草花で布を彩り染め上げる

 自然の草花や木を利用して、布を染め上げるだけではなく、草花や実の色や形まで写し取る技法を学びに、先週はアブルッツォまで遠出をして、Corso residenziale di stampa naturale su tessuto Florario d’Abruzzoに参加しました。

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 職人芸術展で見た美しい布地に一目惚れし、野の花の形をそのまま布や服に取り込めるということに魅かれて、元修道院での3泊4日の宿泊研修に思いきって参加したのですが、最後の最後には、写真のように、自分でもびっくりするような、(わたしの目には)きれいな布地も染め上げることができて、とてもうれしかったです。ちなみに、棒にはりつき、布地にいくつも形が見える紫色の丸いものは、黒々と熟していたブラックベリーです。

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Florario d’Abruzzo @ Ostello sul Tratturo, Navelli (AQ) 11-14/8/2014

 きれいな草や花で布を彩る、その前には、染めたい布を洗い、さらに色や模様がしっかりと布に移るように布を準備する必要があります。そのためには、媒染液に漬けておいてから、鍋で一定の温度で煮込まなければいけません。その媒染液を作るのに必要なものや煮込む際の温度も、布地によって変わってくるということで、綿や麻などの植物繊維や、絹・羊毛などの動物繊維について、それぞれ、どんな材料が必要で、どんな温度でどれくらい煮込むのかということも教わりました。

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 クルミの葉や、オークや桜の木の幹は、タンニンを多く含むため、媒染液であると同時に、染色もできるそうです。先生たち(右手の二人)は、授業初日、8月12日の前夜に、クルミの葉を集め、小さく切って、一晩水に漬けておいてくれました。その水をクルミの葉ごと煮立てると、こんなふうに渋い色になり、この液が冷めてから、葉を取り除き、布地を煮込むと、布がベージュに染まりました。

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 初日の夕方と最終日の朝は、布を染め、形と色を移すのに使うための草花や木を求めて、皆で紙袋を片手に、野山に繰り出しました。どんな草花が染色に使えるのかを教えてもらい、少々毒があるという花については、「花を触った手で、顔に触れないように」と、注意を受けました。セント・ジョーンズ・ワート(iperico, erba di San Giovanni)が、まだきれいに咲いているのを見つけて、うれしかったです。

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 初日は、植物採集に時間がかかって、夕食が遅くなったのですが、ナヴェッリ村の観光協会の誘いを受けて、中心街で行われた朗読会を聞きに行きました。Stefano Benniのユーモアあふれる短編を、俳優らしき二人が演じるように読み上げていて、おもしろかったです。今年地球に最も近いと言われた満月は、この前夜だったのですが、11日の晩も、美しい月が趣のある古い町並みの向こうに見えて、とてもきれいでした。

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 11日、植物採集から戻って以降、翌12日の朝にかけて、集めた木の葉や草花を、種類や染める色によって分類しました。今回、イタリア各地から集まった、わたしを含めて10名の受講生の中には、すでに花染めを他の先生から教わったことがある人もいれば、植物を使っての染色の経験がある人もいました。わたしは、そういう経験がないので、先生から教わったごく一部の花以外については、いったいどんな色に染まるのか、色や形が残るのかどうか知らぬまま、こうして分けられた植物の中から、自分が使いたいと思う葉や草花を選びました。

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 布を水で濡らして、テーブルにぴったりとくっつけるように置き、布の上に、草や葉、花を並べてから、さびた空き缶や木の棒などの周囲に、すき間ができるだけないようにぴったりと巻きつけ、

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 その上から紐を強く引きながら、ぐるぐる巻いていきます。こうして紐を巻きつける作業は長く、腕の力を、これでもかというほど使いました。

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Maestre stupende, Sheila Rocchegiani & Michela Pasini

 こうしてできたぐるぐる巻きのサラミならぬ花染めの準備のあとは、布を巻いた缶や棒などを、染色液や草花の形を布に写し取るための液を満たした鍋に入れ、徐々に水温が上がるように熱を加え、一定の温度に達したら、そのまま必要なだけ煮込みます。そうやって鍋で布を煮込む傍ら、こんなふうに、植物を使っての染色に役立つ本について紹介があったり、それまでの作業について、説明をまじえてのおさらいがあったりしました。紹介のあった本の大半が、英語やフランス語で書かれています。

