2011年 11月 16日
新しい携帯電話2
上の写真が、その携帯電話です。あれ、ちゃんと画面が見えるではないかと思った方もいらっしゃるかと思いますが、そうなんです。再生不可能と言われたあとも、買ってから1年ほどしか経っていないので、心残りがあって、捨てることができず、箱に入れて、長いこと置いていたこの電話、ある日、ふと思いついて、充電用のコードを入れて、電源を入れたら、何と、再び使えるようになっていたのです。後でそれを夫に話すと、濡れた回線の部分が乾きさえすれば、使えるようになるんだよ、と言われました。水に落ちたどんな場合でも、こういう回復が可能ではないでしょうし、モデルが古いおかげで、水にも強かったのではないかと思います。
すでに二つ目の携帯電話を買ってから、かなり月日は経っていましたが、再び使えることが分かったときには、とてもうれしかったです。こうして、携帯電話が二つできたおかげで、今、わたしには携帯電話の番号が二つあるのですが、どちらも、写真の携帯電話の画面に見えているように、Postemobileのものです。
初めて買った携帯電話では、店に一緒につきあってくれた友人が使っていたVodafoneのSIMを購入し、その後知り合った夫も、やはりVodafoneの番号を持っていたので、そのままにしていました。かなり前の話で恐縮なのですが、当時のわたしの電話の契約では、1分間の電話料金が26セントで、1か月に20ユーロ使ったら、その半額が翌月使える電話料金として、返ってきていたような気がします。夫は、携帯電話が普及し始めた頃の契約のままで、以前は、昼間は1分35セント、夜は12セントというかなり高い料金を払っていました。電話を使って、得点をためれば、いろいろな賞品が手に入ることにはなっていましたが、二人ともそれほど電話を使うわけではありませんでした。
そんな中、数年前のある冬に、ふと郵便局でPostemobileの宣伝を見ると、期間内に、他社からPostemobileに電話会社を変えたら、同じ電話番号を使い続けることができる上に、どんな電話会社と契約している電話と話しても、1分間11セントで、しかも、相手が受話器を取ったときに課金される料金(scatto alla risposta)がないと知り、この方がずっと電話料金が安いからと、夫と二人で、VodafoneからPostemobileに切り替えました。その際、わたしも夫もVodafone側から、「もしこのまま我が社に番号を残してくれるのであれば、向こう1年は、料金をサービスして、1分間8セントにしますよ。」という誘いがありました。今さら料金を安くすると言われてもと、結局二人ともPostemobileにして、電話代がかなり安く上がるようになったので、満足しています。それに、後から分かったことなのですが、PostemobileはVodafoneの電話網を借用しているようで、以前にVodafoneで通話可能であった場所では、Postemobileでも利用できるのです。
ちなみに、数年前にわたしたちが交わしたこの電話契約、どの電話と話しても1分間11セント、SMS一つ11セントという契約は、CONvenienzaという名前で、現在も、今年の年末までに、他社の携帯電話の番号をPostemobileに持ち込めば、可能なようです。今回は、10ユーロの電話料金を無料でもらえるという特典もあるようです。
わたしは別にPostemobileや郵便局の回し者ではなくて、イタリアの郵便局では、よく長い列にいつまでも並ばなければいけないことがあることも、承知はしているのですが、一度契約さえしてしまえば、電話料金の補充は、たいていのTabaccheria (T字の看板が目印)でも、することができます。電話料金は安いのがいいという方には、いい選択肢の一つではないかと思います。(つづく)
私は電話の事も何もわからないのですが、3月になれば使えなく
なると娘が言うのです、電話料は娘が払ってますの。
ないと不便だしどういう機種がいいのかも娘任せです。
メールも出来ないから使い道がないような。