イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

Non incutete odio, seminiamo la pace

Non incutete odio
Non seminate violenza
Non urlate solo per attacare chi ritenete colpevole
ma alzate la voce per costruire, ricostruire

Non incutete odio, seminiamo la pace_f0234936_19483546.jpg

Non generalizzate
Non semplificate
‘dipendenti pubblici’, ‘immigrati extracomunitari’, ‘gay’…
Chi raggruppa tutte le persone appartenenti a qualche categoria,
mette loro l’etichetta del male inguistificata
e le accusa tutte senza distinzione
semina in qualche modo odio e pregiudizi
Basta certi programmi televisivi in cui
le donne vengono trattate come fiori da abbellimento
come se fossero oggetto da vedere, possedere, desiderare

Regolate le trasmissioni dei gialli
in cui troppo spesso e troppo facilmente
si ricorre all’omicidio per rancore
e dei telegiornali che seguono
i casi di omicidio con insistenza anormale

La vita è troppo preziosa
per essere trascorsa nel rancore
Preziosa e inviolabile la nostra vita e
lo è anche la vita di lui e di lei
che forse per qualche ragione vi ha deluso
o ha scelto di vivere senza di voi
ma se la amaste veramente,
pregate la sua felicità pur difficile e doloroso

Siamo tutti esseri umani
ciascuno con il suo cuore, con il suo intelletto, con i suoi problemi
Invece di categorizzare e accusare
cerchiamo di pensare come possiamo riuscirci insieme
Invece di portare rancore e cercare un capro espiatorio
prendiamo le mani a vicenda

Non si costruisce niente con grida
Il rancore lacera anche noi stessi
Seminiamo gioia, fiducia e solidarietà
E’ un periodo difficile per tutti
e per questo ci vogliono ancora di più
emozioni e pensieri positivi.

Seminiamo un seme di pace e speranza
insieme ci riusciremo

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented at 2013-03-07 23:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by milletti_naoko at 2013-03-07 23:28
こばさん、こんにちは。昨日、夫が勤めるウンブリア州の駅前庁舎で、経済的支援を断られた経営者が、担当者の女性二人を射殺し、自ら命を絶つという事件がありました。

犯人が精神的問題を抱えていたためでもありますが、最近のイタリアで、経済危機や治安への不安から、政治家、公務員や移民などに、標的を絞って責任を負わせ、ひとくくりに糾弾する残念な風潮があります。

政治も、右派・左派の議員たちが、市民のためになるかどうかよりも自派の訴える政策か否かに重きを置き、建設的な議論をせずに口論に走り、国益よりも自己の利益を図りがちであったために、多くの票がGrillo率いる新党に流れたのでしょうが、国をようやくよりよい方向に導くのに貢献しようと議論に参加する姿勢を見せるどころか、声を荒げて、非難の声を上げるばかり。

苦しいからこそ、話し合わなければ、支えあわなければいけないのに、これではいけないと、少しでも多くのイタリア人に考え直してほしくて、訴えたくて書いたので、言語はイタリア語を選びました。
Commented by koba at 2013-03-08 08:55 x
要約ありがとうございます。当たり前ですが、イタリア語の方が悲痛な思いが届きます。何処も人心の荒廃が進んで行きますね。かって
も来た道なのですが、光明が見られません。
seminano un seme. 光明です。
イタリアの方のコメントが見られたらと思いますが、英数のみではコメントが入りません。
Commented by ムームー at 2013-03-08 16:59 x
なおこさんこんにちは。
忌まわしい事件が身近で起こったのですね。
どこの国も国民は置き去りにされていきますね。
考えを今こそ立て直す時なんでしょうね。
美しく咲くお花を見ながらこういうのを書かれるなおこさんに
尊敬と拍手です~
Commented by milletti_naoko at 2013-03-08 18:02
こばさん、どういたしまして。イタリア語でのコメントはFBやツイッターの方にいくつかもらっています。憤るだけではだめで、もっといいことにも目を向けないと、わたしたち自身も気をつけなければという友人のコメントが印象に残りました。
Commented by milletti_naoko at 2013-03-08 18:10
ムームーさん、こんにちは。国の経済建て直しのための緊縮財政によるしわ寄せで、苦境を強いられている人は大勢います。ただ、その罪を国家を代表する公務員などに負わせて、糾弾することで民意をつかもう、視聴率を上げよう、票を動員しようというマスメディアや政治運動も、こうした悲劇的な事件が起こった背景にあると思います。

まだ雪の残る岩山に、それでも美しい花を咲かせるクロッカスのように、苦しいときだからこそ、いがみ合い、責任を押し合いつけては前に進まなにので、他の政党と話し合い、なんとかイタリアが前に向いて動いていくようにしてもらいたいのですが……

ムームーさん、ありがとうございます。小さい一声でも、風潮を変えること、誰かに考え直してもらうことにつながればと思って書いてみました。
Commented at 2013-03-08 20:13 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by milletti_naoko at 2013-03-11 22:41
鍵コメントの方へ

こんにちは。ありがとうございます。本当に、声を上げるだけで、相手の意見に耳を傾けない、建設的な議論ができない政治家、政党のリーダーが多くて困りますよね。 Movimento 5 stelleも、多くの人が革新を期待していたでしょうに、前向きに行動を起こさずに、PDが提案する方針には賛同できるものも多いはずなのに、一蹴して再選挙をとは、呆れて物が言えません。移民排斥・移民差別を声高に叫ぶLega Nordがロンバルディア州を押さえたこと、相変わらず票が集まることにも不安を覚えます。 ありがとうございます。少しでも何かが変わるきっかけになればと、一人にできることは少ないけれど、書いてみました。同性愛者問題については、わたしはカトリック教会の頑なな態度と市民の偏見を煽るような数々の発言、教会のイタリア政治への介入に、憤慨しています。あえて一言加えたのですが、同じように思っているイタリア人も多いようで、心強いです。
by milletti_naoko | 2013-03-07 11:50 | Vivere | Comments(8)