わたしとイタリア語、思い出の学校2

 わたしがイタリア語を勉強し始めたのは1999年8月ですが、当時住んでいた小さい町には、NHKラジオの電波も届かず、松山にさえイタリア語を教える学校はないという状況だったため、まずは入門書や練習問題集をそろえ、イタリア語の勉強を始めました。並行して、イタリア語を学習するきっかけとなった、ダブリンの英語学校で出会った友人たちが勧めてくれた歌手のCDを購入して聞いたり、テレビのイタリア語講座を見たりもしていました。ただ、仕事が忙しい中での、あまり仲間のいない独学は、つい怠ける方に傾きがちになるため、途中から、文法と作文・翻訳添削中心の通信講座を始めました。料金がひどく高いわりに、提供している学習内容は今ひとつだったように感じているので、名前はご紹介しません。ただ、初級については、毎月何かの文法項目について学習し、それについて課題に答えて送付し、添削を受けるという形だったおかげで、毎月、手持ちの学習書の中の、該当する課をきちんと勉強するという学習のリズムを作ってくれました。翻訳・作文が中心だったように覚えている上級講座までは、日本からイタリアに向けて出発する時点ですでに修了していました。並行して、実際に出会った、あるいはオンラインで知り合ったイタリアの友人たちと、イタリア語でメールを交わしたり、イタリア語の音声CDつき雑誌を講読したり、イタリア語の本を取り寄せて読んだり、歌や映画を通してイタリア語に触れたりもしていました。

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Città di Urbania vista da Peglio 27/8/2011

 退職して、2002年4月からイタリアで語学留学をすることを決心してからは、どこで勉強するのがいいだろうかと、本やインターネットで調べ、京都で開かれた留学説明会に、はるばる愛媛から参加しました。結果として、まずは地方の小さい私立の語学学校で、村の人と交流しながらイタリア語で聞き、話す力を身につけ、それから、ペルージャの外国人大学で、イタリア語やイタリア文化について、より深く学ぼうと考えました。今振り返って、いい選択をしたなと感じています。マルケの小さな村、ウルバーニアでは、数か月過ごすと、近所の人や見知らぬお年寄りが、声をかけてくれたり、食事に招待してくれたりして、学校で出会った世界各国からの友人だけでなく、イタリア語で話す機会が多く、地元の方と交流をすることもできました。大切な友人たちにも出会うことができました。

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 わたしが通ったのはこちら、Centro Studi Italianiという学校です。先生が熱心で親切で、とにかく話す機会を設けよう、いろいろとわたしたちに興味があることを教えようとしてくださいました。冒頭の写真でお分かりのように四方を山に囲まれていて、交通の便がそれほどいいわけではありませんが、すぐ近くにあるウルビーノを始め、フィレンツェやサン・マリーノなど、学校でいろいろと、小旅行を計画してくれました。オペラ歌手志望者たちが学ぶアメリカの大学との提携もあって、夏にはこうした学生たちが多数押し寄せ、毎週イタリア語の歌のコンサートがあったり、村の劇場で、学生たちによるオペラの上演があったりもして、楽しかったです。

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Con amici di Urbania 26/8/2011

 日本でしっかり勉強していたおかげで、最初から上級クラスに入ることができました。授業の理解には問題がありませんでしたが、しばらくは、言いたいことがあったときに、言いたいことがすぐに言葉として出てこなくて、もどかしい思いをしました。もともと日本で国語を教えていて、正しくきちんと話さなければいけないという意識が強かったためでもあるのでしょうが、当時の友人たちにも、「イタリア語を上手に話すけれど、ゆっくりゆっくり話をするね。」と言われました。外国語学習は車の運転を学ぶのに似ています。いくら車のしくみや交通規則を習っても、実際に自分で車を運転し、さらに運転に慣れてからでないと、いちいち考えずにさっと運転ができるようにはなりません。外国語も、文法や語彙をいくら知っていても、実際に使う機会がなければ、頭のどこかには存在する知識が、さっと口から出てくるようにはなりません。小さな村で親切な村人たちと、そして、学校が小さいので、授業中も授業の後も、イタリア語で何かと話す機会を持てたおかげで、ウルバーニアでは、日本でわたしに欠けていた路上教習、コミュニケーション実践を積むことができました。

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Cena @ Casa della Tintoria, Urbania 26/8/2011

