Change! 習慣ロボットからの脱却を図れ、ディーパク英語版瞑想講座

 ~自我(ego)は、心身の安全、安泰を図ろうとする。そのため、新しいことに飛び込もう、挑戦しようとする心の芽があっても、自我がその芽を摘みとってしまい、過去に経験がある習慣的な行動を選ぼうとする。「わたしには無理だ」、「そんなことは社会的に非常識だ」など、人が何かをしようとするときに、行動を思いとどまってしまうのは、自らの過去の経験や世間の常識、他人の言葉に縛られてしまうからである。

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 そうして、そういうときの束縛は、単に精神的なものばかりではなく、身体的なものでもある。と言うのは、脳の段階で起こる反応の段階で、すでに過去の経験や世間の常識などに縛られてしまっているからである。

 もし、わたしたちが自分の行動のかじ取りを、そんなふうに制限を受けた脳に任せてしまったら、だれもが予測できる古い考え・行動のパターンから抜け出せなくなってしまうけれども、それでは生命こそあるものの、自分の意思ではなく、過去や世間に制限を課せられた脳の指令に応えて動くだけのロボットになってしまう。

 脳に支配されるのではなく、そうやって習慣にとらわれがちな脳のかじ取りを、わたしたち自身が行っていこう。こうした過去の習慣的行動の束縛から自由になるためには、自己認識を培っていくことが必要である。~

 昨日、ディーパク・チョープラの21日オンライン英語版瞑想講座の22日目のボーナス講座を、5日遅れで聴きました。旅行が入ったり数か国語の講座が重なったりして、聴けない回も多かった一連の西仏伊英4か国語版の瞑想講座がようやく終わりました。毎回、楽しみにはしているものの、この数か月は何かと慌ただしくて、最後は何だか義務になってしまい、二兎を追うまいと、途中からイタリア語版は受講を放棄して英語版一本にしぼり、さらにその英語版も、5日遅れでしかも真夜中直前に、その日の案内メールを読んで、オープラの導入とディーパクの教えだけ聴き、瞑想はしないままという状況に、最後の週はなってしまっていたので、終わってほっとした気持ちも大きいです。

 冒頭の言葉は、英語版瞑想講座の5日目分の案内メールを読んで、わたしがメモをしたノートの言葉(写真参照)に、他の日や他言語の講座の内容も参考にして、わたしがこういうことだろうなと考えた解釈を加えて、肉づけしたものです。実は、この頃は、まだ英語版とイタリア語版を両方聴こうとしていたのですが、おかげでどちらもゆっくり落ち着いて聴くことができず、聞き逃してしまう日がありました。この5日分も、「おお、興味深い内容だな」と思いながら案内メールの言葉をノートに書き写したのに、講座自体は結局聴けずじまいに終わってしまい、とても残念に思っています。


 とは言え、習慣から脱却する必要や大切さは、これまでの講座で何度も繰り返されていて、毎回聴くたびに、「なるほど」と思うのです。現状のままではいけないと思うなら、まずはたとえば、「これまでならこの道を通っていた、こう聞かれればこう答えていた、こういうときはこうしていた」という、これまでのパターンを打ち破っていくことが大切だというディーパクの言葉に、なるほどと思いました。

 道の曲がり角には何が待っているか楽しみだと、赤毛のアンが言っていたように覚えているのですが、先に何が待っているのか分からない、そういう曲がり角に、もっと積極的に自分を置いていかなければと考えました。

 ところで、英語のchangeという言葉には、「変化、改変、変える」という意味のほかに、「おつり、釣り銭」という意味もあります。わたしの個人授業は、日本語でも英語でも、60分25ユーロに設定しているので、1時間半なら37.5ユーロ、2時間だと50ユーロになります。イタリア語を学ぶ日本の生徒さんの場合には、外国人大学の授業の家庭教師をしたり、他の場所で入学するための手続きをお手伝いしたりすることが多く、たいていは2時間連続で授業をすることもあって、おつりが必要だったことがありません。他方、これまでわたしが教えてきたイタリア人の生徒さんは、今も引き続き教えている人も含めて、50ユーロの場合こそおつりがいらない場合が多いものの、25ユーロあるいは37.5ユーロなのだけれども、20ユーロ札2枚や50ユーロ札を差し出されることが多く、おかげでわたしも、今では財布に小銭や5・10・20ユーロ札を多めに常備するようになりました。

 ところが、7月末から教えている新しい生徒さんは、授業料がはんぱな金額であるにも関わらず、今のところ3回とも、きっちりおつりのないように準備して、授業の後に渡してくれているのです。しかもその生徒さんが21歳と、個人授業で教えた中では、日本で大学時代に家庭教師をしていたときを除けば、最も若い人なので、とても新鮮な驚きを感じています。

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"We first make our habits, and then our habits make us." (John Dryden)

- Liberiamoci dai nostri modi abituali di pensare e di agire.
Così dice Deepak Chopra. Domani inzierò qualcosa di nuovo,
anzi già da oggi...
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-08-06 18:12 | Vivere | Comments(6)
Commented by London Caller at 2016-08-07 05:26 x
Changeですか?
マイケル・ジャクソンの「Man In The Mirror」を思い出しました。^^v
その歌詞に強いメッセージがあるので、とても感動的な意味です。
Commented by ayayay0003 at 2016-08-07 07:21
なおこさん、習慣的な行動、まさに私などは、それの連続です^^;
「道の曲がり角には何が待っているか楽しみ」確かにそうだと思います!毎回、良い言葉をありがとうございます♪
その言葉の方を習慣として脳に置いていなくては!

