クリスマス2013

 ウルバーニアの友人宅では、24日、イブの晩に、魚料理で家族皆で、クリスマスを祝って食事をしていたのですが、ウンブリアの我が家では、毎年、クリスマス当日、12月25日の昼食時に、大家族で祝いの食卓を囲みます。

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 前菜のあと、ブロード入りのカッペッレッティに、ロースト肉、つけ合わせの野菜は、サラダ、ローストポテト、グリーンピースにパルミジャーノ。(料理の写真は、下記2010年の記事を参照)そして、食事のあとに、クリスマスプレゼントの交換と開封。片づけの後は、姪たちと遊ぶ時間。

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 初めてこの家のクリスマスに招待されたのは2004年で、この年は、わたしはまだペルージャの中心街に住み、夫は両親と暮らしていました。以来、一緒に食卓を囲んでいた伯父や伯母が亡くなり、まずは夫とわたしが、そして、義弟と奥さんが結婚し、幼かった姪たちはどんどん成長しています。それでも、クリスマスの食卓のメニューや1日の過ごし方は、毎年ほぼ同じで、今年もまたそうして過ぎていく1日には、家族で喜びを分かち合えるうれしさと共に、優しい安らぎがあります。

 姪たちがまだサンタクロースを信じていた頃は、食事を終えたあとに、サンタが贈り物でいっぱいの袋を届けていたので、昼食をゆっくり楽しむことができたのですが、贈り主は大人たちだと分かった今、姪たちは食事中も、何かにつけて包装されたプレゼントに近づいては、一つひとつ取り上げて眺め、一皿終わるたびに、「プレゼントを開けようよ!」と落ち着きません。夫と二人で苦労しながら選んだ贈り物を、喜んでもらえてうれしかったです。

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 食後のデザートは、パンドーロ、そして、ウンブリア伝統のクリスマスのお菓子、セルペントーネ(serpentone)です。(下記リンク参照)クリスマスの日には、義弟のお義母さん手作りのセルペントーネを食べたのですが、写真は、今年夫が作ったものです。本来は、目にはコーヒー豆、うろこには松の実を使うのですが、今年は夫が思いつきで作ったため、家にあった干しブドウを代わりに使っています。アーモンドの実を焼きすぎてかたくなったと夫は言いますが、なかなかおいしかったです。

 食後はCluedoという、手持ちの札のヒントを手がかりに、犯人と凶器、殺害の場所を推理するゲームで、姪たちと共に遊びました。夫がずいぶん昔に買ったものの、遊んだのは昨日が初めてだそうです。義母が言うように、確かに、クリスマスに殺人事件の推理ゲームは物騒なのですが、姪たちもわたしたちも、遊び方が分かり始めてからは、夢中になって楽しむことができました。

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Presepi in terracotta, Deruta @Porziuncola, Assisi

 夫とわたしは、朝、贈り物を交換してから、いつものように、アッシジのサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会のミサに出かけました。ミサを執り行ったのが、わたしたちが説教を聴くのが好きな修道士さんでないのは残念でしたが、早めに出かけて、例年楽しみにしている世界やイタリア各地のみごとなプレゼーペ展の一部を見て、楽しみました。

 家族と共に、優しく暖かいクリスマスを過ごすことができたことに、感謝しています。

Natale 2013

- Spero che anche voi abbiate trascorso una bella giornata di Natale. L'anno 2013 sta per lasciarci. Felice Anno Nuovo (明けましておめでとう) a tutti voi!

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- クリスマスの1日 / Natale 2010
- Natale 2011
- クリスマス2012 / Natale 2012
- 手作り、セルペントーネ / Fare un serpentone a casa

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2013-12-26 23:49 | Feste & eventi | Comments(8)
Commented by アリス at 2013-12-27 08:54 x
なおこさん、本当にイタリアのなおこさんのクリスマスは、本場のクリスマスだなあと思いました。日本は、やはりイベント的ですね!ご家族で過ごすほのぼのとした素晴らしいクリスマスを紹介していただき、こちらまで嬉しくなりました~♪
そして、↓記事のプロヴァンスのプレゼーペ、日本にいたらお目にかかることはまずありません!鮮やかな色どり、かわいい建物、お人形、すばらしいのひと言につきます。
プロヴァンスと言うと、セザンヌの故郷エクサン=プロヴァンスを訪ねたときを思い出します。フランスパンを買ってかじったりしました(笑)。そして、ニースやアヴィニヨン、素敵な想い出の場所です。なんだかそれを
思い出させていただいたこのプレレゼーペでした~♪すみません、私事ばかりコメントして・・・。嬉しかったので、つい❤本当は、昨日コメントしたつもりでしたが、タブレットからだったので、つながってなかったみたいでした('_')
Commented by kazu at 2013-12-27 11:50 x
なおこさん、今年も素敵なクリスマスを過ごされましたね。昨年も一昨年もずっと見させて頂いて、私も幸せな気分になります。一年一年、家族の歴史を刻まれていきますね。そうそう、プレゼピオ、私もあちこちで素晴らしいプレゼピオを見ました。カゼルタ宮殿、そして今日はラヴェナで。アッシジもスケールが大きくなっているのかな。フランスのプレゼピオほんとに素敵ですね。日本のは出ていたでしょうか。
Commented by kazu at 2013-12-27 18:05 x
追伸です。