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 12日の夕方は、授業のあと、ナヴェッリ村で開かれていた職人芸術展、Vivere Naturalmenteを見に行きました。わたしは7月、まだ展示準備中だったときに作品を見て知っていたのですが、受講者の中には初めて会場を訪ねて、講師の先生たちの作品を見る人も多く、すばらしいと感嘆していました。

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 最終日、13日の朝は、すでに煮込む作業が終わり、水温も下がったので液から取り出した布地を、日陰で乾かすべく、元修道院であった合宿所、Ostello sul Tratturoの回廊の中央に並べてから、再び野原に出かけて、花染めに使う草や花、木の葉などを採集しました。

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 採集した植物を、種別に分類したあとは、昼食前から、少しずつこれまでに自分たちが染め上げた布を、ぐるぐる巻きにした糸をほどいて、開いていきました。まずは、最初に手がけた、さびついた缶に巻きつけた白い布からです。一人あたり大小二つの缶に巻いた布を、ゆっくりと開き、できばえにがっかりしたり、喜んだりしながら、どういう葉や草花を置くと、どんな色のどんな模様になるかを確認していきます。受講仲間の皆の中には、この段階からきれいな作品ができている人も多かったのですが、わたしの布は、缶にさびが多かったこともあり、黒い部分が多い割りに、置いた花の色があまり残らないという残念なできになっていました。

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 鉄さびは、植物の色をよく引き出す効果がある一方で、布地を長い間つけすぎると、黒ずんでしまうという短所があるそうです。鉄の棒に巻いたこちらの布は、ほどく前は真っ黒で、いったいどんな悲惨な仕上がりになったかと、はらはらしながら開けたのですが、開いてみると、木の葉の形がくっきりと写り、さびの色もいい具合に布を染めていたので、うれしかったです。紺色はオーク(quercia)の葉です。葉っぱは、裏側の方がきれいに色がつくのだと、この講習で初めて知りました。これは、初めて、先生の言うままではなく、自分で工夫するように言われて巻いた布地なのですが、折り紙の要領で折って、草花を置いたら、折り目やデザインがきれいだと、皆もほめてくれました。

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 最終日には、アブサン(assenzio)の草や花を煮た液、アカネ(robbia)の根を煮た液で、布地を煮込み、それぞれの鍋の中で、布が黄色、赤色に染まりました。棒に巻かれた部分は白く、布に置いた草花や葉の色と形が浮き上がり、棒に接触していない部分の布は、植物染料の色に染まります。

 この最後の二つの布地が、色も美しくきれいに仕上がって、皆が自分の布を開いては、できばえに歓声を上げていました。特にきれいなのはアカネを染料として染めた布で、同じ鍋でいっしょに煮込んでも、絹だとピンクと朱色の中間のような優しい色、羊毛だと、鮮やかな紅色になっていて、興味深かったです。

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 夢中になって、先生の話に耳を傾け、作業をしていたら、あっという間に3日が経ち、出発前に、3日間24時間ほぼ一緒に過ごした先生方や仲間たちに別れのあいさつをしていたら、思わず涙がこぼれました。思いきって参加して、本当によかった、かけがえのないすばらしい体験ができたと、心からそう感じています。

✿Corso di stampa naturale su tessuto Florario d'Abruzzo @ Navelli✿

Nel chiostro dell'ex Convento di Sant'Antonio
abbiamo imparato a decorare, tingere i tessuti
con piante raccolte nella campagna di Navelli.
La bellezza dei fiori, delle piante è rimasta impressa
non solo sui tessuti ma anche sul mio cuore
grazie alle mastre stupende, alle simpatiche compagne di corso
e all'accoglienza a Navelli e all'Ostello Sul Tratturo.
Grazie di cuore a tutti :-)

LINK
- Rosso di Robbia Associazione Colori Naturali – Corso di Eco-Printing “Florario d’Abruzzo” 12-13-14 agosto a Navelli (AQ)
- Sheila Rocchegiani – Textiles in Natural Dyeing - HOME
- Associazione Colori Naturali “Rosso di Robbia” - HOME Presidente, Michela Pasini
- Radio L’Aquila1 – Florario d’Abruzzo, Ostello sul Tratturo a Civitaretenga - Navelli
- Il Filo Infinito. Tessitura Artigianale – Una magia