おつり、そう言えば、海外旅行をしていると、日本では当たり前のおつりが用意されていないことが多くて、例えば、飲み物代金は、ツアーでも別になっているので、その場で食事後にお支払いということが多いのですが、店員さん、持ってなくて先に出してくれたお客さんのからおつりを出すと言う感じで、日本とは習慣の違いに驚くばかりでした!
最近では旅慣れて、どこかでお買いものする度に、細かい紙幣やコインを取っておいて、食事の時に利用する習慣がついています(笑)
なおこさんのイタリア人の生徒さんは特別だと思います♪
いつか、なおこさんのイタリア旅行に必要なイタリア語個人授業を受けてからイタリア個人旅行に出発するという旅に出てみたいなあ・・・とちょっと思いました(*^_^*)
Commented by suzu-clair at 2016-08-07 17:17
自らの過去の経験や、他者からの言葉や常識に縛られそうになる自我、わかります~。
慣れないこと、新しいことをやるのは、
踏み切る勇気もいりますものね。

私は、仕事の関係で、たまに行ったことのない場所に出向く必要があるのですが、
慣れない都会の中だと、行く前はちょっと緊張と不安を感じてしまいます。
それでも、尻込みしたい気持ちをおさえて行ってみることで、
新たな世界が広がると、嬉しいものですよね。

赤毛のアンのこの言葉、私も大好きです。
大人になるほど、
新しいことに出会って苦労したり恥をかいたりすることを恐れて慣れた道だけ辿ろうとしてしまいがちですが、
失敗を恐れず新たなことを経験していこうとする勇気と行動力は、できるだけ持っていきたいものですね。

生活習慣を改善することも、
私も心がけたいなと思っています。
ライフスタイルや日ごろの行動パターンは、
意識しないと気づかない癖になっているようなものもありますものね。
おつりのお話といえば、
私のレッスンでも、イベントレッスンなどのように前もって金額がわかっているレッスンの場合は、
参加者の方の中にきれいなぽち袋や封筒に入れたお金をお渡しくださる方もしばしばおられることです。
生徒さん全員にそのようなマナーを求めるつもりはありませんが、
それでもやはり、そういうお金の渡し方をなさる方からは、
さりげない気配りのできる丁寧さを感じるし、
日常生活も、丁寧な暮らし方、人との接し方の習慣が身についておられるのだろうな、という印象を持ちます。
これこそ日本的な考え方で、海外ではきっと見かけない習慣だと思うのですが^^
普段の何気ない行動やしぐさ、言葉の選び方などの中にも、
人柄や生活態度は現れるものだと思うので、
私もよい習慣を身につけることを心がけねば、と思いながら記事を拝見しました^^
Commented by milletti_naoko at 2016-08-08 02:06
London Callerさん、changeというのは、いろんな場面でとても大切なことですよね。どんな歌か、聴いてみますね。
Commented by milletti_naoko at 2016-08-08 02:14
アリスさん、こうしたらこうなると知っているものごとの方が、安全なのでついつい習慣どおりに行動してしまうんですよね。いつもの道とは違う道を通ってみる、そういうことでもいいとディーパクは言っていましたが、ささいなことからでもちょっと新しい要素を取り込むことが大切かもしれないと感じました。

そうそう、イタリアではスーパーでも銀行でも、ちょうどのおつりがなかったり、1セント、2セントくらいだと、まけてくれるのはいいのですが、おつりをくれないことがあって、おやおやと思うことが時にあります。一度銀行で、そんなに大した金額ではないのですが、今日はそれだけの金額がないから翌日にと言われたことがありましたし、義父母も郵便局で、年金が出る日に行ったら、長い列に並んで待ったあげく、もう現金がありませんと、順番が来たときに言われたことがあったように覚えています。

わたしの場合はとりあえず、おつりを出すのは確かにわたしの側なので、生徒さんはお客さんだからかなと考え、それに慣れていたので、新しい生徒さんのきちょうめんさに驚いています。いつかアリスさんとイタリアででも日本ででもお会いできる日を楽しみにしていますね♪ ローマやフィレンツェくらいまでならお会いしに行けます!
Commented by milletti_naoko at 2016-08-08 02:23
すずさん、新しいことを始める勇気の大切さはもちろんなのですが、確かに気がつけば、慣れた行動や習慣に甘んじているというか、どっぷりつかりがちの自分がいて、少しでも何かを変えてみることで、また世界や自分の新しい可能性も見えてくるのではないかと、この言葉を書き写しながら思いました。

すずさん、お仕事であちこちにお出かけされてご多忙にも関わらず、そういう機会をとらえて、美術館などに足を運ばれているのがすてきだなと感じながら、いつも記事を拝読しています。

おっしゃるとおり、道の曲がり角でもっとわくわくできるように、あえてそれまで通ったことのない道に向かうようにしてみようかなと、わたしも感じました。

すずさんが日本でされているレッスンでも、そんなふうにいろいろと人によりけりなんですね! そう言えば、通訳の仕事でも、日本の方はきれいな封筒にきちんとお金を入れて、時にはおみやげやチップまで添えて渡してくださる方がいて、感動することがしばしばあります。さりげない場面で心づかいができるのだなと、わたしもこれから、いろいろなときに、何となくではなく、どんなふうにできるか心をこめて頭を働かせて、考えてみる習慣をつけたいなと思いました。
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