カテゴリ:Giappone - Italia( 20 )

ローマでそば発見!

 先週は、仕事でローマに行った機会に、日本の食材を豊富に扱っているという店を、訪ねました。

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 ペルージャにも、日本食品を扱う店はあるのですが(記事はこちら)、品数は少ないし、値段も高いので、ローマで日本の食材を調達できたらとは、いつも考えていたのです。宿泊先がヴァチカンに近かったので、東洋食品に行こうかと思っていたら、

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 ローマにお住まいのまゆみさんから、こちらの方が品数が豊富かもと教えていただきました。それが、こちらのCastroni(ホームページはこちら)という店です。店のあるVia Cola di Rienzoという通りが、ちょうどその日の待ち合わせ場所であったホテルに行く途中にあったこともあって、この日は、この店を訪ねることにしました。

 店内に入って、品数の多さに、感動しました。みそ、だし、梅酒、とんかつソース…… どれも値段は高いし、すでに荷物を抱えていたので、買いたいものを決めるのに、時間がかかりました。糸こんにゃくや味ぽん、カレーのルウまであるのには、びっくりしました。ただ、ルウ一箱が4.9ユーロは高いなと、あきらめました。これは、ルウなしで、自分でおいしく日本風のカレーが作れるレシピ(記事はこちら)を、見つけていたからでもあります。


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 和風の食器や包丁、日本のお茶も、多種多様なものが、売られていました。お弁当のように、詰め合わせたお寿司までありました。

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 重さと値段と相談して、今回購入したのがこちらの品です。右端にある煎茶と番茶は、いったん買い物を終えて、店を出てから、ショーウィンドーに並んでいるのを見て、店に引き返して買ったものです。この二つのお茶が合計12ユーロ。

 お茶の左手にあるのが、最初に買った品です。ペルージャでは、こういうおそばやおもちを売っているのを見たことがなかったので、つい手が伸びました。レジでは最初は、48ユーロほどだと言われたのですが、そのあと「日本人ですか。」と聞かれて、そうですと答えたら、44ユーロに割引してくれました。海草の場所がどこかと知りたがっていたイタリア人女性に、ひじき・昆布・わかめが売っている場所を教えてあげたら、それぞれの調理法を聞かれたので、教えてあげたのを、見ていたからかもしれません。

 財布は軽く、荷物は重たくなりましたが、思いがけず、宝物を手にしたような気持ちで、ローマの町を歩いて、仕事の場所へと向かいました。教えてくださったまゆみさん、本当にどうもありがとうございました。ローマからペルージャに来てくださったまゆみさんと、日本からイタリアに来られた Delfinoさんからは、お会いしたときに、思いがけず、たくさんの日本食品をいただいて、本当にうれしかったです。ブログを通じて知り合ったお二人に、お会いできただけでも、うれしかったのですが、今も時々、そのときの品をありがたくいただいています。どうもありがとうございました。お二人に限らず、いつか記事にしようと思いつつ、せっかくの出会いについて、まだ記事にしていない方が、いらっしゃいます。いつか必ず! 最近は「つづく」と言いつつ、続きを書いていない記事も多いのですが、今週木曜日に、仕事が一段落したら、少しずつ続きを書いていくつもりです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-11-14 23:34 | Giappone - Italia | Trackback | Comments(10)

日伊の架け橋、アニメと漫画

 わたしたちが日本語を教える教室の右横では、アラビア語の授業が行われていて、レバノンやイラクなど、政治的にも軍事的にも、難しい地域に赴任することになっている軍人さんたち3人が、アラビア語を学んでいます。

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 この3人もやはり、とても気のいい人たちで、「先生が授業をおてやわらかにしてくれるように」と言って、飴やチョコレートを持ってきては、時々、隣の教室で教えるわたしにも、一つ二つと分けてくれます。ちなみに、この「甘いもの作戦」を最初に考え出したのはミンモさんで、お隣さんたちは、横を通るたびに、「この飴、一ついただきますね。」と手を出したりしていたこともあり、自分たちも持参することになったようです。授業中にこういうものが机の上にあるのはいただけない、とわたしは授業の間は、机の下の目に見えない場所に置いて、そのまま忘れてしまうので、時々、「ああ、またこうやって隠すから、食べるのを忘れちゃうんだよね。」と言われます。

 ある日、このアラビア語の生徒さんの一人が、わたしの名前を「なおと」と呼び間違えました。「なおこですよ。」と言うと、「あ、すみません。実は、幼い頃から、アニメの『タイガーマスク』(L’Uomo Tigre)が大好きで、その主人公の名前、『なおと』と混同してしまって…」と言うではありませんか。『タイガーマスク』は、わたしも幼い頃に見ていましたが、主人公の名前など記憶になかったので、まずは、彼が今もその名を覚えていることに驚きました。ちなみに、あとでインターネット上で調べて、本当に主人公の名が「なおと」だということが分かりました。

 この話が発端になって、いろいろなアニメの話になり、3人とも、『UFOロボ グレンダイザー』を見て育ったということが分かりました。『荒野の少年イサム』まで知っている人がいて、実はわたしも幼い頃に見ていながら、結局イサムが父親とめぐり会えたかどうかが分からなかったのに、バグダッドに赴任することになっている軍人さんが、「最後には、父親と会えたんだよ。」と教えてくれました。30年以上も前に見て、結末が分からずにいた日本のアニメがどう終わったかを、イタリアで軍人さんに教わるなんて、世の中おもしろいなあ、とつくづく思いました。3人ともひどくまじめな人たちなのですが、『愛してナイト』も、よく見ていたようです。「父親が鉄板の上で何かを焼く店を開いていて」、「男性の主人公が髪を染めていて」、「猫の名前がジュリアーノとイタリア語名」だと聞いて、3人が何のアニメの話をしているのかが、ようやく分かりました。

 グレンダイザーは、イタリアでは、Goldrakeとう名前で放映されていました。40代の軍人さんたちにとっては、心に一番残るアニメの筆頭であるようで、このことは、すでに授業中にミンモさんから聞いていました。イタリアで各家庭にカラーテレビが導入されたのと、グレンダイザーが放映されたのが、ちょうど同じ時期で、そのため、ミンモさんは、「カラーテレビの色彩の美しさを、グレンダイザーを通して実感し、楽しんでいた」そうです。ミンモさんのお母さんもやはり、その色彩の美しさに感嘆し、いつも一緒にグレンダイザーを見ていたそうです。わたしもやはり、小学生の頃、グレンダイザーを見ていましたが、カラーとグレンダイザーを特に結びつけて意識した記憶がなかったので、驚きました。

