通行料黒のトリュフで卵焼き

 夫の従兄が、うちの改築中の山の家の門前で困っていたトリュフの狩人たちに泣きつかれて、「朝4時に門を通りたいときは錠を開けるけれど、その代わり獲物を少し」と交渉をしたそうです。事後報告ではありますが、採れたての香りのいい黒トリュフに、義父も夫も苦笑いしながら、鍵を渡していました。トリュフは義母が受け取って、わたしたちや義弟夫婦にも、それぞれ三つずつ分けてくれました。

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 同行していた従兄の奥さんから、黒トリュフ入りの卵焼きのレシピを教えてもらって、今晩さっそく作りました。パルミジャーノと少量の牛乳を加えるのが、おいしく仕上げるこつだそうで、わたしは牛乳の代わりに、うちにあった豆乳を使いました。

 黒トリュフを丸ごと1個、ナイフで薄切りにして、作りました。卵を二つだけにしておけば、せっかくのトリュフの味と香りがもっと引き立っただろうにと、食べながら感じましたが、思いがけずぜいたくな卵焼きが食べられて、うれしかったです。

Frittata con il pedaggio che è nientedimeno un tartufo nero.
Buona & profumata :-)))

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- トリュフざんまい / Tutto tartufo! (15/9/2013)
- 白トリュフ、見つけた! / Caccia al tartufo bianco (14/12/2010)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-06-29 23:26 | Gastronomia | Trackback | Comments(10)
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Commented by patata at 2014-06-30 06:36 x
なおこさん、こんばんは^^
なんて贅沢なフリッタータ!!羨ましいです。
ウンブリアといえば、トリュフのイメージがありますが、秋が時期かとばかり思っていました。
山の恵みですね!
Commented by milletti_naoko at 2014-06-30 07:30
Patataさん、こんばんは! 思いがけず手に入った黒トリュフのおかげで、香りの高い食卓になってうれしかったです。三つもらったうち、二つは冷凍して、卵焼きには一つだけ使いました。

秋に採れるのはとりわけ珍重される白トリュフで、黒トリュフは、特に香りがよく味もすばらしいTuber Melanosporum Vitt. (Tartufo nero pregiato)は12月から3月について採れるのですが、今の時期、6~8月に採れる夏の黒トリュフもあり、冬の黒トリュフほどには香りもおいしさも劣るけれども、やっぱりおいしいということです。(以上は上にリンクを貼った、昨年通訳を務めたトリュフ専門店で聞きましたし、店のサイトにも英語・イタリア語で説明があります。)思いがけない山の恵み、本当にありがたいです♪
Commented by germanmed at 2014-06-30 08:40
すごーい!トリュフって採れるんですねえ。(当たり前の事実ですが、私にとっては余りにも遠い世界の出来事で・・・)
そして、凄く豪華な使い方!卵も産みたてなんですよね。うう、おいしそう。
そういう交渉の仕方、私の好みです。いいところに門がありますね♪
Commented by ayayay0003 at 2014-06-30 11:52
こんにちは^^
素晴らしく美味しい卵焼きの出来上がりですね~
日本でいうところではちょっと違うかもしれないけど、希少さ、値段の高さとかからいうと、松茸かな・・・?と思います(*^_^*)
良い香りのする高価なものは、シンプルに調理すると美味しさが引き立ちます~。その典型的なお料理ですね!美味しさがちょっと日本まで伝わってきた今日の記事です(*^_^*)
素敵な黒トリュフの出来ごとでしたね~♪読んでいてこちらもほのぼのとさせていただきました、ありがとうございます♪
Commented by milletti_naoko at 2014-06-30 16:55
くまさん、白も黒も、トリュフ狩りには犬を使い、ここだと犬が言う地面をかなり掘って発見します。昔は豚を使っていたそうですが、豚だとトリュフを食べて、せっかくのトリュフが傷みやすいので、最近では皆犬を使うそうです。ウンブリアは白・黒のトリュフの産地で、10・11月にはノルチャ、チッタ・ディ・カステッロなど、トリュフの産地で、トリュフ祭りが開催されるんですよ。自然に採れるところもあれば、栽培をしているところもあります。ウンブリアは北イタリアやトスカーナなどに比べて、物価が安いので、機会があれば、ぜひお越しくになって、おいしいトリュフ料理を食べてみてください。卵も自家製で、新鮮で安全な卵が食べられるのがありがたいです。畑の囲いの中を歩き回り、レタスやフダンソウの外葉や固い葉をやると、うれしそうに食べる鶏たちの卵です。

