5人寄れば大前進

 昨日土曜日から今日の昼まで、リミニから駆けつけた友人たちが加勢してくれたおかげで、一気に改築作業がはかどりました。

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 フランコに後光が差して見えるのは、何もこの写真の中だけの話ではありません。過去に家具職人をしたことがあり、今は水道配管工事屋として働くフランコは、自分たちの住む家を、時には専門の職人や友人の力も借りながら、自らの手で建てた人です。

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 というわけで、夫も手伝いながらですが、昨日はトイレを設置し、

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ルロワ・メルランで買ってきた出来合いのドアを、このトイレの入り口に取りつけ、

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テラスと台所には、改築が始まる前に、下の階で使われていた古いドアを、

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取りつけてくれました。

 わたしたち女性陣はと言うと、ずっと以前に使われていた古いかんぬきや古い柵の修復作業に当たりました。

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 木を使って和風の照明を作る仕事をしているシモーナ(下記リンク参照)は、ひどく傷んだかんぬきの修復に専念し、

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マヌーとわたしは、古い柵の一本一本の傷んだ部分を、ワイヤーブラシやヘラでこそぎ落としたり、刺さっている釘を抜いたり、打ち込んで埋めてしまったりしました。

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 長い間使われていなかったので、とんでもなく埃が立つものが多く、埃にむせながら作業を続け、終わったときには、二人とも埃まみれになっていました。日暮れ過ぎまでに、これだけの柵の木をきれいにすることができました。最後に行くほど、湿気たものが多いので、最初に比べて、かなり間隔を開けて、積み重ねました。

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 ご覧のように、土曜の昼、みなが到着した頃には、遠くの山々を始め、スバージオ山(Monte Subasio)の頂にも雪が積もっていたのですが、スバージオ山や低い山の雪は、夕暮れ時にはほとんど解けてしまっていました。

 見晴らしがすばらしいこのテラスからは、今日や昨日のように、最低気温が氷点下まで下がる寒い日には、冷気が屋内に入り込みます。

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 それでも、夜はこんなにきれいな夜景を、家にいながら楽しむことができ、今は、上部は少し開いているもののドアができたので(写真上から4枚目)、屋内に入る冷たい空気も少なくなりました。

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 すきま風の少ない上の階の部屋で、皆といっしょに寝袋で眠った翌朝は、太陽こそ雲の後ろに隠れていたものの、きれいな夜明けを見ることができました。

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 朝食後、さらに上に昇った日が、雲の間から金色の光を投げかける様子も、神秘的です。

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 今日はフランコは、水色のトイレのシャワーの床に敷きつめた石の間をしっくいで埋め、

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 わたしたちは、雨ざらしになっていた古い梁を、乾かして切って、柵に利用するために屋内に運び込んだり、

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壁に塗ったペンキが落ちて、床が汚れた部分をきれいにしたり、

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今後の改築作業について、フランコに相談したりしました。

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 作業を終えて、義母が準備してくれた昼食の席へと向かう頃には、こんなにきれいな青空が広がっていました。この2日間で、びっくりするほど、改築作業が進みました。みんな、本当にどうもありがとう。

Grazie ai nostri superamici, molto avanti i lavori di ristrutturazione.

Ora abbiamo tre porte interne, un bagno quasi completo,
cancello, pali & pavimenti in una condizione migliore e non solo.
Inoltre, è sempre bello trascorrere il tempo insieme.
Durante e dopo i lavori, bellissimi panorami delle montagne con la neve.

LINK
- 2013年から2014年へ / Casa di Migiana dal 2013 al 2014
- Risonanze – Laboratorio Design Artigianale

