寒修行と風邪と湖と

 先週末、アルプスに寒修行に出かけた夫は、皆といっしょに、水着姿で雪の上に座って瞑想し、トゥンモに慣れた師匠や友人たちが、半分は凍った池に3、4分首までつかるそのそばで、瞬時首まで冷水に体を沈め、すぐに池から飛び出したそうです。さらに、片道10時間のドライブで体力を消耗したためか、今週はすっかり体調を崩し、仕事こそ休まなかったものの、まだ風邪の諸症状が治まっていません。

 参考までに、このトゥンモ講習を案内する投稿を、ご紹介します。


 夫は風邪をこじらせているし、わたしは花粉症でつらいので、今日の午後はうちで過ごそうと思っていたら、それでもどこかに出かけて新鮮な空気を吸って体を動かした方が風邪が治りやすいはずだと確信する夫に説き伏せられて、夕方、久しぶりにトラジメーノ湖に向かいました。

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Tramonto al Lago Trasimeno, Monte del Lago 25/3/2016

 夕日は早いうちに雲の中に消えてしまいましたが、雲に躍動感があり、大きな白い翼が羽ばたいているかのようで、とてもきれいでした。

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 車を降りると、夫はひたすらずんずんと歩いて行くので、わたしは自分の気に入ったところで立ち止まっては、湖を眺めたり、気になった花や草の写真を撮ったりしました。

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 まだ3月というのに、イラクサ(ortica)の若葉がもう茂っていたので、びっくりしました。イラクサは、昨年薬草学講座でも、いろいろな先生からとても薬効の高い植物であると教わりましたし、わたしはその前から、花粉症・関節症対策に、イラクサのハーブティーを飲んでいます。ふだんは乾燥葉を、薬草専門店(erboristeria)で購入するのですが、イラクサは夏にはあちこちに茂る雑草なので、夫が山で見つけて収穫し、日に干して、自家製乾燥葉を作ってくれることもあります。薬草学講座で、今日見つけたイラクサのように、まだ若くて丈が低い頃の葉が一番効果が高いと学んだのですが、まさかイラクサに出会えるとも思わず、手袋やビニール袋の用意もないので、今日は収穫できませんでした。イラクサは直接手で触れると、じんましんになって、肌が焼けつくようにかゆくなり、数日苦しむことになるからです。

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 白い花の写真を撮ろうとしていたら、夫がそばを通りかかりました。太陽が隠れて寒くなってしまったので、引き返したそうで、それから駐車場まで、二人でおしゃべりしながら、のんびり歩きました。

関連記事へのリンク
- 亭主元気で留守の週末 (19/3/2016)

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Oggi il sole è scomparso nelle nuvole,
ma nel cielo mi sembrava di vedere una grande ala
che stava per volare.
@ Lago Trasimeno, Monte del Lago, Magione 25/3/2016
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-25 22:38 | Umbria | Trackback | Comments(4)
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Commented by ayayay0003 at 2016-03-26 08:31
おはようございます^^
御主人様、まずは、無事の御帰還なによりです。
内容からすると風邪のひとつくらいひいても?というような内容なので、強靭な体力の持ち主であられますね!
そして、早速トラジメ―ノ湖に出かけれたとは凄いです☆
まだまだ寒そうなお写真ですね!
でも空気が澄んでてほんとに身体にはよさそうです(^^♪
イラクサのこと覚えています!こんなところにも生えているのですね!自家製はさらに効果があるのでは(・・?
採取は、次回のお楽しみですね(*^_^*)
Commented by butanekoex at 2016-03-26 08:51
なおこさん、ご主人様が無事に寒修行からもどられて何よりです(^^)
みれば見るほど、過酷な内容に、正直大丈夫なのかと案じておりました。
風邪はこじらせてしまったかもしれませんが、
得るものは大きかったのではないでしょうか(^^)

トラジメーノ湖は、このような体調が不完全な時に
体と気持ちを癒やすには最適の場所なのでしょう^^
お写真からも、美味しい空気が伝わってきました。
そして、お二人の仲良く散歩される風景を想像し
私も癒やされました。
すてきなご夫婦ですね。
Commented by milletti_naoko at 2016-03-26 18:11
アリスさん、わたしも無事に帰ってきてくれるかしらと心配していたので、風邪ぐらいですんでよかったと、本人はすっかり不機嫌ですが、ほっとしています。

夫は夜や休日、うちにじっとしていることが、体調が悪いときでさえできない人で、それで今日はさらに症状が悪化して、今イタリアでは午前10時を過ぎたところですが、まだ眠っています。

イラクサ、こちらではよく見かける生命力のたくましい草なんですよ。
Commented by milletti_naoko at 2016-03-26 18:15
butanekoさん、わたしも無事で帰ってきてくれますようにと、それだけ祈っていたので、風邪は引いても、ちゃんと帰って来られてほっとしました。ただし、こういう極寒のおもてに水着姿で出陣する前には、呼吸法や身体を内から温める手法のようなものをみっちり学ぶのだそうです。

本当に、トラジメーノ湖を見ると、心にも体にも大きなエネルギーと平安を与えてくれる気がします。いっしょに行こうと連れ出しておいて、一人ですたすた歩くなんてと最初は思ったのですが、おかげでわたしも自分が好きなように散歩を楽しむことができました♪ 
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