シエナ地方庭園めぐり sanpo

 5月26日日曜日は、トスカーナの4都市で、歴史ある私邸の庭園が1日無料で一般公開されるというので、シエナに向かいました。フィレンツェにはさぞかしみごとな庭園が多いことだろうと思いつつ、ペルージャから車で、フィレンツェまでは片道2時間である上、渋滞が多いため、片道1時間半ですむシエナ周辺に行くことにしたのです。

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 四つの庭園を訪ねたのですが、中でも、午後訪ねたチェティナーレ邸(Villa Cetinale)の庭の美しさに感動しました。

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 英国式庭園には、色とりどりの香り高く、美しいバラが咲きほこり、古い大きなバラの木が、花を咲かせながら、アーチを作っているところが、いくつもあります。

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 いくつも続く緑のトンネルを通り抜けると、

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こちらの噴水と彫像が、出迎えてくれました。

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 邸宅の後ろに一直線に伸びる、芝生に覆われた道を、いかめしい顔をした彫像や、杉並木の間を通って歩いて行くと、奥には急な斜面があり、正面に見える丘の頂には、かつて修道士が暮らしていた庵があります。

 丘への登り口までは、緑のじゅうたんを、のんびりと歩けるのですが、

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その先は、急傾斜の、緑に覆われた石段を登って行かなければなりません。ちなみに、こちらの階段は、Scala Santa(訳すと、「聖なる階段」)と呼ばています。

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 ようやく庵(Romitorio)が見えてきました。一足先に着いた夫が、手を振ってくれています。

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 登るのは大変でしたが、上からの見晴らしはすばらしく、館や杉並木が、はるか下方に小さく見えています。

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 庵からは、来た道を下るのではなく、木々の間を通るゆるやかな下り道を歩いて、La Tebaide(意味は「人里離れた場所、隠遁地」)と呼ばれる森の中に入りました。森の中には、風情あふれる、こんな池があります。

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 わたしたちが下った道は、修道士たちが改悛の思いで登った道であるようで、道のところどころに、改悛の情に満ちた修道士の像が像が立っていました。

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 花盛りの頃はさぞかしみごとだろうと思われる、みごとな藤の木もありました。

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 わたしたちは、午後の開園時間、午後3時に入園したので、まだ人がそれほどおらず、屋敷の前に置かれた車も少なかったのですが、

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 訪問を終えた5時過ぎには、チェティナーレ邸前の道も、館に至るまでの道も、至るところに路上駐車の車が果てしなく長い列をなしていたので、びっくりしました。

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 それはすばらしい庭園ですので、皆さんも、機会があれば、ぜひ訪ねてみてください。

Giardino di Villa Cetinale Sovicille (SI) 23/5/2013

- Gallerie delle rose profumate, panorama dal Romitorio, stagno con le ninfee...
- Un giardino bellissimo!!

LINK
- cultura.toscana.it – Villa Cetinale
- Giornata Nazionale dell’A.D.S.I. “Toscana Esclusiva” – XVIII Edizione Firenze, Lucca, Pisa, Siena cortili e giardini aperti – programma completo

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-05-31 23:12 | Viaggi in Toscana | Comments(2)
Commented by sara at 2013-06-01 21:33 x
なおこさん こんばんは

英国式庭園とても素敵ですね。建物が好きです^^
世界中今の季節は薔薇一色のようですね^^綺麗です。
載せてある藤の木根が張っているのでしょうね。
大きいのに驚いています。花も凄いんでしょうね。

景色全体が雄大でミーララーゴからの景色は素晴らしいです。見ているだけでもそう思えるから実際見ると感動でしょうね。
素敵な庭園を見せていただいてありがとうございます^^
Commented by milletti_naoko at 2013-06-02 07:20
Saraさん、こんばんは。チェティナーレ邸の設計に当たったのは、かの有名なベルニーニの弟子である建築士だそうです。優雅な建物が、きれいで手入れの行き届いた庭園とよく調和していますよね。

そうなんです。わたしも夫も、中でも英国式庭園に一番魅かれました。まだ花の咲いていない、緑のアーチもいくつもあるのですが、途中で夫が幹や枝のとげを見て、それもこれもバラの花であり、しかもとても大きな歴史のあるバラだと気づきました。言われてみたら、ひっそりと、花がいくつか咲いていました。藤の木の根が本当に太くて、幾重にもなり、角の向こうにある地面から生えて、壁ぞいにずっと長く長く伸びているので、藤の木の大きさにびっくりしました。本当に花が咲く頃はさぞかしみごとだろうと思います。幸い、二つだけ藤の花房が残っていて、それが上に載せた写真にも、小さく小さく見えています。

ミーララーゴからの景色、山のふもとの田園風景から、トラジメーノ湖まで、さらにその向こうの山並みまで見わたすことができて、緑と湖を眺めると、いつも感動します。こちらこそ、うれしいコメントをありがとうございます♪
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