古代小麦育ててパンとピザ作り

 我が家の庭のキンセンカ(calendula)の花たちとヒナゲシ(papavero)のつぼみの向こうで、すくすくと育っているこの緑は何でしょう。

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20/3/2016

 実は、古代小麦(grano antico)なのです。

 テベレ川の水力を利用し、今も石で麦を挽く粉挽き場で、夫が、挽かれる前の有機栽培の古代小麦の粒たちを購入したのは、数か月前のことです。この冬は、時々、家でその小麦を挽いては、ふるいにかけ、そうしてできた全粒小麦粉(farina integrale)と天然酵母を使っての、パンやピザ作りに情熱を注いでいました。現代の小麦が産業用のパスタやパン作りで利用しやすいようにと、グルテンを多く含む栄養価値の低いものとなってしまったのに対して、古代小麦はグルテンの含有率が低く、栄養に富んでいます。

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30/1/2016

 古代小麦でしかも全粒なので、生地を伸ばすのが難しく、天然酵母を使うので、ふくらみにくく、最近ではたまに、他の粉も混ぜて、その割合や生地を寝かせる時間を変えることもあります。

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 この頃は成功することも多くなり、そういうときには、こんなふうに写真の撮影も許可してくれて、顔がそれはほこらしそうで、食事の際にパンを切るときも、それは幸せそうです。

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 この3枚は1月30日の写真です。この日は、パンがおいしく焼けた上に、夫が思いついて、ごま入りのグリッシーニもたくさん作りました。少々塩からくはあったのですが、ごまの風味が香ばしく、カリッとしていて、とてもおいしかったです。

 夫が畑で自ら育てたトウモロコシを、うちで挽き、その粉でポレンタを作ったのは昨年だったでしょうか。いずれは、今庭に育ちつつある古代小麦を収穫し、その小麦を挽いた粉で、ピザやパンを作りたいと、夫は楽しみにしています。根元が黄色くなりかけた小麦もいくつかあるので、心配しているのですが、どうか元気に育っていってくれますように。 

LINK
- 自家製ポレンタ、ルーマニア風 / Polenta fatta con il mais coltivato da mio marito (11/12/2015)

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Nel nostro giardino dietro le calendule e i papaveri
cresce il grano antico.
Mio marito vuole fare pane e pizza,
utilizzando la farina ottenuta
dai chicchi di queste piante medesime.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-24 23:59 | Gastronomia | Comments(2)
Commented by ayayay0003 at 2016-03-25 16:35
なおこさん、こんにちは^^
日本にも古代米というのがありますが・・・
小麦にもやはりあるのですね~驚きました(>_<)
何でも、品種改良を重ねて、現代人が食べやすくしたものは、やはり栄養価という点では劣るのですね!
天然酵母のパンは、確かに味わい深いですが、発酵が難しくて固いパンになりがちではあります・・・
なので、私も夏季にほんの数回作るだけです。
小麦から作られるとは、夢があっていいなあ~羨ましいです♪
全粒粉で作ったパン、スコーンは確かに美味しいですし、私もまた作りたくなりました(*^_^*)
私も、なおこさん家の古代小麦、成功することをお祈りしています、とても楽しみです☆
Commented by milletti_naoko at 2016-03-25 21:32
アリスさん、こんにちは。なんと日本にも古代米があるんですね!! 小麦の場合は特に、米のように炊いてそのまま食べることは少なく、小麦粉にしてパスタやパン、ピザを仕上げるための生地の材料として使うことが多くため、手でこねたり伸ばしたりしやすいものが好まれ、そのためにグルテンの含有量がどんどん増えていったのだそうです。

さすがアリスさん、やっぱり天然酵母のパンに挑戦をされているんですね! お祈り、そうして、楽しみにしてくださって、ありがとうございます♪
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