まだ待たないと

 先週月曜日に、運行時刻と路線が大幅に変更になったペルージャ、Umbria Mobilità社の新しい時刻表は、「近日中」に完成し配布されるはずが、先週中にはできあがらず、おととい火曜日にバスターミナルで尋ねると、「火曜日に完成のはず…… 今日はもう火曜日ですね。」という返事があり、今日、木曜の正午過ぎに尋ねると、「土曜日の予定」とのことでした。先週、真夏のように暑い天気が続いたペルージャは、今週は時々急に雨が降り出して、気温が急激に下がるというおかしな天気が続いています。炎天下にせよ雨にせよ、オンラインあるいは利用したいバスが通る場所のバス停でないと、運行時刻が分からないようでは、バス利用客は大変です。

f0234936_230304.jpg

 車の修理も、5月16日金曜日に依頼したときには、「19日月曜日にディーラーに引き取りに行きます。修理には15日かかります。」とのことだったのですが、その15日後の6月3日火曜日に電話すると、「来週いっぱいかかります。」という返事です。連絡するたび完成が後ろにずれ込み、今日は、「今週中にはできる」はずが、「来週になる」という電話がありました。

 万一来週火曜日にできたとしても、当初の予定から20日ほど遅れています。それでも、あまりせかさなかったのには、実はわけがあります。事故を起こした1週間後に、自動車保険をかけている会社で、車の修理が終わって乗れるようになるまでにと保険を一時停止できないかと尋ねたら、「停止期間が3か月以上であれば、保険の終了日を停止した日数分だけ延期できますが、3か月以内であれば、終了日は元のままです。」と聞きました。当時は、最初に修理費の見積もりを頼んだディーラーからまだ連絡がなく、いつ修理が終わるか、アイゴに乗り続けるかも分からなかったので、とりあえずその日、3月28日に保険を停止しました。わたしの車の保険は更新が6月15日だったので、この日までに修理が終わったら、保険の停止はごわさんになっても、保険を更新するつもりでした。それが、15日までには修理ができないと分かった段階で、3か月の最低停止期間が過ぎるまで待って、それから車を引き取りに行くことに決めていたのです。「だから、慌てて修理をしなくてもいいですよ。」とあえて連絡をしなかったのは、そんなことを言ったら、2週間で済むものがいつ終わるか分からないと考えたからです。本当は今日電話があったときも、「月末でいいですよ。」と言うべきではなかったかもしれません。6月30日には車が引き取れるよう祈っています。

f0234936_23044100.jpg

 フィンランド外務省のパスポート・ビザ係と国境警備に送った質問のメールの返事も、まだ受け取っていません。ただ、読者の方から鍵コメントを通して教えていただいた情報によると、国境警備の手引書に、イタリアの紙製の滞在証が新たに追加され、受け取られたメールには、フィンランド側がEU市民家族用の滞在証を認めなかったことを「間違い」と認めたような文言も見られますので、ようやく問題の決着に向かっての動きが見え始めたものと、期待しています。

 フィンランド当局からの返事はいつ来るか分かりませんので、上の読者の方からコメントで許可をいただき次第、記事で、EU市民の家族がEU連合のシェンゲン協定加盟国を旅する際に必要なのは、有効なビザと市民の家族用の滞在証だけでいいというEU法の該当箇所などをご紹介するつもりでいます。

 というわけで、わたしもまだまだ待たなければいけないことがたくさんあります。フィンエアー問題もそれほど記事に反応がないようですし、1日2日を急ぐ方もいらっしゃらないようですので、記事は、必要な情報や許可が取得できるのを待ってから、書くつもりでいます。

f0234936_230355.jpg

 写真は、軍外国語学校の中庭にあるセイヨウヒイラギガシ(leccio、 Quercus ilex L.)の木です。幹の円周が3.4m、高さ15m、木全体の円周が21mというみごとな木です。かつては修道院として使われ、現代になってまずは軍病院、今は軍の外国語学校として利用されるようになったサンタ・ジュリアーナで、長い間、いろんな人々を見守り、安らぎを与えてきたことでしょう。ウンブリアの巨木を記した下のリンク先PDFの18ページに、この木の写真と説明があります。

Grande Leccio di Santa Giuliana,
del cortile della Scuola delle Lingue Estere dell’Esercito.
Quanti monaci, quanti malati avrebbe visto
l'albero maestoso in questo edificio
che prima era un convento e poi un ospedale.
Qui ora studiano diverse lingue del mondo
i militari gentiluomini che andranno
nei Paesi vicini e lontani
a lavorare per la pace dell’Italia e del mondo.

