麗しのヴァラスコ高原

 7月20日水曜日は、アルピ・マリッティメ自然公園(Parco delle Alpi Marittime、記事はこちら)の中心(cuore del Parco)と言われるヴァラスコ高原(Pianoro del Valasco)を訪ねました。

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Pianoro del Valasco (1763m), Parco delle Alpi Marittime 20/7/2011 11.44

 出発は、自然公園の観光案内所と植物園(記事はこちら)のあるテルメ・ディ・ヴァルディエーリ(Terme di Valdieri、1368m)

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Parcheggio delle Terme di Valdieri (1368m) 20/7/2011 10.03

 ここからヴァラスコ高原までの所要時間は、ガイドブックによると1時間10分。わたしたちは、のんびりと2時間かけて歩きました。無料駐車場に空きがないので、こちらの有料駐車場(1日3ユーロ)に駐車しました。左手に迷彩テントが並んでいるのは、軍人さんたちがキャンプをしていたからです。

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 道は、小川のそばを、ゆるやかに登って行きます。上の写真は、10時22分頃、後ろを振り返って、撮影したものです。登っていくうちに、最初は手前の山の後ろに隠れていた向こうの山が、姿を現し始めました。

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 右手に見える山を見ると、わずかに残った白い雪が、下方から少しずつ解け始め、その水が流れ落ちて、やがては川に注ぎ込んでいます。

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 時には、ゆっくりと穏やかに流れ、時には、水しぶきを上げ、勢いよく流れ落ちる。そんな川の変化も楽しみながら、山を登って行きます。

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 水の豊かなところなので、花が咲きほこり、色とりどりの蝶もたくさんいました。

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 こうして山を登ったあとで、最初の写真でもご紹介した、ヴァラスコ高原に到着しました。

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 奥に小さく見える白い建物は、山小屋、Rifugio Valasco。1861年のイタリア統一時の王、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世が、狩猟に訪れた際に、使用していた館です。今は、登山客が食事や宿泊をするのに使われています。

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 到着がちょうど正午頃でもあり、この山小屋で昼食を食べました。南仏料理が味わえるというこの山小屋、野菜がたっぷり入ったこちらの前菜がとてもおいしかったです。

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 一方、こちらのパスタは今ひとつ。パスタをゆでるお湯に塩を入れ忘れたのではないかと思いました。

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Piana superiore del Valasco (1814m) 20/7/2011 13.55

 昼食後は、さらに山を登り、こちらの高原までやって来ました。左手の山の斜面から、細い滝がいくつも流れ落ちています。

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 水辺には、ランの花がたくさん咲いています。

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 こちらの花も、高原のここかしこで、白やピンクの花を咲かせていました。

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 高原には、牛もたくさんいて、広い野原で、のんびりと草を食んでいました。

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 花が咲きほこり、川の美しい野原を、しばらく散歩してから、山を下りました。

LINK
- Rifugio Valasco (Reale Casa di Caccia, 1764m. s.l.m.) - HOME

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-09-13 00:03 | Piemonte | Trackback | Comments(8)
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Commented by ムームー at 2011-09-13 09:34 x
なおこさんおはようございます。
高原への道のり、見える雄大な景色やお花達が素晴らしいですねぇ。
川の流れも場所によって様々に変化して飽きませんね、牛さんも
のんびりと楽しんでるようでいいですねぇ。
いつもほっと癒しをいただいています、ありがとうございます~
Commented by milletti_naoko at 2011-09-13 16:13
ムームーさん、おはようございます。滝も小川も、水の流れにはどこか心を躍らせ、和ませてくれるものがありますよね。どこを歩いても、水が豊かに流れていたので、うれしかったです。マリッティメ・アルプスでは、山の高みのあちこちで牛の群れを見かけました。山を下る途中で、牛が一頭、他の牛たちよりも一つ下の平地で、さ迷い歩いているのに出会いました。夫がうまくせきたてて、何とか山を登って行きましたが、こういううっかりした牛さんもたまにはいるのだなと思いました。こちらこそ、いつもうれしいコメントをありがとうございます。
Commented by クロちゃん at 2011-09-13 20:25 x
なおこさん、こんばんは♪
岩峰の険し山の麓に広がる緑の草原と美しい川の流れですね。
花の色も綺麗です。
ゆっくりと時間をかけて散策するのに素晴らしいところですね。(^^)/
食事に当たりはずれもありましたか。(*^_^*)
Commented by milletti_naoko at 2011-09-13 22:04
クロちゃん、こんにちは♪ 山道を長い間登ったあとに、広い緑の草原が広がっていて、驚きました。帰り道には、川の横を通る散歩道を通らず、草原を歩くと、あちこちに、小さな小さな川の水脈がありました。この山小屋、前菜もですが、デザートのセミフレッドも、形と色がきれいでおいしかったです。
Commented by ank-nefertiti at 2011-09-14 10:52
naokoさん,おはようございます^^
ああ,本当にきれい!!!
私,小川のせせらぎって凄く好きなんですよ~
そして野の花も~
いいなぁ・・・
こんなところでのんびりしたら,いろんな嫌なことをすっかり忘れることができるでしょうね♪
行きたい!と思いました^^

山小屋のお料理,美味しそうですねぇ!
アンティは野菜のラザニアでしょうか?
数年前にシエナで同じようなお料理を食べました。
すっごく美味しくて,また食べに行きたい!と思うのですけど,いつ行けるかしらん・・・

日本は暑くて暑くて!なんですが,ここのところのnaokoさんの記事と写真でほっと一息つかせていただています^^
Commented by milletti_naoko at 2011-09-14 15:13
杏さん、おはようございます! 小川のせせらぎっていいですよね。高原はまさに水と花の饗宴という感じで、美しさに目をみはりました。山小屋のホームページへのリンクも貼っておきますね。宿泊もできて、二人~4人用の部屋もあれば、50人がベッドに眠れる大部屋もあり、5月1日から9月30日までは毎日開いていますが、12月から2月半ばまでは休業(変更の可能性あり)で、その他の時期は、土日とクリスマス・復活祭休暇に、予約すれば利用可とのことです。テルメからは車やバスは使えず、2時間弱歩く必要があるので、宿泊は、テルメかサンタンナにした方が、便利かもしれません。

ペルージャもまだまだ毎日とても暑いんですよ。わたしも、記事を書きながら、郷愁(? 心のふるさと)に浸っています。いつかまた、ぜひ訪ねてみたいところです。
Commented by bianchi_saitoh at 2011-09-14 22:20 x
いまだに蒸し暑い夜が続くので、山や川の流れを見てると涼を感じます。
山小屋らしからぬ豪華な雰囲気、そして美味しそうな料理。建物も同じ歴史を重ねているのかな?

昨日のツイートでユーチューブ見れませんでしたね笑。
Commented by milletti_naoko at 2011-09-14 22:40
bianchi_saitohさん、ペルージャも相変わらず毎日暑い日が続いています。そうそう、山や川って、写真を見ているだけでも、涼しい感じがしますよね。ここは今でこそ、登山客用の山小屋となっていますが、かつてはイタリア国王が狩猟に訪れる際に利用した館です。豪華な雰囲気が残るのは、そのためです。

そう、歌が聞けなくて残念でしたが、長いこと忘れていた歌手の名前を聞いて、懐かしかったです。
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