彩なす影の舞踏劇、Catapultアッシジ公演

 美しい色彩や音楽の中、踊り演じる自分たちの影で、動物や山、教会などを描いて、観客をあっとうれしい驚きに包み、物語に引き込んでいく。

f0234936_3411887.jpg

 水曜の晩に、夫と友人たちとアッシジで、Catapultの公演、Magic Shadowsを見て感動しました。このポスターでも、公演の題名の文字や下の3匹の蛙が、ダンサーたちの影で描かれています。

 イタリアということもあってか、公演は、ヴィヴァルディの四季の音楽と共に始まりました。春夏秋冬、どの季節のダンスや演技、影の使い方や物語展開も、音楽や季節にうまく合わせていてすばらしかったのですが、YouTube上に見つかったのは、そのうち「冬」の映像でしたし、今ちょうど冬でもあるということで、その映像をご紹介します。


 この映像でも分かるように、光と音楽やダンスが単に美しいというだけではなく、入れ子式に物語がさまざまに展開し、切り替わり、思いもかけないものや動物が現れるので、あっと喜び、そして感動することが、たびたびありました。

 想像力と創造力、そして、レパートリーの豊かさは、次の映像を通して、皆さんも感じ取られることと思います。


 1時間あまりの公演の中には、ふだんは家庭の妻を演ずるスパイの女性が、007ばりに活躍するというスリルとサスペンスにあふれたものもあれば、美しい色や映像、動物たちのほほえましい姿ににんまりしてと、いろんなジャンルの音楽や物語、そうしてダンスを楽しむことができました。

f0234936_3412092.jpg

 Catapultの皆さん、心が躍る、すてきな公演をどうもありがとう。

f0234936_342227.jpg
Teatro Lyrick, Assisi – prima dello spettacolo 14/1/2015

 写真は、公演開始前と、最後のあいさつのときだけ撮りました。アッシジのこの劇場には、舞台の両脇に、聖フランチェスコ大聖堂にあるジョットのフレスコ画を模した壁画があります。

f0234936_3421851.jpg
Assisi di notte 14/1/2015

 リリック劇場は、アッシジ鉄道駅やサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会と、アッシジの中心街を頂く丘の間に広がる平野にあるため、駐車場からは、夜明かりに浮かび上がるアッシジの町がきれいに見えました。左手前は、聖フランチェスコ大聖堂(A sinistra, Basilica di San Francesco)が、右手上の建物は、大城塞(A destra in cima, Rocca Maggiore)です。

f0234936_3422096.jpg
Tramonto dalla finestra di casa, Perugia 14/1/2015 16.50

 この日も、太陽と空が染め上げる美しい空の様子を、うちの窓から楽しむことができました。

***********************************************************
CATAPULT MAGIC SHADOWS - Teatro Lyric, Assisi 14/1/2015

'Un Viaggio Incantato nella Terra delle Ombre"
- Grazie mille, Antonio per l'invito a questo spettacolo fantastico.
- Proverete emozioni e stupore anche voi, se vedeste questi due filmati!!!
Uno con "L'Inverno" di Vivaldi, l'altro con varie scene bellissime.
- Suggestiva anche la città di Assisi di notte, sulle pareti del Teatro Lyric
riprodotti pure gli affreschi della Basilica di San Francesco.
- Spettacolo, anche il cielo al tramonto visto dalla finestra di casa.
***********************************************************

*追記(1月17日)
 Catapultは、アメリカ、ニューヨークのグループです。詳しくは次のページをご覧ください。
LINK
- Catapult Entertainment, LLC – America’s got Talent – Catapult’s Goto Talent

Articolo scritto da Naoko Ishii

 この記事いいなと思ったら、応援の1クリック(↓↓)をお願いします。
Cliccate sull'icona (↓) se vi piace l’articolo.
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ
NihonBlogMura Blog Ranking

こちらもクリック↓↓ ありがとうございます!
Anche su questa icona. Grazie!

