郵便局口座開設@イタリア1

 迷い悩んで考えたあげく、ようやく心が決まり、昨日の朝、ペルージャ鉄道駅近くの郵便局で、貯金口座を開きました。

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 1か月4ユーロの手数料はかかりますが、これで、学校からの給料が出るたびに、会計係の人と打ち合わせをして、小切手を取りに行き、現金に変えるために、郵便局で長い間順番を待つ必要がなくなります。近年は他州の企業などから仕事をいただくことも多くなり、ウンブリア州内のように、直接企業に出向いて、現金や銀行小切手で報酬を受け取るのが難しいため、郵便為替を自宅に郵送してもらっていました。

 ところが、昨年7月に、立て続けに遠方の名の知れた企業二つから翻訳の依頼があり、わたしの方はすぐに翻訳を仕上げて納品したものの、そのどちらの企業からも、いつまで経っても報酬が届かず、最初はちょうど夏休みに入る時期だからかとしばらく待ち、夏が終われば、ひょっとしたら2社はすでに郵便為替を送る手続きをしたのに、郵便が届くまでに日にちがかかっているのかもしれないと思い、名のある業者なのだから、まさか払わぬことはあるまいと思っていたら10月になり、これはおかしいと両社に、電話ではこちらからの連絡の証拠が残らぬからと、メールで問い合わせると、一社からは「もうしばらくお待ちください」と返事があったものの、もう一社からはなしのつぶてです。幸い、メールの返事があった業者からの郵便為替は、11月に届きました。返事がないもう一社の方には、メールや電話で再度催促をしなければと思いつつ、催促ができずにいました。日本でもイタリアでも、教員としては基本的に、公の教育機関から職員あるいは準職員として給料をもらい、翻訳・通訳などの仕事でも、これまで長い間、どのお客さんも、報酬を事前に、あるいは直後にくださる方ばかりだったので、未払い報酬を取り立てた経験がなく、気が引けたのです。

 と言っても、約10年前、通訳の仕事の当日に、約束の時間を30分過ぎてから、依頼主の「体調が悪いから」と、2日間の通訳の仕事がキャンセルされたことがあり、そのときはキャンセル料など契約内容になかったので、仲介会社の方から、「以後はキャンセル料を契約書に盛り込みますから」と話があったものの、このときは、いっさいの支払いなしに仕事はすべてキャンセルとなってしまいました。まあ、いい勉強をさせてもらったとも言えますし、このドタキャン企業からは翌年やはり同じ仲介会社を通して、同内容の通訳の依頼があり、そのときは契約書にキャンセル時の料金も記載して、実際に通訳の仕事を、2日間遂行しています。

 閑話休題。そういうふうに、仕事をすれば、すぐにきちんと報酬をくれる教育機関や業者などとばかり仕事をしていたこともあり、報酬が受け取れないのがわだかまりになり、それでも、「払ってください」と催促するのが何だか気が引けて、イタリアでも日本でも有名な大企業だからまさか払い逃げするわけはあるまいと思いつつ、「もし電話をかけて、払わないなどと言われたら」と弱気になり、意を決して直接電話をかけて、翻訳をわたしに依頼した人と話したいと告げたのは、なんと今年の2月末になってからでした。

 すると、7月にわたしの見積もりにOKを出し、仕事を依頼し、わたしが翻訳を納品した担当者は、「あら、その報酬ならもうとっくに支払っているはずだけれど……ちょっと待ってくださいね。折り返し電話しますから。」と言います。まもなく折り返し電話があり、非常に申しわけなさそうな声で、「わたしは会計担当が支払うようにとっくに手続きをしていたのに、支払いが行われていないみたいなの。あなたが10月に書いたメールも、わたしは知らなかったの。」と言います。その後、会計担当者と電話で話すと、「郵便為替よりも、だんなさんに銀行口座があるなら、そちらに入金するので、口座の情報を教えてください。」とのことです。何はともあれ、そのときは、夫の口座を通じて、ようやく報酬を受け取ることができました。

 7月から2月までの7か月間、ずっと早く連絡しなければ、どうして支払いや連絡がないのだろうと、何だか嫌な思いをずっと抱えていたので、そのときは心が軽くなりました。同時に、支払う学校や企業も、口座送金の方が手間がかからずに済むし、わたし自身が、企業が郵便為替を送っていないのか、郵便が届くのが遅いのかといつまでも待つ必要もないので、口座を開設したほうがいいと、腹を決めました。学校の給料も、口座に直接受け取れるので、打ち合わせや移動、郵便局での待ち時間を考えると、月に4ユーロ払っても、時間的、精神的にお得に思えます。

