死者の日に

 今日、死者の日は、ちょうど日曜日でもあったので、朝、夫とお墓参りに行きました。数年前までは、最近亡くなった夫の伯父たちのお墓と、夫の母方・父方の祖父母のお墓が、三箇所に分かれていて、この時期になると、互いにかなり離れたそうしたお墓すべてに足を運び、義父母が中心になって、掃除をしたり花を手向けたりしていました。それが、近年、義父母が存命中の兄弟・親戚と相談をして、こうしたお墓を、我が家や多くの親戚の住む家に近い墓地へと、移動したため、今は、近所の墓地を訪ねれば、お参りするべき親戚のお墓参りを、すべてすませることができます。

 夫やその家族とめぐりあい、遠い異国から来たわたしを皆が温かく迎えてくれたのも、こうした祖父母たちのおかげと感謝しながら、どうか安らかにと、まずは心の中で祈り、アヴェ・マリアや主の祈りを唱え始めた夫と共に、声に出しても、祈りました。今日は、いつもの大家族での昼食が、マルケ州から訪ねてきてくれた夫の従兄夫婦も加わって、さらににぎやかでした。

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Tramonto al Lago Trasimeno, Sant’Arcangelo 29/10/2014


 写真は、数日前にトラジメーノ湖を訪ねたときのものです。風も立たず、湖面が空を鏡のように映し出すこんなときは、とりわけ、天と地の近さを感じます。

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Il cielo è infinitamente vicino alla terra,
si riflette in noi, in tutte le cose animate e inanimate sulla terra,
si può toccare con la mano.
Così ci si sente, quando si incontra un tramonto
dove il cielo e la terra sono in piena sintonia.
*Foto - Lago Trasimeno, Sant'Arcangelo 29/10/2014
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-11-02 23:14 | Viaggi in Umbria | Comments(8)
Commented at 2014-11-03 09:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ムームー at 2014-11-03 10:19 x
なおこさん
おはようございます。
美しい夕日に魅せられています、綺麗です~
そちらでもお墓参りに行かれるときは
大勢の親戚さんたちもご一緒されるのですねぇ。
先祖を敬うって気持ちがいいですね。
そして、皆さんでお食事をされる
素敵ですねぇ~
なおこさんのお人柄でしょうが、こうして
皆さんに必要とされ可愛がっていただけるのは
素晴らしいことですねぇ。
Commented by ayayay0003 at 2014-11-03 16:10
こんにちは^^
イタリアでもお墓参りをする習慣があるのですね(^^♪
やはりお墓が遠いと皆の足も若い時ならいざしらず、だんだんと遠のいて行かなくなるという問題が今まさに日本ではおきています。なのではやばやと近くに移動されたのは今の世の中に合ってると思います。

親族さまたちとのお食事会賑やかで楽しかったことでしょうね(^^♪
わきあいあいとした素晴らしい家族です♪

お写真の日のトラジメーノ湖の夕陽、本当にキレイですね(*^^)v
なんだかこのお写真一枚で癒されて嬉しいです、いつもありがとうございます(*^_^*)
Commented by milletti_naoko at 2014-11-03 17:35
鍵コメントの方、この日は地平線に雲が多かったのですが、湖に映る雲や空、雲の間から輝く夕日の光がとてもきれいでした。前回のコメントは、気がついたら消えていたので、わたしも驚いたのですが、そういう事情だったんですね。こちらこそ、これからもよろしくお願い申し上げます。
Commented by milletti_naoko at 2014-11-03 17:42
ムームーさん、おはようございます。こんなふうに雲の多いときの夕日には、独特の美しさがありますよね。わたしも感動しました♪ 隣州に住む夫の従兄は、学生の頃、学生の頃、ペルージャ大学に通うのに、夫たちの家に暮らしていたそうで、今も時々奥さんといっしょに、特に今の時期にはお墓参りも兼ねて訪ねてくれます。お優しいお言葉をありがとうございます。義家族は本当に優しい人ばかりで、最初から温かく歓迎してくれて、とてもうれしかったです。まだまだ小さかった姪のアレッシアだけは、初めて会ったとき、お気に入りの伯父が、自分とだけでなく、わたしとも散歩をしたいと言ったので、ふくれていましたが、その様子が何だかとてもかわいらしかったし、なつかしいです。
Commented by milletti_naoko at 2014-11-03 17:48
アリスさん、こんにちは。義父母も高齢なので、この数年の間に逝去した親戚も多く、特に二人はしばしばお墓参りに足を運んでいますが、わたしたちは足が遠のいていると反省しています。わたしたちの結婚式を執り行ってくれた神父さんも、実は遠い親戚なのですが、やはり亡くなっていて、昨日はそのお墓にもごあいさつに行きました。従兄はスキーが好きで、かつてはロッククライミングもしていたそうで、いろいろ話を聞いていて、楽しかったです。奥さん手作りのお菓子もおいしくて、ついつい手が伸びてしまいました。

この日の夕焼けはことさらにきれいでした。アリスさんに喜んでいただけたと知って、わたしもうれしいです。こちらこそ、いつもありがとうございます♪
Commented by nagisamiyamoto at 2014-11-05 07:53
なおこさん、こんばんは
マウがお墓参りが嫌いだった(両親は心の中にいるものでお墓にいるわけではないという信念から)、フィレンツェで私は何度かしかお墓参りをしませんでした。なおこさんがイタリアでの家族の出会いにご主人の親戚が強い絆としてあるように、私もマウの母(市場での名物おばあちゃんでした)、伯父(記憶しにくい私の名前を一回で覚えた素晴らしい人物)など、こちらでも私の心に残る人々はお空のお星様になってしまっています。
お墓に行くときは一輪のバラの花を手向けるのが私とマウの定番で、でも余り足を運ばないぶん、亡くなった家族の話は家でよくするんです。昔話の好きな私達です。
Commented by milletti_naoko at 2014-11-05 17:12
なぎささん、おはようございます。とてもすてきな温かい方たちだったんですね。日本人の名前というのは覚えるのがこちらの人には、特に年配の方には難しいので、すぐに覚えてくれるということは、それだけこちらを気にかけて、大切に思ってくれているということで、うれしいですよね。亡くなったあとに、いろんな温かい思い出が残る、そういうすてきな人たちとの出会いがありがたいなと思います。一輪のバラというのも、定型にとらわれず思いがこもっていていいですね。わたしたちが故人を思うとき、故人の話をするとき、きっと亡くなった人も、一緒にいてくれるような、天で聞いてくれているような、感じてくれているような、そんな気がします。
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