女性いきいき歌・芸術祭@ペルージャ

 昨日は夕方、道に迷いながら、広大なペルージャ市の北の端にあるこちらの塔、Torre Strozziを訪ねました。この塔が、11人の女性芸術家が参加する催し、Femminile Plurale - l’arte donnaの展示会場となっていて、最終日だった昨日、その催しが女性合唱団のコンサートで締めくくられることになっていたからです。

f0234936_501912.jpg
Torre Strozzi, Perugia 10/4/2016

 イタリアで、絵画・陶芸作品展や合唱団のコンサートと言うと、こういうものというイメージがあるのですが、そういう既成の枠を、いい意味で取り払ってくれる、すてきな展覧会・コンサートでした。

f0234936_504918.jpg
CARLA CASTALDO
Ambra e Corinna

 わたしたちが美しいなと、思わず立ち止まって、いつまでも眺めていたのは、こちらの作品です。自然の恵みや生命力、めぐる命の美しさを、ていねいに細やかに描いている、わたしはそんなふうに感じました。

f0234936_505468.jpg
ROBERTA BIZZARRI
La Sacra Famiglia

 別の芸術家の作品ですが、こちらの聖家族も、花びらと葉を使って描かれていて、独特の温かみがあります。

f0234936_51078.jpg

 会場となっている塔自体が、何だか昔のお城の中のようで、階段を上って造りを眺めるのも興味深かったです。

f0234936_512897.jpg

 上りつつ下方を見るとこんな感じで、風情と共にスリルもあります。

f0234936_514864.jpg

 最上階では、見晴らしを楽しみながら、周囲を一めぐりすることができるようになっていました。

f0234936_515795.jpg

 作品が展示されている壁と、外壁の間を歩いて、ぐるりとめぐると、

f0234936_52920.jpg

 テッツィオ山(Monte Tezio)やきれいに咲いた藤や桜の花が見えます。

f0234936_523071.jpg

 6時半過ぎに、女性アンサンブル合唱団、Nota Sòのコンサートが始まりました。聖母マリアを讃える中世の歌に始まり、ハンガリーやアフリカ、イスラエル、ブラジルなど、世界のさまざまな文化や国の歌が続いて、選曲の多種多様さに驚きました。力強い歌、美しい優しい歌など、さまざまな音楽をすてきに歌い上げていて、聴いていて、とても楽しかったです。

**********************************************************
FEMMINILE PLURALE - L'ARTE DONNA
Artiste in Mostra per un Viaggio nell'Arte e nella Creatività Femminile
@ Torre Strozzi, Perugia 10/4/2016

- Belle & Creative diverse forme dell'Arte Femmile.
Bellissima anche la Torre Strozzi.
- Grande applauso in particolare all'Ensemble vocale femminile Nota Sò.
Bella l'esecuzione e sorprendente e affascinante la scelta delle canzoni
di tutto il mondo.
**********************************************************

LINK
- Torre Strozzi. Centro di Cultura e Arte Contemporanea – Femminile Plurale. L’arte donna

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2016-04-11 23:02 | Umbria | Trackback | Comments(12)
トラックバックURL : http://cuoreverde.exblog.jp/tb/25125399
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by London Caller at 2016-04-12 07:01 x
ペルージャ市、いろいろなイベントがたくさんありますね!
行ったことはまだありません。^^;
ああ、私は実はイタリアへ4度目に行ったことありますよ!
自分でも信じられません。
1度目はBrescia, Lake Garda, Sirmione, Milan, Pisa, Lucca, Florence, Siena, Venice.
2度目はRome, Vatican City.
3度目はBari, Altamura, Matera, Gravina, Montescaglioso
4度目はVerona, Vicenza, Padua, Venice, Trento, Mantua, Lake Garda, Sirmione.

5度目のイタリアの旅、なおかさんのおすすめ観光スポットはどこでしょうか?教えてくれませんか?^^
私はNaplesとかCapriとかも行きたいなあ〜
Commented by butanekoex at 2016-04-12 11:48
なおこさん、こんにちは。
このような石造りの建物は、ヨーロッパならではの歴史を感じます。
中世の時代に、この塔はどのような事に使われていたのか
またここに出入りしていた人達は どのような服装だったのか
などと想像してしまいました♪
白い壁の階段に光が差し込むさまは
昔も今もかわらないのでしょう。