 以前にも書いたように、外国語というのは、歌を通して覚えると、聴覚も動員し、リズムもあるので、記憶に残りやすいし、正しいイントネーションや発音が身につきやすいので、外国人大学の授業では、よく学生たちといっしょに、『春が来た』などの歌を歌っていました。(記事はこちら)ミンモさんにも、最初から、「時々歌をうたって、勉強しましょうね。」と言っていたのですが、「ぼくは、歌はへただし、隣の教室に迷惑をかけるから、歌だけは絶対うたわない。」と、言われていました。というわけで、結局、日本語の歌は歌わずじまいだったのに、グレンダイザーの話をしたとたん、ミンモさんは、自分から、グレンダイザーのイタリア語のオープニング(リンクはこちら)を、すべて歌って披露してくれました。きちんと歌えるし、歌もじょうずじゃない、と言うと、「Goldrakeだけは特別で、何度も何度も聞いたから。」とのことでした。グレンダイザーは夫も好きで、よく見ていたようですが、オスカノ城での夕食(記事はこちら)のあと、別れ際に、何がきっかけでか、ミンモさんがGoldrakeをすべてすらすら歌ったとき、夫もいっしょに歌おうとしたものの、忘れていたところがあったので、ミンモさんは、本当にグレンダイザーが好きなんだなあと、つくづく思いました。

 そんなことがあったので、この日は、廊下で他の外国語を学ぶ軍人さんに会うたび、その人にとっての懐かしの日本のアニメを尋ねていたら、やはり中東の難しい地域に赴任することになり、ダリー語(だったと思いますが、あとで確認します)を学ぶ軍人さんが、ガンダムの大変なファンだということが分かりました。ガンダムは、わたしも中学・高校時代に大好きだったので、妙に話が盛り上がりました。イタリア語に訳された、ガンダムの漫画まで持っているそうで、今度学校に持ってきてくれるそうなので、楽しみです。「他のアニメとは一味違うすばらしい作品だ」と語るのを聞いて、「そうですよね。ひょっとして、ガンダムの世界にあこがれて、軍人になったんですか。」と尋ねると、「それは考えたことがなかったけれど、ひょっとしたら、そうかもしれない。」ということでした。

 こうやって話をしていると、皆、子供のように生き生きと瞳が輝いてきて、「ああ、いいなあ。こんな話をしていたら、自分も日本に行きたくなってきた。」と、ミンモさんをうらやましがるのでした。ただ、この隣のクラスのアラビア語の生徒さんたちや、少し離れた教室で、ロシア語を学ぶ生徒さんは、自分たちの学ぶ言語が難しくて、めげそうになると、わたしたちの教室にやって来て、ミンモさんがノートに書いている日本語を眺め、黒板に書かれた言葉を見て、「ああ、自分より難しいことを勉強している人がいる」と、自分たちを慰めています。そう言えば、最近はミンモさん、「また(授業中に)たたきのめされた」とは、言わなくなりました。(記事はこちら

 3か月の語学研修を終えると、やがて、それぞれの赴任先へと向かっていく軍人さんたち。情勢の非常に厳しい地域に行かれる方も多く、それでも、まじめに、かつユーモアと笑顔を忘れずに、決して易しくはない言語の習得に、励んでいます。わたしたちの教える希少言語の教室の並ぶ教棟には、将校クラスの人が多いのですが、優しくきさくな軍人さんがほとんどです。授業はあと1か月で終わる人が、ミンモさんも含めて大勢います。生徒さんだけでなく、先生方も、世界中のさまざまな国、文化を背景にした方ばかりで、話していて、とても興味深いものがあります。

 外国人大学では、外国人がイタリア語・イタリア文学を学ぶ場合が圧倒的に多いのに対して、この軍語学学校の中では、イタリアの中で、イタリアの軍人さんたちが、自分たちが赴任する先の国の言語や文化を学ぶため、わたしたち外国人が教員で、イタリア人側が、生徒ということになり、そういう関係もなんだかおもしろいなと思います。そう言ったら、「試験前や試験中に、将校たちを苦しめるのもなかなか楽しいものよ。」などと、本気か冗談か、答えていたある外国語の女の先生もいました。いずれにせよ、軍人さんたちが赴任する前に、勤務先の言語・文化を学ばせようという姿勢は、すばらしいと思います。世界中から来た人々が集まり、それぞれの国の言語や文化を教える場所。イタリアのために、世界のために、命を賭して働く使命を自分に課した軍人さんたちが学ぶ場所。とてもすてきな環境で、働くことができることを、うれしく思います。

 昔、日本の高校で教えていた頃には、担当するクラスや学年がかわったり、教えていた生徒たちが卒業したり、異動で学校がかわったりすると、ひどく悲しくて、よく泣いたものです。この学校で授業が終わり、ここで知り合った軍人さんたちに、さよならを言うときも、きっとひどく寂しいだろうなという気が今からしています。あと1か月、悔いのないように、精いっぱいいい授業をしていけたらと思っています。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-06-02 23:10 | Giappone - Italia | Trackback | Comments(12)

伊マスコミと地震報道3~日本人のわたしたちからの呼びかけ2

 イタリアでの報道は、日本にも触れるものの、リビア紛争の方に、重点が移りました。イタリアはNATOの加盟国として戦闘にも参加し、一方では、チュニジアやリビアから、ボートに乗って、大量に自国沿岸に押し寄せるという問題も、抱えているからです。

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 そうは言っても、やはり日本の放射能汚染についての扇情的報道が気になる中、相澤さんの方から、日本女性のわたしたち3人から、イタリアのマスメディアへの訴え(記事はこちら)が、冒頭の部分だけ、『Terra』という新聞(上の写真)に取り上げられたという連絡をいただきました。

 そして、オンライン新聞、『Articolo 21』にも、前回の記事に続いて、中澤さんの記事、そして、わたしが、被災地への義援金情報の提示をと訴える記事が、掲載されました。以下、最初の記事については重複になりますが、これらの記事へのリンクをご紹介します。

Articolo 21.info – giornale on line per la libertà di stampa(↓↓ Sotto i Link per gli articoli)

-La nostra riflessione su ciò che è accaduto in Giappone. E sull’informazione italiana – di A. Nagasawa, N. Okada e N. Ishii

