慈しみ庭を育てるように

 「かけがえのない、愛すべき、この上なく価値のあるあなた自身を、大切に思い、大切にしていますか。自分自身を、もっと愛して、尊重し、気にかけていきましょう。

 人に与えることができるのは、自分が持っているものだけであって、あなたの人間関係は、あなたが自分自身についてどう感じているかを、鏡のように映し出しているのです。」

 ディーパク・チョープラの21日間瞑想講座は、今日イタリア語版が始まったのですが、心に残ったのは、このスペイン語版の4日目の教えです。

Hoy, relájate en el espacio infinito de tu corazón y permítete recibir.

Posted by Chopra Meditación on Giovedì 19 novembre 2015


 講座の案内メールに添えられていた、このシェークスピアの言葉も心に響きました。

  「わたしたちの体は、わたしたちの庭であり、わたしたちの意志は、その庭師だ。」

 日本でも、「心に生えた雑草や怠け心を根絶しよう」と言うことがありますが、ここでディーパクがシェークスピアの言葉を引用しているのは、単にそういう意味ではなくて、「わたしたち自身のかけがえのない大切な体を、そして、心・精神を、大切に慈しみ、美しいもの、安らげるものに仕上げていくことができるかどうかは、わたしたち自身の意志次第である。」ということではないかと思います。理想の庭を頭に思い描いて、そういう庭が実現するようにと、庭師が見取り図を描き、種や苗、花を購入し、地面を耕し、種をまき、水や肥料をやって、大切に育てていくように、わたしたちも、もっと自分を大切にしなければいけない、どういう自分でいたいのかをしっかり思い描き、意志の力で、根気を持って、行く末を思い浮かべながら、かけがえのない自分やその人生を、大切に養い、育てていく必要があるのだということだと思います。

 「わたしが自分自身を愛して、尊重することによって、わたしの人間関係が花と開くのだ」と、今日は1日考えるようにとのことなのですが、まずは自分を温かく、そのまま受け容れられてはじめて、他の人に対しても、本当に優しくなれるのだなと、改めて感じました。
 
f0234936_8291018.jpg
Giardini e Rovine di Ninfa, Cisterna di Latina (LT) 17/6/2012

 自分を大切にと言えば、イタリア語の講座では、「何があっても波立たないような、心の平安、落ち着きが持てるように」という話がありました。わたし自身、夫に何か言われたり、だれかの態度や言葉に傷ついたりして、動揺することがあるのですが、他の人がどう言おうと、どんなにいらだっていようと、わたし自身が、確たる落ち着きを持っていれば、「どんな自分であっても、それは常に変わりうる表層の自分であって、自分自身の奥底にある本当のわたしではない」と、動じずにいられそうです。先日の、インドの仏教僧の話にも、「自分の心の平安が確固としたものであれば、どんなに相手が憤っていたり、いらだっていたりしても、それに巻き込まれることはないのであって、そういう相手に影響を受けてしまうのは、心の穏やかさがまだ甘いからだ」とありました。

 「わたしは大丈夫」と、だれが何と言おうと、自分を温かく支援し、信じ、動じなければ、相手も実は、本気で言っているのではなく、あるいは自分に自信がないから、居丈高に出ているのかもしれず、かえってあっけにとられるということが、あるかもしれません。火に油を注いでしまう場合もあるでしょうが、うちの場合、夫婦げんかでよくあるのが、夫の物言いにわたしがかちんと来て、それで頑なになったわたしに、今度は夫が腹を立ててという勃発・進行状況なのですが、最初にわたしが、「冗談で言っているだけなのだろう」(実は、夫の冗談をわたしが皮肉や批判と受け取って、けんかになることが少なくないのです)とか、「そんなことを言っているけれど、何か腹の立つことでもあったので、八つ当たりしたい気分なのかもしれない」、「気が荒立っているから、そんなふうに言ってしまうのだろう」と、やんわりと受ければ、わたしの心も、家庭内も、安泰のような気がします。

Benvenuto al giorno 1 de "Il Potere delle Energie Vitali".Siamo molto felici che tu ti stia unendo a noi! Nelle...

Posted by Deepak Chopra Meditazione on Domenica 22 novembre 2015

 というわけで、イタリア語版の講座で、今日心に繰り返し思うべきこちらの言葉も、今日だけではなく、いつも心に留めておくつもりでいます。

  「わたしの自信と心の平安は、わたし自身の中にある。」

 他の人の評価でも、言葉でも、自分自身がうっかりあれこれしてしまったとか、これまでこういう人間であったとかそういうことによるのではなく、わたし自身の中に、わたし自身の奥深くに宿る本当の自己の中に。

 写真は、ローマの南方にある美しいニンファの庭です。

*********************************************************************
Giardini e Rovine di Ninfa, Cisterna di Latina (LT) 17/6/2012

