主顕節、ベファーナと休みの終わり

f0234936_72531.jpg

 今朝はうちにも、ベファーナおばあさんがやって来ました。我が家の小さなプレゼーペでは、物語中では出会えなかったという幼子イエスの、すぐそばにいます。クリスマスを祝う期間が終わり、明日にはプレゼーペをしまうので、今夜は一晩、ベファーナもいっしょに飾っておくつもりです。

f0234936_715781.jpg
Presepe della Palestina @ Porziuncola, Assisi 25/12/2015

 1月6日の今日は、主顕節(Epifania)東方の三博士(tre Re Magi)が、生まれたばかりの幼子イエス(Gesù bambino)を拝んで、贈り物を捧げた日とされ、カトリック教会の祝祭日であると同時に、イタリアでは国民の休日でもあります。

 東方の賢者たちが、星の光に導かれ、長旅を続けてエルサレムまで来て、まずはヘロデ王に、次に、幼子イエスに出会い、ヘロデに会わずに、それぞれの国に帰っていく。

 今朝のミサでは、新約聖書のこの章について、朗読と説教がありました。「何かあったときの人間の反応には3種類あります。」というミサの話が興味深かったです。ユダヤ人の王となる人物がたった今生まれたと知り、博士たちは、その王を探しだして拝もうと積極的に行動し、ヘロデ王が呼び寄せた祭司長や学者たちはそうと知っても何もせず、ヘロデは、自らの地位を脅かしかねない幼子を今のうちに殺してしまおうと考える。攻撃的な態度に出るヘロデももちろん悪いけれども、十分に知識を持ちながら、その知識を生かせず、無関心なままで行動しない、そういう無関心な態度こそ、一番問題なのですと、説教では訴えていました。

f0234936_72195.jpg
Presepe del Portogallo

 閑話休題。ベファーナおばあさんは、旅の途上にある東方の三博士に出会い、いっしょに幼子に会いに行こうと誘われたにも関わらず、同行を断り、お菓子いっぱいのカゴを腕に、後日出発して、三博士の行方を探したものの見つけらません。それで、幼子イエスに贈るつもりで、すべての子供たちの家を訪ねて、毎年お菓子を贈るようになったのだと言われています。

f0234936_72955.jpg
Presepe con la Pasta

 姪たちも今では14歳、12歳となり、サンタクロースもベファーナも信じなくなってしまってから、数年経ちます。もう大きいから、お菓子入りの靴下やベファーナ人形を贈ろうかどうしようかと考えあぐねた末、義弟夫婦と共に、贈ることに決めました。贈り物というのはうれしいもので、姪っ子たちははしゃぎながら、大きな靴下から、チョコレート中心のお菓子を引き出しては、眺めていました。

 1月6日は、姪たち二人にとって、そういう楽しみな祝日ですが、12月23日から始まったクリスマス休みが終わってしまい、明日からは学校が始まるという日でもあります。夏休み最終日なのに宿題が終わらず、泣きながら猛勉強するのび太のように、マッダレーナは昼食後、嫌いな数学の宿題と、長い間格闘していました。

***************************************************
Stamattina è arrivata la Befana anche a casa nostra :-)

Il 6 giorno è un giorno lieto ma anche triste per i bambini.
E' bello ricevere i regali, ma da domani ricomincia la scuola.
Altre foto: Presepe della Palestina, Presepe del Portogallo
& Presepe con la Pasta @ Porziuncola, Assisi
***************************************************

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 荘厳な砂のプレゼーペと主顕節、ベファーナのお話 / Presepe di Sabbia di Bellaria Igea Marina (5/1/2016)
- 贈り主いまむかし (20/1/2011)

参照リンク / Riferimento web
- Chiesa Cattolica Italiana – Liturgia del giorno – Mercoledì 6 Gennaio 2016 EPIFANIA DEL SIGNORE
- Treccani.it – Vocabolario - magi

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
   
by milletti_naoko | 2016-01-06 23:03 | Feste & eventi | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://cuoreverde.exblog.jp/tb/24841114
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by ayayay0003 at 2016-01-07 14:27
なおこさん、こんにちは^^
長いクリスマス休暇も終わり、姪子さんたちも学校が始まるのですね!
冬休みが明けるのは、なんとなくいやだった記憶があります(笑)
ベファーナおばさんは、日本には習慣としてはありませんが、冬休みはお年玉も貰えて子供にとっては嬉しいお休みと言う点では、日本もイタリアも同じですね。
年齢がいくとプレゼントを貰えないというのはかわいそうだから続けているというのは気持ち的に嬉しいですね(^^♪
なおこさん家のプレゼ―ペにべファ―ナおばさんがいらっしゃるの、写真で確認できました(^_-)-☆
明日からは、日常が帰ってきますね。
Commented by ぷー at 2016-01-08 04:45 x
こんばんは。
べファーナの謂れを初めて知りました。なるほどなるほど(*^^*) 私の義両親は、数年前までお菓子の入った靴下をプレゼントしてくれていました(笑)。
さてさて、12月からのお祭り気分とも一旦お別れですね。なおこさん、風邪にお気をつけて〜??
Commented by milletti_naoko at 2016-01-08 09:33
アリスさん、こんばんは。休みの終わりがつらいのは、どこも同じですね。「もっと休みが続けばいいのに」と、しみじみ言っておりました。

大きくなっても、やっぱり贈り物はうれしいですよね。
Commented by milletti_naoko at 2016-01-08 09:35
ぷーさん、こんばんは。あら、なんとお義母さまとお義父さまが贈ってくださっていたんですね! うちは夫の方が、時々義母にと、お菓子入りの靴下を購入して贈っています。

ありがとうございます。ぷーさんも、お体を大切に♪
<< 新しい年に新しく 荘厳な砂のプレゼーペと主顕節、... >>