イチジク、キュウリと学校の思い出

 今、庭と畑では、イチジクの実が次から次へと実っています。

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 まだ十分に育ちきり、熟さぬうちに、リンゴは芯を虫に食われ、洋梨は鳥につつかれて、落ちてしまいがちなのですが、幸いイチジクには、虫も鳥も手を出さないようで、今朝も摘みたての甘い実を食べることができました。

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 先週見かけて、昨日収穫するのを楽しみにしていたキュウリは、残念ながら2本とも姿を消していました。週末に留守を守ってくれた義弟たちが収穫したのでしょう。

 今もこうして小さいキュウリが育ちつつあります。今週末は、義弟たちが義父母を海へ迎えに行くことになったので、このキュウリは、わたしたちが食べられるのではないかと期待しています。

 晴天が続き、ペルージャにも猛暑が戻りました。朝の涼しいうちに外の掃除や水やり、アイロンがけを済ませ、夕方涼しくなり始めてから、保存用トマトづくりに取りかかりました。アイロンがけもトマトの湯むきや煮沸消毒も、作業中・作業後に室温がかなり上がるため、そうでもしないと、冷房のない我が家では、暑さ我慢大会になってしまうからです。

 今日は久しぶりに、ヒマラヤ岩塩の灯りをつけたのですが、ただでさえ南向きの部屋がさらに暑くなってしまい、灯りもかなりの熱を発することに改めて気づきました。そう言えば、日本の高校で教えていた頃、夏に教室の照明をつけると、「暑くなるのに」と猛反対する男子生徒がいたのですが、あの当時は大げさに思えた反対にも、実はもっともな理由があったのだなと、今さら感じたりしています。

 あの頃は、9月1日には、始業式があり、実力テストの採点や、夏休みの課題の点検に追われ、生徒たちが提出する膨大な数の読書感想文に目を通して、優秀作品を選び、コメントを添えていかなければなりませんでした。体育祭に向けて、競技や応援の練習も始まり、時々生徒たちの様子を見に行ったりもしていました。愛媛県の高校では、今も同じように、生徒や先生方が慌ただしく過ごしていることでしょうか。12年もの間、勤務先の学校が変わり、同僚や生徒が変わっても、毎年ほぼ同じように過ごした9月の初めを、何だかなつかしく思い出します。

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Il primo settembre
crescono i fichi e i cetrioli.
Raccolgo i fichi, faccio la conserva di pomodori.
In Giappone, nella provincia di Ehime
è il primo giorno della scuola dopo la vacanza estiva.
Quando insegnavo nel liceo, c'era una cerimonia,
poi gli esami di tre materie, valutavo gli esami,
controllavo centinaia di compiti consegnati dagli studenti,
andavo a vedere i ragazzi che preparavano per la festa sportiva.
Anche ora probabilmente i rituali si ripeteranno...
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-09-01 23:41 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)
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Commented by ayayay0003 at 2015-09-02 16:01
なおこさん、こんにちは^^
9月1日は、高校の先生にとっては大変忙しい日ですね!
私は、生徒の立場からしか思い当たりませんが、なおこさんの言うことはごもっともで、先生は、生徒以上に新学期は忙しいことでしょう!

庭のいちじく、立派な実が美味しそうになってますね☆
リンゴや洋梨より、いちじくの方が甘いし、柔らかいのに何故なのでしょうネ(・・?
鳥に狙われなくておかげで、美味しいいちじくを食べられてよかったですネ(^^♪
キュウリは、残念でしたが、また次が生ってるので楽しみですね。

保存用のトマト作りは、暑さとの戦いとは気が付きませんでした!美味しい安全なものを食べようと思うと、労力がいりますね♪
Commented by milletti_naoko at 2015-09-02 16:49
アリスさん、こんにちは。生徒たちもきっと、8月の末は宿題を仕上げるのに忙しいと思うのですが、わたしが勤めた三つの愛媛県立高校では、始業式後に英・数・国の実力テストがあったため、この時期は試験の作成や採点、宿題の点検にと慌ただしく過ごしていました。読書感想文は、生徒も書くのが大変でしょうが、まずは自分が現代文を担当する3クラスの100余りの感想文を読み、それから、各先生から提出されたよくできた数十の感想文を、優秀作品を選ぶために読んで……と、出すわたしたちの方もなかなか大変でした。ごくまれに、どこかで見つけた感想文の例や優秀作品を丸写しする子もいたのですが、ふだんその子が書く文章や語彙・漢字力からすぐ分かったり、まったく同じ感想文が二つでてきて判明したり。

イチジクを鳥たちが食べないのがわたしも不思議なのですが、おかげでおいしく食べられるので、ありがたいです♪

保存用トマトの瓶詰めづくりは、まずは皮の湯むきのために、時々お湯を沸かす必要があり、さらには煮沸消毒のためにお湯を沸かして、30分沸騰させ、その熱い沸騰したお湯が冷めた水になるまで鍋の中に瓶を置く必要があるため、台所の温度がかなり上がってしまうのです。これも、エアコンがないからで、同じ理由で、夏はできるだけオーブンを使わないようにしているんですよ。
Commented by Makitalia at 2015-09-04 05:26 x
こんにちは!
なおこさんは、愛媛県の出身の方だったんですね。私は和歌山なので、美味しいみかん繋がりですね!
私も福島の県立高校に勤めていた時は、夏休みも部活指導で、ほとんど毎日、学校に行ってました。保健体育の教科は、課題テストがないものの、2学期は体育祭などの行事が多いので、やはり新学期は忙しかったのを覚えてます。
イチジク、、、私は生はあまり好きではないのですが、干しイチジクが大好きで、今年の夏、夫が南イタリアの帰省お土産で、いっぱい持って帰ってきました。私は、シンガポール旅行の疲れで、一緒に帰らず、ぐうたら、のんびり過ごしてましたが。
干しイチジク、アッと言う間になくなりました。
では良い週末をお過ごしくださいませ!!
Commented by milletti_naoko at 2015-09-04 22:20
まきさんは和歌山の方なんですね! 和歌山もおいしいみかんで有名ですよね。和歌山県は、イタリアに来てから、夫と高野山を訪ねたり、高野山がアッシジと姉妹都市になったり、和歌山に工場がある社長さんに通訳としてウンブリアで同行したりして、身近に感じるようになりました。

福島の県立高校で体育を教えていらしたとは。当時の教え子さんやお知り合いの方で被災された方もおられて、きっとご心痛もひときわだったのではないでしょうか。そうそう、運動部の顧問の先生は、年中お忙しいですよね。

まきさんは、干しイチジクがお好きなんですね! わたしは生の方が好きなのですが、実がなるときにはどんどんなりますので、干すなどして保存食にすると、大切にして、季節が過ぎても楽しめていいですよね。ありがとうございます。まきさんも、どうかよい週末をお過ごしくださいね♪
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