今年は未年、イタリアの羊たち

 今年は未年です。イタリア中部では、車窓から、あるいは散歩中に時々羊を見かけることがあるので、写真を探してみました。

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Provincia di Rieti, Lazio 16/10/2011

 これは、2011年秋に、聖フランチェスコの足跡をたどって、リエーティからローマまで歩いて巡礼をしたとき、その初日に出会った羊たちです。

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Monte Lieto, vicino a Castelluccio di Norcia, Umbria 15/7/2012

 2年前に友人たちとカステッルッチョの近くの渓谷でキャンプをしたときは、昼食中に、左手に突然羊の群れが現れ、草を食みながらひたすら前進し、

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番犬たちがにぎやかに吠えながら駆け回る中、羊たちは周囲には目もくれず、そのまま草を食み続け、前進し続けて、右手に消えて行ったのを、よく覚えています。

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Campo Imperatore (AQ), Abruzzo

 羊と言えば、昨年の夏訪ねたアブルッツォの広大な美しい高原、Campo Imperatoreにもたくさんいたはずと思い、探してみると、この写真が見つかりました。

 わたしの中では羊というと、穏やかでのんびりしているというイメージがあったのですが、写真を見ているうちに、実は、いつも食べるのに夢中で、さらなる草を求めて前進し続け、食べ続けるのが羊という動物ではないかという気がしてきました。

 今年は未年です。羊は緑の中に生き、たえずエネルギーを吸収して、飽かず前に進んで行く動物であって、今年は年女のわたしも、そんなふうに、夢や目標に向かって進んでいきたいなと、何とか羊と今年の目標の一致点を見つけることができたのでありました。

 年末年始は何かと食べ過ぎる機会が多く、今我が家にあるパネットーネは、チョコレートに包まれていておいしいので、ついつい手が伸びてしまうのですが、この点ばかりは、羊さんたちのまねをせずに、自重をしなければと考えています。

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Il 2015 è l'Anno della Pecora!

E' il mio anno e anche il vostro se siete nati negli anni 2003, 1991, 1979, 1967,
1955,1943, 1931, 1919, 1907, 1895, 1883...
Dunque, ho cercato le foto delle pecore ed
ecco le loro foto nel Lazio, in Umbria, in Abbruzzo.
Così ho scoperto che le pecore mangiano sempre senza nemmeno vedere altrove.
Questo anno vorrei andare avanti diritto, assorbendo energia positiva
come pecora, pur cercando di stare attenta a non mangiare troppi dolci.
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関連記事へのリンク
- ローマ目指して1、秋色の道 (27/10/2011)
- 緑のカステッルッチョ3 (19/7/2012)
- アブルッツォ、グラン・サッソを訪ねて (21/7/2014)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-01-03 23:42 | Fiori Piante Animali | Comments(10)
Commented by ayayay0003 at 2015-01-04 16:59
こんにちは^^
羊っておとなしい、かわいいイメージですが
放牧してる羊ってそうか、草をたべながらひたすら前進していくのですね!そうするとなんだか力強いイメージですよね!
では、羊を見習わないといけませんね(笑)
イタリアでは、クリスマスにパネットーネをいただくのでしたよね?長いことかけていただくのはシュト―レンと同じですか?美味しいものにはついつい手が伸びてしまいますよね~(笑)
Commented by Makitalia at 2015-01-04 20:29 x
☆謹賀新年☆
今年もよろしくお願いします。私も、南イタリアへの道中、また夫の実家周辺でのどかなひつじ達をながめることができました。
未年は家庭安定の意だそうです。
私も平穏無事で、時には、何かに夢中になったりしながら、この一年を過ごしていきたいと思います。
あっ、プレゼーペ、ステキに飾られてましたね!包装紙を、、、この手、使わせていただきたいますねー(^^)/

Commented by suzu-clair at 2015-01-04 21:46
可愛い羊さんのお写真をありがとうございます。
イタリアの皆さんは、
十二支は日常的には認識しておられないのでしょうか?
そういえば昔、
フランス留学中には、
学校でよく「十二支で言うと、何年生まれなの?」と聞かれたことがあったのを思い出しました。

なおこさんは年女でいらっしゃるのですね☆
目標に向かって意欲的な一年となられそうですね。
さらなる前進の年となられますこと、
私もお祈りいたしております。
Commented by nagisamiyamoto at 2015-01-05 03:49
なおこさん、こんばんは
羊、羊、羊。これをイタリア人に言うととても面白いらしいです。12年を動物にたとえた日本の伝統でもありますが、私の周りも自分の年の動物が知りたくていつもきかれます。
ね、うし、う、たつ、み、うま、ひつじ・・・この時期になるとどうしても干支を思い出すものです。
Commented by milletti_naoko at 2015-01-05 05:04
アリスさん、こんばんは。今よく考えてみると、どの州の羊も草を食んでいるのは同じなのですが、猪突猛進かと思うほどの勢いで集団で進んでいたのは、ウンブリアのカステッルッチョ近くの羊たちだけだったような気もしてきました。ラッツィオやアブルッツォの羊は、集団で群れて、ひたすら食べてはいますが、怒涛の勢いで進むというよりは、その場でのんびりとしていたような。