素敵な芸術作品も、合唱コンサートも
このような建物で開催されることで、
より雰囲気が盛り上がったことと思います。
素敵な時間を過ごされたのですね♪
Commented by paradiso-norina at 2016-04-12 13:41
歴史を感じる素晴らしい塔の中でのイベント楽しさが伝わってきました。
それぞれ素敵な絵ですね。
希望にあふれた春にふさわしい絵と穏やかな絵。
モダンな絵も不思議にマッチしている。
器(この塔)がどんなものでも包み込むような完成された重厚なものだからなのかしら?
日本の書とかもすごく合いそうですね。
合唱もバラエティにとんで楽しかったでしょうね♪
リラックスした楽しい時間って、、特になおこさんのように四六時中走り回ってお仕事してらっしゃる方には必要だと思いますよ~^^(私は多すぎかな^^;)
Commented by ムームー at 2016-04-12 14:07 x
なおこさん
こんにちは。
昔の素晴らしい塔での展覧会
素晴らしい雰囲気で作品が引き立ちますね。
今風の建物は嫌いです、このような
重厚な建物で作品が並ぶなんて最高ですねぇ、
コーラスもいいでしょうねぇ~
いつもありがとうございます。
Commented by ayayay0003 at 2016-04-12 18:44
なおこさん、こんばんは^^
素晴らしい絵画の鑑賞と音楽(合唱)が同じ建物内で行われるっていいですね(^^♪
日本でも、ごくたま~に美術館でそう言う催しが行われてるみたいですが、私はそう言うのにめぐり会ったことがないので羨ましいです♪
ヨ―ロッパの美術館は、建物が素晴らしいので絵もとても映えますが、こちらの場所もしかりで雰囲気を建物が盛り上げてることは違いないですね(^^♪
すばらしい時を過ごされましたね(*^_^*)
Commented by milletti_naoko at 2016-04-12 21:41
London Callerさん、こういうイベントを通じて、いろんな人がさまざまな芸術作品や歌、文化に触れることができるのは、とてもすてきなことだと思います。イタリアには4度来られたことがあるんですね! チンクエ・テッレも美しいですし、エルバ島も大好きです。わたしはピエモンテやアブルッツォの山もとても好きですが、London Callerさんは長い山歩きはされますか? ラッツィオ州ならボルセーナ湖周辺、トスカーナ州ならシエナやピティッリャーノ周辺、ウンブリアでなら、ペルージャ、アッシジ、スペッロ・グッビオなど、中世の町並みが残る歴史のある町や自然の美しいトラジメーノ湖です。ウンブリア、とってもいいですよ。自然が豊かで歴史もあり、食べ物もおいしいのに、トスカーナに比べると、物価がかなり安いのです。
Commented by milletti_naoko at 2016-04-12 21:49
butanekoさん、こんにちは。石造りのこうした塔は、イタリアでは山や丘の上の高みに建っていて、敵が来るのを察知したり防いだりすることが多かったのですが、この塔は平地にあります。テベレ川が近く、周囲に麦畑が広がっているので、夫は、テベレを渡って旅をする人を点検したり、収穫した小麦を安全に保存したりするための塔ではないかと言っています。

石造りの美しい建物も芸術品の一つのように眺めて、作品や歌と共に楽しむことができました。夫もしぶしぶ連れて来てくれたふうでしたが、コンサートの途中から、足もリズムを取ったりして、すっかり音楽を楽しんでいました。
Commented by milletti_naoko at 2016-04-12 21:55
paradiso-norinaさん、女性らしい温かみのある、独特の作風の作品が多くて、興味深かったです。おっしゃるように、石造りの昔ながらの石が見える壁が、作品たちを上手に引き立てていて、階段を上ったり、窓から外を眺めたりするのも楽しかったです。日本の書も合うでしょうね♪

日本でもイタリアでも、店に並んだりテレビで紹介されたりする本や音楽は、地理的にとても偏っているので、こんなふうに世界のいろんな国の、いろんな地方・文化の魅力ある力強い美しい音楽を選んで歌う合唱団がいてくれて、それを聴くことができる機会はとても貴重だと思いました。
Commented by milletti_naoko at 2016-04-12 21:57
ムームーさん、こんにちは。日本の古い美しい寺社に飾られる屏風や絵もすばらしいのですが、ヨーロッパならではの、石造りの建物をうまく利用した展覧会もすてきだなと思いました。コーラスも、次々にいろんな曲調や言語の歌を聴くことができて、とても楽しかったです。こちらこそ、いつもありがとうございます。
Commented by milletti_naoko at 2016-04-12 21:59
アリスさん、こんにちは。作品展が約1週間開かれていたその展示会場で、最終日、締めくくりのコンサートがあったのですが、そういうさまざまな芸術がいっしょに楽しめる機会、歌も聴けるけれど、目でも楽しめる催しというのはすてきだなと思いました。

素朴な石の壁に、作品の彩りがよく映えて、きれいでした♪
Commented by London Caller at 2016-04-13 07:35 x
>花はツツジでしょうか。

ごめん〜さき忘れしました。
それは実はブーゲンビリアなんですよ。
熱帯のマレーシアでは一年中見られます。
花が毎日咲けます。
Commented by milletti_naoko at 2016-04-13 16:58
London Callerさん、そうなんですね! イタリアでは夏に咲き、気候が暖かいところでないと育たないのではないかと思うのですが、マレーシアではなんと1年中咲いているんですね。花の色もとてもきれいですね♪
<< アマゾン本輸入関税とDHL 柑橘さわやか金柑ケーキ >>