 手数料がかかっても、利子はいっさいつかない口座ではありますが、便利と時間を買うのだと思うことにしました。まもなく支払わなければいけない自動車税も、オンラインで支払えるそうで、おかげでいろんな点で、時間や手間が省けそうです。

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Martedì ho finalmente aperto il conto corrente
; in Italia una volta avevo un conto corrente bancario, ma poiché in Giappone le poste e le banche non prendono nessuna commissione da chi deposita i soldi anzi gli regala qualcosina, non mi andava giù l'idea di dover pagare la commissione quando essi guadagnano usufruendo i nostri risparmi, ho chiuso il conto e preferito il risparmio soci Coop. Tuttavia, ora ho deciso di avere il conto corrente per non far perdere tempo sia a me che ai datori di lavoro; a scuola ogni volta mettevo d'accordo con il responsabile della cassa, andavo a prendere l'assegno postale e poi mi mettevo in una lunga fila alla posta per cambiarlo in contanti. La maggior parte dei clienti mi pagano o prima o subito dopo i lavoro di traduzione/interprete, tuttavia l'anno scorso due aziende note sia in Italia che in Giappone mi hanno affidato la traduzione, ho consegnato subito i lavori ad entrambi ma i compensi sono stati pagati con molto ritardo; una mi ha pagato a novembre, l'altra addirittura a febbraio di questo anno. Avevo chiesto il pagamento via vaglia postale e non ero sicura se i ritardi degli assegni fossero dovuti ai committenti o alla posta. Invece, d'ora in poi potrò sollecitare il pagamento senza esitazioni, controllando il conto on line. Comunque spero che i clienti mi paghino subito senza bisogno di sollecitazioni. Insomma, l'idea è quella di acquistare il tempo e la comodità con la commissione mensile di quattro euro.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-04-20 23:59 | Sistemi & procedure | Comments(10)
Commented by London Caller at 2016-04-21 07:55 x
偶然ですね!
私はシンガポールで勉強したとき、
郵便銀行の口座も開きましたよ。
シンガポールの郵便銀行のロゴも鍵です!!
ええ、なぜですか?切手じゃなく、鍵ですね?!

そして、青は銀行にとってよく使っている色ですね。
私の銀行も青いです。^^;

Commented by nagisamiyamoto at 2016-04-21 08:46
なおこさん、こんばんは
いろいろありますよね、イタリアにいると。
今回の2件の長きにわたる支払い騒動も無事終了して良かったですね。私もこのようなことが起きるたびに自分の生活事情を少しずつ変えていったような気がします。
Commented by ayayay0003 at 2016-04-21 10:28
今日のなおこさんの記事を読んで、日本の郵便局は何とありがたいのだろうと、思いました(^^♪
普段は、日本郵政に対しても、文句ばかり言うことが多いのですが、イタリアの事情と比べたら天国のようです。最近は、郵貯どうしの口座間の送金であれば、手数料は0円で出来るのです。なので、何かを購入しても、郵貯の口座を持ってる企業あるいは個人であれば手数料がかからずに購入出来るというすばらしいことになっています!
もちろん、身内への送金なんかも郵貯間であれば、ただで送金出来、以前なら、同じ通帳のカードなどを預かってて、片方が通帳を持っと言う感じの送金でしたが、今はその必要がなくなりとても有り難いです♪
まあ、このシステムはいつまで続くかはわかりませんが、もう10年くらいにはなるでしょうか!
4ユーロ、決してお安い料金ではありませんが、なおこさんの今までの苦労を思えばそのくらいで心配せずに送金してもらえるならお安いかも(・・?と私も納得しました!
国が違えば、ほんといろいろと大変ですね^^;
Commented by suzu-clair at 2016-04-21 17:22
なおこさん、
未払いだった報酬を受け取ることができて、
本当によかったですね。

仕事でのこうした金銭授受のトラブルは、心がもやもやしてしまいますよね。

そうそう、
私も昔、
体験レッスンをお申込みされた方が、
当日無断でお越しにならなかったことが一度だけあって、
お花を用意するという性質上、
材料代が無駄になったときはとても残念な気持ちになりました。

