2018年 10月 16日
秋も実と花美しいアッシジバラ園
5月に比べると少ないものの、きれいに咲いているバラが、あちこちにあり、秋になったおかげで、赤やオレンジ色のきれいな実も、見ることができました。
ピンクの小さいバラの花に、赤いバラの実がよく合っていて、とてもきれいです。
バラ園の看板も、今は、オレンジ色のバラの実に、彩られています。
大きさや色がさまざまなバラの実を見て、寂しい秋や冬の庭を彩るような、実がきれいなバラを購入しようとは考えたのですが、今実がきれいなバラには花がないので、選ぶのが難しく、この日は買うのを断念しました。
バラの真っ赤な実とローズマリーの緑の取り合わせもきれいです。
実がきれいだと夫が言ったバラの中には、のぞみという日本のバラもありました。通りかかった店の人に、日本語での望みの意味を教えると、喜んでくれました。
こちらのThe Poet's Wife、「詩人の妻」という名の黄色いバラが、とてもきれいで、花をたくさん咲かせていました。名前もすてきです。
この写真右手の大きな鉢の後ろに、5月には、わたしたちが購入したJubilee Celebrationが、大きな茂みにたくさんの花を咲かせていたのですが、日曜には、かなり剪定されてしまっていて、花がほとんどありませんでした。店の方によると、例年なら1年中咲いているバラなのに、この夏の気候が合わなかったらしいとのことです。
左手前のバラは、今もたくさんの花が咲いています。
バラ園のさらに奥の方に進むと、聖フランチェスコ大聖堂(Basilica di San Francesco)や城塞、アッシジ(Assisi)の町並みが、さらに間近に迫って見えます。
今回初めて見たように思うのですが、このバラ園の開園日時を記した案内も、聖ダミアーノ教会とオリーブの木々を背景に、バラを手にする聖フランチェスコと聖キアーラが描かれていて、すてきです。
日曜は、朝10時からアッシジ郊外にあるサンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会(Basilica di Santa Maria degli Angeli)のミサに参加したのですが、朝食をおいしく食べられる店を新たに開拓しようと調べて見つけたバールが、たまたまバラ園からそう遠くない場所だったので、ミサのあと、夫がバラ園を訪ねてみようと思いついたのです。
思いがけず、秋には秋の美しさが楽しめるバラ園で、きれいなバラの花や実を見ることができて、うれしかったです。
Quando Fioriranno Le Rose
Via Ospedale delle Pareti
06081 Assisi (PG)
Tel. : +39 339 701 1986 / +39 340 988 9073
Email: info@quandofiorirannoleroseassisi.com
Sito : Quando Fioriranno Le Rose, Assisi - HOME
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Bello anche in autunno il roseto di Assisi
con bacche rosse, fiori variopinti di rose
e la vista di Assisi e della Basilica di San Francesco.
@Roseto Quando Fioriranno Le Rose, Assisi (PG) 14/10/2018
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- 大聖堂眺め美しバラ麗し、アッシジのすてきなバラ園 / Roseto Quando Fioriranno Le Rose, Assisi (27/5/2018)
なんて素敵な名前なんでしょう
また実がとても可愛らしくて
名前のプレートに彩りを添えてますね♡
わたしが住んでいる街はバラがシンボルになっていて
駅や役所の周りにもたくさんバラが植えられているし
毎年行われるバラ祭りにはたくさんの人が訪れます
でもアスファルトやビルに囲まれた街中に
作られた花壇の中ではバラも少々窮屈そうですよ
こんな風にのびのびとおおらかな感じがしません
だけどバラの管理を任されている人たちのご苦労を考えると
また天候のことを考えながらお祭りに合わせて
満開になるようにと頑張られているのですから
それはそれで敬意を持たないといけないなと思います
ピンクの花も黄色い花もそれぞれ本当に美しいですね(^ ^)
本当にいいですねえ~(^^)/
まだまだ 美しい薔薇がたくさん咲いているのですね。
[NOZOMI]
調べてみました。
小野寺透「バラになった少女」に書かれている、終戦後、ひとりぼっちで満州から引き揚げる途中で他界してしまった姪御さんに捧げられたバラだそうです。
とても優しい薄いピンクの花びらなのですね。
http://roseroserose.hanabie.com/zukan-no01/nozomi.html
きりっと上に向く枝を彩る赤やオレンジの実もかわいらしくて、
来年の春に訪ねたときに、どんな花が咲いているか楽しみです。
バラがシンボルになっていて、あちこちに植えられているなんて
すてきですね。アスファルトやビルをバラの花や緑が彩って、
通る人を優しくうれしい気持ちにしてくれることでしょう。
都会の風景や近代的な屋内にこそ、緑や花が必要なのかなとも思います。
どの花もそれぞれにきれいで、うれしかったです♪
聖フランチェスコや聖キアーラにも捧げたい、アッシジの
大聖堂を彩りたいと、設計士さんや写真家のだんなさんと
造り上げたこのバラ園は、本当にすばらしいと思います。
こののぞみというバラには、そういう悲しい物語が秘められて
いたんですね。わたしもぜひ読んでみたいと思います。
ありがとうございます。
昨日の記事への自分の残したコメントを読み返して
少し恥ずかしくなりました 上手く書ききれていない
言葉足らずなところを掬い上げて
お返事して下さってありがとうございます
自然を愛した聖人にピッタリのバラ園ですね!
4日も歩き廻っていたのに知りませんでした
すばらしい写真の数々で 静かな聖堂での感動や
丘の下の草原で、若い修道女達が輪になって聖歌を
歌っていた光景が蘇りました~ 再訪したいです
いえいえ、お心のこもったコメントをありがとうございます。
自然を愛した聖フランチェスコと聖キアーラに捧げようという
情熱から、近年生まれたばかりのバラ園なので、まだ新しいんですよ。
アメリカ人旅行者が、バラ園の場所をアッシジの観光案内所で訪ねたのに、
案内所の人がバラ園の存在を知らなくて困ったと聞いたと、
バラ園の方からこの日曜に聞いたところです。
いつかぜひ訪ねてみてくださいね。草原で聖歌を歌っていたのですか、
すてきですね。