節制で花粉に負けず減量も

 昨年の年頭に秘かに、あるいは公言して掲げていた目標には、仕事や人づき合いにせよ、掃除やフランス語学習にせよ、「もっともっと頑張れたはず」と何かと悔いが残るのですが、一つだけ、これは我ながらよくできたと思うものがあります。花粉症対策の食事療法、ダイエットです。

 初めてイタリアに暮らし始めた2002年から、どんどん増えて、何度か減量を試み、成功したかに見えたこともあったものの、年末年始には会食や飽食が続きがちで、体重がぐんと増えてしまい、年の初めに「今年こそ」とダイエットを決意することが、これまで何度もありました。もともとかなり太り気味であった上に、今もまだ理想といえる体重にはもう一歩というところなのですが、同じ時期に比べて、4年前よりは3kg、昨年よりは5kg減量することができました。

 節食や足やせを心がけて減量と体操に挑戦し、5月までは体重を落とせたものの、以後再びじわじわと上ってしまったのは2009年です。昨年わたしが減量に成功できたのは、実は自分の決意の固さだけではなく、花粉症のおかげです。夫が以前から合成化学薬品に懐疑的だったこともあり、また、3年前から購読している松井二郎さんのメルマガのアレルギーやインフルエンザ、難病と合成化学薬品・ステロイド剤に関する記事を読み重ねるにつけ、花粉症の症状は、ステロイド剤や合成化学薬品を使っている限り、治ることはなく、必要な薬の量が増え続け、翌年の症状のリバウンドも激しいし、いずれ難病になると確信したからです。(2、3年いろいろな記事を読む中で、少しずつそう思うようになったのですが、検索ではなかなか、これだという記事は見つかりません。それでも参考までに、関連記事へのリンクを、記事の終わり付しておきます。ちなみに、同じような内容の記事は、イタリア語でも多少主旨は違っても、見かけることが多く、それも薬やステロイドに頼らない花粉症対策を、昨年から心がけたきっかけになりました。

 花粉症に焦点をしぼって購入した薬草療法については、以前に書いた記事を参考にしていただくことにして、今回は、減量の原因となった、もともとは花粉症対策にと試みた食事療法について、再度まとめてみます。

 解毒をし、腸をきれいにするために、毎日カフェインなしの水・飲み物を1.5~2リットル飲み、午前中は正午までは固形分を取らず、小断食をする。さらに、アレルギー症状を緩和するために、以下の食品を避ける。
・牛乳および乳製品
・サルシッチャやサラミ、モルタデッラ、コッパ、ザンポーニ、ウィンナーなど。イタリア語でinsaccatiと呼ばれる、豚のひき肉を腸詰めして作った食品。
・白砂糖
・アルコール
・揚げ物

 朝食に関しては、夏はリンゴ、ニンジン、レモンのフレッシュ・ジュースを飲んだりもしたのですが、最近は、指と股の関節炎にいいというイラクサのハーブティーに、アマーロ・ズヴェデーゼを加えたり、イラクサと野バラの実のハーブティーにしたりしています。(野バラの実、bacche di rosa caninaだけを使ったハーブティーを、ローズヒップティーと言うようですね。イラクサと野バラの実のハーブティーは、不思議と、番茶に似た味がします)冬はあまり冷たいジュースを飲もうという気にならないのですが、みかんやオレンジは、水分が多いのでこのまま食べてもよかろうと勝手に解釈して、午前中にも時々食べています。愛媛に長く暮らしたので、みかんにはついつい手が伸びるのです。

 花粉症対策にしても、栄養学的に、そして健康にはどんな食材がいいかについては、諸説があります。ただ、夫のヨガやマクロビオティックなどの本を見ても、白砂糖が健康に害をもたらし、乳製品や肉は体を酸化させやすいとありもするので、上記の食品は、花粉症の症状があった間はできる限り避け、季節が過ぎてからも、はめをはずした外食の翌日に食事に気をつけるようにしていました。もちろん、同時に行っていた薬草療法が効を奏したおかげもありますが、おかげで昨年は、日本にいた頃から、もう20年近く使っていた結膜炎用の点眼液も、イタリアでの滞在が長くなり始めてから発祥した鼻炎用の薬も、まったく使わずにすみました。さらに秋から冬にかけて、体が脂肪をため込み始め、年末年始には飽食の機会が多く、アルコールや乳製品や白砂糖たっぷりの甘いものを摂取する機会も多かったのですが、例年に比べると、かなり体重増加を抑えることができました。