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-01-26 22:27 | Altro | Trackback | Comments(6)
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Commented by アリス at 2014-01-27 14:42 x
なおこさん、2日間お疲れ様でした。
それにしても、買って来たドアがそのまま合うとは企画が統一されているということですよね!日本では、あまりそういったことが出来ないのではないでしょううか?なんでも、メーカーによって違っていて、統一されてれば再利用できるのにと口惜しいことが沢山あります!イタリア、ヨーロッパでは、そういうのが合理的になっていると思います。羨ましい!
5人で作業すれば、本当に作業効率が上がりますよね。皆さん素晴らしい方たちで、いつも感心してしまいます☆
そして、翌朝の素晴らしい眺め、なんか疲れがふっとんでしまうような気分にさせてくれますね!雲の間から光が差し込むことを、確か日本語では天使の梯子と言っていたと思いますが、まさにその通りの神秘的な場面ですね♪
いつも、素晴らしい景色をありがとうございます。
Commented by ムームー at 2014-01-27 18:33 x
なおこさんこんばんは。
素晴らしい~
皆さんが手伝って下さって随分はかどりましたねぇ。
頼もしい方がたですねぇ~いつも一緒に過ごされる
事が多く信頼できるお付き合い、読んでいても
自分のことのようにわくわくします~
こんな景色がいい所で暮らせるなんて素晴らしすぎますね。
私の部屋からも山が見えますが、こんな
夢のようなお伽の国のような素敵な景色に魅せられますわ。
お部屋も素晴らしい~
外観もこの景色に溶け込んでいますねぇ~
憧れます~♪
Commented by milletti_naoko at 2014-01-27 18:43
アリスさん、ありがとうございます。出来合いのドアのサイズはいろいろあるんですが、実は壁を作った左官職人が、出来合いのドアを入れた方が安いと勧めておきながら、夫が希望していたサイズのドアが後少しのところで入らないように壁を作ってしまったため、一部取り除くなどして、何とか入ったようです。木のドアを作る専門の職人さんに頼むと600ユーロだったか、かなり高くなるのが200ユーロほどですむのですが、あまり建てつけがよくないので、以後は職人さんに頼もうかと検討中です。ただ、いくつもドアがあるので、値段が膨れ上がってしまうかな、と。

率先していろいろアイデアを出して、助けてくれるので、本当にありがたいです。そうそう、人里離れた山の中にありますが、眺めのすばらしいところなんです。晴れた日には、アッシジや遠いシビッリーニ山脈、グッビオに近いクッコ山まできれいに見えます。天使の梯子! 雲から差し込む日の光には、何か神聖なものさえ感じますよね。こちらこそ、お優しいコメントをありがとうございます。
Commented by milletti_naoko at 2014-01-27 18:48
ムームーさん、おはようございます。本当に、人の情けと友情のありがたさをつくづく感じました。皆と一緒だと、大変な作業も楽しくなります。

ちょっと不便な山里にありますが、その変わり見晴らしは最高です。冬の雪景色に、早春に咲くスミレ、シクラメン、春が進むと蘭やアスパラガスも敷地のあちこちから顔を出します。種をまいたヒナゲシやヤグルマギクがまた咲いてくれるとうれしいのですが。夏にはテッツィオ山の山登りも楽しめ、秋には紅葉もきれいで、オリーブも実ります。たくさんの自然の恵みに囲まれていて、ありがたいなと思います。
Commented by suzu-clair at 2014-01-27 23:59
本当に素敵なおうちになりそうですね☆
お手洗いも可愛いし、
過ごすことが楽しくなりそうな、
ぬくもりのあるおうちですね。

素晴らしい見晴らしを、
おちの中から毎日楽しめるなんて、
本当に羨ましいです。

ドアが取り付けられるまでは、
外の空気がダイレクトに伝わってきていたのですね。
自然をじかに肌で感じたり、
ドアが取り付けられることで、
どれだけ家が暖かさを保たれるかを実感なさったりしながら
おうちができあがっていくというのは、
とても素晴らしいことですね。

ご自分たちで作っていかれるのは、
大変な面も多くおありだったかと思いますが、
それだけに、貴重な感動をたくさん味わうことができて、
本当に素敵ですね☆
Commented by milletti_naoko at 2014-01-28 03:21
すずさん、ありがとうございます。わたしも夫も、白ではなくて、色のある壁がいいなと、いろいろ色や組み合わせを考えての結果こう仕上がったので、そう言っていただけて、うれしいです♪ 一つひとつの隅に、住む前からいろいろな思い出があるのも、いいなと感じています。

この見晴らし、すばらしいですよね! 数か月前まで、このテラスからは、裏の家の高い木が邪魔になって、景色が見えなかったのですが、木にはかわいそうなほどばっさり切って(「いつまでも放置して」と怒っていた夫が、今は「切りすぎだ」と怒っています)、おかげでこの階からも、遠くまで見渡せるようになりました。

夏は暑さ、冬は冷気が入り込むし、暖房効率がよくないと、わたしたちは夫に言ったのですが、どうしてもこの窓は開けて置きたいという夫の希望で、すばらしい眺めを、部屋にいながら楽しみ、すずさんのおっしゃるように、外界や自然を肌で感じることができます。中にドアができるだけで、家が家らしくなるとは、手伝ってくれた友人たちも口々に言っていました。

ありがとうございます。こういううれしい思い出や感動を大切にしながら、これからも頑張ります!
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