-No al giornalismo sensazionalistico che ferisce e non informa – di Ai Nagasawa

-Notizie che possano contribuire a sostenere i terremotati del Giappone - di Naoko Ishii

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 被災地への支援が、イタリアで風化することのないように、放射能汚染の恐ればかりが取り上げられないように、少しでも、状況を改善していけたらと願っています。イタリアのマスメディアに訴えかける、こうした記事が、できるだけ多くのイタリアの方の目に入るように、ツイッターやフェイスブックを利用されている方に、協力していただけると、助かります。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-03-31 23:30 | Giappone - Italia | Trackback | Comments(2)

天皇のスピーチ

 被災に遭った方々を励まし、日本国民に贈られたその言葉は、イタリアでも、すぐにテレビニュースで取り上げられました。

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3月24日発売発売の雑誌、『Corriere della Sera - Sette』から。


YouTubeメッセージ映像へのリンク(↓↓)
YouTube - 天皇陛下 被災者へのメッセージ / 東北関東大震災.flv(5:48)

 震災で亡くなった人、苦しむ人、救助にあたる人々、被害を受けなかった地域の日本国民、それぞれの立場の人を思いやって、穏やかに語りかける、その温かい言葉の一言ひとことに、胸を打たれました。何か自分の中で形にならない思いを、代弁してくれているようにも、感じました。

 実は、わたしは、もともと天皇制には反対で、それは戦争責任や将来また政治的に利用される可能性が否めないという他に、皇室に関して「血・家柄の尊さ」を語る報道などが、結局は人々に「血や家柄の貴賤」の存在をたとえ潜在的にであってでも意識づけて、部落差別などの差別の存続につながっていくのではないか、と考えるからでもあります。

 映画、『英国王のスピーチ』(記事はこちら)では、後に国王ジョージ6世となる主人公が、兄の退位によって国王とならねばならぬことを恐れ、妻が「王族なんかとつきあいたくはないと思っていたけれど」と、夫を励ますくだりがあります。皇室に生まれただけで、あるいは関係するだけで、プライバシーや、一般の国民であるわたしたちが楽しめる自由が、ひどく制限されてしまうことにも、疑問を持っています。

 ただ、やはり国の象徴とされるだけあって、今回、ふだんは表舞台に立たれない方が、あえて贈られたメッセージに励まされ、苦しい中で希望を見出された方、あるいは自らにできることをしようと奮い立たれた方も、きっと多いことと思います。

『英国王のスピーチ』で、ジョージ6世が、自らの吃音を克服し、戦争に突入した英国の国民を前に、戦争の意義や英国の役割を語り、不安に襲われた国民を勇気づけていった、その場面が、今回の被災地へのメッセージと重なりました。

 命を失われた方への悔やみ、少しでも多くの、そして早くの行方不明者が救助されるようにとの願い、寒さと飢えの中で苦しむ人々の苦労、その中でも強く生きようとする方々の雄々しさへの感動、被災した方を思っての心痛、救援活動に携わる人々への感謝、ねぎらい、海外のメディアの日本への賛辞、海外の国の温かい支援への感謝。「希望を決して、失わずにいてください。一緒に苦労を乗り越えましょう、日本人皆が支え合っていきましょう。」

 わずか6分足らずの言葉ですが、込められた思いの大きさ、深さ、視野の広さに、国の象徴という重い立場を、国民への慈愛を持って背負われている方、そういう立場に、ふさわしい人柄を持たれた方なのだ、と感じました。

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 そして、「これからも皆が相携え、いたわり合って、この不幸な時期を乗り越えることを、衷心より願っています。」という、この願いの言葉は、3月28日付の米雑誌『TIME』(記事はこちら)にも、オバマ米大統領の言葉を3位に押さえて、一番に掲げられています。

 まだ余震も続き、被災地の方々がまだ苦しみの多い生活を送られている上に、放射能汚染の問題で、被災地から遠い地方でも、心配や不安がなかなかぬぐえない状況ではないかと思います。日本はきっと大丈夫、日本の科学技術力と根性があれば、原発の問題も解決し、震災後の復興もできると信じています。

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by milletti_naoko | 2011-03-31 17:10 | Giappone - Italia | Trackback | Comments(6)

伊マスコミと地震報道2~日本人のわたしたちからの呼びかけ

 日本語や英語が分からず、情報源をイタリア語に頼っているイタリア人は、住む場所がイタリアであるにせよ、日本であるにせよ、こうした不安を煽るようなイタリア語の地震報道ばかりを見聞きして、やがてそれをうのみにすることになります。日本に暮らしていても、心配する家族に毎日帰国をせきたてられ、自分自身も日本語が分からないので、家族の言葉、イタリアの報道を信じて、恐怖や不安に襲われて、帰国を考えるイタリア人がいます。一方では、イタリア人で、イタリアの家族に、「自己中心的」、「頭がおかしい」と非難されながらも、日本語・英語のニュースで情報収集をして、自分の暮らす地域は、関東であっても安全だと判断し、愛する日本、自分に多くを与えてくれた日本に残りたい、というイタリア人もいます。

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昨日購入した3月28日付の米雑誌、『TIME』。この雑誌への言及は、記事の最後に。


 過剰に不安を煽り立てる報道は、単に間違った情報を伝えているというだけではなく、こうして、必要以上の不安を人々に感じさせて、不要な帰国を決意させ、人生の軌道を逸らし、また、上述のように、本来は被災地で不安を抱えている人を励ますべきイタリアの家族が、逆に辛辣な非難や叱責で、余計にストレスを与えて、辛い思いをさせ、家族関係に軋轢を生じさせてさえいます。こういう軋轢は、イタリア人と日本人の夫婦の間にも、日本で、あるいはイタリアでも、あちこちで生じています。夫のイタリア人は、イタリアの情報を信じ、母国の家族の懇願に打たれて、日本からの早急の帰国を考え、一方、日本人の妻は、東京周辺でも、それほど危険がないと考えて、帰国など視野に入らない。お互いが、互いが根拠とする地震情報の大きな食い違いに気づき、あるいは譲り合って、いったん関東よりもさらに西に移住するなど、妥協点を見つけられればいいのですが、相手の立場、そういう考えに至らせた地震報道の在り方が分からないと、問題の解決が難しいのではないかと思います。