 春先の人数が少ないときには、文法の授業では、発言の機会が多く、先生がきめ細かく指導してくれるという利点があり、上級クラスであった上に、英語圏ではないヨーロッパ諸国からの留学生も多かったので、幸い授業以外の場でも、友人たちとはイタリア語で話すことができました。ただ、すぐ近い国から来るこうした留学生は、2週間、1か月と、わずかな期間滞在しては、自国に戻る傾向があって、親しくなったと思ったらさよなら、そして、生徒がしばしば変わるので、遠過去や接続法など、授業内容も、同じことを学び直すこともまれではなく、留学期間が終わる半年後には少々退屈に感じることもありました。

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Con lo chef 26/8/2011

 午後には、イタリア語会話や美術、歴史、文学などの授業がありました。美術の授業では、ウルビーノの美術作品について詳しく学んだ後、ウルビーノへの学校からの小旅行があって、授業も旅行もとても興味深かったです。文学は、後でペルージャ外国人大学で受けた、内容が濃く、しかもおもしろい授業に比べると、まだ大学生だった、校長の娘さんの授業だったこともあり、もっと工夫できたのではないかと思います。ある作家の作品を、作者や作品解説を読んだあと、ひたすら読み続けるという感じだったのですが、それでも、いろいろな文学作品に接する機会を持つことができました。歴史の授業は、おもしろいこともあった一方、オーストリアからの留学生が憤慨するほど、歴史をイタリア寄りにゆがめて説明するなど、主観的になりすぎることもありました。これも、ペルージャ外国人大学のイタリアの歴史の授業を受けて、そのときに、学問的根拠があり、かつ客観的でおもしろい歴史の授業とはこういうものなのだと、感心しました。小さい学校でありながら、イタリア語だけではなく、イタリアの美術や歴史の授業があるのが、わたしがこの学校を選んだ理由の一つなのですが、美術の授業をのぞいては、こういう文化の授業の講師の資格に問題があった気がします。というわけで、話す機会を多く持てたという点には感謝しているものの、イタリア語やイタリア文化について、本当に系統だった学習を、しかも深くできたのは、やはりペルージャ外国人大学の講座でだったと思います。

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Il Mattarello, Urbania 26/8/2013

 お金を別に払って、当時は存在していたイタリア料理のコースにもしばらく通いました。イタリアやマルケの料理について、単に作り方だけではなく、文化や歴史も学ぶことができて、さらに、おいしくて、それほど手間はかかなない料理をいろいろと教えてもらって、とても参考になったし、何より楽しかったです。この授業を教えてくれた先生、フランチェスカは、実はわたしの親しい友人のいとこです。今も村で、家族と共に、手作りのパスタやピザなどを作って、店で売っているため、ウルバーニアを訪ねたときには、あいさつがてら訪問して、とびきりおいしいおみやげやおやつを、いくつか購入しています。

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 おととしの話ですが、この虹色のピザを夫へのおみやげにと購入したのですが、野菜たっぷりで彩りがきれいで、しかも、それはそれはおいしかったので、夫も感激して、どうやって作ったのだろうと、食べながら生地を見て研究していました。

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Palazzo Ducale e Museo Civico, Urbania

 滞在で一番わたしにとって問題だったのは、ホームステイ先です。受け入れ先の家族との交流や会話を期待していたのに、わたしが当たった家は、経済的な理由だけで留学生を受け入れていて、夕食も頼んであったのに、家族はすでに先に食べてしまったあと、わたしだけ一人で、冷たくなった食事を食べなければなりませんでした。洗濯も、それは考えたらそういうものかもしれませんが、7ユーロだか8ユーロだかお金を払って頼まなければいけませんでした。他の友人たちは、いつも夕食を一緒に食べて、遅くまで話をしたり、日曜に一緒に出かけたり、支払ってはいないのに昼食にも招待されたりと、面倒みのいい家庭に当たった人も多いようで、そういう話を聞くたびに、悲しくなりました。幸い、途中で学校側に相談して、ステイ先を交換してもらい、今度は温かく、かつ国際交流に関心のある家庭で過ごすことができましたし、その頃にはすでに、ウルバーニアに家族ぐるみで親しくなった友人ができたり、知り合いのお年寄りがたくさんいたりして、しばしばそういうお宅でごちそうになり、また、一緒に過ごしたりしていました。

