家計簿に日記活用

 イタリアには家計簿をつけるという慣習が存在しないため、書店で家計簿の販売もありません。そのため、イタリアに暮らし始めてからは、ノートに欄を作ったり、日本から取り寄せたり、フランスで家計簿を模して作られた『Mon Kakebo』を試しに買ってみたりと、家計簿記入法をいろいろと模索してきました。

 今年の初めからは、日記に自ら線を引き、こづかい帳もどきの家計簿欄を作って、記入しています。簡単で便利なので、自分では気に入っています。

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 表中消してあるのは、個人授業の生徒さんたちの名前です。イタリア語での記入が多いのは、2行目の項目を例に挙げると、日本語で「授業料」と書くよりも、イタリア語でlezione(「授業」という意味であって「授業料」ではありませんが)と書くほうが早いからです。

 記入のし始めは、今年の1月1日なのですが、このページの画像を挙げているのは、それぞれの欄のために、何センチ使っているかを記してあるからです。最初のうちは、ページが変わるたびに、前月分に手書きで引いた家計簿欄の線と間隔を参考にして、線を引いていたのですが、このページに線を引く際に、それぞれ何センチかを目立つように書いておけば、次回から家計簿欄を作るときに便利だと気づいたからです。

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 イタリアで販売されている日記には、毎日できごとを記していくページは別にして、白紙で自由に記入ができるページが少ない気がします。今回、こんなふうに家計簿欄を設けることができたのは、昨年9月始まりの1年半日記を、10月も半ばになってから購入したため、すでに過ぎてしまった日のページを、自由に使うことができるからです。

 今年は本格的な家計簿を買わず、こういう出納帳もどきの記帳をすることにしたのは、食料品にせよ、電化製品や家具にせよ、日用品にせよ、旅行の費用にせよ、家計費というものがあるわけではなくて、自分の財布から、夫が払ったりわたしが払ったりしているため、結局項目ごとに支出を分けたところで、あまり意味がないからです。また、大きな買い物は約2週間に1度まとめてするために、日付があらかじめ記入された家計簿だと、ある日の買い物と次の買い物の間に空白ページが多すぎること、そのために管理がしにくく、合計が出しにくく、結局記入をさぼってしまうことになりがちだったからです。一時期、お互いに毎月少しずつ家計費として出し合って使うということも試みたのですが、車の修理や家の改築費用のために、そういう余裕が双方になくなって、結局、以前と同じように、何となく分担をして払うことに落ち着いたのです。

 手で線を引くのは手間がかかりますが、いちいち家計簿を引っぱり出さずとも、日記のページをめくれば、すぐに家計(というかわたしの金銭出納)の管理ができるので、便利です。日記の方は、最初のうちはきちんと日々のできごとや思いを書いていたのに、最近はすっかり予定や瞑想講座の教えの要点の記入、日々のできごとの簡単なメモになりさがっているので、これではいけないと感じています。日々のできごとをブログに書くからでもあるのですが、ディーパクが推奨するように、毎日その日に起こった感謝すべきことだけでも、三つは書いていけたらいいなと考えているところです。

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In Giappone esiste la tradizione di tenere i conti di casa,
e per questo si vendono diversi tipi di Kakebo, quaderni dei conti di famiglia.
Purtroppo, in Italia non si trova
quindi mi arrangio facendone appunti nel diario.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-08-05 23:59 | Altro | Trackback | Comments(4)
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Commented by kazu at 2015-08-06 17:27 x
なおこさん、無事に旅先から帰還されたのですね。旅行中のご様子をずっと拝見していましたが、お天気にも恵まれ、シビッリーニ連峰の自然を満喫されたようで良かったです。それにしても、この辺りは標高2千メートル級の連山だと思いますが、よく制覇されましたね。宿も行き当たりばったり、ご主人様が成り行きのご旅行がお好きだと聞いているので、得心して読ませて頂きましたが、こんな旅が出来たらいいなと羨ましくもあります。ご旅行を見せて頂いて、またぞろ旅の虫がむずむずしてきました。

それと、家計簿ですが、私もいろんな工夫をしてみたものの、結局はいつも持ち歩いているシステム手帳に、細かい計算や詳細な記載は無しで付けるのが一番長続きします。おおざっぱなものですが、でも付けるだけでも、サイフの紐が締まるので、それだけでも効果はありかなと思います。なおこさんはさすが几帳面に整理されて素晴らしいですね。たぶん、という日本語を見つけてちょっと和みます。私は、forse の「f」を付けてますが、fが多すぎて、反省です。
Commented by milletti_naoko at 2015-08-06 22:22
かずさん、無事戻りました。わたしの書き方と旅行に出ているという報告の仕方が問題だったのでしょうね。実は、旅行に出かけたのは10日前で、シビッリーニ山脈の散歩などは、今回の旅行とは直接関係ない7月半ばの旅の記事を、出発する前に書いて予約投稿にしておいたものなのです。この家計簿の記事も出発前に書いたものです。こういう行き当たりばったりですてきな出会いがあることもあるのですが、今回の旅は8月の繁忙期で、うまく宿が見つからなかったり値段の高さにびっくりしたりで、大変でした。

かずさん、そうなんですよね。結局はふだんよく使っているもの、わたしであれば日々の記録を兼ねた日記(というよりすっかり日々のメモになりさがっている日記というべきか)、かっずさんであれば持ち歩かれているシステム手帳というように、日頃から使っているものに、あまり細かくこだわらずにつけるのが、長続きのこつかという気がわたしもしてきました。forseのfですか♪ わたしの場合は?マークですが、これも記帳をさぼると登場頻度が多くなっていけません。
Commented by yuzuko at 2015-08-07 08:53 x
こんにちは。欧米では、家計簿という文化がないときていました。というのは、税金は、申告する男性が担うからなのでしょうか。どうしてだろうと疑問に思っていました。日本では、少し前に「武士の家計簿」という映画がありました。国のお金、家(庭)のお金、どちらもしっかり管理してと思います。ご自分に合った方法がみつかるといいですね。
Commented by milletti_naoko at 2015-08-07 18:14
ゆずこさんは、すでにそうとご存じだったんですね。わたしは数度イタリアで家計簿を探し、ネットで調べたあと、ようやく家計簿をつける習慣や伝統が欧米にはないことを知りました。逆にフランスでKakeboという名で日本の家計簿に倣ったものが販売されていることを発見して買ったりもしたのですが、今はこういう形が一番長続きするかと感じています。『武士の家計簿』ですか! 何だか題からも映画に興味を引かれます。
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