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 花染め学びにアブルッツォ / Corso di stampa naturale su tessuto a Navelli (7/8/2014)
- 自然と美の追求 ~職人芸術展 / Mostra, Vivere Naturalmente a Navelli (23/7/3014)
- 草花で赤く彩り染め上げる / Rosso - Robbia, Caglio & Passione. Florario d’Abruzzo2
↑↑この記事の続き。赤く染めるには、どんな植物を使い、どんな作業をしたかを紹介。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-08-19 23:44 | Abruzzo | Trackback | Comments(14)
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Commented by ayayay0003 at 2014-08-20 10:11
おはようございます^^
まずは3泊4日の宿泊研修お疲れ様でした(*^_^*)
植物での染色は小説などで出てきて知ってましたが、このような葉や花の形まで移しとる染色は初めて知ったのとその美しさに感動いたしました~(*^^)vなおこさんは、がっかりと書かれている布、私は素晴らしい出来栄えに感動いたしましたよ!なんと言ってもオリジナルな折り目が素晴らしいデザインを醸し出していて少しオリエンタルな部分が出たな・・・と嬉しいです。こちらの先生はそのような生徒さんの潜在能力を引き出す素晴らしい先生ですね~(^^♪
アブサン(assenzio)やアカネ(Robbia)での染色はまた特にいい感じの色を出していて、生地によって染まり方が違うのも興味深いです。そう言えば、京都の北山杉での染色を施したスカーフを京都で求めましたが、こちらの色と少し似た色をしています。
染色の専門書が英語とフランス語と聞いて、ああやっぱり語学は必須なんだなぁ・・・とも感じたなおこさんの記事でした(-_-;)
なおこさんが講師になって教えていただけたらなぁ・・・なんてちょっと思ったりしました♪
素晴らしい体験をされましたね♪
Commented by MIWA at 2014-08-20 15:45 x
なおこさん、こんにちは。素晴らしい体験の中で沢山のいい出会いをされた事、記事を読みながら私まで嬉しくなりました。なおこさんの優しい雰囲気にぴったりの味わい深い色に染め上がりましたね。若い頃に旅した奄美大島でみた大島紬の工房を思い出します、なおこさんのおかげでイタリアにもこうした伝統がある事初めて知りました。生地の寸法はよくわからないのですが、なにか仕立てられる予定ですか?・・・報告楽しみにしてます!
先日ついにイタリアで初めてハンドルをにぎり運転デビユーしました。フェッラゴースト前後のほんとに道路が閑散としている中での練習だったので、周りの車をあまり意識することなく、おかげで怖い思いもなくすみました。運転が大好きだった若い頃は好んでマニュアル車に乗っていたのもあって、「左右すべて反対」というハンデもありつつ翌日には主人なしで久しぶりの運転を楽しんでいました。まだ駆け出しのイタリア生活の中で、久しぶりに自分の中の強さを感じ達成感を得れました。以前から、きっと大丈夫!といってくれていた主人も職場まで向かえに来た私を見て嬉しそうでした。いくつになっても何かにチャレンジする事ができるって幸せな事ですよね!
Commented by milletti_naoko at 2014-08-20 18:04
アリスさん、ありがとうございます。わたしも、初めて花や葉の形がきれいに映し出された布を見たときには感動しました♪ 書き方が紛らわしかったでしょうか。わたしが開いてがっかりしたのは、そう書いた部分のすぐ上の写真にあるように、大小のさびた空き缶に巻きつけた布で、アリスさんがすばらしいと言ってくださっている布は、左端に見えるさびた黒い鉄の棒と同じ程度の太さで、ただしもっと長い棒に巻きつけて染めたものです。この正方形の布は、わたしも思いがけずきれいにできてうれしかったです。何せ、どういう葉や花の色がどう写し取れるか、あまり分からない状態で模索していたものですから。先生たちは、何でも説明・指示しつくすのではなく、自分たちでどういう植物をどんなふうに置いて、どんな液でどう煮込むとどうなるかを、自分で試して学んでいきなさいという姿勢で、教えてくれていました。

このeco-printingの技法を最初に世界に広めたのはIndiaという女性ですが、今回の先生の一人はこの人のワークショップに参加して教わったことがあり、(つづく)
Commented by milletti_naoko at 2014-08-20 18:05
アリスさんへ(上からのつづきです)

ただ別の機会に、実はオーストラリアでは、世に知られていなかっただけで、そういう染色技術がもともと長く存在していたのであり、Indiaではなくそうやって染色をする人から学んだという芸術家に会い、そのすばらしい作品を見たそうです。すでに他の先生のeco-printingに通った人たちが、「こんなに情報を隠さず、きさくに何でも教えてくれる先生は初めて」、「(他の先生には)ただ自分の指示にだけ従って、そこからそれてはいけないと教えられた」と言っていたので、先生たちにも恵まれたと感謝しています。