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 ホームステイにはあたりはずれがあるし、合併授業や授業のレベルの問題も、小さい村の小さい学校では仕方ない点もあるのではないかと思います。外国人大学の上級コースの授業は、留学生の大半が、少なくとも講座が続く半年はしっかり勉強しようと考えて来ているのですから、しっかりした授業編成や計画ができるのは、当然と言えば当然でもあります。2002年4月から9月末に外国人大学に入学するまで、半年間学んだ学校は、いろいろあったけれども結果として、いい思い出・学び・交流の機会をたくさん与えてくれました。村の人も温かく、村は空気も眺めも治安もよくて、わたしがイタリアで暮らし始めた最初の半年を、そういう村で過ごすことができたのも、この学校のおかげだと、いろいろな意味で感謝しています。

Ricordi di Urbania e della scuola, Centro Studi Italiani

- Urbania, bellissimo paesino delle Marche dove ho iniziato a vivere
in Italia, gente e amici gentili, accoglienti e simpatici.

- Centro Studi Italiani, molto bei ricordi delle lezioni, tempo trascorso con gli amici, escursioni, concerti & teatro. Insegnanti bravissimi e disponibili.

- Tutto buono @ negozio, Il Mattarello. Bella e ottima la pizza arcobaleno. Anche qui ricordi della scuola, ho imparato nel corso di cucina italiana da Francesca.

- Piatti squisiti e belli da vedere, decorati dai fiori @ Casa della Tintoria.

Sì, ad Urbania ci si mangia anche bene!

LINK
- Urbania l’antica Casteldurante - HOME
- Centro Studi Italiani – Italian school of Italian launguage and culture for international students (In italiano)
- Centro Studi Italiani – Italian school of Italian launguage and culture for international students (In English)
- Casa Tintoria - Cucina
- mestieriartigiani.com – Il Mattarello. Alta gastronomia tipica del territorio

関連記事へのリンク
- 思い出の学校1 (2/12/2011)
- 指輪の行方 (21/4/2012)
- ルパンと里帰り (16/9/2012)
- 悲しい帰郷 (11/4/2013)
- 「直子の訪伊日記Ⅰ 出発編」 (3/4/2013)
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-12-13 19:20 | Ricordi | Trackback | Comments(13)
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Commented by とすかーな at 2013-12-14 07:06 x
今日の記事、ゆっくりじっくり読ませてもらいました。あ~、こういう体験って深い思い出になりますよね。イタリアに来てすぐに親しい付き合いをするイタリア人に会えるってなかなかないですし、町の人と会話を交わす機会をもてたのはとっても良いですね。
語学の学習にしても、今の自分の状況とくらべて、大変ではあるけれど、なおこさんのようにじっくりと取り組んだあとの成果は大きいなぁと思いました。
しかしなんといっても、なおこさんのこつこつと続けてきた努力に感服しました。
Commented by ムームー at 2013-12-14 09:39 x
なおこさん
おはようございます。
松山での生活からイタリア留学まで、色々と
調べて行かれる、当たり前のようなことですが
なかなか忙しいと出来ないこともありますね。
なおこさんの考え方や生活、勉強への取り組みは
これから学ぶ人にとってとってもためになり参考に
なりますね。
ホームステイ先の治安も気になりますし、何より
お宅の雰囲気に受け入れですねぇ。
素晴らしいお話にわくわく読み進みました~♪
いつもありがとうございます。
Commented by アリス at 2013-12-14 16:09 x
私も今日のなおこさんの記事をじっくり読ませていただきました。なおさんは、語学が好きとおっしゃる通り、本当にじっくりと長い時間をかけて丁寧に勉強されたのだなあ・・・と感心しました。そして、いろいろな方との出会いによって励まされ、なお深く勉強できたこと、素晴らしいなあと
感じました~♪料理まで習われたというのに、少し興味がわきました(笑)。語学=文化ですね!両方学んではじめて理解できるのだと思いました。
私なんかだと、料理が好きなのでそちら方面からアプローチすれば、語学も少しものになるかも???なんて勝手なことを少し思いました。
そして、イタリアにオペラ歌手志望の学生が短期留学で来て、歌劇の上演があったりしてとても濃い時間をすごされたのだと、羨ましくも感じました(*^_^*)
Commented by kazu at 2013-12-14 18:26 x
なおこさん、こんばんは。しばらくご無沙汰していました。ずっと読み逃げでしたが、今回の記事はとすかーなさんと同じで何度も読み返しました。なおこさんの真摯な姿勢がひしひしと伝わってきて、今のなおこさんがご立派にこうしておられるのも心底納得します。私はプチ留学で、もう見るもの経験するもの、珍しくて面白くてそれだけで過ぎてしまって、恥ずかしいほどです。でもいい大家さんと友人たちに当たったお陰で、良い思い出ばかりで幸せでした。

