2017年 06月 05日 ( 1 )

イタリア花粉症警報とオリーブの花

 昨日の夕方、テッツィオ山(Monte Tezio)にあるオリーブ園を訪ねると、オリーブの小さな花が咲き始めていました。ミジャーナに向かってテッツィオ山を車で登る途中にも、一面がエニシダ(ginestra)の金色の花に覆われている部分があり、ナデシコやスイカズラなど、野の花がきれいに咲いています。

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Fiori di olivo & oliveto, in fondo il Monte Tezio ornato dai fiori di ginestra, Migiana di Monte Tezio (PG) 4/6/2017

 ペルージャでも、ミジャーナでも、うちの周囲には、オリーブや糸杉、松などさまざまな木があり、どの木や花の花粉が原因とは分からないのですが、この1週間ほど、花粉症(allergia ai pollini)の症状がひどく悪化して、困っています。今年は先月までは、知人・友人の症状がひどいときでも、わたしは例年に比べて症状が軽かったため、薬草療法が功を奏したのかと思っていたのですが、もう時期が過ぎたかと考えていた5月末に入ってから、これまでのところは今年で一番花粉症の症状が重い時期が始まりました。

 イタリアにおける花粉の飛散量や花粉症警報は、さまざまなサイトごとにかなり差があり、ウンブリアでは今、ほとんど花粉がなく過ごしやすいという予報を出し続けているサイトさえあります。ただ、そろそろ観光の季節が始まり、日本からイタリアに、あるいはイタリアの都市部から山や地方に旅行をされる方も多いかと思われますので、花粉症の方は、用心のために、イタリア旅行中にもふだんお使いの花粉症対策の薬や用品などを携帯することをお勧めします。

 そして、花粉が飛んでいなければそれに越したことはないけれども、準備なしに、結膜炎や鼻水・微熱に悩まされながら旅行することになっては、せっかくの旅の楽しみが損なわれますので、花粉飛散情報源としては、今ウンブリアで何かの花粉が大量に飛散していることを的確に表している、こちらの地図を参考にすることを、お勧めします。

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https://www.3bmeteo.com/meteo/italia/pollini

 予報では、赤いマークは、花粉(pollini)の空中密度が高いこと、オレンジ色は中程度であること、黄色は低いことを表していると、引用したページの下方に説明があります。

 夫は土曜日、スペッロのバラ祭りのあと、アッシジを訪ねようと言い、昨日も、昼食後まだ日の高いうちにミジャーナに行こうと言っていたのですが、わたしは花粉症の症状がひどかったため、午後4~5時まではうちで過ごして、外出するなら、そのあとにしたいと言いました。と言うのも、以前もブログの記事に書きましたが、イタリアの花粉対策情報をいろいろ調べてみて、朝9時から午後4時までの花粉の飛散量が多いと分かったからです。午後5時頃までは外出を避けたいのは、冬時間の午後4時は夏時間では午後5時に当たるからです。ちなみにわたしは、血圧が低いので猛暑に弱く、また肌にシミができやすいため皮膚科医にも日中に炎天下に長くいることを避けるように言われてもいます。夫と山を登ったりすると、そうは言ってもそういう時間にちょうどお日さまの下に長くいることになりはするのですが。

 旅行中にはできるだけおいしいものを食べたいところではありますが、どうしても花粉症がつらいときは、以下のような食品を控えたり、量を減らしたりすると、アレルギー症状が緩和されると、イタリア語のオンライン記事で読んだことがあり、また、アレルギーがひどくて病院に行った義弟の奥さんが医師から告げられた食事療法と共通することも多いので、参考にしてください。

・牛乳および乳製品
・サルシッチャやサラミ、モルタデッラ、コッパ、ザンポーニ、ウィンナーなど。イタリア語でinsaccatiと呼ばれる、豚のひき肉を腸詰めして作った食品。
・白砂糖
・アルコール
・揚げ物

 わたし自身、花粉症がひどいときは、できるだけこうした食品を避けるようにしているのですが、たとえば昨日など、日曜の大家族での昼食で、ティラミスを食べ、ほんの二口ではありましたがズッキーニの実と花の天ぷらを食べたために、夕方水やりをしながら、花粉症の症状がひどかったなど、こうした食品を取ることで、症状が悪化することは、身をもって学んでいます。

 先週月曜日だったか、英語を教えに行った帰りに、立ち寄った薬草専門店とバールで、「ひどく暑いですね。」と言ったら、どちらの店でも、「とんでもなく暑いけれど、わたしはこういう夏らしい夏が好きなんです。」と、お店の人が答えていて、驚きました。太陽が輝く暑い夏が好きなイタリアの人が多いことを、つい忘れていました。そうかと思うと、数日後、わたしのうちに個人授業で日本語を学びに来た若者は、「ぼくも暑いのと夏は苦手で、春や秋の方が好きです。」と言っていました。ちなみに、若者も現在花粉症にひどく苦しんでいるそうで、数年前に医者で調べたら、なんとオリーブの花粉にも反応するそうです。イトスギ(cipresso)に松(pino)、オリーブ(olivo)と、この時期花粉の飛散量が多い木々は少なくありません。(下記二つ目のリンク先記事参照)雨がまったく降らない日が続いているために、花粉症の身にはつらいのですが、花粉症を患う人にとっても、野山の木々や植物、畑の野菜にとっても、雨が降ってほしい今日この頃です。

関連記事へのリンク
- ポプラの綿毛と花粉症~アレルゲンではないけれど (30/5/2015)
- 花粉情報、イタリア&ウンブリア (13/3/2012)
- 負けるな花粉症 (25/3/2013)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-06-05 17:46 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(0)