ヒュー・グラントが通る道

 ミジャーナの改築中の家の前は、ごくまれにですが、ヒュー・グラントが通ります。

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 わたしたちの改築中の家の前を通らなければ、車ではたどり着けない古城に、城主のロシアの大富豪から招待されて、ヒュー・グラントが滞在したことが、地元の新聞記事になったのは、2012年9月のことです。

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 上の写真で、ピンクで囲んでいるのが、最近改築されたばかりのその古城、Castello di Procopioです。古城の改築中は、クレーンなどの大きな車で作業をしなければいけないため、公道を通るなら、青で記した道を進んで城まで行かなければいけないのですが、道が細いので、我が家のオリーブ園内を通る私道(ピンクの線だけで記された道)を通行させてほしいと頼まれて、つい数か月前まで、車での通行を許可していました。

 というわけで、2012年にヒュー・グラントがこの古城を訪ねたときも、わたしたちは見かけませんでしたが、少なくとも車では、ヒュー・グラントが行きと帰りの2度、改築中の家の前を通ったはずです。

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 それだけならば、別にどうということはないのですが、約3週前、例によって、リミニから友人たちが、ミジャーナに改築作業を手伝いに来てくれていたときに、なんと、家のすぐ前を、ヒュー・グラントが女性と一緒に、歩いて城へと向かっているところを、目撃したのです。現在では、車については、私道の通行は許可していないのですが、散歩は自由にできます。ですから、ヒュー・グラントが、うちのオリーブ園を通って来たのか(ピンクの矢印)、公道を通って来たのか(青い矢印)は不明です。

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 ちなみに、この頃も、ヒュー・グラントが、ミジャーナに近いポンテ・パットリに出没したようだというニュースが、再び地元新聞をにぎわせていました。

 一昨年の記事と違って、確証はありませんが、ヒュー・グラントらしき人物をこの村で目撃したことが多いことや、ウンブリアに別荘を持とうとしているらしいという情報、そして、プロコーピオ城の城主の友人で、すでに一度招待を受けて、古城に滞在していたことを考えると、フランコたちが見たのは、ヒュー・グラントに、ほぼ間違いないと思います。ということは、2年前にもやはり、わたしたちが知らないうちに、うちの周囲を歩いていたのかもしれません。ローマやロンドンなら、きっとニュースにもならないようなこんなことが、地元新聞のニュースになるのは、ウンブリアだからこそのことだと思います。戸口からうちに戻ったフランコが、何でもないように、「ヒュー・グラントが今うちの前を通ったよ」と言ったとき、マヌーは外に出て、その姿を確認したものの、声をかけるほどの度胸はなかったと言って、残念がっていました。

 というわけで、もしヒュー・グラントがウンブリアで別荘を買うことがないとしても、ウンブリアに友人がいて、しかもその一人は、うちの近所の古城の所有者で、すでに何度か彼を招いているわけですから、いつかわたしも、テッツィオ山を歩くヒュー・グラントを目撃することがあるかもしれません。

Davanti alla casa di Migiana in ristrutturazione
seppur di rado compare Hugh Grant.
L'hanno visto passeggiare nel nostro oliveto a marzo!

関連記事へのリンク
- 困った隣人、古城とヒュー・グラント (17/6/2013)

LINK
- Giornale dell’Umbria.it – Hugh Grant, notte nel castello di Procopio. L’attore inglese ospite nel maniero di proprietà di un magnate russo, alle pendici di monte Tezio (7/9/2012)
- La Nazione – Umbria – “C’è Hugh Grant in paese” E’ lui o un sosia? (24/3/2014)
- La Nazione – Umbria – Hugh Grant tratta un casale in Umbria. L’attore ospite di amici inglesi a Città di Castello (30/3/2013)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-04-10 23:59 | Viaggi in Umbria | Trackback | Comments(15)
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Commented by ayayay0003 at 2014-04-11 13:04
こんにちは。
なおこさんのお家の敷地内をあの大スタ―のヒュ―・グラントがお散歩しているなんて考えるとすご~い(*_*)。
ノッティングヒルの恋人、レンタルDVDでみました。ジュリアロバ―ツ扮するハリウッドスタ―とヒュ―・グラント扮する素朴な青年とのユ―モラスな恋物語、舞台がロンドンの街中というのもオシャレでした~??そんな有名人がうろうろしているってちょっと羨ましいですね(笑)。もしかしたらそのうち、あいさつくらいできるかもしれませんよ~。意外と気さくかもしれないなんて勝手に想像してしまういけない私でした(笑)。
Commented by milletti_naoko at 2014-04-11 16:52
アリスさん、敷地を散歩しているというよりは、散歩中に敷地内の道を通ったというだけの話ではありますが、ウンブリアの片田舎で思いがけずというのが、おもしろいです。