Secondo “Gli alberi monumentali dell’Umbria”
“Circonferenza tronco: 3.40m
Altezza totale : 15.0m
Ampiezza chioma : 21.0m”

LINK
- Gli alberi monumentali dell’Umbria. Mauro Frattegiani Comitato di gestione Bosco didattico Ponte Felcino
(PDF p.18 – Leccio di Santa Giuliana, Perugia, PG)

Articolo scritto da Naoko Ishii

 この記事いいなと思ったら、応援の1クリック(↓↓)をお願いします。
Cliccate sull'icona (↓) se vi piace l’articolo.
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
NihonBlogMura Blog Ranking

こちらもクリック↓↓ ありがとうございます!
Anche su questa icona. Grazie!

Ninki Blog Ranking

by milletti_naoko | 2014-06-19 19:33 | Sistemi & procedure | Comments(14)
Commented by nagisamiyamoto at 2014-06-20 12:39
なおこさん、おはようございます。
あらあら、なおこさんも待たされていらっしゃるのですね。予定通りに事が進まないのはイタリアの常ですが。
もうそろそろすると7月になります。イタリア人のことですからバカンスなどで頭がいっぱいになっていることでしょう。ハッと気づいてとっとと終わらせてもらえるといいですね。
Commented by ayayay0003 at 2014-06-20 15:40
なおこさん
車の修理がのびのびになっていたのは、そういう訳もあったのですね!日本のように期日内に…というのは難しいようですがあまりに遅いとイタリア生活の長いなおこさんでもムズムズするのでは…?と危惧しておりました~(笑)
本当に国が違うと日本人にとっては当たり前のことも、そうではないことが多いのだなあ~と旅行やなおこさんの記事から学ぶことが多いです(*^^*)
どうか一日でも早くアイゴの修理が終わりますようにと祈っています~(^-^)
Commented by milletti_naoko at 2014-06-20 15:54
なぎささん、おはようございます。そうなんです。車の方は、もうこの際だから3か月経つまで待とうと思い始めていましたし、運転するのが何だかこわい気がして、学校までの交通の多い道を運転する度胸があまりなかったので、まあいいのですが(6月30日までには完成してほしいものです)、バスの時刻表の遅れには本当に困っています。実際、ペルージャの市内バスの場合、新しい時刻表の完成が遅れるのは毎度のことですが、改変の時期は前々から分かっているのですから、その気になれば、ちゃんと変更以前に発行ができるはずです。

7月! そうそう、休暇の問題もありますよね。その点は、車の修理工場も、修理が終わらないと料金は受け取れないことが分かっているので、終わらせてから休暇に出かけてくれると思います。Toyotaに頼んでいれば、10日ほどで済むと言っていましたが、それも10日以内で済んでいたかなといぶかるわたしです。
Commented by milletti_naoko at 2014-06-20 16:00
アリスさんも心配してくださっていたんですね。ありがとうございます。修理は二つの業者に見積もりを頼んだのですが、それぞれが見積もりを出すまでにも2、3週間かかり、それに、ディーラーに頼むか他に見積もりを頼むか決心が着かず、わたし自身が動けずにいた期間もあって、結局修理がのびのびになってしまいました。それでも、ボローニャからフィレンツェまで歩く1週間の旅に出かける前に、業者には修理を依頼したので、「15日で済む」はずが、もう1か月になります。

幸い、バスの乗り継ぎは悪いものの、車がなくても通勤できるので、助かりました。すぐに車が必要な人は困るだろうし、逆にそういう人の車の修理を、せっつかれて先にしていたのかなとも思うのですが、わたしとしては、月末にアイゴが手元に戻れば、少しずつ運転する恐怖も遠のいて、ちょうどいい感じかなと思います。
Commented by とすかーな at 2014-06-20 16:17 x
バスの運行時刻、時刻表が配られる頃には、何度か使って時間を覚えたり、運転手さんから必要な時間を個別に聞いて既に知っているような気が・・・。さすが、「前もって」、「先を読んで」ということをしない国。車のことも引き取って、不具合がないかチェックしてと、バカンス前には完璧にしたいですね~。

