リオ五輪女子体操イタリアチーム・日本チーム

 今日は大家族でまだ皆が昼食中の午後2時頃から、姪がテレビの前に陣取って、リオ五輪の観戦を始め、食事の後片づけが終わったあとは、皆がテレビで試合を見守りました。現在夏時間のイタリア時間の午後2時は、ブラジルでは午前9時、日本では午後9時にあたります。日本を応援するわたしは残念ながら少数派なので、アーチェリーや柔道で日本の選手が登場するかと思えば、イタリア人選手が活躍中のフェンシングに切り替わってしまい、たびたび残念な思いをしました。切り替わるのは、イタリアのテレビが、各競技を、自国の選手が活躍中のときを選んで中継するために各チャンネルが中継する競技を切り替えるからでもあり、また、「イタリア人選手が活躍している番組を見よう」、「柔道には興味がない」という姪が、すぐにチャンネルを変えてしまったからでもあります。

 体操(ginnastica artistica)の授業に、姉妹で数年前から通っている姪は、午後4時半にイタリアチームの競技が始まる前から、体操競技を中心に見ていました。

 イタリア女子チームは、最初に挑んだ跳馬も次の段違い平行棒も、全員がそつなくみごとにこなし、これは期待できると思っていたら、平均台になって、なんと3人の選手が次々に、着地に失敗して平均台から滑り落ちるというミスを犯してしまいました。失敗など予想もできない実力ある選手のミスが相次ぎ、4人目として最後に平均台に上がらなければいけなかった選手が、どれだけプレッシャーが多く、精神的に厳しかったかと思うのですが、失敗することなく、みごとな演技を見せてくれて、まずはそこで感動しました。

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Dal sito www.corrieredellosport.it

 三つ目の競技であった平均台の失敗は手痛く、どの選手も心の動揺と次の競技では失敗が許されないというプレッシャーがかなり大きかったことと思うのですが、すべての選手がこのあと、床演技で、失敗のないみごとな演技を見せてくれたので、思わず涙が出るほど感動しました。最後までまったく失敗しないのが最もいいのでしょうが、手痛い、これは許されない、どうしようというほどのミスを3人が犯して、土壇場に追いつめられた状態で、それでも、むしろだからこそ自分にできる最高の演技をするためには、何もかもうまく行っている場合以上の精神的な強さが要求されると思います。苦境に強い、困難に打ち当たっても、最善を尽くして、すばらしい演技で魅せてくれた若いイタリア選手たちに、とても大切なことを学んだような気がします。

 特に秀逸だったのは、中継解説でも、「平均台での失敗があったからこそ、より集中力が高まって、すばらしい演技を見せてくれた」と絶賛されていたヴァネッサ・フェッラーリです。



 ヴァネッサが、オペラのアリア、『誰も寝てはならぬ』(Nessun dorma)の歌が流れる中、行った名演技に興味のある方は、上のツイッターの映像をご覧ください。

 今日のオリンピックの女子体操競技は、イタリアのテレビ、Rai Sportチャンネルで見たのですが、競技開始前に、解説者が、今後出場する中には日本チームもあり、従来男子チームが強い国は女子チームも同等の実力があるのに、どういうわけか女子はそれほどの成績が上げられずにいた日本でも、近年は女子チームが頑張りを見せているので、このオリンピックでの活躍が楽しみだと言ってくれていて、わたしも聞いていて、うれしくなりました。

 日本の女子チームの体操競技は、ブラジル現地では、8月7日午後8時半から行われ、時差のため、日本では8月8日午前5時30分から、イタリアでは午前1時半からとなります。日中はRai 2 (2ch)、Rai Sport 1 (57ch) 、Rai Sport 2 (58h)の3局で実行中継が行われ、時々中継する競技のチャンネルが切り替わることもありました。そのため、どのチャンネル化は分からないのですが、昼に観戦した際に、「Raiでは、女子体操の個人・団体予選3・4は、ネット中継のみでテレビでの放映はしないものの、イタリア時間午前1時過ぎに行われる個人・団体予選5については、テレビでも中継をします」と言っていたので、どのチャンネルを見ないといけないかは、実際にテレビをつけてみるまで、インターネット上の番組表や記事を読んでもよく分からないのですが、今晩は午前1時半まで起きていて、日本チームを応援し、日本の皆さんと感動を共有するつもりでいます。さまざまな国の選手やさまざまな競技が同時に行われる上、イタリアの番組なので、日本の競技がどれだけ放映されるかは分からないのですが、今から楽しみにしています。

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Bravissime tutte le ragazze della squadra italiana.

Esercizi commoventi, bellissimi e ammiro la loro forza.
A volte si cade, ma l'importante è rialzarsi e
come si sono rialzate meravigliosamente.
Dall'1.30 AM ci sarà la squadra giapponese e
penso di stare sveglia, sperando che la Rai mi faccia
vedere almeno un po' gli esercizi delle mie connazionali.
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参照リンク / Riferimenti web
- Repubblica.it – Rio 2016, ginnastica artistica: Ferrari da applause nel corpo libero, finale a un passo (7/8/2016)
- Corrieredellosport - Rio2016: ginnastica. Vanessa Ferrari ipoteca la finale al corpo libero. Una caduta alla trave dell'azzurra complica cammino squadra (7/8/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-08-07 23:55 | Notizie & Curiosita | Trackback | Comments(2)
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Commented by ayayay0003 at 2016-08-08 08:54
なおこさん、オリンピックが始まりましたネ~(^^♪
なおこさんのそちらの御家族は、皆さまイタリア人ですからイタリアを応援して当然ですし、競技も興味のあるのは自分の国の強い競技になりますよね!
そんな中で柔道の応援をしてくださるなおこさんは、素敵です☆
私は、昨日、敗者復活戦で勝利した60キロ級の高藤選手に感動しました!まさかの1本負けからの敗者復活戦は、精神的にまいってたとは思うのですが、そこからの復活、元気いただけました(^-^)
イタリア女子体操のチーム、綺麗な子たちが多くて華やかですね☆
「誰も寝てはならぬ」の曲で、冬季5輪トリノで優勝したスケートの荒川静香選手のことを思い出しました♪
ヴァネッサ・フェッラーリさん、素晴らしい演技でした☆
オリンピック、どこに住んでいても共通に楽しめて世界はグローバル、平和の祭典がいつまでも続いていって欲しいですね(*^_^*)
Commented by milletti_naoko at 2016-08-09 05:44
アリスさん、今日は仕事から帰った夫が、対中国の女子バレーを応援しながらとても悔しそうでした。イタリアの柔道での優勝について、夫ったらイタリアは従来柔道では強いんだとうれしそうでした。高橋選手すばらしいですね。高橋選手の敗者復活もイタリア女子体操チームもですが、失敗のあとに再び立ち上がる、そのことに私も感動しました。

女子体操チームは、テレビ画面で見ていると、特に化粧をしているように見えないチームが多い中、イタリアはどの子もばっちりしっかり化粧をしていて、しかも五輪の刺青が首の後ろにあったりもしたので、そういう感想を最初に選手たちを見たときに姪に言うと、「そう、わたしたちのチームが一番美人ぞろいでもあるし」と言っていました。自国びいきかなと思ったのですが、アリスさんが見られてもそう感じられたんですね! スケートもイタリア選手がいないと放映されなかったりで、すっかり事情に疎くなっていますが、日本の選手がトリノで優勝時に、この歌を使ったんですね!

おっしゃるとおりです。スポーツで競い合い、皆が同じときを分かち合える、そういう平和な祭典としてのオリンピック、いいですね♪
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