una settimana gelida neve anche alle porte di Roma 29/1/2012
- Yahoo! Japan 知恵袋 - 知恵ノート - イタリア旅行中の天気予報を調べる
- 「1月の旅難、 スト・雪・凍結」(雪用チェーン・タイヤ携帯の義務と罰金について)
- 「雪のカステッルッチョ1」
- 「雪のカステッルッチョ2」

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2012-01-30 12:17 | Viaggi | Trackback | Comments(6)
巨木にあいさつ
 1月28日土曜日は、

la Grande Quercia, Nottoria di Norcia 28/1/2012

樹齢数百年の巨木を訪ねて、ノルチャよりさらに少し南方の村、Nottoria di Norciaに向かいました。


 途中、用事があって、アッシジ(Assisi)の町に立ち寄り、ついでに、散歩を楽しみました。


 ノルチャに近い道路沿いのレストラン、Ristorante “da Pietro”で昼食。わたしは、本日の定食を頼み、夫はアラカルトで注文しました。プリモは、わたしはラディッキオとスペックを生クリームソースであえたパスタ、夫は、「川のカルボナーラ」(carbonara di fiume)。味見をさせてもらうと、肉ではなく、魚を卵とあえたこのスパゲッティが、とてもおいしかったのですが、夫は、わたしのパスタの方が気に入ったといので、途中でお皿を交換して、半分ずつ、二つのパスタを味わいました。


 レストランでは、たくさんの鳥を飼っているのですが、白鳥もたくさんいたので、びっくりしました。


 昼食後は、すぐにNottoria di Norciaを訪ねて、ヨーロッパオークの巨木(Grande Quercia)にあいさつをしました。小さな村を散歩したあと、上の写真で、巨木の左に見える道をまっすぐ進み、墓地の少し前で、右に曲がって、山を登って行きました。


 ゆるやかな坂道は、ヨーロッパオークの木々に囲まれています。冬の間、枯れた葉がずっと木の枝についたまま残っていて、春になって新しい葉が出てくるまでは、葉を落とさないのが、ヨーロッパオークの特徴です。


 どこまでも続く坂道を上っていくと、あんなに遠くに見えていた山が、すぐ近くに姿を現し、道が時々白い雪に覆われるようになりました。


 はるか下方に広がる平野と小さな村、遠くの山並みがよく見晴らせます。このあたりに着いたのは、午後4時20分過ぎ。日が暮れる前にと、ここまで歩いてから、来た道を引き返し、山を下り始めました。


 散歩を終えてから、向かったのは、スポレート(Spoleto)の町です。


 ペルージャから来る友人と合流して、例の店、Taverna dello Spagnaで、夕食にピザを食べるためです。研究を重ねた結果、さまざまな穀類の粉を混ぜ合わせて、おいしくできるピザを考案したんだと、大晦日に店長から聞いていた夫が、ずっと興味津々だったのです。


 わたしが、この上なくおいしいと思ったのは、こちらのオレンジジャムを添えたパンナコッタです。名前は、panna cotta all’arancia e zenzeroなのですが、しょうが(zenzero)は隠し味なのか、まったく感じませんでした。甘酸っぱいオレンジジャムと上品な甘さのパンナコッタの組み合わせが、絶妙でした。

 おいしい食事とおしゃべりを十分に楽しんでから、再び寒い町を歩いて、駐車場に向かい、ペルージャの自宅に帰ったのは、午後10時35分頃のことでした。


LINK
- Molise Alberi – Regione Umbria – Elenco degli alberi monumentali censiti dal C.F.S.
- alberi momumentali dell’Umbria (pdf) (p.9)
- Ristorante Pizzeria Taverna dello Spagna, Spoleto
- 「新年まで秒読み」/ Ristorante Taverna dello Spagna, Spoleto
- 「年越しはスポレート」/ Fine anno 2011-2012 a Spoleto

Articolo scritto da Naoko Ishii

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# by milletti_naoko | 2012-01-29 00:43 | Viaggi in Umbria | Trackback | Comments(2)

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