フィンエアー、紙の許可証の日本人が多すぎてイヤになったのか、相次ぐクレームにフィンランド国境警備が動いたのかわかりませんが、いずれにしても、本当に紙製の滞在証が追加されて問題なく通れることになったのならありがたいことです。
実際日本の出国拒否の窓口となるフィンエアーの対応はどうか知りたかったので、メールしましたが、現地からは1週間以上たっても返事が来ませんので、もう返事してこないと思われます。日本支社は10日以内に返事しますと自動返信メールが入っているので、待っているところです。今月出発される日本人の方が問題なく出入国できることを祈っています。
Commented by milletti_naoko at 2014-06-20 16:56
とすかーなさん、運行時刻が変わったのに時刻表がないなんてと思っていたのですが、今朝ふと気づいたら、これだけ大幅に変更がある場合はなおさら、変更前にできていないと困りますよね。インターネットでチェックできるわたしたちはまだいいのですが、炎天下、雨の下で困っている高齢者の方がお気の毒です。

今回いろいろ調べていて、紙だからと高圧的な態度に出るフィンランド側にも問題があるものの、イタリアが発行する滞在証の言葉が、イタリア語でこそCarta di soggiornoになっているものの、英語表記はForeigners' permit of stayとなっていることがそもそもフィンランド側がこう対応したきっかけではないかという(つづく)
Commented by milletti_naoko at 2014-06-20 17:03
とすかーなさんへ(上からの続きです)

気がしてきました。今わたしたちが持っているCarta di soggiornoは、その発行の大元になるEUの法律の英語版ではResidence cardであり、EU市民の家族にとっては、EU圏内の移動や自由は権利であって許可を必要とするものではないという考えに基づいたものだと思うのですが、ですからここで対応する英語がresidence cardであるべきところを、イタリアでは、以前仕事などを通して長期滞在資格を得た非EU圏の移民に発行していた許可証がCarta di soggiornoだったものだから、それをそのままEU市民の家族用に応用し、Permit of stayという対応すべきではない英語が残り、フィンランド側は「滞在許可書」であれば、プラスチック製でないといけないはずと、考えたのかもしれません。

鍵コメントで教えていただいた引用された手引書の文面を、見つけるのは難しいようですが、まずはオンラインで探してみて(そんなにすぐには訂正が反映されないかもしれないのですが)、できるだけ早く、フィンエアー側からの詳しい情報と共に、記事にするつもりでいます。(つづく)
Commented by milletti_naoko at 2014-06-20 17:03
(上からのつづきです)鍵コメントの方はイタリア語で問い合わせているので、イタリアのフィンエアーは電話で直接フィンランドに問い合わせをしたけれど、日本のフィンエアーではそういうわけにもいかず、本国からのメールの返事をやはり待っているということかもしれませんね。フィンランド当局や国境警備で判断基準を変えれば、出発空港での対応も当然変わると思います。わたしもまだ当局からの返事待ちです。フィンランド当局自体がいろいろと動いている最中で、そのために当局やフィンエアーからの返事が遅いのであって、早急に返事が来ること、そしてもちろん皆さんが無事に出発し、旅行ができることを祈っています。
Commented by Miwa at 2014-06-20 18:23 x
こんにちは。なおこさんのブログも参考にさせてもらったので、是非報告とお礼をいいたくて。昨日日本のから切り替えたイタリアの運転免許証を受け取りに行きました、思っていたより少し早い仕上がり(約一カ月)でほっとしています。県はちがうけど、丁寧に説明されていたのでとても役に立ちました、ありがとうございます。
ちょうど手続きし始めようかなと思っていた矢先、たまたまなおこさんの事故の記事を目にして、こっちで運転する必要があるのかないのか、書き換えるのに迷っていたんですが、主人は日本で一緒に過ごしていた時の私の運転を見て、こっちでも全然問題ないだろうとずっと思っていたみたいで「事故はイタリアでも日本でもおこりうる事だから!」と一緒に自動車学校を色々探して協力してくれました。バカンス時期になったらさっそく練習してみようと思っています。なおこさんのアイゴ、きっと喜んでいると思います・・・莫大な修理費用を考えると手放してしまってもおかしくない状況だったと思いますが、命の恩人として修理依頼された事、私もとても同感しました。私はここイタリアでいつ愛車を購入できるかわかりませんが、その時は私も愛情をもって運転しようと思います。
Commented by kazu at 2014-06-20 22:07 x
なおこさん、こんばんは。バスの時刻表からフィンエアからの返事まで、ほんとに待つことばかりですね。何もかもゆっくりと流れるお国柄なのでしょうが、時には待つ身にもなってくれと、言いたいですよね。なおこさんのお話を聞いていて、待つのは構わないけれど、せめて約束の日や納期は守れーと、私まで口をついて出そうです。