 また、こうしたいたずらに恐怖を煽る報道、にも関わらず義援金情報のない地震報道は、わたしも見ているうちに、まずはむやみに不安な気持ちに、襲われました。そして、後から日本の報道を見て、そんなことはないと胸をなでおろしながら、TG1、TG2への不信感を募らせていきました。Raiのニュースはまた、今回の地震が与えた日本経済的打撃や地震の被害額にも、詳しく触れていました。にも関わらず、ふだんは頻繁にある義援金の寄付の案内がまったくないことへの怒りがわき、少しずつふくらんでいきました。

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 前回の記事でも書きましたが、イタリアにも、Skyを中心に、日本の大地震やその被害、放射能汚染の危険性について、いたずらに不安を煽ることのない報道は、存在します。ただ、Skyは契約金を払って契約しないと見ることができないため、結局国営放送であるRaiのニュースを見る人、そして、そのニュースを信じ込む人が多くなります。こうした扇情的な報道は、さらに、テレビニュースだけではなく、信頼する人の多い、二大有力紙、Corriere della Sera、la Repubblicaにさえ、登場することがあります。

 それで、わたしは地震発生以来、インターネット上で、主にイタリア語で、イタリア語の地震や原発事故の報道が、過剰に不安を煽りがちで、信憑性のない場合も多いことを、繰り返し伝えてきました。恐怖に陥ってまったく聞き入れる耳を持たない人もいれば、イタリアの一般人やジャーナリストで、耳を傾けて、こういう訴えや、本来日本で報道されている内容、あるいは他の海外メディアによるイタリアほど扇情的ではない情報を、インターネット上に広めていくのに、力を貸してくれる人もいました。

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 ただ、最近になって、いただくコメントを拝読していて、イタリアに暮らしている日本の方の中にも、たとえば留学生活を送っている方で、家にテレビはあっても、Skyの契約はなく、インターネットに24時間接続できる環境にいないために、地震の情報を、主にイタリア語のテレビニュースや新聞から得て、それで、すっかり不安を抱かれている方も、意外と多いのではないか、と思いあたりました。確かにわたしも、学生のときは、インターネットは、必要なときだけに、インターネットカフェなどに出向いて利用していました。テレビのないアパートに暮らしたことさえ、多くありました。

 近くに、日本人でイタリアに長く住んでいる方がいたり、しばしば日本の家族と連絡が取れる環境にあれば、そういう不安もぬぐわれるかと思うのですが、もしかしたら、そのどちらも、頻繁にできる状況ではなく、イタリアの報道を中心に、地震のニュースを得て、必要以上に、恐怖や不安を抱いている方が、わたし自身にコメントをくださって、そうした不安を語ってくださった方以外にも、いらっしゃるかもしれない…… それが、今回、初めてこの件を、日本語で書いた理由です。執筆の動機にはまた、上に述べたように、イタリア語での報道と日本語のニュースに大きなギャップがあることを、もし、そのために家庭内で問題が起こっているようであれば、知っていただきたかったということもあります。日本で暮らしていると、Raiのテレビニュースがどんな地震報道をしているか、そして、それがイタリアの家族や知人に、どんな不安を抱かせているかが、分かりにくいかと思ったからです。

 イタリア人の配偶者や家族が、こうした扇情的な報道にふりまわされている場合には、もしイタリアにお住まいであれば、たとえば、テレビであれば、SkyTG 24やRai News24のニュースを、一緒に見てみてください。また、最近はイタリアのマスコミやイタリア人のブロガーの中にも、こうしたイタリアの過剰な報道を告発し、現状はどうであるかを述べた記事も多くあります。ぜひこうした記事を、イタリア人の身内に、読んでもらってください。

- Diritto di Critica
Giappone: blogger contro i media, “scrivono falsità”. Tra i nomi anche Repubblica e Corriere

- Marco Togni a Tokyo – Blog in diretta dalla capitale del Giappone
Un messaggio di Federica, residente a Yokohama

- Corriere Della Sera.it
Giappone, bacheca online delle bufale giornalistiche sul dramma nucleare. Blogger raccoglie errori ed esagerazioni della stampa

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 あちこちでイタリア語や日本語で、イタリアの地震報道が扇情的であり、信憑性のない場合もままあることを訴えていたら、ローマと京都で、マスコミ関係の仕事にも携わっている二人の女性から、イタリアの報道機関に向けて、日本人として訴えかける記事を、一緒に書いてみないかというお誘いがありました。そうして提出した原稿は、これから少しずつ、イタリアのオンライン新聞、Articolo 21 (Associazione per la difesa della libera informazione)に、4回に分けて、少しずつ取り上げられていくことになりました。以下は、その最初の記事へのリンクです。

- Articolo 21.info – giornale on line per la libertà di stampa
La nostra riflessione su ciò che è accaduto in Giappone. E sull’informazione italiana

 この記事では、まず各人の記事の導入として、イタリアにおける扇情的な地震報道のために、わたしたち日本人が、怒りや悲しみを覚えたことが語られています。今後は、3人の記事が、1度に一つずつ紹介されていく予定だと、執筆を提案してくださった長澤さんの方から、おうかがいしています。各自の分担した記事では、わたしは、イタリアの各報道機関に、日本の被災地への義援金情報を、より積極的に伝えていってほしいと、訴えています。

 イタリアの報道が過度に恐怖を煽り立てるものであるのは、実は今回の地震に限ったことではありません。この点については、また別の機会に述べてみたいと思います。また、同時に、日本での報道が、たとえば放射能汚染の可能性や危険度をすべてをくまなく伝えているかというと、それにもやはり疑問はあります。

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 そこで昨日は、仕事でペルージャの中心街に出向いたついでに、アメリカの雑誌、『TIME』を購入してきました。最初の写真は、その表紙です。昨日は1日中忙しかったので、とりあえず、いくつかの記事を読み、全体に、ざっと目を通してみました。悲惨な災害の最中でも、秩序を守り、尊厳と勇気のある被災者の方々の行動や在り方をたたえている点は、イタリアの報道、また他の世界各地の報道に通じるものがあります。

