2014年 04月 13日
ペルージャ花めぐり1
中心街に向かう途中に、早くもみごとな藤を見つけて、車を脇に停めて、さっそく撮影しました。
こちら、サン・ピエートロ教会は、ペルージャ大学農学部と隣接しています。この農学部にとてもりっぱな藤があると夫が言うので、まずここに足を運んだのですが、残念ながら、土曜で大学が休みだからか、入ることができません。そこで、写真の右手奥に見えるフロントーネ庭園に行ってみることにしました。
というのも、庭園は道路をはさんで、教会や、中世植物園を有する農学部の敷地と向かい合っているため、庭園の端を道路沿いに歩けば、藤が見えるかもしれないと考えたからです。
夫が足を止め、指差す方向を見ると、大きな滝から水が流れ落ちるように、屋根から壁面を覆いつくして咲いている、みごとな藤の花が見えました。枝越しにしか見えないのが残念ですが、ズームで拡大して、撮影してみました。
来た道を引き返すわたしたちを、教会前の道沿いに咲く花が、出迎えてくれます。
藤の花を探して、目抜き通りを歩き、大聖堂前の広場まで来ると、懐かしいチンクエチェントが、ずらりと並んでいます。
人の多さと、チンクエチェントにも様々な型があることに、びっくりしました。
大噴水(Fontana Maggiore)の後ろに見えるプリオーリ宮殿(Palazzo dei Priori)の正面に見える扉から入ったところには、
天井や壁面一面が絵で飾られた広間、Sala dei Notariがあって、講演や会議、コンサートの会場として使われる他、結婚式の会場として利用することもできます。実は、これは、5日にお客さんに同行して広間を訪ねたときに撮影した写真なのですが、5日も、そして昨日も、
広間での結婚式を控えているらしき花嫁さんと、招待客を見かけました。
ジェラートを食べ、花嫁さんを見たあとは、再び、藤の花を探して、小路を歩きます。
約10年前の春、わたしがまだ学生で、中心街に住んでいた頃にも、夫とこうして、藤の花を撮影しようと、ペルージャの中心街を散歩したことがあります。その頃の記憶を頼りに、確かこの辺りで、みごとな藤の花を見たはずだと、迷いながら進んで行きます。
坂を下って久しぶりに見た教会の正面も、桜の花を思わせるような美しい色をしています。
隣に建つ礼拝堂、
Oratorio di San Bernardinoは、正面は、アゴスティーノ・ディ・ドゥッチョの色彩も美しい薄肉彫りで飾られ、ペルージャで初期ルネサンスを代表する傑作と言われています。(つづく)
**********************************************************************************************
Passeggiata nel Centro di Perugia in cerca della fioritura di glicine.
Sorpresa! Raduno di Fiat 500, sposa...
**********************************************************************************************
そちらではもう藤の花が咲いているのですね♪
日本でも場所によって、品種によっては咲いているところもあるみたいですが、家の近所の野生の藤はあと1週間から10日ほど後のような気がします。もしかしたら、桜が少し早かったので藤も早めかもしれませんが・・・。なおこさんも藤のお花が好きなのですね~。私も祖母が好だったこともあり藤が咲くと祖母を思い出すので好きです(^^)。
ペルージャにはたくさんの藤の名所があるのですね!ヨーロッパの町並みと藤の花もとてもマッチして美しいなあ・・・となおこさんのお写真を拝見して感じました♪こんなに遠く離れていてもこうして季節のお花の情報を交換出来て感激してます(^^)。ありがとうございます。
素晴らしい藤の続き楽しみにしてますね♪
街中に咲く藤の花素敵ですねぇ~
これだけあちらこちらに咲いているのですね。
建物と良くマッチしていますね、綺麗~
庭の藤の花は咲かないものでしたの、藤色のお花って
綺麗ですねぇ。
いつもありがとうございます。
フィレンツェも郊外に行けばそれなりの田園風景を望めますが、中心街は残念ながら駄目ですね。お写真の腕がいいのかペルージャという町の時間の流れがフィレンツェと違って見えました。藤の花はこちらも満開からちょっと散り始めですかね。私は花に出会えない分、せっせとニラの世話をし、今年こそは念願のニラ餃子をと考えています。余談ですが、家の中で迷子だった「お気に入りの傘」が無事保護されました。
あちこち歩くと、藤がきれいな家があるということなのですが、以前に見つけたときに比べて、花が少ないような、まだ花が開いていないような印象を受けました。こちらこそ、いつもありがとうございます♪
傘が見つかったんですね。おめでとうございます!! うちにも、「家の中にあるはずだけど、どこに行ったのかしら、ひょっとしたら、外でなくしたかも。」というものが、いろいろとあります。
藤、もう咲いているのですね。
藤は、私の中では、日本的な雰囲気を感じるのですが、
イタリアの地に咲く藤も美しいですね・・・☆
どこかライラックのようにも見えてしまいます^^
ペルージャ大学の藤、見事ですね!!
こんなすごい迫力の藤、初めて見ました。
本当に滝のようですね・・・!
実際に近くで見ることができたら、感激することでしょうね。
教会の壁画や礼拝堂も素晴らしいですね。
こんな美しい建築物を身近に見られること、うらやましいです。
そして、ご主人と藤を求めて出かけられるなんて、
素敵な時間の過ごされ方だなあと、心が温まりました☆
今日も素敵な記事をありがとうございます。
みごとな芸術作品や建築物が、当たり前のようにそこかしこにある中で暮らせるのは、ありがたいですよね。もっと足を運ばなければ! 町歩きはあまり好きではない夫も、藤の花を見るための散歩は積極的に提案してくれたので、うれしかったです。こちらこそ、いつもお優しいコメントをありがとうございます。
8日にこんな所に行ってきました。なお子さんにも是非お知らせしたくて・・・・日本の桜、ゆっくりご覧ください。
http://ameblo.jp/imasakaya/theme-10011384088.html
リンクをありがとうございます。日本の桜が、特にこの時期は本当になつかしいです。花も色も枝ぶりも、本当にきれいですね。
チンクエチェント 懐かしいです 。
結婚前に 主人が乗っていました 。
ちょっと頼りなさげな 細めの白いハンドル
コトコトってな感じのタイヤ...♡ねずみ色のボディでした 。
藤の花もイタリアで咲いているのですね ^^
藤の滝 ... 初めて見る光景です。
藤の滝、こんなにみごとな藤は初めて見ました。学校に近いので、昨日は授業の後に寄ろうかと思ったのですが、雨風が強かったのであきらめました。花がまだきれいなうちに見ることができますように。