ちゃっかりツグミと庭の花たち

 うちの庭で一番よく見かける野鳥は、このクロウタドリ(merlo)です。

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 羽毛の色が、雄は黒、雌は茶色で、雌雄が違う鳥のように見えてしまうのですが、我が家で見かけるのは、たいていこちらの黒い雄鳥です。上の写真は、離れて撮影した鳥を拡大したものです。鋭い目つきと後ろに伸びるしっぽを見て、ついガッチャマンを連想してしましました。

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 イタリアでは、たいていの場合、家庭で食事をするたび、テーブルクロスを広げます。そして、食事の後、テーブルクロスに残ったパンやケーキのくずを、庭があれば、野鳥のエサにと、布から庭の地面の上にまき散らします。うちでもこうやって、パンくずを庭にまくことが多いので、いろんな野鳥が食べに来るのですが、一番よく姿を現すのは、このクロウタドリです。

 ふだんは、わたしたちと目が合っただけで飛び去ってしまうクロウタドリが、昨日は、わたしや夫の存在にまったく動じず、いつまでもいつまでも庭を跳び回っていました。花の種をまこうと、夫が草を刈り、掘り起こした土の中に、好物のおいしい虫が見つかるからでしょう。食欲に駆られて近づいても、夫がかまわず庭を耕し続けたので、「この大きい変な動物は近づいても安心だ」と学習したのかもしれません。

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 庭には2本梨の木(pero)があります。こちらの梨は、まだつぼみですが、

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こちらの梨には、もう、きれいな花がたくさん咲いています。

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 庭の一角に、いろとりどりの野の花が、かわいらしい花を咲かせているところがあるよと、夫が教えてくれました。

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 イタリア語でlatte di gallina(直訳すると「雌鶏の乳」)と呼ばれる、白い花もあります。春に野山を歩くと出会える野の花たちが、たくさん庭に咲いているのを知って、うれしくなりました。

 先月下旬に球根を植えたヒヤシンスたちは、まだ地面から顔を出していません。あれからしばらく、ひどく寒い日や雨の日が続いたので、球根がそれを冬と勘違いして、育つ準備をしてくれていたらと祈っています。

Di solito, i Merli sono svelti; appena ci vedono, volano via.

Invece questo merletto, sabato, girava tranquillamente nel nostro giardino, senza avere paura di noi. Pescava gli animaletti nel terreno zappato e continuava a cercare i cibi.

Ora sono fioriti anche i Peri. Latte di gallina, Muscari - diversi fiori spontanei nel giardino.

関連記事へのリンク
- 花咲け花咲け春の庭 (24/3/2013)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-04-14 22:36 | Fiori Piante Animali | Comments(4)
Commented by kazu at 2013-04-16 17:31 x
なおこさん、こんにちは。イタリアも春爛漫になってきましたね。自然は動物も植物も正直です。あのmerlo、先日ツグミだと知ったばかりの単語で嬉しかったです。我が家の小さな庭にはすずめがよく来ていて、犬のフードを粉にして蒔いてやるとついばんでいました。なので常連すずめはよく太っていて、新参者とすぐ見分けがつくのがおもしろかったです。

それにしてもなおこさんのお家には桜の木まであって素晴らしいですね。少し前の記事にB&Bにするとありましたが、もしオープンされたら利用させていただきたいです。予約第一号、手をあげておきますね・笑。それとヒヤシンス、冬の寒さにしっかり当たらないと芽が出ても花が咲くかどうか不安ですが、どうか花芽がついて開花しますように祈っていますね。
Commented by milletti_naoko at 2013-04-16 19:02
かずさん、こんにちは。すずめたち、ここは優しいかずさんが食べ物をくれると知っていて、しばしば訪ねてくるんですね。merloはこちらではよく見かける鳥で、学生の頃には、Via Cantamerloという通りに住んでいたことさえあります。わたしは恥ずかしながら、「ツグミ」がどんな鳥かを知りませんでした。動植物に詳しく、野山を歩くのが好きな夫のおかげで、イタリアに来てから名前を知った動物や植物がたくさんあります。

B&Bになる予定なのは、現在改築中のミジャーナの家なんですよ。少し町から離れていますが、自然が豊かで、春にはエニシダや野バラ、自生のランの花がきれいで野生のアスパラガス狩りができ、秋はオリーブに実がみのり、年中通して、自然の中の散歩が楽しめます。

昨日、ヒヤシンスの芽の第一号が顔を出しました。どうかこれから次々に、芽が出て花が咲いてくれますように。お祈りをありがとうございます♪
Commented by fusello at 2013-04-17 19:17
naokoさん、こんばんは☆
間違って途中で投稿してしまいました。削除してくださいませ。

このクロウタドリ、つがいでやって来るのではないのですね!
名前から察するに美しい声でさえずるのでしょうか?
可愛いクロウタドリのことmerlettoと言うんですね!
merletto(レース)と同じ単語にビックリ。
あとpero(ナシの木)とpera(ナシ)の違いも解り、勉強になりました。ありがとうございました♪
Commented by milletti_naoko at 2013-04-18 15:23
Fuselloさん、おはようございます♪ つがいで来ることもまれにあるのですが、うちの庭では、たいてい黒い雄鳥だけを見かけます。クロウタドリはmerloで、ここでは、何だかかわいらしいので、縮小辞-ettoをつけて、merlettoと呼んだのですが、そう言えば、merlettoには、Fuselloさんお得意の「レース」という意味もありましたね!

どういたしまして! そうなんです。olivo(オリーブの木)、oliva(オリーブの実)を始め、イタリア語では、語尾が-oの男性名詞だと木、語尾が-aの女性名詞だと実・果実を表す場合がよくあります。レモンやブドウなど例外もあるのですが、詳しくは過去のメルマガに書いていますので、よろしかったら参考にしてください。
第6号 「春、映画『Ex』続編」
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