花粉症、今なら間に合う薬草療法

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 クロスグリ(学名Ribes nigrum L.)の芽の液を購入し、症状に応じて1日2度、あるいは3度、50滴を少量の水と共に飲む。それが、2012年に行きつけの薬草専門店(erboristeria)で助言を受けて以来の、わたしの花粉症(allergia ai pollini)療法の中心になっています。ただし、そう教えてもらったとき、店の人から、花粉症の症状が出始める1か月前から服用しないといけないと聞いていたのに、昨年までは症状が出てから、ようやく店で購入して服用を開始していました。一つには、花粉症の症状が出始める時期には例年ずれがあり、1月末から苦しむこともあれば、3月が近くなってもまだ花粉症とは無縁というときもあるため、また一つには、自然療法を続けるうちに、もう花粉症が治っていて、療法が不要になったのではないかという期待があったためです。

 薬草療法・食事療法を試みても、目のかゆみや鼻水・鼻づまりに苦しむのはそのためかもしれません。例年は5月末から6月初めには症状が収まるのに、今年はなんと7月まで花粉症を引きずった上に、症状がひどかったように覚えています。

 今年3月から7月にかけて通った薬草学講座を主催するサランドレーア先生に聞くと、やはり花粉症に最も有効なのはクロスグリの芽の液(gemmoderivato di ribes nero)で、ただし、症状を引き起こす花粉が飛散し始める2、3か月前から服用しないといけないとのことです。植物の芽を使う療法(gemmoterapia)は、薬草の中でも副作用がなく効果が高いことで、イタリアで注目されているのですが、合成化学薬品と違って即効性はなく、花粉症やアレルギーに耐えられるように、体質を徐々に改善するため、前もって服用を始める必要があるわけです。

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 そうやってあらかじめ服用すれば、症状がそれほど重くない場合には、症状がなくなり、重度の場合にも、かなり緩和されるそうです。わたしの場合は、服用時期が遅い上に、緑の多い住宅街に住み、山歩きや薬草学講座の野外演習で、花粉にさらされることの多い環境に身を置いていたため、今年は症状が長く、ひどかったのでしょう。先生からは、症状が特にひどいときには、カレープラント(elicriso)も併用するといいと聞いて、先生の店で購入し、服用しました。

 しばらく前に、このクロスグリの芽の液には、消炎効果もあると知って、今年は、凍結肩の症状を緩和するためにもと、もう1週間ほど前から、クロスグリの芽の液を服用して、花粉症に備えています。今から療法を始めておけば、1月末から3月にかけて始まる花粉の飛散に、余裕を持って体を準備することができますので、皆さんも参考にしてください。イタリアでは50mlが10ユーロ前後なのですが、日本では法外な値段のようですし、漢方薬も楽に手に入るため、主に、イタリアおよびヨーロッパにお住まいの方に、参考にしていただけたらと思います。

 イタリアでも花粉症を引き起こす花粉は飛びますので、2月から5、6月までの期間に、イタリアでの旅行・留学を予定されている方は、ふだん日本でお使いの花粉症の薬などを持参されることをおすすめします。花粉症の食事療法とイタリアでの花粉の飛散時期・量については、下にリンクを添えてある記事を参考にしてください。

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Ho già iniziato la cura contro l'allergia ai pollini

con il gemmoderivato di ribes nero
la quale va cominciata 2-3 mesi prima della stagione,
ma purtroppo ne ho già finito due bottiglie.
Qualcuno sa dove posso trovare i prodotti di
Sarandrea Marco & C. in Umbria?
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LINK
- Sarandrea.it – Piante officinali – Ribes Nero
- 花粉情報、イタリア&ウンブリア
- 花粉症、薬草療法と食事療法
- 花粉症対策2012

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-12-31 10:57 | Altro | Trackback | Comments(6)
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Commented by ayayay0003 at 2015-12-31 20:18
なおこさん、こんばんは^^
クロスグリの芽の液が花粉症及び炎症に効くのですか(*^^)v
それは、身体にもよさそうで何よりです。
化学療法は、即効性があっても、長期間の服用は、副作用で他のところが悪くなる恐れがあるので怖いですよね!
早くから飲み始めたのでよく効くといいですね!
スグリというと、赤い実が思い浮かぶ私ですが、ヨーロッパでは黒いのもありますね。
デザートで実しか食べたことのない私には、芽の液というのが不思議に思います。
ところ変わればでしょうか(^_-)-☆

日本時間では、今年もあとわずかになりました。
今年も1年間たくさんのイイネやあたたかいコメントありがとうございました(^^♪
来年もよろしくお願いします♪
Commented at 2015-12-31 22:04 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Masami at 2016-01-01 02:12 x
なおこさん、こんにちは♪

クロスグリ、ここ数年はホメオパシーに移行したりで飲むのを止めてしまっていたのですが、花粉症対策としてやはり有効とのことで、私ももう一度試してみたくなりました!(ホメオパシーの効果もそこまでなので・・。)体質改善として、2、3ヶ月前からの服用が望ましいのですね。了解です~!

今年は私の不精さから途中すっかりご無沙汰してしまいましたが、今年もブログを通してお付き合い下さり、本当にありがとうございました!!どうぞ皆さまで楽しい年越しをお過ごしくださいね!来年もまたよろしくお願いします~♪
Commented by milletti_naoko at 2016-01-03 23:57
アリスさん、こんにちは。芽を溶かした液は、他の薬草療法よりもさらに体によくて、身体に害のある副作用がいっさいないのも特徴だと、昨年春から夏にかけて学んだ薬草学講座で、そういう療法の薬を専門的に研究する方が語っていたように覚えています。

そうそう、おととしだったかトレンティーノを旅したときは、赤と黒のどちらのスグリも実を食べたり、見たりする機会がありました。日本でもデザートに食べるんですね!

アリスさん、こちらこそ、いつもイイネとうれしいコメントをありがとうございました。新年もよろしくお願い申し上げます。
Commented by milletti_naoko at 2016-01-04 00:02
鍵コメントの方へ

まだ日本の高校で教えていた頃、同僚の先生が、生徒が熱中している若者グループのメンバーの名前が分からなくなってきたら、それは年を取ってきてる証拠だと言われたのを思い出します。人気の歌や歌手、歌謡界が客としてねらう年齢層から、だんだん遠のきつつあるということでしょうね。わたしももし日本に暮らしていたら、同じことを感じるだろうと思います。

老いていっていることは、飛蚊症や五十肩を通じて、実感しましたが、来る年や重ねた年を大切に受け止めたいと思っています。夫はいろいろと不安そうです。

こちらこそ、新年もよろしくお願い申し上げます。あんなことを書いておいて、休み中に薬をきらしてしまったので、買いに走らなければ! ありがとうございます。どうか皆さんにとって、すてきな1年となりますように。
Commented by milletti_naoko at 2016-01-04 00:06
まさみさん、こんにちは♪

ホメオパシーで花粉症が治ったという話、わたしも直接二人から(一人は日本、もう一人はイタリア)聞いています。ただ人によって、先生によって、効果もさまざまだそうです。お互いに今年は症状が軽く済むといいですね。

さまざまなお仕事に邁進されるまさみさんに、見習わなければと実感しているわたしです。こちらこそ、ブログを通じてのおつき合い、ありがとうございます。まさみさんも、ご家族一同、どうかよい1年をお迎えくださいね。新年もどうかよろしくお願い申し上げます♪
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