わたしも『ノッティングヒルの恋人』、そして何より、Four weddings and a Funeralの映画が大好きで、ヒュー・グラント演じる主人公たちがいい味を出しているし、切ない恋心の描写や物語がとても好きです。

マスメディアやファンに追い回されることなく、のんびりと自然の中を楽しめるのが、魅力ではないかなと思うので、ぜひそんなふうにウンブリアを楽しんでもらえるようにと願っています。
Commented by kazu at 2014-04-11 19:12 x
なおこさん、こんにちは。お話を聞いてすっかり興奮しています。あのラブコメのプリンスがなおこさんのお家の近くを歩いているなんて!私もフォーウェディング〜で彼のファンになりました。今度見かけられたら、英語の堪能ななおこさんの出番ですね笑もしかしたら、別荘が出来た折にはご招待とかあるかも、と又々妄想が湧く私です。

古いお話なんですが、家の団地内にある公園に、歌手の沢田研二さんがご自身の草野球チームを引き連れ来たことがあります。公演の合間の息抜きだったようですが、団地内は大騒ぎでした。何しろ彼の絶頂期でしたから。なおこさんのお話で懐かしく思い出してしまいました。あっなおこさん、沢田研二って、ご存知だったでしょうか^o^
Commented by milletti_naoko at 2014-04-11 19:34
かずさん、こんにちは。フォーウェディング、いい映画ですよね! 英語学習にと、セリフをすべて書いた本も買って読み、何度も何度も見たのがなつかしいです。たまに入る英語の通訳の前に、集中リハビリを行って何とか持続はしているものの、英語の力はすっかり落ち気味です。フランス語の勉強も最近はすっかり怠けているので、学校だけではなく家でまでしっかり勉強をしてくる生徒さんに接するたび、私も頑張らなければと、思うのは思うのですが。わたしは招待と言うよりは、万一会う機会があって頼まれたらですが、ウンブリアの知られざる魅力的な場所や、山に興味があるようであれば、とっておきの散歩道の紹介ができて、そういう意味で役に立てたらと思っています。1年に約1回の短い滞在で、わたしもいつもミジャーナに行くわけではないし、向こうもいつも散歩をするわけではないので、確率はかなり低いのではありますが。(つづく)
Commented by milletti_naoko at 2014-04-11 19:35
かずさんへ(上からの続きです)

沢田研二さん、わたしも知っていますよ。お宅の近くで草野球とは! 草野球をしているというのも意外ですが、住宅街で皆さんがさぞかしびっくりされたであろうことも、想像できます。「勝手にしやがれ」が流行ったのは小学生の頃で、幼いながら、何度も聞いたので、曲も言葉もかなり記憶に残っています。別れても相手の幸せを願う男性の歌というのは、せつないけれどもいいですね。イタリアでは相変わらず、残念ながら、そして、悲しく許せないことであるのですが、男性が元恋人や元妻を殺害する事件が後を絶たないので、なおさらにそう思います。カトリック教徒の多い国だというのに、女性を独立した人格を持つ対等な伴侶ではなく、自分の所有物のように思う男性がいるから、こういうことになるのであって、そういう意味で、社会的に、またマスメディアを通じても、こういう見方や考え方が根絶できるような対策が必要だと感じています。すみません。話が逸れてしまいました。
Commented by とすかーな at 2014-04-11 22:33 x
わ~!ヒューグラントが!!モーリスの頃の彼に「うゎ、すっごいカッコいい♪」と思ったら、どんどんあれ?ってな感じになってしまったけど、やっぱり今でもカッコいいのかしら~?芸能人を身近に見る機会ってないから、ドキドキしますね。別送買ってくれたらいいのになぁ。また来てくれるといいですね~。
Commented by milletti_naoko at 2014-04-12 00:27
とすかーなさん、その映画はわたしは見ていないのですが、彼が出る映画も彼が演じる役柄も、何だか味があって、いいですよね。時々足を運んでくれるということは、お友だちがいるにせよ、観光地としてはマイナーなウンブリアに、魅力を感じてくれているからであろうということで、そんなことがうれしかったりするわたしです。
Commented by suzu-clair at 2014-04-12 00:34
大スターを身近に感じられるなんて素敵ですね^^
それにしても、大富豪の古城があるのですね~。
山の中の、ヨーロッパの古城、憧れます・・・☆