めったに金銭的なトラブルというのはないのですが、
金銭的なことって、
申し上げにくくてストレスになりますよね。
なおこさんのお気持ち、とてもよくわかります。

個人で仕事をしていると、
こうした思いがけないことから、
今後の対策を学んだりと、
経験によって学ぶことも多いですよね。
郵便口座ご開設によって、
これからいろいろな面で便利になりそうですね。
Commented by milletti_naoko at 2016-04-21 23:03
London Callerさん、あら、シンガポール郵便局の口座もですか! 大切な貯金を鍵をかけて、しっかりと守りますということでしょうか? この鍵はロゴではなく、口座のキャッシュカードのデザインではないかと思います。イタリア郵便局の色も黄色と青(水色)です♪
Commented by milletti_naoko at 2016-04-21 23:09
なぎささん、こんにちは。ありがとうございます。なぎささんにも、似たようなご経験がおありなんですね! 会社が大きすぎて、ちょうど夏休み中だったこともあって、連絡が行きわたらなかったようです。曲がったことは許せないと、フィンランド国境警備が相手のときはかなり強気に出たのですが、相手がお客さんということもあって、ついつい気が引けてしまいました。今後は口座のおかげで、すぐに入金されたかどうかが確認できるので、強気で取り立てるつもりでいます。まあ、これまで一度もなかった支払いの滞りが同じ時期に重なったのも、わたしに口座開設を踏み切らせてくれるきっかけになったということで、今後はそういう困ったお客が出ないことを祈ります。
Commented by milletti_naoko at 2016-04-21 23:14
アリスさん、そうなんです。日本の郵便局や銀行で、手数料が不要なのが当たり前だと思っていたので、イタリアに来てから驚きました。欧州の他の国に比べてイタリアの銀行は手数料が高すぎるというニュースを、以前よく見たように思いますので、欧州の他国にも銀行手数料は存在し、日本の方が珍しいのでしょう。それは身内への送金が便利になりましたね!! 

利子もないのに手数料を払うのが嫌で開設をしぶってきたわたしですが、結局、口座がないために失う時間やガソリン代や手間を考えると、4ユーロは安いという結論に行き着きました。
Commented by milletti_naoko at 2016-04-21 23:22
すずさんにも、似たような経験がおありなんですね! イタリア在住の日本のお友だちにも、個人だといきなりキャンセルする人もいるので、あらかじめ30%ほどは料金を徴収したり、ドタキャンなどのキャンセル料をきちんと決めておいた方がいいとアドバイスをもらいました。せっかくのお花、残念で大変でしたね。

お金のことは言いにくいのですが、それがあっての信頼関係でもあり、そう言えば、改築に携わる業者への支払いも、前払いや途中支払いを、うるさいほど電話で請求してくるところに、先に支払う傾向があるので、今度からは仕事を受けたり契約を交わしたりする際に、もっといろいろと明確に決めておかなければと思いました。

口座は、作ってみると、おかげで便利になりそうなことがいろいろあります。最近は個人授業の生徒さんも増えてきているので、時間のコストを考えたら、口座があった方がずっといいので、早く作っておけばよかったと今は思っています。
Commented by Makitalia at 2016-04-23 04:41 x
こんにちは♪
心のもやもやがスッキリし、良かったですね!
私もフェンシング教室の指導費は、小切手でもらって、銀行へ出向いて交換しています。その銀行は、住んでいる近所にもあるのに、自分の口座がないとそこでは交換できず、わざわざ30kmも離れた指定銀行に行くことになってます。まだまだ大した額でないので、2ヶ月に一回まとめて交換に行ってますが、将来、仕事が増えるようなら、銀行口座を開くことも考えないとなぁと思ってます。
ではでは良い週末をおすごしくださいませませ♪
Commented by milletti_naoko at 2016-04-23 05:17
まきさん、こんばんは。指導費は小切手で、やはり銀行で交換されているんですね。そうなんです。どうやら銀行小切手は、発行した店でないと現金に変えられないようで、不便だなと思いつつ、わたしも出かけては長い間待っていました。わたしも遠いところでは車で片道30分の町に行かなければいけなかったこともあり、お互いの手間やわたし自身がかけなければいけない時間や費用(ガソリン代・バス代など)を考えると、今はもっと早くから口座を持っておけばよかったと感じています。まあ、何かついでがある場所であれば、散歩や買い物ができていいのですが。

ありがとうございます。まきさんも、すてきな週末をお過ごしくださいね♪
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