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Tabella fioritura Pollini (meteowebcam.it)


 この冬は、12月末頃から、すでに目のかゆみを感じ始めていて、これは花粉症の症状だと思うのですが、これは年末年始の会食で、ワインやデザートを好きなだけ飲んだり(と言っても、わたしがおいしく味わって飲めるワインの上限はグラス1杯弱です)、食べたりしているためではないかと思います。

 というわけで、年末年始に増えた体重を元に戻すためにも、やがてやって来る花粉症の季節をうまく乗り切るためにも、これからは気を引きしめて、再びできるだけ、上記の食事療法を続けるつもりでいます。今週は金曜の午後から日曜日まで、山の家で友人たちと過ごすことになっています。場の雰囲気は壊さぬよう、そして、この機会だから食べられるおいしいものは喜んでいただきつつ、量や食べるものに気をつけることも忘れずにいるつもりです。

Stanno per arrivare i pollini o sono già arrivati e
lo sento nei miei occhi: prurito!
Forse perché durante le feste ho preso molte cose controindicate
per allergia: zucchero bianco, insaccati, latticini, alcol, fritt ecc.
D'ora in poi proverò ad evitarli più seriamente.
Questa dieta mi aiuterà a perdere anche qualche peso in più
che ho preso sempre in questo periodo.

関連記事へのリンク
1日2食の健康革命
- 1日2色の健康革命 - アトピーとクローン病の意外な関係 (2011/10/7)
花粉情報、花粉症の薬草療法・食事療法
- 花粉情報、イタリア&ウンブリア (2012/3/13)
- 薬草で花粉退治(2012/3/28)
- 負けるな花粉症 (2013/3/25)
- 思わぬ副効果 (2013/8/24)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-01-13 23:59 | Altro | Trackback | Comments(14)
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Commented by アリス at 2014-01-14 12:04 x
なおこさん、長年の花粉症お見舞い申しあげます。私の友人たちも花粉症で悩んでいる人が多いですが、皆さん現状維持みたいな・・・。
食生活の改善というのは、良いと分かっているものの、毎日の食事のことですので、肉が食べたい、甘いものが食べたいという欲求に勝てないというのが現実のようです(笑)。かくいう私は、一時期目に軽い症状があった時期がありますが、今はないのですが、蓄膿症になった時、甘いものは控えた方がよいというのを知り、その時は控えめにしてましたが、のどもとすぎれば・・・で、今は少し過ぎているので、なおこさんの記事を見て反省してます。というのは、蓄膿も再発する病気なのであまんじていてはいけないからです。やはり、何をするにも、健康が第一なのでなおこさんを見習って、友人たちと甘いものを食べたあとは、気をつけたいと思います。場の雰囲気を壊さないように・・・というのすごく解ります。私も、友人と外食の時は、ほとんど残さないように心がけています。そのかわり、その前後で調整しています。体重は、ほとんど変わりないのですが、場所によっては、ついてほしくない所に肉がついてますが・・・(笑)。
Commented by kazu at 2014-01-14 17:36 x
春が来るのは嬉しいですが、花粉症の患者さんにとっては又辛い時期になりますね。はしばみがもう1月から?こうしてみると次の冬まで原因となる花粉物質が次々と現れるんですね…。私は大丈夫なのですが、友人たちの中にはもう目のかゆみを訴えている人がいます。日本では今、中国からPM2.5という大気汚染の化学物質が飛来して、これを吸うと花粉症を更に悪化させるとか。もうマスク姿の人がいっぱいです。

でもなおこさんはさすがですね。ちゃんと食養生もされて対処療法ではない手当をされている。私は以前怪我をしたとき、ステロイドのお薬を塗るたびに悪化した経験がありますので、なおこさんのご主人様が言われることは身にしみて分かります。一番大切なのは自己の治そうとする力を高めることだとつくづく思いました。それにしても5キロの減量に成功とはこれも又凄いです。思えば、好きなものが結構身体には悪いのですよね。コーヒーとケーキがその筆頭に上がれば、私はダイエット断念です。
Commented at 2014-01-14 21:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by milletti_naoko at 2014-01-14 23:14
アリスさん、ありがとうございます。わたしの場合、日本でも目にはずっと花粉症の症状があったのですが、数年前から鼻や熱にまで及んだのは、乳製品やワインやサルシッチャ、甘い物などを食べる機会や量が、日本に住んでいた頃に比べて、特に夫と暮らし始めてから、かなり増えたからではないかという気がしています。何でも砂糖や乳製品を取ると鼻水や痰ができやすいそうです。