お写真を拝見していると、
つくづく、ミジャーナは素敵なところなんだなあと、
うっとりします。
ヒュー・グラントさんがやって来たくなるお気持ちもわかりますよ^^
美しい自然の中をお散歩なさるのは、
きっといいリフレッシュになられることでしょうね☆
Commented by nagisamiyamoto at 2014-04-12 02:42
なおこさん
ヒュー!グラント!!!私が珍しく見た映画「ノッティング・ヒルの恋人」のあのヒューグラント!!(自腹をはたいたか、飛行機内で見たか・・・??)私が感動したのはなおこさんの近くに彼がいることも勿論のこと彼がこの自然満喫のこの地域に興味を示したことです、自然を愛する気持ち、それを持続させたいという心って誰にでもありたいと願います。フィレンツェのごちゃごちゃした中心街で働く私にとって、なおこさんの自然溢れたブログは心の癒しです。いつもありがとうございます。
Commented at 2014-04-12 04:02
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by minmm at 2014-04-12 05:20
素敵すぎて目眩が…(笑)いや、本当に素敵な事ですね。バッタリ合ったらまたアップしてほしいです(*^_^*)妄想してしまいますね♪そして建設中のご自宅も良い雰囲気のお家なんだろうな☆
Commented by milletti_naoko at 2014-04-12 06:42
すずさん、ミジャーナは夫が生まれ育った村で、当時は村人がたくさんいて、古城は、一般の村人たちが暮らす集合住宅のような形で使われていたそうです。その後、今から約30年ほど前までの間に過疎化が進んで、村には2家族だけが残り、その一家族が義父母たちで、そうしてだれも住まなくなって、古城がどんどん崩れてしまったのを、この大富豪が、最近になって改築して、豪華な邸宅に変身させたのです。このお城はこういう経緯があるのですが、ウンブリアにも、そしてイタリア各地にも、歴史のあるお城は多いんですよ。

ロンドンのような大都会に暮らす人が、そして、スコットランドのように緑の美しい地方もある国に住む人が、はるばるウンブリアまで訪ねてくれるのは、何だかうれしいです♪
Commented by milletti_naoko at 2014-04-12 06:49
なぎささん、そうですよね! ウンブリアには、特にトラジメーノ湖周辺や、トーディなどの中世の趣の残る町、緑の丘のあちこちに立つ別荘に魅かれて、毎年訪ねたり、あるいは別荘を持って、毎年来たりする北欧の人は多いのですが、テッツィオ山は、わたしは大好きですが、観光地としてはマイナーなので(アッシジの観光学講座で、テッツィオ山周辺地域を選んだときには、先生から、「何もないのでは」と言われたくらいですが、調べてみて実は見どころ満載だと分かりました)、こういう人がはるばる繰り返し訪ねて来てくれていると知って、うれしかったです。

なぎささん、こちらこそ、お優しいうれしいコメントをありがとうございます♪ わたしのブログは、自然や山歩きあり、日本語教育や外国語学習あり、日々の随想やイタリア各地の観光ありと、記事の内容が一定していませんが、緑は好きですし、幸い接する機会も多いので、これからもよく記事の主役になることと思います。これからもよろしくお願い申し上げます。
Commented by milletti_naoko at 2014-04-12 06:56
鍵コメントの方へ

ありがとうございます。光栄です。わたしの方も、お気に入りに登録させていただきますね♪ こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
Commented by milletti_naoko at 2014-04-12 07:00
minmmさん、万一会ったり見かけたりする機会があったら、写真を撮る失礼はどうかなと思いますが、また記事にしますね。改築中の家用に、昨日は店を回って、バスマットやごみ入れを買い、今日は夫がベッドを組み立てました。少しずつ少しずつですが、前に向かって進みつつあります。
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