実は先程、二ヶ月前にネットで注文した花台がやっと届きました。イタリアからの船便だったのですが、間に入った業者から連絡があった通りの納期でした。随分待ちましたが、約束を守ってくれたのは気持ちが良かったです。なおこさんも、通勤の足となる車は早く戻ってくるといいですね。

それにしても、なおこさんやとすかーなさんや、皆さんの声が何とかフィンエアに届きそうな気配で良かったですね。ハラハラしながら成り行きを見守っていました。このまま良い方向で解決しますように。
Commented by milletti_naoko at 2014-06-20 23:50
みわさん、免許証の取得おめでとうございます。記事がお役に立ったようで何よりです。免許証については県によってもばらつきがあるようですが、わたし自身、いろんな方がブログに書かれていた情報に助けていただいたので、参考になればと書いてみました。

だんなさんがそんなふうに言ってくださったとは、心強いですね。教習所での授業も実際に乗る前に心強いと思います。わたしも車の運転はこわかったし必要ないと感じていたのですが、やっぱりあると行動範囲が広がり、受けられる仕事も増え、何より夫や家族に依存せずにすむので助かります。

アイゴが手元に帰って来たら、今度こそ大事に大事に乗るつもりです。みわさんもいつか、ご自分のお車が手に入るといいですね。
Commented by milletti_naoko at 2014-06-20 23:55
かずさん、こんにちは。車は実は、この際だから3か月経過をねらっていて、あえて催促を控えたのですが、それにしても、車が本当に必要な人は困りますよね。バスの時刻表もまったく利用者の立場に立っておらず、困ったものです。イタリアからはるばる花台を注文されたんですね!! 期日どおり届いたとはすばらしい。そう言えば、日本に暮らしていた頃、Fiat Puntを注文したら、イタリアから船に揺られて来たため、約束の期間よりも数か月遅れてきたことを思い出しました。

フィンエアーとフィンランド外務省、国境警備、声が届いてどうか事態が改善しますように。かずさんもご心配くださっているんですね。ありがとうございます。
Commented by suzu-clair at 2014-06-21 01:41
いろいろと、
待ち続けることの多い日々ですね。
いろんな問題が、ひとつひとつ、解決していきますように。

ここ数日、訪問させていただく時間がなくて、
また記事をまとめ読みさせていただきまして。
大変遅ればせながら、
ご結婚記念日、おめでとうございます。
「降っても晴れても・・・」のお言葉、
じーんとしました。
そうですね。
どんなときも、
感謝の気持ちを見出して、
助け合って笑顔でいられる・・・
そんなふうに歩んでいくことって、
本当に素敵ですね☆
これからも、お二人にたくさんの幸せが訪れますことを、
心よりお祈りいたしております。

お写真の木、
幹の演習が3.4mって、すごいですね!
たくましさ、力強さ、本当に見事です☆
Commented by milletti_naoko at 2014-06-21 04:06
すずさん、延び延びになった「できるはずの日」には、今度こそできるものと信じて、辛抱強く待つことにします。

ありがとうございます。病めるときも健やかなときも、だけではなくて、どちらが意固地、身勝手になりすぎているときにも、お互いが相手のことを思いやって、やり過ごしていけたらと思います。とは言え、実行はなかなか難しいので、言葉にして、書いて、自分に何度も言い聞かせる必要があるのだと思います。

本当にみごとなりっぱな木ですよね! もう何世紀も、いろんな人々を見守り、憩いを与えてきたのだと思います。
<< おめでとうございます 鶏にレタス飛び出すうさぎかな >>