おいしいものを上手に楽しみながら、体重をちゃんと保たれているアリスさんはすばらしいですね! ついてほしくないところばかりに肉がつくというのは、わたしも同じです。節食と同時に、運動も心がけなければ!
Commented by milletti_naoko at 2014-01-14 23:44
かずさん、問題は花粉ではなく花粉が運ぶ化学汚染物質であり、シャンプーや化粧品、食品を通じて体内に取り込む合成化学物質も症状の悪化に一役買っているという説もあって、最近はできるだけ、そうしたものも摂取を避けるようにしています。中国由来の化学物質の飛来で花粉症が悪化したということは、本当にそういうことなのかもしれませんね。

怪我の際、治癒を助けてくれるはずのステロイドを塗るたびに悪化したとは、大変な思いをされたことでしょう。そう、食欲を誘われるようなおいしいものが、実は花粉症や体に悪いということが、よくあるのですよね。意見はいろいろ分かれると思いますが、最近コーヒーも実は体によくないと知って、毎日1杯だけ飲んでいたのを週に2~4杯に減らしました。http://www.nstimes.info/09-2002/feature.htm 情報が氾濫していて、いろいろ読み比べながら、自分で判断するのですが、かえって何が健康にいいのか判断材料が多すぎて、難しくなったような気もします。
Commented by milletti_naoko at 2014-01-14 23:49
鍵コメントの方へ、コメントと応援のポチをありがとうございます。ケーキも生クリームも好きだし、ゴルゴンゾーラとサルシッチャのピザも好きで、時々はめを外しもするのですが、取る量や頻度を、ふだんでも以前に比べると控えることができるようになりました。目のかゆみや鼻水がつらいので、自分に厳しいというよりは、やむなくというところも多いのですが、おかげで昨年は薬草と食事療法だけでやり過ごせてほっとしています。
Commented by とすかーな at 2014-01-15 00:13 x
なおこさん、すごおおおおい!そんなに減量を!
在住1年目にして既に3キロ増なので、わたしもやせなくては。

私も花粉症なのですが、学生の頃と比べると症状が軽くなったので、ぜんぜん知識を持ち合わせておらず、なおこさんの情報を、毎回、そうなんだ~そうなんだ~って読んでいます。
エルボステリア系の商品についても、イタリアでの名前などなおこさんのおかげで、知ることができてものすごく助かっています。なおこさん、ありがとうございます♪
Commented by suzu-clair at 2014-01-15 00:37
素晴らしいですね!
自然にそった形でのダイエットが一番ですよね。
そちらの国では、おいしいものがたくさんありますから、
食事に気をつけることも大変かと思います。
そういえば、私も、
フランス留学のとき、
短期にもかかわらず、だんだんと太っていくのを感じました。
同じ時期に日本から来た人たちもみんな体重が増えたと言っていて、むこうで太らずにいるのは難しいのだと思いました。

花粉症など、
化学汚染物質などが含まれたものが体内に取り込まれていくことが、
いつのまにか私たちの身体を蝕む現代病を考えると、
口にするものに対する意識をもっと高くもつことは、
大切ですよね。
ついつい、そういうことを怠りがちなので、
なおこさんを見習って
もう少し自分の食生活に責任をもたないとと思いました。
Commented by milletti_naoko at 2014-01-15 04:42
とすかーなさん、いえいえ、とすかーなさんは元がとても細くていらっしゃるので、3キロ増えたくらいがちょうどいいような気も。わたしの場合は、日本に住んでいた頃から、仕事が終わるのが遅くて夕食が遅くなったり外食になったりして体重が増えていたのに、イタリアに来てから拍車がかかったので、もとの体重が増えすぎていたのです! 

