エルバ島からの来客

 昨日5月13日水曜日夕方から今朝にかけて、我が家ではエルバ島からの来客を迎えました。
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 バルバラは、わたしがペルージャ外国人大学で共に学士取得課程に通った友人です。フィレンツェ出身なのですが、大学卒業後、だんなさんとエルバ島で暮らし始めました。その後まもなく母となったため、ペルージャに戻るのは、今回が大学卒業以来初めてで、3年ぶりになります。
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エルバ島、マルチャーナ・アルタから海辺の町、マルチャーナ・マリーナを見下ろして
 
 昨年9月10日から19日にかけて、わたしと夫がエルバ島(l'Isola d'Elba)を訪れたときに、久しぶりに再会し、そのときは夕食に招かれて、何年分ものおしゃべりをじっくりし、息子さん、アルトゥーロにも初めて会うことができました。
 
 ペルージャ市内で会合に招待されていたバルバラは、会合が終わってから、午後8時頃我が家に到着しました。
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 夕食のメインは巻き寿司です。ツナをマヨネーズで和えたものと卵焼き、さらにキュウリをつめたものと、スモークサーモン(salmone affumicato)を棒状に丸めて入れたものと、二種類作ってみました。それから、野菜がたっぷり入ったスペイン風オムレツ。実は、ペルージャで知り合ったスペイン人の友人は玉ネギとジャガイモだけをたくさん使って作っていたのですが、わたしはニンジンやパンチェッタ(pancetta)も入れてみました。

 バルバラが参加した会合では軽食も出ると聞いていたので、あまりおなかに重たくならないものを、多すぎないようにと考えたからです。
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 アルトゥーロは、長旅の上、1日にいきなり何人もの新しい顔に会ったため疲れ果てていて、すぐに居間にあるソファーベッド(divano letto)に急行しました。アニメ映画のDVDを見ていたアルトゥーロが牛乳がほしいと言うので、ルイージが枕元に届けに行きました。アルトゥーロが見ているのは、『Anna dai capelli rossi』。
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 そう、『赤毛のアン』です。

 そもそもわたしがイタリア語を勉強し始めたのは、英語の語学短期留学で行ったアイルランドのダブリンで知り合ったイタリア人学生たちを通じて、イタリア文化に興味を持ったからです。そして、わたしが社会人になってから英語を再勉強したきっかけは、『赤毛のアン』の舞台、プリンス・エドワード島への旅行でした。アニメ番組を通して夢中になり、本のアンシリーズも読破しました。ですから、『赤毛のアン』は間違いなく、わたしの人生に最も影響を与えたアニメ(テレビ番組)かつ小説の一つです。
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 食後のデザートには、アルトゥーロも食卓に駆けつけました。写真手前にあるのは、夫手作りのリンゴケーキです。おいしいと大好評。

 小皿の上のアイスクリーム(gelato)は、バルバラが手土産として、チョコレート菓子の詰め合わせと共に、携えてきてくれたものです。

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 店の職人手作りの味がおいしいアイスクリーム。バルバラが手土産を買ってくれたチョコレート専門店のAugusta Perusiaは、ペルージャ外国人大学とエトルリア門のすぐ近くにあります。アイスクリームもチョコレート菓子も、新鮮ないい素材を使って、職人技を生かして作られたとてもおいしいもので、わたしも学生の頃は、よくここにアイスクリームを食べに行きました。

 ペルージャに住んでいる学生さんが、イタリア人の家庭の食事に招待された場合には、こんなふうに、500gなり1kgなり、集まる人数に合わせて、自分がよかれと思う味のアイスクリームを三つ、四つ選んで箱に詰めてもらって持参すると、喜んでもらえるはずです。わたしも、手土産用のアイスクリームをここで買うことが多いのですが、値段は張るけれども、十分値段に見合う極上のアイスクリームを贈ることができます。
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 一つ一つが手作りのチョコレート菓子も絶品です。他にもおしゃれなチョコレート菓子やチョコレートケーキがたくさんあります。ペルージャのチョコレートと言えば、すぐにバーチ(Baci)を思い起こされる方も多いかと思います。お土産としては手軽だし、おいしいのですが、やっぱり工場生産の品。だれか特別に大切な人へのチョコレートには、職人技を生かしたおしゃれなチョコレート菓子を選んでもいいのではないかと思います。

 このチョコレート専門店、Augusta Perusiaは、外国人大学のガッレンガ校舎前の横断歩道を渡ったところにある歩道を右へと進み、その歩道の坂を登りつめたところにあります。エトルリア門からは、道路を挟んで、向かい側、やや右手にある歩道を、さらにしばらく右に向かって歩いたところにあります。
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 エトルリア門(写真左)からも、ペルージャ外国人大学のガッレンガ校舎(写真右)からも、徒歩5分以内の至近距離にあります。記事、「外国人大学と町並みを訪ねて」でご紹介した町並みのパノラマを楽しむコースを散歩されるときに、このAugusta Perusiaでアイスクリームを食べて一休みするのもいいかもしれません。アイスクリームを注文する順番を待ちながら、あるいは食べながら、店内に並ぶ他の商品を眺めるのも楽しいものです。
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 お母さん(mamma)が恋しくて、映画を見る途中、しばしばベッドを抜け出しては、台所にやって来るアルトゥーロ。そこで、しばらくわたしたちの方が、ベッドの彼のそばへ行くことにしました。

 『赤毛のアン』の次に見ることに決めたのは、アニメ映画、『La Città Incantata』。
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 そう、宮崎駿監督の名作、『千と千尋の神隠し』です。

 はらはらしながら映画を見ているうちに、アルトゥーロのまぶたがどんどん閉じていきました。朝8時半にエルバ島の家を出て、午後1時半にペルージャに到着。フェリー、そして車での長旅のあとで、大勢の見知らぬ人々との出会い。長い長い1日で、疲れ果てたのも無理はありません。

 バルバラとアルトゥーロにおやすみを言って、わたしたちもまもなく床についたのでありました。
Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-05-14 01:16 | Feste & eventi | Trackback | Comments(0)
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