クリスマスのお菓子は、パネットーネにトッローネ、パンドーロといろいろあって、各家庭によって違うと思いますが、大きくてすぐには終わらず、複数購入したりもらったりすることもある上、長持ちするので、長いことかけていただきます。でも、チョコレートで覆われたスポンジケーキは、日本のケーキへの郷愁もあっておいしくて、ついつい手が伸びて、なくなるのが早いんです。ケーキが小さくなる速度とわたしの体重の増加が比例していると申しますか……
Commented by milletti_naoko at 2015-01-05 05:11
Makitaliaさん、明けましておめでとうございます。こちらこそ、今年もよろしくお願いします。中部、南部イタリアでは、放牧されている動物を見かけることが多いですよね。年末年始に本物の羊をご覧になる機会が多かったなんて、幸先がいいですね♪

家庭安定ですか。いいですね。どうかうれしいことの多い、すてきな1年でありますように。今日も教会のミサでpaceと握手を交わしながら、仲よくして、心穏やかにお互いに過ごせるようにしなければと感じました。

プレゼーペについてのお言葉、ありがとうございます。どうぞどうぞ! 包装紙は昔姪たちが幼かった頃から、いろいろと遊ぶのに使えるので取っていたのですが、きれいな紺や金色のものも多くて、「あ、これは使えそう」とひらめくときがあります。今日は教会で、川で拾ったらしき石に絵の具で描いて人物や木々を作ったプレゼーペもあって、夫が「これはいい! ぼくたちにもできそうだ。」と言っていました。
Commented by milletti_naoko at 2015-01-05 05:19
すずさん、十二支については、中国の文化をどこかで仕入れたりして、自分は何年というのをたまに知っている人がいますが、十二支の動物すべてを知っている人はごくまれで、自分が何年だと知っている人も少ないと思います。わたしは日本語の授業では、どこでだれに教えるときにでも、必ず十二支の説明をしています。年が変わる前に、日本の年末年始の慣習といっしょに教えることもあれば、午前と午後の「午」の漢字の説明をするために触れることもあるのですが、生まれた年と十二支の動物の表を作り、動物名を日本語で書いておくと、ひらがなや漢字を復習し、「あれ、この動物は何だっけ」とクイズにもなるし、自分は何年だろうということで、興味も持ってもらえるからです。

ありがとうございます。いいところだけ羊に倣って、頑張ります!!
Commented by milletti_naoko at 2015-01-05 05:46
なぎささん、こんばんは。ううん、何がおもしろいのでしょうか。今度夫で試してみようかな。十二支と陰暦の月の名称は、日本の高校で国語を教えていた頃は、古文の授業で生徒が確実に覚えなければいけないので、どれだけ楽しんで学んでもらおうかと策を練っていたのですが、イタリアの人は、十二支の動物も順序も漢字も、方角や時刻も覚える必要がないので、純粋に興味を持って楽しんでくれるので、教えていて別の楽しみがあります。去年は、語学学校で中国語を習っている生徒さんから、「中国では干支はその人が生まれた年ではなくて、受精した年だ」と聞いて、びっくりしました。世界もいろいろで、おもしろいですよね。なぎささんに十二支を教えた先生、今もなぎささんがちゃんと十二支をそらんじることができるのを、喜ばれることでしょう♪
Commented by ムームー at 2015-01-06 13:14 x
なおこさん
こんにちは。
雄大な自然のなかで放牧されてる
羊さんたちは倖せですね、こちらでは
なぜこんな所でって思う飼い方もあります。
なおこさんは年女さんなんですねぇ~母が
未年でしたの。
いつも素敵な生き方をされておられるなおこさんが
さらに飛躍される~って素晴らしい~
少しでも見習いたいですわぁ。
Commented by milletti_naoko at 2015-01-08 03:10
ムームーさん、こんばんは。そうですよね。眺めもいい、自然に恵まれた中で過ごせる羊たちは、恵まれていますよね。そう言えば、だれかが最近散歩中に、「羊はいいなあ、何も考えずに、ただただ食べていればいいんだから。」と言っていたような。ムームーさんのお母さまも未年だったんですね!

ありがとうございます。新年の抱負が抱負倒れになりがちで反省しているわたしですが、昨年は、いよいよサンティアーゴへと歩くことができ、草花染め講座に、一人で遠方まで乗り出せて、いろんな経験ができてうれしかったです。こちらこそ、ムームーさんに倣って、もっと大人に、もっと強くしなやかに生きられたらなと、感じています。
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