Ninki Blog Ranking

by milletti_naoko | 2015-01-16 19:43 | Umbria | Trackback | Comments(8)
トラックバックURL : http://cuoreverde.exblog.jp/tb/23562285
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by ayayay0003 at 2015-01-17 11:47
なおこさん、こんにちは^^
Catapultの公演、Magic Shadowsの紹介ありがとうございます♪このYouTubeの映像と音楽でなおこさんの感動の一部が伝わってきました(*^^)v
「リリック劇場」という劇場も多分雰囲気のある劇場なのだろうと想像がつくので(ヨーロッパの劇場は建物や内部自体が芸術的なのをたくさん見てますので☆)、感動もひとしおだったことと思います。
また、このヴィヴァルディの四季の音楽が大好きなので、この曲に合わせての動きにいたく感動しましたし、動物(かわいいペンギン等)や植物(クリスマスツリーになったり~)、本当に素敵なダンスというかパフォーマンスですね~(^^♪
いつか、日本でも公園があれば見てみたいと思いました~☆
素敵な映像と音楽ありがとうございました(*^^)v
Commented by milletti_naoko at 2015-01-17 18:13
アリスさん、おはようございます。どういたしまして。きっとそのうち、日本にも上陸して、ファンが増えることと思います。リリック劇場は、現代になってできた劇場なので、イタリアの古い劇場のような趣や優雅さ、仕切り席(ボックス席、イタリア語でpalco)はありません。その代わり、空間が広くて、映画館ほどではないけれど、後方に行くほど位置が高くなっているので、あまり前の人の頭が邪魔にならずに、大勢の人が公演を楽しむことができるようになっています。15年前の夏、旅行中にこの劇場で初めて見た、聖フランチェスコの生涯を語ったミュージカルにひどく感動したのを今もよく覚えています。

ヴィヴァルディの四季、わたしも大好きです。皆が愛し、知られている名曲を上手に使っていて、そういうところもすばらしいなと思いました。こちらこそ、お心のこもったコメントをありがとうございます♪
Commented by suzu-clair at 2015-01-17 22:04
素敵ですね!
これは確かに、
思いがけない展開や
映像美など、
見ていて本当にわくわくしそうですね♪
春夏秋冬、
すべて見てみたいです☆

素敵な舞踏劇をご覧になられたのですね。
そして、劇場の美しいこと!
夕暮れの燃え上がるような空も美しく、
本当に心豊かな一日だったことでしょうね・・・☆
Commented by milletti_naoko at 2015-01-17 22:17
わたしもすずさんの、ピアノの演奏会のお話を聴くたびに、いつか行ってみたいなと、すずさんの言葉や写真に心を誘われています。いい意味で次々に意表をつかれて、楽しみと驚きが止まらない、楽しい時間を過ごせました。西洋の音楽やイタリアでは中国の影と呼ばれるらしい影絵、ダンスや物語性をうまく組み合わせて、まったく新しい独自の世界を創り出しているので、まだまだ芸術には、これから開けていく分野があるのだなとも感じました。夕焼けもきれいで、うれしかったです♪
Commented by kazu at 2015-01-18 01:28 x
なおこさん、素晴らしいステージを観劇されたのですね。紹介下さっている映像を見るだけでも、なおこさんが受けられた感動が伝わってくるようです。ヴィヴァルディの「四季」はソネットといって定型詩があります。確か「春」の一楽章は、春が来た~小鳥たちは楽しそうに歌い、で始まって、二楽章、三楽章にも詩が付けられ、勿論夏も秋も冬も、季節を唄った詩があります。全文は覚えていませんが、「冬」の一楽章は厳しい寒さを表現して、それでも、火の温かさのそばで静かに過ごせる幸せがある、のような詩が付けられていたと思います。

この公演は、もしかしたら、これらのソネットを下敷きにして表現されているのかな、それなら、「四季」でないと成り行かなかったパフォーマンスかもしれないと、今、この記事を読ませて頂いてちょっと興奮気味です。またまた始まった私の妄想ですが、なおこさんがこうして教えて下さったお陰で、新しいイタリアの芸術を知ることができました。それにしても、アッシジの聖堂と、あの日寒風の吹いていたロッカ・マッジョーレの写真は、大げさですが、涙が出そうになるくらい懐かしいです。
Commented by akkoto at 2015-01-18 04:57 x
とても素敵なパフォーマンス!ヴィヴァルディの冬が、エキサイティングで楽しく表現されて・・・楽しく見させていただきました~アッジシはいつか訪問してみたい街です。聖フランシスコには憧れてますので・・・これからも記事を楽しみにしてます:)
Commented by milletti_naoko at 2015-01-18 05:22
かずさん、細部までは覚えていませんが、ひょっとしたら、そんなふうに詩も取り込んでいるのかもしれませんね。そう言えば、外国人大学の音楽の授業で、その詩を習ったように覚えています。

すみません。うっかり記事に書き忘れていましたが、Catapultはアメリカ、ニューヨークのグループで、そのイタリア縦断ツアー中、アッシジで公演があった日に見に行ったのです。かずさん、道を探しさがしながら苦労をされて、Roccaまで登られましたものね。写真で思い出がよみがえったようで、わたしもうれしいです♪
Commented by milletti_naoko at 2015-01-18 05:25
akkotoさん、とてもすてきな、驚きと感動いっぱいの公演でした。聖フランチェスコをご存じなんですね! イタリア、そうして、ウンブリアには、アッシジ以外にも、聖人ゆかりの場所がたくさんあります。ぜひいつかいらしてくださいね。こちらこそ、ご訪問とうれしいコメントをありがとうございます♪
<< 馬・犬が祝福受けに大行進、聖ア... 夕日に染まる羊たち >>