2018年 02月 08日
金色の雪山うつくしシビッリーニ、イタリア
自然が豊かで、夏には野の花が美しいシビッリーニ山脈は、ウンブリア州とマルケ州の州境にあります。かつては、山を歩いたり、趣ある小村を訪ねたり、ヒナゲシやヤグルマギクの種を集めたりするために、わたしも夫と、しばしば訪ねていました。
一昨年のイタリア中部地震で大きな被害を受け、いまだに通行止めとなっている道路や、再建に向けての動きが見られぬ村も少なくないために、最近では、昨年の夏に、高峰の間に色がるカステッルッチョの高原と町を訪ねたきりです。
今週月曜の夕方、ペルージャ中心街にあるミニメトロのピンチェット駅改札口を出ると、いつものようにスバージオ山(Monte Subasio)とアッシジが見えたのですが、その右手奥にあるオレンジ色の光に気づいて見やると、なつかしいシビッリーニ山脈が、夕日に茜色に染まって、冒頭の写真のように見えました。
すっかり雪に覆われたシビッリーニ山脈の高原を歩いていたら、夕日に雪が染まって、一面が桜色に染まったのは、いつのことだったでしょうか。遠くからではありますが、再び山を歩ける日が早く来ることを願ってやまないシビッリーニ山脈が、きれいに見えて、うれしかったです。
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Monti Sibillini con neve dorati dai raggi di sole
visti dalla stazione Pincetto, Perugia. 5/2/2018
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そうそう、あの地震以来、道が通行止めでなかなか行かれなくなってしまったのですよね~
早くまた行くことが出来るようになり、トレッキング出来るようになったり、村の散策に出かけられたら素敵ですね☆
そう願いを込めてのようなお写真かな?と拝見しました♪
カステッルッチョなど被害を受けた市町村の一刻も早い復興を願っています。