実際に現地で生活しますと、沢山の不便や不具合なども出てきますし、往々にして最初に期待した留学生活とはかけ離れるものですが、それでも初志貫徹されたなおさんはやっぱり凄いと改めて思います。それにしても選択する学校も住む場所もしっかり考えなくてはいけませんね。
Commented by suzu-clair at 2013-12-15 00:56
本当になおこさんの努力の積み重ねがあって、
現在があるのですね。

なおこさんの記事を拝読しながら、
自分のフランスでの語学学校の思い出を重ねて、思い出したりしました。

語学学校は、ほんとにいろんな留学生が入れ替わりたちかわりする中での、出会いと別れが繰り返されたりして、
そこでのさまざまな国民性の違いを知ったりと、
いろんな発見がありますよね。

私は、日本人同士だとなんとなく通わってくる
ニュアンスや本音のような部分が読み取れないことに、
ちょっとだけ苦悩を感じたことがあったなあと思い出しました。
そんななかで、
私たちを温かく応援し続けてくださった先生たちに恵まれたこと、とてもいい思い出になっています。
こういう経験って、
一生の思い出になりますね。

私は、現地になじんで自分で生活できるまでの力をつけるほど滞在できませんでしたが、
いろんなご経験を経てイタリアでの今を生きていらっしゃるなおこさんには、
本当に頭が下がる思いです。
Commented by milletti_naoko at 2013-12-15 02:54
とすかーなさん、わたしの場合は、一生涯安定した生活を保証してくれたはずの公立高校の教員という職を投げ打って、自分の将来が不確定な荒波という、退職・イタリア留学に飛び込んだので、この選択を後悔しないものにしようと、将来新たに身を立てる資本となる自分のイタリア語をとにかく磨こうと、必死だったのです。

とすかーなさんやライラさん、Patataさんのように、愛する人がたまたまイタリア人で、人生を共にするために人生を180度転換してイタリアで生活を始め、新しい家族と、妻として、家族としての役割分担も果たしながら、思うように表現できず理解が難しい場面もある中で暮らしていくのこそ、本当に大変で、そんな中で皆さん、苦労の多い中頑張っていらっしゃって、わたしも感服しています。

小さい村の方が村の人が打ち解けやすく、外国人に限らず、きさくに話しかけてくるということは、日本でもありますよね。とすかーなさんも、少しずつピサでの生活でお友だちができて、交流が増えてきているようで何よりです。
Commented by milletti_naoko at 2013-12-15 03:04
ムームーさん、こんばんは。特に長期間にわたるものであるほど、やっぱり最初の留学先をどこにするか、どの学校にするかは大切だと思います。10月にブロガー招待でフィレンツェを訪ねたときに、やはりフィレンツェは都会で交通の便もよく、みどころも店も多いと痛感しました。フィレンツェはイタリア語のふるさとでもあり、フィレンツェの学校を選んでいたら、わたしの人生もまた違ったものになったかと思いつつ、やっぱりこの小さな村の学校を選んでよかったなと感じています。

イタリアの町や語学学校も千差万別だし、留学の目的や期間も人それぞれなので、こういう例もあったと、11年前の話ではありますが、どなたかの参考になれば、うれしいです。

こちらこそ、いつもありがとうございます♪
Commented by milletti_naoko at 2013-12-15 03:44
アリスさん、人は掃除やおしゃれが好きで、人によって、家がぴかぴかでないと気になったり、身だしなみがきちんとしていないと落ち着かなかったり、それぞれですよね。わたしの場合は、今も昔も言葉が仕事の糧であり、言葉の勉強が好きなので、きちんとした言葉を使いたいという思いが根底にあるので、勉強には夢中になれるのです。
料理の授業には1、2か月ほど通ったのですが、基本的なおいしい料理のフルコースを、実用性のあるものを選んで教えてくれて、とても助かりました。今もリゾットや肉料理、パスタを作るときは、あの頃教わったことを思い出したり、レシピを見直したりして、参考にしています。語学は興味のあることが教材だと、やる気も身につく率も高まるので、お料理大好きなアリスさんには、イタリア語のレシピや料理番組、料理の作り方を示した映像なども、とってもいい学習教材になりますよ。野菜の写真や映像と一緒に、言葉や音声が身につくので、視覚と聴覚を動員し、さらに実際に自分で作ってみたりすると、触角・味覚・嗅覚と五感を総動員するので、着実に残るものがあると思います。五感の多くを使えば使うほど、脳に記憶が長くしっかり残りやすいのです。(つづく)
Commented by milletti_naoko at 2013-12-15 03:44
アリスさんへ(上からの続きです)