従兄の交渉談にはびっくりしました。この門、こういうときはありがたいのですが、勝手に私道を通る猟師や近所の城の招待客もいて、困っています。ごくまれにですが、歩いてヒュー・グラントが通ることもあるそうなので、いつか目撃できるかもしれません。
Commented by milletti_naoko at 2014-06-30 17:04
アリスさん、トリュフは高級・高価・極上のものから比較的気軽に使えて食べられるものまでいろいろあって、今回従兄が届けてくれた夏の黒トリュフはその後者にあたります。松茸にあたるのはとりわけおいしいとされる白トリュフの中でも特に秋・冬に採れるもので、今回もらったのは黒トリュフの中でも香りやおいしさはそこそことされる夏に採れるものです。それでも、丸ごとたっぷり使えるほどのぜいたくな機会に恵まれたのは初めてだったので、とってもうれしかったです♪
Commented by nagisamiyamoto at 2014-07-01 01:59
なおこさんこんばんは
いやいや、夏の黒トリュフだって生だったら香りもいいでしょうし、美味しく頂いたのでしょう。ウンブリアはトリュフの美味しい土地です!私の店ではAREZZOとAQUALAGNAとSAN MINIATOという所から仕入れています。私達は家で料理をとても美味しく出来たとき『リストランテではいくら位』と下世話な話になってしまいますが、なおこさんのお宅はそんなことしないんでしょうね。
Commented by milletti_naoko at 2014-07-01 03:00
なぎささん、こんばんは♪ 香りがいいので、びっくりしました。解説を読むと、この手のタイプは特に黒い外の部分がおいしいとあるのですが、確かにそのとおりです。なぎささんのお店でもトリュフを扱っていらっしゃるんですね! 回りまわってお店で出される商品も多く扱う市場で働かれるなぎささんたちですもの、そういう話になるのは、下世話というよりは、職人気質の表れというところでしょう。うちの場合は、どうやったらさらにおいしくできたかな、この材料を使えばと、料理については、なんとなく料理番組での評価・批評のような話になります。
Commented by ムームー at 2014-07-01 18:58 x
なおこさんこんばんは。
まぁ~うふふ、通行料がトリュフだなんて何て豪華でおしゃれでしょう。
冷凍されたのも出番が楽しみですね。
こういうの食べたことがありません、毎日、ピーまんと玉ねぎにハム入りのオムレツです。
歴史の流れ文化の違いで読む本も楽しいですねぇ。
いつもお越しくださってありがとうございます。
Commented by milletti_naoko at 2014-07-01 19:05
ムームーさん、こんにちは。思いがけず、とても香りのいい黒トリュフが手に入ってうれしかったです♪ 冷凍したトリュフは、夫がリゾットにするとおいしそうだと言うので、レシピを調べて、リゾットに挑戦するつもりでいます。

ピーマンや玉ねぎもおいしいですよね。炒めた玉ねぎの甘いのがわたしも好きです。こちらでは、季節によって採れるものをということで、春には自生のアスパラガス、夏にトマトが採れ出すと、トマトと玉ねぎ入りの炒り卵を作るのですが、これが夫の大好物です。夫はトマトが入る場合は卵が完全には固まらない状態で食べるのが好きなんです。

こちらこそ、いつもありがとうございます♪
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