 ただ、日本やイタリアの記事と比べて、特に印象に残ったのは、地震発生の様子や原発事故発生の原因を、簡潔かつ的確に伝えている点、そして、記事の叙述が非常に客観的であるという点でした。また、日本があまり原発での進捗状況を逐一発表しないのも、損傷した原子炉の状況に関する情報は得てして不完全で、刻一刻と変わりうる可能性があるからだとも、書かれていました。日本やイタリアの報道をいくら見聞きしても漠然としていた今回の地震、津波、原発事故の全貌、またその世界経済への影響が、骨子だけを、けれど必要な事項は確実に記事全体の中に位置づけて語る記事を読んで、なぜかすっと、頭に入りました。しかも、被災者への追悼と、詩的な響きさえ、感じられる文章なのです。これから、さらに記事を読んでみて、またこれはと思うことがあったら、ブログでもご紹介していきたいと思います。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-03-25 14:44 | Giappone - Italia | Trackback | Comments(14)

伊マスコミと地震報道1

 3月11日に起こった東日本大震災については、多くの被害、大勢の犠牲者を出した上に、今なお、被災地で苦しむ方も多く、余震や福島第一原発の事故による放射能汚染など、心の深い傷の上にさらに、なかなか不安の要素が消え去らず、わたしも日本のニュースや日本の方の声を聞きながら、心を痛めつつ、遠くから今自分にできることは何かと考えてきました。

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見出しは、「日本―尊厳と勇気の日々」。本日発売の雑誌、『Corriere della Sera - Sette』から。

 ツイッターやフェイスブック、ブログなどで、被災者の方に特に重要と思われる情報を回していく一方で、イタリア人で今回地震を経験した人や被災をした方が、もし日本語が分からない場合でも、何とか必要な情報が得られるようにと、大切と思われる情報を、日本語や英語からイタリア語に訳して、伝えてもみました。

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 地震発生直後は、NHKの地震中継が24時間見られるようになっていて、それが海外でも見られるため、主にNHKのニュースを見ていました。ただ、イタリアのテレビニュースの方が、放映時間が短いだけあって、要点や全貌が分かりやすいかもしれないと思い、最初の3日ほどは、国営放送Rai1、Rai2のテレビニュース(telegiornale)~番組名は、それぞれTG1、TG2~でも、日本の地震が報道されているときは、テレビの前に駆けつけました。

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 それを途中でやめたのは、TG1やTG2が、津波が家を押し流す場面や原発の事故、放射能汚染の恐れなど、恐怖を煽るような映像や言葉ばかりを中心に繰り返す上に、日本の報道に比べて、危険や悲惨さ、犠牲者の数が誇大に伝えられていたからです。地震発生数日後、Rai2だったかで、明かりの消えた東京の町を映し出しでは、「東京からは、放射能汚染を恐れて、半数がもう都会を後に、南へ向かいました。」と言い、都内でマスクをした人々の映像を映し出しては、「皆、放射能汚染を恐れて……」。福島第一原発で、深刻な事故が続くずっと前から、放射能の危険性を強調し、はや第二のチェルノブイリかのような報道が続いていました。わたしとしては、30分という短いニュース枠の3分の1も、日本の地震報道に充てていながら、義援金についての情報がまったくないことも気になりました。ただ、これはRaiの放映についてであって、Skyのテレビニュースでは、過度に恐怖を煽ることもなく、日本の方々が大きな被害にもくじけぬ様子をたたえ、また義援金の情報も頻繁だということです。イタリアのジャーナリストの方からは、同じRaiのテレビニュースでも、Rai News24の報道には、専門性があり、偏りがないと教えていただきました。

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 日本で地震にあったイタリア人に、必要な情報を与えられたらと、イタリア外務省の危機対策課(Unità di Crisi)のフェイスブックのページにも、時々目をやっていました。すると、地震発生直後から、地震と放射能汚染の恐怖のあまり、パニックに陥ったイタリア人たちのコメントが、次から次へと続き、エスカレートしていきました。特に、多くのメンバーが震災時に来日していたフィレンツェ歌劇団(Maggio Fiorentino)のメンバーやその家族からは、なぜ外務省はすぐに団員を帰国させないのだ、また、メンバーの何人からかは、なぜ帰国の手段を便宜してくれないのかという非難が、絶叫や脅しに近い言葉で、続々と寄せられていました。

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 これほど被害の大きい地震には慣れていないので、また地震が来るかもしれないという恐怖もあったでしょう、イタリアのニュースが放射能汚染を過剰に騒ぎ立て、恐怖に陥った家族から急きたてられて、泣きつかれて、団員たち自身も、やはり日本の報道より、自国の報道や家族の訴えを信じたのでしょう。結局、市や国の意向もあって、途中で公演を切り上げて、帰国することになりました。イタリアでの放射能汚染報道がむやみに危険を叫び立てているだけで、東京には脅えるほどの危険はありませんよ、と、英語のニュースのリンクも貼りながら、こうしたイタリア人の恐怖心を抑えようと、わたしもイタリア語で書いてみましたが、彼らが信じるのは、イタリアの報道であり、「日本は事実を隠蔽している」という言葉が返ってくるばかりでした。このフェイスブックのページには、激しい非難のコメントがあまりにも多いので、最初は危機対策課が、「根拠のない誹謗中傷ばかりのメッセージはこちらで判断して削除します」というメッセージを時々入れていたのですが、最終的には、数日後に、「あまりに感情的な発言やいたずらな悪口雑言が多い」という理由で、外部からの書き込みができないようになり、これまで書かれていた発言も、見えないようになってしまいました。(つづく)

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by milletti_naoko | 2011-03-24 22:49 | Giappone - Italia | Trackback | Comments(10)

祈りを日本に

 今日は日曜日。今朝は、ペルージャのカトリック教会でも、ミサの間に、被災に苦しむ日本と日本の人々のために祈りましょうという言葉があり、皆で被災地の方々を思いながら、祈りを捧げました。

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 まずは、ミサの最初に、司祭が、「地震の被害に苦しむ日本国民、艱難の中で互いに助け合うこのすばらしい国の人々と苦しみ・悲しみを分かち合い、共に日本のために祈りましょう。」と、おっしゃいました。

 さらに、ミサの途中、信者の祈り(preghiera dei fedeli)の際に、ふだんは、冊子に印刷されたいくつかの祈りを司祭が読み上げるのですが、今回は、印刷された祈りのあとに、被災に遭った日本の人々に対する祈りも、司祭の方から、温かい言葉と共に、述べられました。一同がその後に続いて、祈りを唱えたあと、司祭はさらに、内戦に苦しむ地中海の国の人々にも、同様に、祈りの言葉を捧げました。

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 今日のミサは、四旬節(Quaresima)に入ってから、最初のミサです。『創世記』から、神が人間を土の塵からつくられたというくだりが、また、福音書からは、イエスが砂漠で悪魔の誘惑を退ける一節が読まれました。

