年末紙退治は『月刊日本語』から

 うちでの大掃除にあたって一番手ごわいのは、紙退治・本退治です。あちこちに旅行に出かけてもらった観光案内や地図、マルケの私立イタリア語学校やペルージャ外国人大学・シエナ外国人大学で学んだとき、教育実習の一環として授業参観をしたときの教科書・ノート・プリント類、大学・大学院の卒業論文を書き上げるために用いた資料やいくつもの草稿、大学や市民講座、学校に個人授業で日本語を教えるために作ったプリントなどなど、いつか再び旅行するとき、教えるとき、メルマガやブログの記事を書くときに使えるだろうと取っておいたものが大量にあるものの、実際に使うのはそのごく一部で、しかも必要なときにどこにあるのか分からず、探すのに苦労するという状態です。

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 どこから手をつけていいか分からない状況なのですが、12月の日本語能力試験後、N2を目指して勉強する生徒さんのために、N2対策本や中級の教科書、中級の日本語教育に役立ちそうな本をあれこれと日本から取り寄せたので、その本を入れる場所を確保するためにも、まずは以前から気になっていたこの写真左手にある1年間分の『月刊日本語』を処分することにしました。2007年から2008年にかけて、アルクの通信教育講座、NAFL日本語教師養成プログラムを受講した際に、受講中毎月日本から送られてきた雑誌です。2007~2008年は、ペルージャ外国人大学の大学課程で日本語・日本文化を教えながら、よりよく教えられるためにとこの通信教育を受講し、かつシエナ外国人大学の外国語・第二言語としてのイタリア語教授法を学ぶ大学院課程に通っていました。シエナの授業や教育実習、演習は1~3月に集中していて、その期間だけシエナにいればいいのでそれが可能だったのですが、いろいろ手を出しすぎたこともあって、アルクの通信教育講座は期間内に修了できたのに、シエナの大学院課程は、追加の授業料が不要な期間内に試験を受け、卒業論文を仕上げることができず、決して安くはない1年分の授業料を、試験と卒論、つまりは卒業のために払うことになってしまいました。NAFL日本語教師養成プログラムについては、アルクが日本から写真右手の講座の教科書やCDを送付するのに、小包の内容物として講座名を書かずに本・CDと記載し、にも関わらず通信教育講座の受講料総額を記していたため、本来は教育のための費用なのでかからないはずの関税20パーセント、200ユーロを受け取り時に郵便配達員が請求して義弟が支払ってしまい、後からメールを書いたり、郵便局に行って話を聞いたりしたものの、責任者からの返事がなく、払い戻しが可能な間に取り戻すことができず、取られ損に終わったという悔しい思い出があります。通信教育講座自体はとてもよくできていて、すでにイタリアで日本語を教え、外国語教授法については、ペルージャ外国人大学の外国人へのイタリア語教育の学士取得課程で学んでいたこととの相乗効果で、多くのことを学ぶことができました。音声学や教授法など、先にイタリア語で学んでいたことを日本語で学び、こんなふうに訳されているのだと知ったことも多かったです。

 『月刊日本語』にも興味深い記事があり、授業で使った教材もあるのですが、すべてを読みとおしていたわけではありません。時々授業に使える教材はあるものの、この8年間に読まなかったものの方が多いのだからと、恥ずかしながら今日になってようやく処分を始めました。日本語を教えるのに役立つ本やソフト・サイトの紹介など、後で参考にしたいものやじっくり読みたい記事だけ取っておいて、残りは処分したら、12冊から3・4冊分までには紙の数、ページ数を減らすことができました。今後時間があるときに読んで、読み終えたら捨てようと思う記事も多い一方、今後の授業や購入する本の決定に役立ちそうな情報も、手元に残してあります。

 イタリア語・イタリア文化・イタリア語教育のノートやプリントも、えいやとメルマガやブログで紹介して、そうして大半を処分してしまうつもりでいます。ちょうどイタリア語学習メルマガを再発行するきっかけにもなって、よさそうです。観光案内も旅行の記念になり、いつか再び訪ねるときに役に立つかもしれないとは言え、たとえば2007年の新婚旅行で行ったときの宿やレストランは、まだ存在するとしても、設備やもてなし、料理が今もあの頃のままとは限りませんし、イタリアの市町村でも、最近はインターネットで最新の詳しい旅の情報を提供するところも増えてきているので、古い旅行案内で空間をうずめていてはいけないという気がしています。

 もっと他の簡単なものから手につけないといけないのでしょうが、うちの場合、わたしの場合も夫の場合も、一番目につく形で多すぎ、あふれ、片づかずにいて、ほしいときには見つからないのは紙類なので、少しでも紙退治をして、書斎や家をすっきりできればと考えています。

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In Giappone si fanno le pulizie di fine anno; ieri le ho iniziate con le riviste 2007-2008 per gli insegnanti di giapponese. Rileggendole ho trovato molte informazioni utili ma sono riuscita a scartare la maggior parte delle riviste. Mi restano ancora molti quaderni e dispense dei corsi di italiano, della didattica dell'italiano L2, della lingua e cultura giapponese e le bozze di traduzioni ecc, ma la battaglia è già iniziata e ora proseguirò!
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-12-28 23:59 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(2)
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Commented by ayayay0003 at 2016-12-29 12:07
なおこさん、家にも大量の旅行の時の案内書があり同じ悩みをかかえていますが、とても年末にはそういうおお掃除は出来ないので、いつか?と言ってるうちに多量に貯まってる状態でしょうか(笑)
私も、早く片付けるようにしたいとは思っていますが・・・
なおこさんの仰せのように、古い案内書は、おそらく役に立つということはありえないでしょうから!
お片付けがんばってくださいませネ(^_-)-☆
Commented by milletti_naoko at 2016-12-29 20:35
アリスさん、イタリアでは年に一度の大掃除は春の復活祭前なのですが、クリスマス前にプレゼーペやイルミネーションを飾るためにあれこれ片づけたり引っ張り出したり、贈り物の準備に追われたりした分、お正月前には時間に余裕があります。ぼちぼち親戚回りをしながら、片づけに励みます! と言いつつ、つい捨てる前に目を通して作業がのんびりになってしまうのではありますが。ありがとうございます。
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