アリ侵入とイタリア慣れ

 最近、朝晩急に冷え込む日が続いたためか、ごくまれにですが、アリを家の中で見かけることがあり、その数が1日に1匹から2、3匹に増えてきました。それで、数日前に、「確か以前に買ったアリ用殺虫剤があったはずだ。」と見つけ出して、アリの侵入経路に吹きつけました。その後は一時、アリを屋内でまったく見かけない日が続いたものの、今夜もまた一匹見つけてしまいました。

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 記事にしようと思って、殺虫剤の写真を撮る段になって気づいたことが、まず一つあります。「2006年5月」とあるではありませんか。後ろの説明を読むと、有効期間は3年とありますが、この日づけが製造月日であるにせよ、有効期限であるにせよ、とにかく9年近く経ってしまっています。

 しかも、下の方に、使用前・使用中によく振り動かすこと(Agitare prima e durante l’uso)と書いているではありませんか。

 つまりわたしは、有効期限も使用法も確認せずに、殺虫剤を吹きつけてしまっていたわけです。

 夫や男性の友人たちが、組み立て方の説明図や使用説明書を見もせずに、テレビやパソコンを接続し始めたりするのに、イタリアに来てまもない頃はめんくらっていたのが、最近は慣れていたのですが、気がつくと、わたし自身も、有効期限にも使用法にもまったく目もくれず、殺虫剤を使ってしまっていたのでした。古いふるい殺虫剤を、しかも振りもせずに使ったので、アリさんたちがまだ元気なのかもしれません。

 日本がイタリアがと言うよりは、ひょっとしたら一定の年齢に達した男性がこういう行動に出やすいのかもしれないし、先日ご紹介した本にも、「使用説明書がないと使えないような代物は、使う人の立場になって作られていない」と書いてはあったのですが、とにもかくにも、わたし自身、きちんと注意を払うべきことには払わなければいけないなと反省しました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-04-11 00:08 | Altro | Trackback | Comments(8)
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Commented by germanmed at 2015-04-11 08:54
こんにちは。
侵入経路を見つけたら、そこにチョーク(普通の黒板用の)を塗っておくと越えられなくなります。観察していると「どうしてこれが越えられないのー?」とおかしくなる位、テキメンです。
Commented by nagisamiyamoto at 2015-04-11 13:32
なおこさん、おはようございます。
大変でしたね。アリが家で発生したことは生まれてこのかた経験したことはありませんが、想像するだけでも落ち着きませんね。しかも使用法を間違えていたとは。私も周りのイタリア人の癖が移り、まったく説明書を読まないので電化製品などにしては機能の半分も使えていないのではないかと思っています。
おそらく日本の製品ならどうしても注意してもらいたいものは太字や赤字でかかれていることでしょうね。
Commented by suzu-clair at 2015-04-11 20:45
そうですね~説明書を見ずに自分なりに使おうとするのは、
私の父もそうです(笑)。
私は、年齢や性別というより、性格(あるいは、性格に基づく生活スタイル)なのでは?と思っています。
なんとなく、私の思うところでは、
説明書等をまず読んで、それに従ってものを使っていこうと考えるタイプと、
そういうものよりも自分なりにものにふれて、感覚と自分の勘でものを動かしていこうとするタイプと、
人間には2つのタイプがあるのではないかな~という気がしていまして。
たぶんどちらにも、よい面、悪い面はあるのでしょうね。