 そして、ミサの終わりには、司祭の前に並び、一人ひとりが灰を頭に受ける灰の式がありました。夫や義母によると、昔は、司祭は灰をふりかけながら、「塵であるおまえは、塵に戻ることを覚えておきなさい。」(Ricordati che sei polvere e in polvere ritornerai!)と言っていたそうです。第2バチカン公会議(1962-1965)までは、ミサはラテン語で行われていたため、義母はこの言葉を、今もラテン語で覚えています。本来は、四旬節の初日である灰の水曜日(Mercoledì delle Ceneri)にミサに行って、灰をいただくべきところなのですが、水曜は平日でもあるため、今日の日曜日に灰を受けている人が、他にも大勢いました。司祭の言葉は、かつてとは異なり、「回心して福音を信じなさい」(Convertiti e credi al Vangelo)でした。

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 今日からしばらくは、ペルージャでは雨が降り、気温が上がっていくという予報が出ています。椿のつぼみもいっそうふくらんで色づき、咲いた花が雨を浴びて、心なしか色鮮やかに見えます。

 地震によって、大切な人を失った方、多くを失われた方も、また、今まだ家族の安否が分からず、あるいは、放射能汚染の可能性に、不安なときを生きていられる方が、今も、大勢いらっしゃることでしょう。今回の地震や津波による被害や犠牲はあまりにも大きく、そうした痛みを思うと、言葉もありません。

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京都大原 三千院(Tempio di Sanzen-in, Ohara, Kyoto) 2009/03/26


 でも、日本は、苦しいときにも、きっと互いに支え合い、明日を信じて、復興に向かって歩んでいける国だと、信じています。長く厳しい冬を経て、梅や桜が美しい花を咲かせるように。近年は物が豊かになったものの、心の豊かさが失われてきたと、言われていましたが、こういう災害で自分自身が苦しいとき、助けが必要なときに、皆が互いのこと、地域のことを考えて、行動できる和の精神は、今もしっかり生きているのだと、海外から被災地の様子を見守りながら、つくづくと思いました。

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京都、渉成園(Giardino Shosei-en, Kyoto) 2009/03/29


 地震発生以来、ここイタリアで、多くの方々から、日本の家族の安否を尋ね、日本や被災地の方々を思う温かい言葉を、たくさんいただきました。イタリアで、そして世界中で、皆が、日本を思って祈り、被災地の方々を応援しています。がんばれ、日本!

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-03-13 18:40 | Giappone - Italia | Trackback | Comments(4)

なぜか和名の爪楊枝、イタリア

 「爪楊枝」は、イタリア語でstuzzicadentiと言います。denti「歯」をstuzzicare「つつく」道具、ということで、用途がそのまま名前になっているわけですが、こうした単語には、他にもcavatappi「栓抜き」(tappo「栓」をcavare「抜く」道具)、asciugamano「タオル、手ぬぐい」(mano「手」をasciugare「乾かす」もの)など数多くあります。

 ところで、イタリアの爪楊枝は、日本のものとは違って、両端が尖っています。
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 さらにおもしろいのは、イタリアではどういうわけか、爪楊枝の商標名が日本語であることが多いことです。順に見ていきましょう。
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 こちらは、スーパーで買った我が家の爪楊枝です。商標名は「sayonara」で、浮世絵まがいの女性の絵が添えてあります。

 家庭用の爪楊枝だけではなく、レストランに置いてある個別包装の爪楊枝にも、日本語名のものが圧倒的に多いのです。「爪楊枝=日本」という発想がおもしろくて集め始めたそのコレクションをご紹介します。
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 こちらはKIMONO。「日本⇒着物・芸者」という発想からか、着物をまとって舞いを踊る女性の絵が添えてあります。
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 Karate。絵はありませんが、イタリアにも日本の空手や合気道、柔道をたしなむ人は大勢いて、日本語の単語としては、よく知られています。
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 BON SAI。「凡才」ではなく「盆栽」でしょう。イタリアにも盆栽の愛好者はいて、さまざまな植物の盆栽が植木屋や市場で売られており、日本語のまま、bonsaiとして親しまれています。
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 このSAMURAIという爪楊枝には、刀を2本佩いた武者の絵が印刷されていて、先端の尖った爪楊枝を刀になぞらえたとも考えられます。商標名の日本語と商品である「爪楊枝」に関連がありそうなのは、SAMURAIだけで、他の商標については、単に「爪楊枝⇒日本のもの」という発想から、名づけたのかもしれません。

 このSAMURAIという爪楊枝、どうもイタリアの製品としては古株で、製造会社sismaのホームページには、「SAMURAIはすでに爪楊枝の代名詞」などとも書かれています。ひょっとしたら、この日本語名の爪楊枝が売れたので、他の製造業者も、商標名に日本語名を選んだのかもしれません。

 ちなみに、イタリアの爪楊枝本家(?)のsismaでは、他の業者も日本語の商標名をつけ始めたからか、さらに凝った名前をSAMURAIにつけ足しました。それが、こちらです。
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 SAMURAI il Carezzadenti、訳すと「サムライ 歯に優しく触れる道具」。

 stuzzicadenti「爪楊枝」という単語のstuzzica(re)「つつく」という動詞にあたる部分を、carezza(re)「優しく触れる、なでる」と置き換えているところが、しゃれています。

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 何も言葉が書かれていない白い包みや店名だけのもの、あるいは単に、「stuzzicadenti」(爪楊枝)と書かれた包みも、たまに見かけるのですが、まだまだ日本語名を書いた紙包みの方が多いようです。

 というわけで、今も新しいレストランを訪れるたびに、爪楊枝の袋に目を光らせています。

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Stuzzicadenti in Italia, chissà perché? Nomi spesso in giapponese
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-07-09 19:30 | Giappone - Italia | Trackback | Comments(6)

日本の魅力、再発見

 記事、映画、「『JAPAN MANGA』 ~ イタリア人旅行者の見た日本」でもご紹介していた映画の上映が、昨日無事、ペルージャ外国人大学で、大好評のうちに終了しました。
映画の主人公の4人組。上の写真は、http://www.australiati.itから借用。

