大人気、白いバーチ

 最近になって発売された白いバーチ・チョコレート、Baci Perugina Bianchiが、何でも、現在、飛ぶような勢いで売れているそうです。bianchi(発音は「ビアンキ」)は、イタリア語で「白い」を意味する形容詞です。

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 形と大きさは従来と変わらず、お決まりのかわいらしい一口サイズ。包み紙の色は、これまでのバーチとは対照的で、銀色の星が散りばめられた濃紺の空のようです。ヘーゼルナッツ(nocciola) の粒をまぶしたジャンドゥイア・クリーム(crema gianduia)の上に、ヘーゼルナッツがまるごとちょこんと載って、その全体が、ホワイトチョコレートで覆われています。

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 ぺルジーナのチョコレート工場で働く義弟によると、今はこの白いバーチが売れに売れていて、生産が追いつかないほどだそうです。個人的には、このホワイトバーチは、少し甘すぎる気がして、ブラックチョコレートで作られた従来のバーチ(記事はこちら)の方が好きなのですが、昨年のクリスマスのテーブルに並んだ白いバーチは、わたしの大家族、特に姪っ子には大人気で、何度も何度も手が伸びていました。

 ホワイトバーチの人気のおかげで、従来のバーチの売り上げも上がったそうで、ぺルジーナのチョコレート工場では、フル稼働で、白と黒の二つのバーチの生産にあたっているそうです。義弟の上司だったか工場長だったかが、「今受け取れる給料は、皆バーチのおかげ」とさえ、言ったそうです。

 箱入りの商品には、4種類、二つ・四つ・七つ・10個入りがあります。(詳しくはこちら)日本ではバレンタインデーに向けて、そろそろ店先にさまざまなチョコレートが並び始めた頃でしょうか。このバーチ・ビアンキは、中に茶色いチョコレートクリームを包み、外はホワイトチョコレートで覆われているため、バレンタインデー、ホワイトデー両方の贈り物にもなるし、イタリアの最近の味として、いい旅行みやげにもなるかと思います。

 昨秋に公開された映画、『Lezione di Cioccolato 2』では、映画の中で、新商品、Baci Bianchiの発表会があり、その万人を魅了するチョコレート作りに、主人公たちが精魂を傾けていて、この白いバーチの宣伝も、兼ねているようでした。



 前作、『Lezioni Di Cioccolato』がよかったので、見に行ったのですが、前作ほどではないものの、おいしそうなチョコレートの映像や主人公たちの恋物語を、楽しみながら見ることができました。ペルージャは、外国人大学の存在もあって、世界各国から来た学生や観光客、移民と、地元の人々が、比較的うまく共存できている町だと思います。互いに国も宗教も異なる国際結婚のカップルも多く、そういうペルージャの国際的というか、多数の文化が出会う場所という側面が、映画にうまく反映されている気がしました。

 参考までに、前作の予告編もご紹介しておきます。



 2作目は、どたばたコメディの要素が多く、若干筋が見えすぎている傾向があるのに対して、1作目の方が、映画としては、物語もよく描かれ、しっかり作られていていたように覚えています。職場の安全管理や移民雇用の無届けなど、現代イタリアの社会問題が、多少コミカルな要素を加えてはいるものの、描かれていました。興味のある方は、機会があれば、ぜひご覧ください。(DVDはこちら、アマゾンイタリアの利用法はこちら

LINK
- Perugina – Baci Perugina Bianco - Prodotto
- Vivere donna – Nasce il Bacio Perugina Bianco!
- 「バーチとアンゴラの意外な関係」 / Frasi & Storia dei Baci Perugina(バーチの誕生秘話)
- 「ペルージャ、チョコレート祭り」 / Festa del Cioccolato a Perugia 2011
- 「イタリアのバレンタイン・デー、世界のバレンタイン・デー」

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2012-01-21 15:45 | Gastronomia | Trackback | Comments(4)
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Commented by ムームー at 2012-01-22 12:13 x
なおこさんこんにちは。
いつもありがとうございます。
ペルージャは色々な国の方が来られてるのですね、国際的な文化を感じる事が出来るなんて素晴らしいです~
バレンタインデーのチョコが店頭に出ています、年々お洒落なもので溢れています。
バーチ食べてみたいです~♪
Commented by milletti_naoko at 2012-01-22 19:31
ムームーさん、おはようございます。ペルージャは、外国人大学に世界各国からの留学生が訪れる上、大学には、イタリア南部を中心にやはりイタリア全国の学生が訪れる学生の町、国際的な町と言えるのではないかと思います。イタリア全国、ヨーロッパ全体に移民が多く、国際化はしているものの、たぶんペルージャに来る外国人は、もともと就業よりも就学や観光を目的としている人が多いのが、外国文化に対して開いている理由ではないかと思います。ペルージャの人は閉鎖的だと言うイタリアの近隣の町の人が言うことが多くて、そういう側面も否めないのですが、これは昔、丘の上にある近くの町どうしが互いに敵として戦争を繰り返していたという歴史的事情からも来ていると思います。

早くもチョコレートがたくさん店頭に並んでいるんですね。いいな~! バーチ、ムームーさんがイタリアに来られて食べるのと、わたしがムームーさんに手みやげとしてお持ちするのと、どちらが先になるか分かりませんが(お嬢さんがイタリアにいらしておみやげにされるかも)、いつかぜひ食べてみてくださいね。
Commented by かや at 2012-01-23 00:46 x
こんばんは☆
ビアンキって何かで聞いたことがあった気がするんですけど、白っていう意味なんですか。
ホワイトチョコレートって美味しいですよね☆
普通のチョコレートよりも優しい味がしますよね。
日本のスーパーマーケットには今、たくさんのバレンタインチョコが並んでいます。そういえば、もうそんな時期なんですね。


うちのブログで最近の回転寿司事情のレポートを書き始めました。ぜひ見てみてください。
イタリアには回転寿司って…無いですよね?ありますか?

凸d(^ー^)pochi

Commented by milletti_naoko at 2012-01-23 02:03
かやさん、こんばんは。ビアンキは、イタリアではよくある名字で、日本ではイタリアの自転車メーカー名として知られているのではないかと思います。商店も、一つの行事が終わるたびに、すぐ次の行事の準備に取りかかって、何だか季節を先取りしているようですね。回転寿司はわたしは見たことはありませんが、インターネットで調べると、イタリアにも存在するようです。(実は日本でも地方に住んでいたので見たことがありません。)
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