2015年 07月 08日
シティバンク銀行詐欺メール横行、外国のお友達に注意呼びかけを
日本の方が、慣れぬイタリア語で神妙に書かれたメールを真に受けて、大切な個人情報を盗まれ、大きな被害を受けては大変と、これまでにも何度かブログで詐欺メールについて警告してきました。イタリアの銀行や郵便局が個人情報をメールを通じて聞き出すことは決してありません。
一方で、おととい、立て続けに、Citibank Japanを装う詐欺メールを受け取りました。
認識がしやすいように、件名と差出人のアドレスが分かり、内容のおおよそがつかめることを優先して、右端は一部削除してあります。
どちらのメールにしても、日本語を母語とするわたしたちであれば、外国語から機械翻訳を使って書かれた詐欺メールだということがすぐに分かると思うのですが、Citibank Japanの利用者には外国の方も大勢いて、そういう方は、日本語の文面の不自然さに気づけず、また日本語でそんな詐欺メールが来るとは考えず、うっかり大切な個人情報を入力してしまったり、開いてはいけないリンクを開いたりする可能性があるのではないかと心配しています。
差し出し人のメールアドレスを見ると、最後が「.br」、「.mx」となっていますから、それぞれブラジル、メキシコのものです。(下記リンク、「国名コード」参照)自分が住んでいない国のメールアドレスも容易に取得できるのではありますが、詐欺メールを送る輩は、そこまで頭が回らない場合が多いようで、この差し出しアドレスも、詐欺かどうかを見分ける目安になります。
Citibank Japanも、今月になって自社のサイトで、「シティバンクを装った偽のウェブサイトにご注意ください」と呼びかけ、「これらの不正サイトは当行のホームページを装っており、アクセスすることで悪意のあるウィルスに感染したり、シティバンク オンラインのログイン情報等お客様の情報を盗み取られる可能性があります。」と説明しています。幸い、英語ページでも、「Beware of Websites posing as Citibank」、「Beware of Spoof Websites」と題するページで、詐欺ページや偽サイトに用心るように呼びかけていますので、もし皆さんの知っている外国の方で、シティバンクを利用している方がいたら、こうしたページのリンク(下記に載せてあります)を添えて、注意するように言ってあげてください。
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Attenzione alle Mail Phising da Falsa Citibank Japan 7/2015
- Non cliccate il link che trovate nella email né date le informazioni personali.
- Citibank Japan ne richiama attenzione dei clienti sia in giapponese che in inglese. (Troverete i link in fondo all'articolo)
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LINK
- インターネットの罠や危険 / Trappole su Internet
- RBB TODAY -「シティバンク銀行」「ジャパンネット銀行」を騙るフィッシング、相次いで登場
それと、先の記事の狼の遠吠えは、興味深く読みました。以前家に居た大型犬は、パトカーや救急車のサイレンに反応して、よく狼のような遠吠えをしていました。私も真似をして、似たような波長で声を真似ると、それに呼応するのも面白かったです。先祖の血が騒ぐのかも知れません。
かずさんのお宅のワンちゃんも狼のような遠吠えをしていたんですね。遺伝で確実に伝わる何かがあるのでしょうね。