プロを目指す学生さんたちのコンサートやオペラを楽しめたのも、いい思い出です♪ ミラノに行かれて、スカラ座で鑑賞されるアリスさんこそ、充実した旅行をされているなあと、わたしもそういう機会を作らなければと、感じています。
Commented by milletti_naoko at 2013-12-15 03:48
かずさん、読み逃げでも何でも、読んでくださってうれしいです♪ わたしのイタリア留学は、退職をしての長期留学で、プチ留学のかずさんが、あれこれと楽しいい生活を送られたのは、それはそれで、ちゃんと目的が達成されていて充実したものだったのですから、満点なのではないでしょうか。わたしも去年のパリでの2週間の留学は、授業時間外は、勉強もするつもりが最初はあったのですが、結局、滞在を思いきり楽しもうと、あちこちを観光して回りました。留学は出会いも大切なので、大家さんもお友だちもいい方で、本当によかったですね♪
Commented by milletti_naoko at 2013-12-15 04:37
すずさんもフランスで思い出に残る、いい留学体験をされたんですね。ニュアンスや本音は、国が変わると違うので、本当に難しいですよね。思うことははっきり伝えるイタリアでは、遠まわしに伝えがちなわたしの意図が夫に分からなかったり、夫の直截な言い方にわたしが傷ついたり、そういうことが今も時々あって、文化の違いによって、コミュニケーションの仕方も解釈の仕方も違ってくるのが難しいなとつくづく思います。

日本に残って、自分の道を切り開き、さらに着々と開拓を進めているすずさんこそ、すばらしいなとわたしは思います。留学経験も、花にやる肥やしと同じで、わたしたちをいろんな面で成長させ、支えてくれているのだと感じています。
Commented by patata at 2013-12-19 01:14 x
なおこさん、こんにちは。
このような経緯がおありだったのですね。
人生の岐路で、大きな決断をされたこと…私だったらどうだろうか?と自分に置き換えて取り留めもなく考えてしまいました。
イタリア留学中、楽しいことはたくさんあったかと思いますが、大変なことも苦労も楽しいこと以上にたくさんあったのではないか と思います。そんな中でも、諦めずに自分で道を切り開かれた なおこさん、本当に素敵です!

話は変わるのですが、”ゆっくりゆっくりイタリア語を話す”、と言う部分、私は最近文法よりも話すことに重点がきてしまっていて、兎に角早口、文法も正しくないことも多いのです、気をつけなくてはいけませんね、大切なことに気づかせてもらいました…!
Commented by milletti_naoko at 2013-12-19 17:43
Patataさん、おはようございます。Patataさんの、愛する人を追ってイタリアという未知の世界に飛び込んで暮らそうという決断こそ勇気があって、今果敢にイタリア生活でサバイバルしつつ、楽しみもされていて、えらいなと思います。

実際にイタリアに暮らして、イタリア語で話すことを余儀なくされる場合は、文法に気をつけてていねいに考えながら話す必要もあるし、こちらの人はあまり人の話が終わるまで待たないし、何らかの事情で、とにかく内容をすぐに伝えなければと、文法がおろそかになる場合もあると思います。早口でどんどん話せるということは、それだけイタリア語が身につき、自分で自分の間違いに気づけるほど、文法もマスターできているということですよね。すばらしい! わたしも夫とけんかしていたり、何か慌てていたり、友人たちとのくつろいだ会話だったりすると、とにかく流れに乗って言ってしまうことも大切なのと、リラックスしているのもあって、言ってから間違いに気づくことがあります。状況に応じて、ときに文法、ときに内容に重点を置かれると、そのうち意識しなくても、自然にきちんと話ができるようになっていくと思いますよ。


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


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