イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

ニンニク・ラベンダーでイボ退治その後

 日曜日にあった薬草講座の野外演習で、講師の先生の一人が、幸いわたしが知りたかった、イボの自然療法についても話をしてくれました。

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Corso di erboristeria sul sentiero
verso la Cascata di Capo Rio 7/6/2015

 「ニンニクを薄く小さく切って、イボに当てて固定し、毎晩そうやって眠るといいですよ。」とここまでは、わたしがインターネットで自分で調べた情報と同じなのですが、一つ違うのは、そうやってニンニクの小片を切り取るのに、「金属ではないナイフを使って」と、ナイフの材質を限定したことです。

 「どうして金属のナイフではいけないんですか。」と質問すると、「金属のナイフで切ると、ニンニクが酸化してしまうからです。これはこの療法に限った話ではなくて、だからふだんの料理でも、金属ではなくセラミックなどのナイフを使った方がいいですよ。」とのことでした。セラミックナイフに、そういう効用があることを初めて知って、購入を検討してもいいなと思うと同時に、せっかくなのでさらに質問をしました。

 「ニンニク療法を一晩試したら、周囲の皮膚まで茶色くなってしまったのですが、元に戻るのでしょうか。」

 元に戻るという返事を聞いてほっとしました。ニンニクはふつうの肌には刺激が強すぎるのだそうです。ただ、ニンニク療法は一晩試しただけなのですが、イボがあるのが首なので、においが眠りを妨げる上、翌朝は首の周辺だけではなく、髪までニンニクのにおいでいっぱいで、自分でさえ辟易しました。

 というわけで、前回のように夫が外泊する場合を除いては、ニンニクの代わりに、少々日数はかかってもラベンダーのエッセンス・オイルを患部に塗って、退治をしたいと考えて、毎日一度、精油をイボに塗っています。初日のニンニクと、後から使ったラベンダーの精油の相乗効果で、少しずつ患部の表面が黒く硬くなり、おととい一皮むけて、少し小さくなりました。皮膚科のお医者さんが「健康に害はありませんよ」と言ってくれたものだから、安心して数年放置して大きくしてしまったため、完全になくなるまでには日数がかかるかもしれませんが、ラベンダーの精油なら簡単につけられますので、これからも様子を見つつ、療法を続けていくつもりです。

関連記事へのリンク
- ニンニク療法とラベンダー (1/6/2015)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by oliva16 at 2015-06-21 23:02
なおこさん、おひさしぶりです。この1ヶ月弱、仕事がとても忙しくて全くブログを拝見していなかったのですが、イボにお悩みだったのですね。でもどうやら良くなりそうで、良かったですね。ちなみに私が最近よく使っているエッセンシャルオイルのサイトを見たら、ティートリーかオレガノをイボに直接つけるのもいいらしいです。ただ、直接原液をつけるのは強すぎるかもしれないし、品質の良いオイルを気をつけて使われた方がよいとは思いますが…。
Commented by milletti_naoko at 2015-06-22 19:47
Olivaさん、情報をありがとうございます。昨晩帰宅したのですが、旅行中だったため、お返事が遅くなりました。ティートリーオイルはわたしもいくつか記事を読んだのですが、ラベンダーに比べてどうも肌への刺激が強いようなので、イタリア語の記事や日本語の記事を読み比べて、香りもいいし何より手元にあるので、ラベンダーで続行することにしました。首で顔に近いために、やっぱり心地いい香りの方が自分のためにも周囲の人のためにもいいかなと。
by milletti_naoko | 2015-06-14 23:59 | Lazio | Comments(2)