 映画の制作者かつ主人公のgli Australiati、リッカルドとキアーラとは、上映30分前に、会場となっているガッレンガ校舎(Palazzo Gallenga)で待ち合わせ。1階、大扉を入ってすぐの広間で、映画上映のポスターの前で、二人がポーズを取っています。
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 そうこうしているうちに、上映を快諾してくださった比較文化学科の長である、カッチャッリャ教授が到着。先週わたしがお会いしていた、スポレートで日伊交流協会を立ち上げたばかりの粉川さんもいらっしゃいました。「日本文化を紹介するとてもいい映画を来週上映します。」と、お話していたため、スポレートでの上映の検討も兼ねて、遠くから来てくださいました。
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左から、カッチャッリャ先生、私、リッカルド、キアーラ、粉川さん。撮影は、夫のルイージ。

 「わざわざ、スポレートから!」ようこそ、と驚くカッチャッリャ先生に、
 「わたしたちの友人が、リミニからも来るんですよ。」と、わたしが言うと、
 「背丈は小さいのに、行動力は人一倍ですね。」と、カッチャッリャ先生。
  微笑みながら聞いていたリッカルドが、
 「それは、ぼくも自分の妻を見ていて、よく知っています。」と、一言。
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 会場である中4階の13番教室まで上がってしばらくすると、リミニ(正確には、イジェーア・マリーナというリミニ近くにある海辺の町です)から、車を2時間近く飛ばして、フランコとマヌエーラも駆けつけてくれました。二人は、わたしたちの大親友かつ散歩・巡礼仲間です。上の写真は、左から、マヌエーラ、フランコ、そして、夫のルイージです。

 ここで問題発生。「準備万端」のはずが、まだ上映準備が整っておらず、技術担当者がどこにも見当たらないのです。
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 教室で担当者を待っているうちに、次々に、映画を見ようという方たちが集まって来ました。中には、イタリア語の先生や義母の旧友の姿も見えます。日本語の授業で日頃からお世話になっている東城先生と井内先生も、学生さんを連れて、参加してくださいました。

 リッカルドやキアーラにおわびを言うと、「いやあ、ぼくたち今イタリアにいるんだからね。物事がうまく運ばないのには慣れているから、大丈夫。」と、逆になぐさてくれました。
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 開始予定時刻から30分ほど過ぎた頃でしょうか。ようやく担当者が来て、上映準備が整いました。まずは、カッチャッリャ先生が、あいさつの後、映画制作者の二人を紹介します。

 「皆さん、お待たせして申しわけありません。まあ、イタリアでは、『始まりがうまく行かないものは、うまく終わる』と言いますから、幸先もいいので、そうあることを祈りましょう。」
というカッチャッリャ先生の言葉に、皆で思わず笑ってしまいました。
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 紹介を受けて、映画の制作者が、日本に旅行した際の感嘆や日本文化への情熱について語り、「わたしたちの感動を皆さんと共有できれば幸いです。」とあいさつを締めくくります。

 いよいよ上映開始。
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写真は、http://www.australiati.itから

 映画では、4人のイタリア人旅行者が、初めて日本を訪れた驚きや感動を、奈良・京都の神社仏閣や東京、秋葉原の電気街など、昔からの日本文化と新しい日本の風俗を織り交ぜて、巧みに旅の様子を伝えています。
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 この写真では、映画が銀閣寺訪問と自然の美しさを語っているところです。楽しく笑いを誘う場面もたくさんあって、たとえば、イタリア人4人組が、日本のハイテクな便器に驚いて、ボタンをすべて押してみたりする場面があります。
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写真は、http://www.australiati.itから

 かと思うと、広島への原爆投影やその被害を映し出す場面があり、また、わたしたち日本人が当たり前に思っている行動や事柄を、新鮮な驚きと共に、美しい映像を通して語っています。
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写真は、http://www.australiati.itから

 上映のあと、映画を見に来た人と制作者側との質疑応答、両者へのお礼とあいさつをもって、会が無事終了しました。今回来てくださった方は、学生さんも大学で働く先生方や外部の方も、皆楽しんで見てくださったようで、「とてもよかった」と、制作者のリッカルドたちに、賛辞を贈っていました。

 リッカルドとキアーラの日本旅行や映画制作に協力したご友人も途中からいらっしゃり、わたしも、来てくださった方どうしを互いにご紹介したり、紹介されたり。スポレートでの上映もほぼ決定したようです。
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 いつまでも、おしゃべりがはずみます。実は、リッカルド・キアーラ夫妻と、今回遠くからはるばる来てくれたフランコとマヌエーラには共通点があって、皆インドを始め、世界のさまざまな国を旅行しています。初めて会ったとは思えない。キアーラに、「今年8月から、フランコはイタリアの自宅からスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで、3か月歩いて巡礼をする予定なのよ。」と言ったので、話がそれで盛り上がっている様子です。
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 リッカルドとキアーラ、粉川さん、東城先生と梨絵さんにごあいさつをしたあと、はるばる遠方から来てくれたマヌエーラとフランコに、少しだけガッレンガ校舎の見所を案内しました。こちらは、5番教室(aula V)。書き残している板書を利用して、授業風景を演出しています。ルイージとフランコは学生役。
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 上の写真は、5番教室からの眺めです。日が傾いて、影が長くなったので見づらいのですが、写真のほぼ中央に、スバージオ山(Monte Subasio)が見えます。ちょうど教会の鐘楼が隠している辺り、スバージオ山の中腹に、サン・フランチェスコ(San Francesco)の出身地としても名高いアッシジ(Assisi)の町があります。伝えられているところによると、サン・フランチェスコは、「テッツィオ山(Monte Tezio)とスバージオ山は双子だ」と言っていたそうです。

スバージオ山の手前、左の方には、ペルージャの城壁の連なりが見えます。
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 こちらが、Sala Goldoniana。今回の上映会場には、本来ここが予定されていたのですが、他の行事と重なってしまったために、変更を余儀なくされてしまいました。こういう美しい装飾の施された広間や教室、廊下が、ガッレンガ校舎にはたくさんあります。
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 夕食は、ペルージャ中心街にあるピザ屋、La Cambusaで、わたしたちと合流したルイージの弟、パオロと5人で、ピザを食べました。本格的なナポリ風ピザが自慢の店の主人、パオロが、「リミニでは、こんなピザは食べられないでしょう。」と言うと、フランコは、「努力はしているようだけれど、なかなか及ばない。」と答えていました。フランコもマヌエーラも、ピザがおいしいと大喜び。皆で楽しく談笑するうちに、夜が更けていきました。