わたしの場合は、日本では若い教員として緑の多い町で教えることが多く、今も緑に囲まれて暮らしている上、山に散歩に出かけたりしますので、花粉症対策は必死なんです。とすかーなさんのお役に立てているようで、わたしこそうれしいです。コメントをありがとうございます♪
Commented by milletti_naoko at 2014-01-15 04:52
すずさんもなんですね! わたしがイタリアで出会う日本の方は、ほっそりした方が多いので、この記事にも、「イタリアに留学する人は1か月以上なら体重計を買いましょう」と書こうと思いつつ、太る方が少数派かしらと思ってやめました。お仲間が他にもたくさんいると思うと心強いです。今いる間だけ、せっかくだからと思って、おいしいものを食べるのも、それはそれで時機を逃さないので大切ですよね。使う油やバターの量も肉の量も格段に少ないし、炭水化物を二重に取らないし(イタリアではパスタを食べても、セコンドとパンを食べます。わたしは食べないようにしていますが)、和食というのは、本当に健康にも美容にもよくできているなと感じています。

こちらで通ったアロマテラピーの1日講座でも、石油から抽出した成分は安いし劣化しにくいので、化粧品やシャンプーなどいたるところで使われ、安いけれど、長い目で見るとどんな害があるかは分からないと言っていました。お仕事がお忙しいので、つい食生活は後回しになるのですが、結局食べるものが身や健康を作ると思うので、どうかお体を、そういう意味でも大切にしてくださいね。
Commented by けるる at 2014-01-15 19:24 x
初めまして。「黒い森の白いくまさん」のブログでなおこさんのブログを知り、1か月ほど前から愛読させていただいています!いつも更新を楽しみにしています。
私も花粉症なので、今回の記事は興味深く読みました。イラクサのお茶を扱っているお店を見つけたので、近いうちに買いに行きたいと思っています。私はお菓子(特にチョコレート)が大好きなのですが、やはり、甘いものはよくないのですね・・・。と言っても我慢も禁物なので、適度に楽しみたいところです。睡眠もしっかり取って、規則正しい生活をしよう!!と改めて決意しました。
またコメントさせていただきますね!
Commented by milletti_naoko at 2014-01-15 20:46
けるるさん、はじめまして。ご愛読とコメントをありがとうございます♪ アマロ・スヴェデーゼは日本では手に入りにくいかもしれませんね。イラクサのハーブティーはアレルギー体質を改善する以外にも、今私自身が困っている関節炎にも効果があるなど、いろんな意味で健康にいいらしいので、最近はお茶代わりによく飲むようになりました。わたしも甘いものは好きで、時々誘惑に負けることもあるし、どうしても気持ちの上で甘いものを食べて元気を出したいというときもありますよね。雨の日や1日中うちの中にいるときなどは、はめを外しても、症状は軽くすむのではないかと思います。けるるさんのおかげで、また時間のあるときに、くまさんにごあいさつをしようと思うきっかけもできました。ありがとうございます♪
Commented by けるる at 2014-02-03 19:16 x
なおこさん、こんにちは。昨日やっと、イラクサ(ネトル)のハーブティーを手に入れ、今日から飲み始めたところです。お店で勧められて、イラクサのほかにマロウブルーやペパーミント、エルダーフラワーなどがブレンドされたお茶も購入してきました。
イラクサの風味が少し心配だったのですが、なおこさんが書かれていたように、番茶のようで飲みやすいですね!
お店の方が、飲み続けて効果を感じているお客さんが多い、とおっしゃっていたので、なおこさんのような飲み薬なし生活を目指して、続けていきたいと思っています。(今シーズンはとりあえず、薬を飲み始めてしまいました・・・。)
改めて、情報ありがとうございました!!
Commented by milletti_naoko at 2014-02-04 07:43
けるるさん、どうか少しでも、薬を減らして、薬草で免疫効果を高めることができますように。今日久しぶりに出会った、料理や栄養の専門家である友人が、insaccatiや白砂糖、乳製品やアルコールを避けた方がいいのは、免疫機能を下げる食品ばかりだからだろうと言っていました。最近は雨が降るのに症状が悪化しつつあり、食事療法を続けると同時に(ついチョコレートや義母手作りの揚げ菓子に手を伸ばしてしまうのですが)、クロスグリの芽の液も、暖かい晴れた日が多いらしい来週に向けて、摂取しなければいけないかなと考え中です。

どういたしまして。どうか少しでも効果がありますように!
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