2020年 09月 29日
三大天使の日と夜のペルージャ
三大天使の日に大天使ミカエルゆかりの地に行こうと、昨日から旅行中のエミリア・ロマーニャの友人たちが、ペルージャではこの教会を訪ねようと、昨晩、教会近くに宿を取りました。
その友人たちから、昨夜、いっしょに夕食を食べようという誘いがあったので、
夫と二人で友人たちを車で宿まで迎えに行き、サンタンジェロ門(Porta Sant'Angelo)を通って、中心街のレストランまで、ペルージャの町を歩きました。
サンタンジェロ(Sant'Angelo)は「聖天使」という意味のイタリア語です。サン・ミケーレ・アルカンジェロ教会は、サンタンジェロ教会(Tempio [Chisa] di Sant'Angelo)と呼ばれることも多く、サンタンジェロ門は、サンタンジェロ教会のすぐそばにあることから、そう呼ばれています。
たそがれの青い空と雲間の月が、門の向こうに見えて、きれいでした。
門から入り、通りをしばらく歩いてから後ろをふり返ると、こんなふうに、右にサンタルカンジェロ教会、左にサンタルカンジェロ門が見えます。
通りをずっと下っていくと、やがて目の前に、古代エトルリア人が紀元前3世紀に築いたエトルリア門(Arco Etrusco)が現れます。
右手に見えるのは、ペルージャ外国人大学のガッレンガ校舎です。悲しいかな、最近はスキャンダルの報道でしばしばニュースに登場しているのですが、詳細はまたはっきりしたことが分かってから、ご紹介するつもりです。
少し回り道になるのですが、友人がパノラマを見たいと言うので、今は上を歩くことができる中世の水道橋を見晴らせる道を歩きました。歩いていく皆に遅れまいとしていたせいもありますが、写真のピントが相変わらず甘いようで、気になります。
同じ道路の反対側の歩道からは、こんなふうに、先の遊歩道が中心街へと登る階段になっているのが見えて、夜も趣があります。
レストランに向かおうと歩いた小路からは、上の写真の階段を見下ろすことができました。写真の中央よりやや下に、上が道路となっているアーチが見えるのですが、上の写真は、このアーチ上の道路の歩道から撮影したものです。
中心街のレストランでは、義弟夫婦も加わり、六人で食事とおしゃべりを楽しみました。
10時過ぎに食事を終え、エトルリア門とペルージャ外国人大学の前を通り、ふり返えると、白い月が雲間に輝いています。
夜遅いので、教会の境内の入り口は閉まっていたのですが、ひょっとしたら翌朝のミサの時間が分かるかもしれないと、友人が柵の前まで歩いていきました。
サンタンジェロ門の床には、ペルージャの紋章、グリフォンの彫刻が組み込まれています。奥に見えるのは、モンテ・リーピド修道院(Convento di Monteripido)です。
門の前の駐車場から夫が車を出すのを待って、門の方を見ると、雲間からのぞく月と、照明に浮かび上がるサンタンジェロ門がきれいでした。
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久しぶりに見せていただいて
美しい街だなあ~と感動しました(*^_^*)
最近のツアーには、ペルージャが入るコースも有ったりして
観光地としても注目されてるペルージャの魅力をなおこさんのお写真で紹介してもらえて嬉しいです(*^_^*)
月明かりのお散歩、風情があってとても素敵なひとときでしたね~♡
身近な場所、
それは、人が、生きている場所なんですよね
素敵?うっとり・・眺めていなかった風景を
改めて、レンズ越しで見てみると
忘れかけていた風景がよみがえります
こうして、お付き合いいただけると
この光景が、私にはすごく身近に感じるのですよ
ありがとうございます
イタリアに限らずヨーロッパは至る所に写真ネタがあります。羨ましい限りです!
そのアーチから奥へ繋がり始まる景色が左右に分かれまるで
迷路のようにそのまた奥には~またしてもアーチがあり(^^)
美しい風景ですね・・空の深い青と灯りのコンロラストが
とても立体感を感じさせてくれます(*^^*)
こんなところをそんな時間に散策してみたいです☆彡
中心街へ登る階段は夜の趣が凄いですね・・中世の時代に
タイムスリップしたような気持ちになりますね~凄いですね!
雲の合間から少し顔をのぞかせている白い月がとても綺麗ですね☆
素晴らしい夜の風景をありがとうございました!
ふと思い出したのですが、今でもそちらではレストランでの夕食は8時以降なんでしょうか?
観光客はそれまでにお腹が空いて大変です!
レンガの階段もまた良いですね、でも段数が多いけれど!
なんとツアーにペルージャも入っているところが増えてきたんですね! アッシジやオルヴィエート、グッビオなどといっしょに、ウンブリアも訪ねる旅行があるとは、うれしいことです。以前は、旅行会社などを通じて同行通訳の仕事の依頼があるお客さまは、トスカーナを中心に旅をしているけれどもウンブリアにも寄ってみたいという方が多かったので、なおさらのこと。
友人たちの宿が町はずれのそのまたはずれにあったこともあり、この日はひどく寒かったので、人通りの少ないところばかり写真に写っているのですが、そういう夜の町並みもまた美しいなあと、わたしも感嘆しました。月が見えるとついうれしくなってしまい、皆に遅れながら月をうまく撮ろうと、あれこれ構図を考えて撮影しました。わたしの腕では、空が暗くなると、丸くない月も丸く撮れてしまうのが残念だったので、温かいお言葉、うれしいです♪
忘れかけていた風景、ひょっとして、zakkkanさんも、ペルージャにいらしたことがおありですか。それともよく似たヨーロッパの他の町の街角を、写真をきっかけに思い出されているのでしょうか。
こちらこそ、楽しんでご覧くださったと知って、うれしいです。ありがとうございます。
たそがれの青い空がきれいでした。人や走る車が多いので、通りはなかなかいい写真が撮れなかったのですが、照明に照らされる様子に風情がありました。おっしゃるように、中世の建物がそのまま使われている場合も多いんです。月が見えるのがうれしくて、そのたびに皆に遅れていても、立ち止まって撮影しました。
こちらこそいつも温かくうれしいコメントをありがとうございます♪
レンガの階段、意外となだらかなので、散歩も楽しかったという記憶があります。水道橋の上の散歩、両側の家の庭を、上からのぞいたりもできて、正面に見える中心街の眺めもいいんですよ。歩いたのはずいぶん前の話なのですけれども。