↑の方が書いておられるアリさんのチョークの習性、
私も聞いたことがあります♪

↓の、春の野の花、可愛いですね♪
いつもと違う道を歩いたり、
いつもと違うスピードで景色を眺めたり、
また、年月を経て同じ場所を見てみたりすることで、
違う発見があったり、
見えなかったものが見えたりして、新鮮に思うことってありますよね♪
そちらでも、さまざまな春の花が咲いているのですね♪
Commented by milletti_naoko at 2015-04-13 03:04
くまさん、こんにちは。なるほど!! どうしてその一線が越えられないのか、おもしろいですね。くまさんが実際に観察をされたということですから、それほど確かなことはありません。実は昔むかし、日本でムカデが住み、時々ネズミも走る音が聞こえる(いや、一度実物を見たこともあります!)老朽化した県立高校職員住宅に暮らしていた頃、「ムカデなどの虫対策には、家の周りにぐるりと石灰で円を描くといい」と聞いたことがあるのですが、あの頃はまさかという気持ちがあって、試しませんでした。チョークにそういう効果があるとは! イタリアでは私が教える教室はどこもホワイトボードでチョークは見かけないのですが、確か以前に夫が何かの作業のために買わなければと言っていたのを聞いたように覚えているので、確認してみます。いいお知恵をありがとうございました!!
Commented by milletti_naoko at 2015-04-13 03:38
なぎささん、うちは緑が周囲に多いので、アリが道を見つけて屋内に入ってくるということは、時々あるのです。今回は1、2匹くらいで大した数ではないし、幸い寒さのためかいなくなったのですが、自分がとうに期限切れの殺虫剤を、しかも注意書きも読まずに使っていたことの方にびっくりしました。というかあきれました。説明書自体がびっくりするほど分厚かったり、やたら小さい字で書かれたりしているので読む気をそがれるというのも問題だと思うのですが、ああ、なぎささんにもそういうことがおありなんですね! 何だか同士を見つけたようでうれしいですというか、ほっとしたというか…… 洗剤などは混ぜると互いに危険なものもあるので、よくよく注意をしてはいるのですが、これからはもっといろいろ気をつけなければと思う今日この頃です。確かに日本の製品なら赤や太字で書いてありそうですね。
Commented by milletti_naoko at 2015-04-13 03:45
あら、すずさんのお父さまもなんですね! 長年の勘から、だいたいこんなものだろうと思われるのでしょうし、おそらくはどの製品も組み立て方や使い方はそれぞれ似たようなものなのかもしれませんね。

よくよく考えてみたら、自動車も簡易の「はじめに」のような要約した使い方の説明は読んだのですが、細かいところは必要があるときに参照するくらいでいちいち読んでいませんし、全部読み終えるのを待っていたら、いつまでも車に乗れないような…… 「これだけは絶対知っておいたほうがいい情報」と、それ以外の詳細情報を、使用説明書も分けて載せてくれるといいのですが。アリさんとチョーク、すずさんも聞かれたことがあるんですね!

わたしの場合、日本では気づかなかったというか知らなかったのに、イタリアで初めて意識して見て名を知った花が日本語名もあったり、日本にも咲いていたりすると知って、驚くことが多くあります。キンポウゲもそういう花の一つです。すずさんのブログにもそういう意味で、いつもいろいろ教わっています。すずさんがおっしゃるとおりで、同じ季節、同じ場所でも違う発見というのがあるもので、だからいろいろ興味深いのですよね。今は次々にいろんな花が咲き出している、うれしい季節です。
Commented by Masami at 2015-04-13 07:07 x
なおこさん、こんばんは♪

我が家でも最近アリを見かけることがあって、
あまり増えるようだったら「殺虫剤を使おう」などと考えていたので、その際には是非気を付けよう!と思います。
殺虫剤も薬ですものね、やはり有効期限や使用方法を守るということは大切なんですね!

我が家は夫は説明書をかなりきちんと読むタイプで、私の方が説明書を読まず感覚で進めて行くタイプです(笑)
本当に、性別や年齢と言うよりは性格が関係しているような気がしますね^^!
Commented by milletti_naoko at 2015-04-14 00:07
まさみさん、こんにちは♪ やっぱり春になると、虫さんたちも活動が活発になってくるようですね。最近はアリを見かけないので、次回出てきたら振って使ってみて、それでもアリが入ってくるようなら、殺虫剤はもう使えないと判断してゴミに出し、上のコメントでくまさん(germanmedさん)が教えてくださっているチョークで試してみるつもりです。イタリア語だとgessoと言い、チョークと言ってもいろいろな成分があるようですが、夫が以前に何かの土木作業のために買ったgessoは、見かけも使い方も日本の学校で使っていたチョークと同じものに見えました。

あらあら、まさみさんのお宅ではそうすると逆なんですね! 確かに人の性格や習慣というのも大きいのでしょうね。おもしろいです。
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