二人の先生とも、もともと染色、あるいは裁縫の素地はあっても、この技法そのものを学んだのは数年前で、それから何度も実験や実践を繰り返して、すばらしい作品ができあがり、講師もするようになったとのことです。受講仲間の中には、すでに染色講座に通ってもいて、さっそく家でeco-printingを始めた人もいるようです。わたしも少しずつ、ウンブリア周辺の野山で見つける、あるいはうちの畑で見つかる植物をいろんな布に試していきたいと思っています。
Commented by milletti_naoko at 2014-08-20 18:20
みわさん、遠方で迷いもあったのですが、参加して本当によかったと思いました。ありがとうございます♪ 冒頭の写真は、まだ染料で濡れている状態だったため、乾かすとさらに少し淡い色にはなったのですが、もともとはっきりした色よりは、パステルの優しいピンクの方が好きなので、わたし好みのできになってうれしかったです。帰宅後、模様や色が定着するように、蒸気を使いながらアイロンするようにと言われていたのですが、うちのアイロンは少々欠陥があって、わずかですが、アイロンからこぼれた水滴が布に残ってしまったのが残念です。

生地は、原則として自分たちで持ち込むように、ただし、講習開始前に講師から購入もできるということで、大きさや質が分からなかったわたしは、先生から助言を受けながら、絹・綿・麻の布を買い、必要に応じて、少しずつ切って使いました。一番上の布は、そのままスカーフにしようか、それともどこかに飾ろうかと考えています。(つづく)
Commented by milletti_naoko at 2014-08-20 18:21
草花の形まで布に刷り込んでいく技法は、もともとはオーストラリアに伝統として伝わる技法のようです。植物を使って染色をする工房やそれを教える講習はイタリア各地にあって、今回教わった先生の一人は、世界的に著名な日本の染色家の方の絞り染めの講習に、フランスで参加したそうですから、こういう技法や芸術の国際交流もさかんなようで、すばらしいと思いました。

みわさんも、イタリアで初運転を経験されたんですね! マニュアル車でも乗れると、ご家族の車も運転できて、便利ですよね。すばらしい! 車が運転できると、自分の足で自由にあちこちに行けるようになって、世界と自分の移動の自由が広がった気が、わたしもしました。挑戦する気持ちを忘れない幸せ、おっしゃるとおりだと思います。
Commented by toto at 2014-08-20 19:07 x
なおこさん、素敵な体験をしてきたんですねー! 布を開くときは本当にドキドキしませんでしたか? 本当に楽しそう! いろんなことを学んで吸収できる素晴らしい機会でしたね。本当に、行って良かったと思います! オークの葉の布の色、素敵です! 私だったらこの磯がお店に並んでいたら絶対に手に取っちゃいますね!
実は、、、自分でも半ば忘れているほどですが、こちらに来てから約4年で紫タマネギの皮を集めているんです。そして、染めや何やらの本もいくつか買っておりまして、、、これまた4年前ですが。
では、いつやるんだ? って。ダンナも丁寧に紫タマネギの皮を集めてくれています(笑)。そしてこれまた、、、染めるための毛糸も1巻き用意してあるんです(4年前から、、、)。
本を読んで触媒を勉強するところから始めないと、、、あはは。宿題としてがんばります!
Commented by suzu-clair at 2014-08-20 19:07
素晴らしい講習だったのですね☆
充実した時間を過ごされて、本当に素敵です☆

植物がもつ素晴らしい特性を活かして、
自然の力を私たちの暮らしの中に取り入れる知恵、
本当に素敵なことだなあと、
なおこさんのこの記事を通して改めて感じました。

初めて試してみたことって、
出来上がるまでドキドキしますよね。
とても素敵な仕上がりになっていて、味わい深いです☆

先日も少しコメントに書いた、
私が染物師の方のお話をお聞きした時のこと、
そのときは、花を扱うことを職業としている私たちならまだしも、
染物をお仕事になさっておられる方が、
なぜそこまで自然への敬愛の念を述べられるのか、
お話に感動しつつも不思議な気持ちを正直もっていたのですが、
今ならその理由がとても理解できます。

