幹とスミレとアスパラガス

 昨日、3月27日水曜日の午後は、ミジャーナ(Migiana di Monte Tezio)に出かけました。

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 この大きな幹を使えば、改築中の家に、趣のある洗面台が作れるのではないかと考えたからです。

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 前回よりもさらにたくさんのスミレたち(violette)が、野山のあちこちに、かわいらしい花を咲かせています。

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 驚いたことに、ミジャーナに着いてみると、先に義父母がやって来て、義父は門柱を仕上げる作業にいそしみ、義母はスミレの花を摘み、野生のアスパラガスを探していました。

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 そこでわたしも、アスパラガスを探そうと、山の斜面を登りました。夫は、さまざまな幹の長さや高さを測り、設置したいトイレの幅や奥行きも測って、どの幹をどんなふうにトイレに設置できるかを検討しています。家の裏手にはイトスギの木が多いため、花粉の飛散量が最も多い今の時期は、家の近くにいるのがつらく、また、家のまわりのアスパラガスは、義父母がすでに見つけてしまっただろうと考えて、アスパラガスを探しながら、斜面を登って行きました。

 右手奥に、雲に覆われていますが、横長の台形の形をしたスバージオ山(Monte Subasio)が見えています。

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 写真の手前に見えるのが、野生のアスパラガスの親の木で、アスパラガスは、この周囲に生えて育ちます。ですから、この親の木を見つけては、その近くに生えているアスパラガスがないかどうか、注意深く探しました。

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 親の木はあちこちにあるのですが、アスパラガスはありません。そこで、こんなふうに、少しですが、森の中に分け入ったりもしました。最初は、3本、5本見つかったら夫のところに戻ろうと思っていたのですが、1本も見当たりません。熟練を積んだ目ざとい義父がすでに摘んでしまったのかしら、それにしても、1本や2本は見落とすアスパラガスが、どこかには必ずあるはず。

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 アスパラガスは見当たらないのですが、スミレの花は、斜面のあちこちに咲いていて、花たちに慰められ、励まされました。

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 こんなふうに、オリーブの木(olivo)の根元を飾っている花もあれば、

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オリーブの幹から生えているように見えるスミレもあります。

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 結局、わたしがアスパラガスを見つけようと探している間に、夫が先に作業を終えて、迎えに来ました。

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 まだ寒いので、アスパラガスは見つからないとのことです。家の周囲のよく日の当たる、比較的暖かい場所で、お義母さんは、いくつかアスパラガスを見つけたそうですが、まだまだ小さいので、育ち始めるのはこれからだということです。

 確かに、今週の初めは、イタリア北西部が突然の異常な寒波・悪天候に襲われ、ペルージャでも、気温が急に下がって、最低気温が1、2度と低くなっていました。

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 ちなみにこちらが、お義母さんが昨日見つけた野生のアスパラガス(asparagi selvatici)です。天気予報によると、これからも雨の多い肌寒い日が続き、春らしい気候になるのは、4月半ばを過ぎてからとのことです。筍と同じで、野生のアスパラガスも、雨が降ったあとには、たくさん見つかるのですが、暖かくならないと顔を出しません。おいしいアスパラガスの卵料理を食べられるまでには、今しばらく待つ必要がありそうです。

Tronchi, Violette & Asparagi

- Ieri pomeriggio quando siamo arrivati a Migiana, c'erano già i miei suoceri!
- Mentre mio marito misurava i tronchi e il bagno, io camminavo tra gli olivi, cercando gli asparagi selvatici; lui ne ha trovati alcuni il giorno prima. Ho deciso di scendere solo dopo aver trovato un po' di asparagi e sono entrata pure un po' nel bosco, ma niente.

- Tantissimi fiori di violetta mi consolavano e mi incoraggiavano. Bellissimi! Alcuni crescono addirittura sul tronco di olivo o almeno così sembrava.

- Conclusione: e' ancora troppo freddo per trovare gli asparagi. Anche mia suocera ha trovato solo alcuni piccolissimi sul prato che è più soleggiato.

関連記事へのリンク
- 野生のアスパラガス (22/4/2010)
↑↑ 下ごしらえと料理の仕方。
- 初夏の恵みを味わう散歩 ~ヒナゲシとアスパラガス (10/6/2010)
↑↑ 野生のアスパラガスの探し方。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-03-28 11:29 | Fiori Piante Animali | Comments(6)
Commented by クロちゃん at 2013-03-28 19:46 x
なおこさん、こんばんは♪
スミレの色がとっても綺麗です。d(-。∂)good!!
そして、野性のアスパラガスって、最高の味でしょうね。
花と美味しい贈り物。
自然はやっぱり素晴らしいです。(^^)/
Commented by milletti_naoko at 2013-03-28 20:08
クロちゃん、こんにちは! きれいな色のスミレが、野山のここかしこに咲いていて、本当にうれしかったです♪ 少し苦味がある野生のアスパラガス、炒めると鮮やかな緑色になって、春のエネルギーを分けてくれそうで、大好きです。本当に、自然はすばらしいですよね。
Commented by koba at 2013-03-29 07:37 x
おはようございます。もう春と思える日と冬に戻ったような日の繰り返しで、まさに三寒四温の最後頃ですね。日本で言うと蕨でしょうか。本当に自然の恵みですよね。そろそろ筍も出始めます。最近新聞のコラムを写すのが日課の人が多いように新聞?に書いてありました。そこで私はなおこさんのイタリア語の箇所を書き写し辞書を引き朝の日課にさせていただいております。効果も期待したいですが、読む楽しみが増えました。一粒で二度おいしい思いです。
Commented by milletti_naoko at 2013-03-29 16:42
こばさん、おはようございます。蕨、蕗の薹、日本で春の野に探しに行く山菜が、探したことはなく、食べたことしかないのですが、なつかしいです。自然の恵み、春の化身のようで、暖かくなると一気に生えてくるアスパラガスが、また食べられる日が楽しみです。

ありがとうございます。そんなにていねいに読んで、楽しみにしていただいているなんて。イタリア語の部分は、写真を楽しみにしてくれている夫やイタリアの友人たちのために、イタリア語でざっと要約を書いたもので、きちんとした文章になっているものもあるのですが、新聞の見出しのように名詞構文で動詞を省略したり、話し言葉のように、文をすべて言わず、はしょっている部分もあります。たとえば上の文の二つ目の項の文末では、ちゃんとした書き言葉では、ma non ho trovato nienteと書くべきところを、前後の文脈から分かるからnienteで済ませています。きちんとした文を書くより、端的に要素だけ伝えたいと思うのでこうなるのですが、その辺だけ意識しておいてくださいませ。
Commented by ムームー at 2013-03-29 17:58 x
なおこさんこんばんは。
美しい眺めの景色の中にお家があって四季折々楽しみ
ですねぇ、映画のシーンのよですね。
綺麗なスミレがこんなふうに咲き乱れる様子素敵~
こちらも気温が定まらず寒かったりして春らしい日々が
続きません。
いつも優しい言葉をありがとうございます。
Commented by milletti_naoko at 2013-03-29 18:25
ムームーさん、おはようございます。ミジャーナの家の周囲に、こんなにたくさんスミレが咲いているのは初めて見ました。しばらくしたら、丘の斜面にはアスパラガスや蘭の花が顔を出して、また目と舌、心を楽しませてくれることでしょう。四季や自然の恵みを楽しめるのがありがたいです。日本でも、春の訪れは足踏みしているんですね!

こちらこそいつもうれしいコメントをありがとうございます♪
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