温泉の町、Bagno di Romagna

 今日、2月13日日曜日は、わたしたち3人はペルージャから、フランコたち3人はリミニから、中間地点よりややリミニよりの、温泉の里、Bagno di Romagnaで落ち合って、一緒に散歩と食事を楽しみました。

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 まずは、あいさつをしてから、中心街を散歩しました。

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 中心街のすぐ近くにあるアルミーナの森(bosco dell’Armina)には、北欧の森から移住してきた地の精、ノームがいるという伝説があります。そのため、Bagno di Romagnaの町では、人形を始めとするノームにちなんだ置物や土産物が売られ、森の中を通るノームの散歩道まであります。

 上の写真では、ルーカがノームとなり、横でシモーナがポーズを取っています。

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 こちらは、Palazzo del Capitano(隊長の館)。町で最も古く、重要な建築物の一つです。古くは、当地の領主である伯爵が住んでいましたが、1454年からは、フィレンツェ共和国からこの地を治めに来る隊長の館となりました。

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 この教会、Basilica di Santa Maria Assuntaは、871年にすでに存在していたことが、文献から明らかになっています。15~16世紀に大がかりな改築が行われたものの、教会の正面はロマネスク様式で、今なお、9世紀当時の扉口を見ることができます。

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 こんなふうに、ノームや森の動物たちの土産物を売る店が、街角のあちこちにありました。

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 昼食は、このホテル内にあるレストランで食べました。バレンタインデーの前日なので、ホテルの前には大きなハートマークが、いくつも飾られています。

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 店内の装飾もおしゃれで、料理は少々当たりはずれもあったようですが、おいしかったです。ただし、値段も少々高めでした。1時に入店して、デザートのあとで店を出たのが、午後3時半です。結婚式のように、ゆっくりゆっくりと間を置いて、料理が運ばれてくるからで、コーヒーを飲みたい友人もいたのですが、レストランで頼んでは出てくるまでにどれだけ待つか分からないので、店を出て、バールで飲むことにしたほどです。

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 中心街から、サーヴィオ川を渡って山を登っていくと、こちらのノームの散歩道(Sentiero degli Gnomi)の散歩を、楽しむことができます。こんなふうに、木々の間をゆく小道のあちこちに、ノームの像などが置いてあって、子供たちが楽しみながら、自然に親しめるようになっています。

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 こんなに大きなノームの頭までありました。大きな耳から中に入り、これまた、大きな口から外をのぞいたり、手を出したりできるようになっています。耳から顔をのぞかせているのは、わたしです。

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 ノームの頭の内側には、月やユニコーン、海の妖精などが美しく描かれて、子供たちが想像の世界に遊べるようになっていました。

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 途中、ルイージが、早くも花を開き始めたプリムラを見つけました。

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 帰りは同じ道を行かずに、途中から、温泉施設を有するホテルへと向かう小道を進みました。ホテルは町はずれにあり、全員がこのホテル近くに、車を置いていたからです。

 途中に、サーヴィオ川(fiume Savio)を挟んで、中心街を見渡すことのできる眺めのいい場所が、ありました。先にご紹介した教会の鐘楼も、よく見えます。

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 さらに進むと、ホテル、Hotel Euroterme(リンクはこちら)の温泉プールで、ゆっくりと湯船につかってくつろぐ人たちも、木々の間から見ることができました。

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 まだ日暮れまで時間があったので、今度はこちらの散歩道、Percorso vita(「いのちの小道」と訳せるでしょうか)を、しばらく歩きました。道の両側には、ところどころに雪が残っているところがありました。

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 しばらく行くと、道はずっと小川に沿って進んでゆき、突き当たりに、こちらの泉、Fonte del Chiardovoがあります。この泉の水は、硫黄を含んでいて、それは健康にいいそうなのですが、においもなかなかなもので、一行の中には、飲む人もいれば、飲まない人もいました。

 この散歩道は、小川を渡り、岩壁を登って、さらに山の上を目指して進んで行くのですが、もう日暮れが近かったので、今回は、ここで駐車場へと引き返しました。

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 リミニ勢と別れのあいさつをした駐車場からは、沈む夕日にほんのりと染まった雲と、小さな白い半月(写真の右上)を見ることができました。朝、ペルージャを出る前には、しばらく小雨が降り、Bagno di Romagnaに着くまでに、霧深いところや雨の降る場所も通り過ぎたのですが、幸い空は雲に覆われていたものの、雨に打たれることなく、すてきな散歩を楽しむことができました。

 ちなみに、Bagno di Romagnaという地名の、イタリア語での発音を原音にできるだけ近く片仮名で近く表記すると、バンニョ・ディ・ロマンニャになります。ただし、日本ではロマーニャという表記が定着しているようですし、北部に近いこの地方では、バーニョ・ディ・ロマーニャと発音される傾向があります。北部では、二重子音が単音で発音される傾向があるからです。

参考資料
・"Luogo di acqua, di storia, di foreste - Bagno di Romagna. Borghi di Romagna. Provincia di Forlì Cesena"

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-02-13 23:38 | Emilia-Romagna | Trackback | Comments(4)
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Commented by Yuka at 2011-02-14 10:58 x
毎回ですが、そちらの散歩は楽しそう!
この1週間、こちらはとても寒く雪もふっているので散歩がなかなかできませんでした。
温泉水、硫黄くさいとちょっと勇気がいりますよね。この前行った露天風呂はなめてみるとしょっぱかったです。
Commented by ムームー at 2011-02-15 17:24 x
なおこさん
私も素晴らしい町を巡っているような気分にさせて貰っています。
なおこさんのお話がわかりやすくて、目をくるくるさせて見ていますの。
温泉があり、おみやげ物屋さん、修道院、散歩道、ノームの像もインパクトありますねぇ。

夕陽の雲に白い月、印象的です~
Commented by milletti_naoko at 2011-02-16 03:31
ゆかさんへ

こちらの温泉施設では、健康のために温泉水を飲むコーナーを設けてあるところもあったりするんですよ。ペルージャの近くには、Chianciano Termeといって、飲むと肝臓によいという温泉水のある温泉もあります。以前、一度どこかで飲んだときは、それほどにおいもきつくなかったのですが、ここの場合は硫黄のにおいがかなり強いそうです。
Commented by milletti_naoko at 2011-02-16 03:33
ムームーさんへ

山あいにノームが住むという町があるのが、何だかすてきだと思います。温泉プールが一番大きいのはEurotermeのようですが、Bagno di Romagnaには他にも温泉を有するホテルがあるんですよ。
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