こうして直接植物に触れながらモノづくりをすると、
自然の持つ力がいかに素晴らしいか、
強く実感できますよね。

素敵なリポートをありがとうございます。

一緒に講習の日々を過ごされた方々との時間も、
本当にかけがえのないものとなられたようで、素敵ですね☆
Commented by oliva16 at 2014-08-20 21:01
素敵な体験を、詳しく教えてくださってありがとうございます!
私は最近Facebookで知った藍染めの工房の品々が素敵でいつもオフィシャルページを見ているのです。
イタリアでもこうして自然の植物を使った染め方が受け継がれているのですね……。
なおこさんもお好きではないか、と思うので、ページをご紹介しておきます。良かったら見てみてください。
https://www.facebook.com/aiirokoubou
Commented by nagisamiyamoto at 2014-08-21 10:59
なおこさん、おはようございます。
3泊4日の染物講座、どうやら楽しかったようですね。これをご自宅に帰ってまた再現されるのですね。今度はご自宅の植物を使って・・・もういろんなアイデアはうかんでいるのでしょうか?
作品もとてもシックな感じでステキです。この作品はお家に飾るのですかね??
Commented by milletti_naoko at 2014-08-21 15:31
Totoさん、本当に楽しくて、あっという間に3日経ちました。ただ、意外と体力的に大変で、他の受講仲間も言うように、連続の宿泊研修は3日が体力の限界かという気もします。うれしいお言葉をありがとうございます♪

Totoさんも染色に興味がおありなんですね! 紫タマネギの皮は、先生から「いいぼかしの効果が出る」と教えてもらって、わたしも最終日に使いました。受講仲間には、レースや毛糸の手編みができたり、伝統的な織機を使って、色とりどりの毛糸で布を織ることを仕事にしたりしている人もいて、そういう技術があれば、わたしも自然の草木を使った染色講座に参加して、さらにこの世界を教えてもらいながら知る励みにもなるのですが。そういう講座はイタリア各地で多いのですが、毛糸を染めることが多いようで、毛糸で編めないわたしは、いまひとつ興味が持てなかったのです。染色の講座は、イタリア各地で時々行われているようで、期間も短いですから、一度参加されると、作業をしながら、先生に教えてもらえるし、仲間もできて、楽しいかもしれませんよ。
Commented by milletti_naoko at 2014-08-21 15:39
すずさん、植物は、緑や花、香りで、目や鼻を喜ばせ、ハーブとして心身を癒したり元気にしたりする力がある上に、こうして、布地をさまざまな色に染め上げ、飾ることさえできるのだと、わたしもあらためて感じました。山や森を歩いて出会う花やうちに育つ緑、ハーブとしての効用に加えて、花や植物に興味を持つ視点が、おかげでまた一つ増えました。ハーブティーとして元気が出て、オイルは傷を癒す黄色いipericoの花が、布に写し取ると青くなるのも、興味深いです。

野山で、うちで、そうしてさまざまな講習を通じて、いろんな植物とその知識に触れることができて、うれしいです。開いてがっかりということもよくあったのですが、どきどきしながら、作業を楽しめ、仲間もできてとても楽しかったです♪
Commented by milletti_naoko at 2014-08-21 15:49
Olivaさん、こちらこそ、読んでくださって、ありがとうございます。藍染めの工房の作品、すてきですね。実は講習を思い返しながら、「青は藍よりも出でて藍よりも青し」と言う言葉が頭に浮かんだのですが(先生がすばらしすぎて、わたしはともかく、他の優秀で熱心な方でも越えるのが難しかろうという意味で)、Olivaさんが教えてくださったリンクのおかげで、藍がどんな植物かも初めて目で確認することができました。
Commented by milletti_naoko at 2014-08-21 15:59
なぎささん、おはようございます。染物講座、とても楽しかったです。受講仲間の中には、すでに家のまわりの草花を集めて、自宅でも染め始めている人がいて、わたしも、今はばたばたしていますが、周囲にも山歩きに行く先でも緑や花が多いことでもありますし、少しずついろんな植物で、どんな仕上がりになるか試していきたいと思っています。作品を、なんとかうちの中に飾れるとうれしいですが、水に弱いし、本来は2週間ほど経って十分に色素が沈着してから開くべきだったという布もあって、すぐには日に当てない方がいいような気もしています。鉄さびがある布は、布の中でも成分がさび続けるので、1か月後に洗うように言われています。

これはどうかというできの布も多くて、これはきれいにできたと思えるものだけ写真を載せたのですが、ほめていただけてうれしいです♪ 今の段階では、まだまだ布に自分が置いた植物が、どんなふうに布を彩るか見当がつかないのですが、本を読んで勉強し、いろいろ実験を繰り返すうちに、それも分かってくることと思います。


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


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