もうすぐホテルをチェックアウトします。
なおこさん、お支えがなければ、お話できる電話番号と、お話できる時間帯をお知らせいただけますか。お声だけでもお聞きしたいです。電話はイタリアのキャリアの携帯からですので、なおこさんにご迷惑のかかることはありません。又ご無理なら遠慮無くおっしゃって下さいね。私は全く気にしませんので大丈夫です。あっ私のまっいっか~の性格はもうお気づきですよね(笑)
Commented by suzu-clair at 2013-12-27 21:39
なおこさん、
そちらの素敵なクリスマスのごようすを見せてくださって、
本当にありがとうございます☆

すっかり年末仕事に追われて、
記事をまとめて今拝見したのですが、
日本とは違うそちらのクリスマスがどんななのだろうかと楽しみだったので、
とても嬉しく拝見しました。

ご家族みなさんで祝うクリスマスはとてもいいものですよね。
年を追うごとに、
ご家族が増えたり、お子さんが成長なさったりと、
少しずつ歴史を刻んでいかれながらみんなで楽しいひとときを過ごすことが、どれだけ大切か、
私もこの年になってわかってきたような気がしています。
文化の違いを受けとめながら年月を過ごしてこられたなおこさんなら、
たくさんの思い出がクリスマスにもこめられておられることでしょう。

いよいよ2013年もあとわずかになりましたね。
どうぞ素敵な年末年始をお過ごしくださいませ。
こちらは年末寒波がやってきそうです。
なおこさんも、時節柄ご自愛くださいね。
Commented by milletti_naoko at 2013-12-28 04:43
アリスさん、イタリアのクリスマスとクリスマスイブは、家族と祝うところも、宗教的な意味合いも含めて、日本の元旦と大晦日に通じるものがあるような気がします。24日の夜ミサが始まり、途中25日になって主の生誕を祝う、そういう真夜中のミサが行われる教会や参加する信者さんも多いようで、除夜の鐘や初詣に近い、厳かな雰囲気があります。

プロヴァンスのプレゼーぺ、かわいいですよね!! プレゼーペは、きれいで風情があるけれど、基本的に冬の粗末な家畜小屋なので、何だか厳かだけれど少々暗いものも多いのですが、そういうプレゼーペの固定観念を覆すような、からっと晴れた青空と緑やプロヴァンスの色に彩られたプレゼーペに、わたしもすっかり魅かれてしまいました♪ プロヴァンス、いいですよね。わたしたちも今年アヴィニョンを駆け足で訪ねました。ニースもいつか行ってみたいな…… アリスさんも行かれたんですね! 南仏って、どうしてあんなに何もかもかわいらしくて、おしゃれなんでしょうね。わたしもプレゼーペを見て、思い出があれこれと心に浮かびました。いえいえ、うれしいコメントをいつもありがとうございます♪
Commented by milletti_naoko at 2013-12-28 04:55
かずさん、イタリア各地で見るプレゼーペも、それぞれの歴史や文化が感じられそうで、とても興味深いです。例年サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会の世界のプレゼーペ展を見て、アッシジの中心街までは足を運ばないのですが、町の教会のプレゼーペもみごとでしょうね。

クリスマスの日は、ミサの時間が迫ってばたばたしていたので、まだすべてのプレゼーペを見終わっていません。あの日本の巨大折り紙のプレゼーペ、今年もあるのかどうか、他の作品もないかどうか、わたしも気になります。今日は遅くに帰宅したので、お返事が遅くなってすみません。電話の件については、メールでお返事しました。
Commented by milletti_naoko at 2013-12-28 05:02
すずさん、いつも温かいお優しいコメントをありがとうございます。同じイタリアでも、地方やそれぞれの家庭の事情によって、クリスマスの祝い方もまた違うのでしょうが、うちでは、毎年ほぼこんなふうにクリスマスを祝っています。うちは日本が遠いので、そういうことはありませんが、イブは奥さんの家族、クリスマス当日は昼食をだんなの家族ととか、クリスマス当日に、昼食はだんなの家族と、夕食は奥さんの家族となど、大家族でのクリスマスの宴が重なるのを、うまく振り分けているところも多いようです。トーディに住む義弟一家も、夕食はこのあと、トーディに暮らす、奥さんのお母さん宅での夕食会に招かれていました。

ブログを初めてからの3年だけでも、姪たちはこんなに成長したのだなと、リンクを貼るために過去の記事と写真を見ていて、改めてびっくりしました。時が経つのは早いですね。

ありがとうございます。すずさんも、どうかすてきな年末年始をお過ごしくださいね。お忙しいでしょう上に、寒波も来るとのことですが、どうかお体を大切に。
Commented at 2013-12-28 08:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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