*追記(2012年12月14日)
 お店の場所が変わりました。新店について詳しくは、下の記事をご覧ください。
- 復活! ピザ屋、 La Cambusa

 6月11日金曜日から6月13日日曜日にかけて、マルケ州アンコーナ県のキアラヴァッレ市で、大がかりな日本文化祭が催されます。生け花、スポーツから、映画、コンサート、のみの市など、内容も多岐にわたり、さらに先行して、6月7~9日にも様々な催しがあるようです。興味のある方や近辺にお住まいの方は、ぜひ会場に足を運んでみてください。

 次のリンク先のウェブページの本文9行目、「Scarica il depliant...」というリンクをクリックすると、この日本文化祭のパンフレットをダウンロードすることが可能です。
Gli Australiati Blog - Japan Manga in Japan in Love!!
↑↑↑ Potete trovare il link per scaricare il depliant del festival nel link qui sopra
Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-06-06 00:30 | Giappone - Italia | Trackback | Comments(3)

映画、『JAPAN MANGA』 ~ イタリア人旅行者の見た日本

 ペルージャ外国人大学で、今週金曜日に、イタリア人旅行者が初めて訪れた日本を美しい映像でユーモラスに語る映画、『JAPAN MANGA』を上映します。

Questo venerdì potete vedere il film documentario bellissimo sul viaggio in Giappone presso l'Università per Stranieri di Perugia.

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 イタリア語ですが、桜や京都などの映像も美しく、見るだけでも十分に楽しめるはずです。

Il film descrive il Giappone e la sua cultura dagli occhi di quattro turisti italiani che visitano per la prima volta il Sol Levante in chiave anche umoristica con bellissime immagini del Giappone, dalla fioritura del ciliegio all'antica capitale di Kyoto, a diversi aspetti dalla cultura giapponese.

FILM, "JAPAN MANGA"

VENERDI' 4 GIUGNO 2010
UNIVERSITA' PER STRANIERI DI PERUGIA
AULA XIII (Palazzo Gallenga, davanti all'Arco Etrusco), ORE 16-18
INGRESSO LIBERO  

 上映は無料で、
 日時  2010年6月4日(金)午後4時から午後6時まで
 場所  ペルージャ外国人大学、ガッレンガ校舎、13番教室

Siamo molto fortunati, perché lo presentano gli autori del film, gli Australiati.

 この映画の制作者、gli Australiatiも映画を説明し、皆さんの質問に応じてくれます。

Spiegazioni più dettagliate si trovano alla fine di questo articolo.
映画の詳細に興味のある方は、記事の最後の方に、説明があります。ぜひお読みください。

Il Palazzo Gallenga si trova in Piazza Fortebraccio, davanti all'Arco Etrusco.

 ペルージャ外国人大学のガッレンガ校舎は、ペルージャ中心街の入り口、エトルリア門の前にあります。面している広場の名は、Piazza Fortebraccio。

 中心街からガッレンガ校舎までの行き方については、記事、「外国人大学と町並みを訪ねて」をご覧ください。

 遠方ないしは近隣の町から、車や電車でお越しの方には、ミニ・モノレール、Minimetròが便利です。終着駅に、無料の大駐車場があり、約2分おきに便が出ているからです。終着駅からは約15分、鉄道のペルージャ駅(Perugia Fontivegge)からは、わずか10分で、中心街に到着できます。費用は、片道1ユーロです。

 ミニメトロの利用方法については、記事、「ミニメトロでペルージャ満喫」をご覧ください。

Spiegazioni più approfondite del film

 Il documentario è un film bellissimo che narra il Giappone attraverso gli occhi di quattro viaggiatori italiani che non sapevano né la lingua né i costumi del Paese e a mano a mano che avanza il viaggio anche gli spettatori del film scoprirà la bellezza del Giappone lasciando a parte diversi stereotipi formatisi attraverso le immagini trasmesse dai mass media italiane. Le immagini sono sate girate con la videocamera di ottima qualità e trasmettono la bellezza della piena fioritura dei fiori di ciliegi e diverse città del Giappone. Il vedere il film è molto piacevole pure ai giapponesi perché scopre come si vedono il nostro Paese e la nostra cultura attraverso gli occhi di stranieri. Chi ha realizzato un film è un collega di mio marito che lavora nella Regione dell'Umbria e già precedentemente ha reso pubbliche diverse esperienze del suo viaggio con successo.

 Il film è già stato proiettato davanti al pubblico due volte nel Comune di Corciano (provincia di Perugia) e ha avuto un grande successo in entrambe le occasioni (La seconda proiezione è stata organizzata dal Comune di Corciano). Diversi spettatori del documentario hanno già prenotato il viaggio in Giappone per quest'estate, meravigliati dal film.

 映画について、もっと知りたいという方に

 当大学で、比較文化学部の催し物の一環として、日本文化を知らせるドキュメンタリー映画を放映することとなりました。約2時間に及ぶこの映画は、高性能のビデオカメラで撮影した日本の桜の開花や様々な観光名所や日常生活を美しい映像で伝え、日本語や日本文化をほとんど知らずに旅する4人のイタリア人旅行者の視点で語るものです。

 日本に対してイタリア人、外国人の一般に持ちがちな先入観が旅行が少しずつ進むに従って、旅行者たちからも取り除かれていき、イタリア人が見ても日本人が見ても非常に興味深い映画となっています。

 この映画はすでにペルージャ北部の町、コルチャーノで2度上映され、2度目の上映はコルチャーノ市自体が計画したものだったのですが、いずれの機会にも大成功を収めています。

 制作者は、ウンブリア州庁で働くわたしの夫の同僚ですが、旅行の経験を過去にも公表して、成功を収めています。この映画を見た多くの知人がすでにこの夏の日本への旅行を予約したとのことで、どれだけ日本文化を魅力的に語っているか、それも最初は少し偏見や恐れを抱いて、外人としての目で語られているので、どれだけ説得力があるかがお分かりだと思います。

 日本人が見てもまた、わたしたちが当たり前だと思っている風習やできごとが実は他の文化圏の人にはそうでないということ、日本文化の独自性、よさを改めて気づかせてくれるとてもすてきな映画です。(ただし、映画の言語はイタリア語であり、現在日本語字幕はありません。)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-05-31 17:30 | Giappone - Italia | Trackback | Comments(0)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


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Naoko Ishii
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日本語・イタリア語教師、
通訳、翻訳、ライター。

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同行通訳、翻訳、イタリア
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