- "Nuestro cuerpo es nuestro jardìn, nuestra voluntad es el jardinero". -- William Shakespear
- "La mia sicurezza e la mia pace sono dentro di me"
Così oggi ho imparato seguendo i corsi di meditazione di Deepak Chopra e le parole mi hanno ricordato questo bellissimo giardino.
*********************************************************************

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ   
by milletti_naoko | 2015-11-23 23:59 | Vivere | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://cuoreverde.exblog.jp/tb/24702652
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by papricagigi at 2015-11-24 23:49
なおこさん、おはようございます。
なおこさんの日本語での解釈、とても参考になります。私はようやく英語の22講座を聞き終え、振り返っていたところでした。個人的には、最初の一週間に紹介されていた内容が心にしっくりときました。結局毎日は瞑想ができなかったのですが、導入部分は朝の犬の散歩の前に聞いて、歩きながら深呼吸をすることが多かったです(苦笑)。それだけでも少しその日一日の始まりが穏やかでした。
21日トライアルの間に、私も相方の一言にカツンと着てしまう自分について振り返ったことがあります。火打ち石で火をつけられたように、一瞬にしてぽっと沸き起こる感情ってありますよね。経験からその場ですぐに反応してしまって、良い結果が出ることはほとんどなく、うちも雪だるま式に「君がこういった」「あんたがああいったから」というつまらない喧嘩になるんですよ。(ちなみにうちの旦那も半分イタリア人で熱いです。。。)この間は、カツンときたその時には何も言わず、しばらくしてから持ちだしたんですけど、それでもムラムラとしてきましたね。ははっ。「彼はそんなつもりで言ったんじゃない」って頭ではわかっていても、「言ったことそのものじゃなくて、言い方に問題があるんだよっ」って感じたり。
昨日の夢の中で「No longer feel anger. or you can gently push away anger」って書いてある紙を見ました(笑)。
長くなりました。 イタリア語版のトライアルは練習で聞いています。なおこさんの一文、ノートに書き留めました。
Commented by Makitalia at 2015-11-25 05:14 x
こんにちは!
"心を平安に"、、、なかなか難しいことです、私には。すぐ、カツン、プツン、と音がします。
でも、心なしか、こちらで生活するようになってから、少なくなってきてるような気がします。
それは、歳のせいか、イタリアという自由国に過ごしているせいか、はたまた、言っても怒っても無駄と、過去からの経験か?
ところで、肩の調子はいかがですか?辛いですね、早く、良くなりますように。
Commented by milletti_naoko at 2015-11-27 23:46
Papricagigiさん、こんにちは。英語講座をすべて通して聞かれたのですね。すばらしい! わたしは三つも四つもかけ持ちしているため、ディーパクの教えだけ聴いて瞑想はしない場合があり、それでもたまにいくつか聞き逃してしまったりしながら、受講を続けています。Papricagigiさんの一日の穏やかな始まりに、講座が役立ったと知って、うれしいです。一つの宗教にとらわれず、自分や周囲を優しく受け止め、生きていくことを教えてくれるディーパクの講座や言葉が、わたし自身はとても好きなのですが、こういう講座の受け止め方には個人差があるだろうと心配していたので、聴いてみてよかったという方が、一人でもいてくださったと分かってうれしいです。ごていねいな心からのコメントをありがとうございます。

イタリア人のだんなというのは、どうも奥さんがイタリア人の場合も、物言いで相手を傷つけるし、それを指摘するとさらに腹を立てるという場合が、友人と話してみると、少なくないようです。処世術としては、自分の精神的健康のためにも、そこでわたしが一歩大人になるのがいいのだろうなと、ディーパクの講座を聴いたりしながら思うのですが、なかなか難しいですよね。それにしても、夢の中でそんな紙を見られるなんて!! Gentlyというのがいいですね。

イタリア語版は、単に英語版の訳というだけではなくて、訳の中に説明的解釈が加わっている場合もよくあります。下方にあるPuja Cristinaによるl'approfondimento del giornoは、イタリア語だけですが、とてもいいので、よかったらぜひリスニングに挑戦してみてください。ディーパクのその日の教えやメールでの案内と核は同じなので、聴き取れる言葉があることと思います。昨日など、日蓮上人の言葉を引用していました!

Commented by milletti_naoko at 2015-11-28 00:01
まきさん、それは年を重ねるにつれて、イタリアで経験を積むにつれて、むだに怒っても、自分が嫌な思いをするだけということが、分かってきての暮らしの知恵かもしれませんね。わたしも感受性が豊か、繊細と言えば聞こえはいいけれども、すぐにかっとしたり、くよくよしたりする方なので、もっと穏やかにいられたらと思います。

ありがとうございます。薬や療法のおかげで、痛みが楽になり、少しずつですが快方に向かいつつあるようで、ほっとしています。
<< 桜色のアッシジと月と紅葉と トラジメーノ湖七変化 >>