カテゴリ:Umbria( 375 )

暗雲も夕日に映えて湖も、トラジメーノ湖 sanpo

 夕焼けがことのほか美しいのは、雲一つない晴天の日よりも、むしろ雲が多い日の方ではないかと、この数年、夕日を見送りにトラジメーノ湖を訪ねるようになって、感じるようになりました。

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Lago Trasimeno al tramonto, Monte del Lago (PG) 14/3/2017 18:27

 桜色に燃え上がる空と湖が、いつになく美しかった火曜日も、湖畔に着いたときは、これほどきれいな夕焼けが見られるとは思いもしませんでした。

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18:04

 この日は空全体に雲が多い上に、地平線の雲も厚かったのです。そうして、そういうときは、暗い雲や空の色が、夕日が沈む頃も沈んだあとも、暗いままであることもあるからです。

 幸いこの日は、地平線近くの雲にいくつか細い切れ目があり、そのおかげで、まずは赤みがかった金色の光が、雲の間から空と湖を照らしました。

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 マガモ(germano reale)が、茜色に染まり始めた湖を、仲よく進んで行きます。奥に見えるのは、トラジメーノ湖に浮かぶ三つの島のうち、最も大きいポルヴェーセ島(Isola Polvese)です。

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18:16

 赤い光がまずは地平線に沿って、横へと広がり、雲や空と共に湖に映ります。

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 続いて、夕日が地平線の向こうに沈み、下から空を照らすからでしょうか、オレンジ色が空全体へ、湖全体へと広がっていきます。

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18:24

 日が沈んでしばらくすると、空も湖も、オレンジ色から桜色に変わっていきます。そうして、ピンクに染まる湖を、マガモたちが連れだって、進んでいきます。

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 桟橋もポルゼーセ島も、桜色の光に包まれています。

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18:28

 振り返れば、北東の空も、ほんのり桜色に染まっています。

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18:32

 雲の色に薄紫が混じり、暗くなり始めた頃、名残を惜しみながら、桟橋を後にして、駐車場に向かいました。

 水曜の記事に載せた写真は、この後、駐車場から拡大ズームを使って、撮影したものです。

関連記事へのリンク
- 桃色のトラジメーノ湖 / Lago Trasimeno in rosa (15/3/2017)

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A volte sorprendentemente e misteriosamente bello
il tramonto quando il cielo è coperto dalle nuvole scure,
proprio grazie alle nuvole che poi si accendono.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-18 23:29 | Umbria | Comments(2)

湖を愛で山下りピザ準備、ペルージャ

 古代の神殿跡や洞窟から、再びテッツィオ山の長い尾根に戻ります。

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Monte Tezio (PG) 12/3/2017 13:01

 ここまで来れば、十字架はすぐ近くで、

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トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)も、三つ目の十字架(la terza croce)から、きれいに見えます。

 ここで、他の登山者に記念写真を撮ってもらってから、ミジャーナに戻るために、冒頭の尾根道を、写真の左奥の方に向かって歩きました。

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 尾根道には、白い小さなクロッカス(croco)が、たくさん咲いています。

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13:43

 ミジャーナに向かって、テッツィオ山の西の斜面を下ると、プロコーピオ城(Castello di Procopio)が、左手の下方に小さく見えてきました。最初のうちは、トレッキング・コースが見当たらなかったのですが、幸い一面の草原で、下方に十字架が見えたので、十字架に向かって歩いていたら、トレッキング・コースが見つかりました。

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14:08

 ようやく一つ目の十字架(la prima croce)に到着すると、プロコーピオ城と共に、ミジャーナの元教会やわたしたちのうち、隣家も見えます。

 この後は、エニシダや野バラをかき分けて、トレッキング・コースをひたすら下りました。城がすぐ近くに見えた頃からは、ところどころにスミレが咲いていたのですが、皆急ぎ足で下りていくので、きれいな写真を撮る余裕がありません。

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15:15

 ようやくうちに戻ったのは午後2時半で、一足先に戻った夫がピザ釜に新たに薪をくべてくれていて、後から着いたわたしたちも、慌ただしくテーブルや食事のしたくをしました。

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 ピザの生地の作り方や広げ方、窯での焼き方にも、それぞれの好みや癖、流儀があるので、時々意見を戦わせながら、それでも仲よく協力して、おいしいピザを食べることができました。フランコはかつて、アルゼンチンで友人が経営するレストランで、数か月ピザ職人として働いたことがあり、ロージーは家族がピザ職人、わたしの夫は幼い頃からピザやパンが好きなので、作るのも好きで、しばしば本やテレビ番組、YouTube映像で、いろんな方法を学んでいます。と言うわけで、散らし寿司やひじき料理など、日本食なら、わたしが率先して作るので、作っている写真と言うのはなかなかないのですが、ピザの食事会のときは、わたしはピザ作りは皆に任せて、写真を撮ったり、ピザを切って配ったり、サラダを用意したりという形で、参加しています。

 山登りということで、この日は登山ストックを持って歩きました。ずいぶん長い間山歩きをしていなかったので、登山の翌日以降は、五十肩を患う左肩のみならず全身が筋肉痛でした。そのため、うちでのリハビリ用の体操をさぼっていたのですが、今日1週間ぶりにカイロプラクティック院に行ったら、理学療法士さんから、「5時間は多すぎるけれども、ストックを持っての山登りは、リハビリにも効果が出ていますよ。」と言ってもらえました。日曜日の5時間の山登りで、金曜になっても、小胸筋に違いがあるのが分かるのだそうです。

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Dalla terza croce ammiriamo il Lago Trasimeno e poi
camminiamo e scendiamo verso casa.
Alle 14.30 finalmente a casa,
per pranzo le pizze cotte a forno a legna :-) 12/3/2017
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-17 23:59 | Umbria | Comments(8)

巨木・岩壁・クロッカス、眺めも美しテッツィオ山

 イタリアの山では、かつて放牧が行われていた、あるいは現在も放牧が行われているために、一定以上の高さまで登ると、高木が生えず、草原が広がり、ビャクシン(ginepro)の低木だけが、まばらに生えているということが、よくあります。おととし通った薬草学講座では、過放牧で草原と化した山が、再び森となるとき、そうした厳しい状況でも育つことができる最初の木は、ビャクシンなのだと教わりました。

 テッツィオ山も、昔は放牧がさかんで、日々家畜たちが山を闊歩し、首にかけた鈴の音が響きわたっていたそうで、今も夏には、山を歩いていて、頂上付近で牛の群れに出会うことがあります。

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Panorama dal Monte Tezio (PG) 12/3/2017 10:52

 テッツィオ山も、ある一定の高さからは高木がなくなり、ただただ草原が広がり、ところどころにビャクシンなどの低木が立つだけとなります。草原は泥だらけのときに人や動物が通るためか、大地がでこぼこで歩きにくいのですが、見晴らしがいいので、進む方向が分かりやすく、適当に近そうで楽そうな場所を選んで、歩いて行くことができます。

 この日は、トレッキング・コースの一部が、木が生い茂っていて進みにくいからと、しばらく森の上に出て、目指す方向へと草原を歩くことにしました。

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 草原でも、クロッカスの花があちこちに咲いています。

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Crochi nel bosco 11:12

 しばらく草原を歩いてから、トレッキング・コースを求めて山を下り、再び森の中に入ると、森にもクロッカスが一面に咲いているところがあります。このクロッカスたちは、きれいな桜色をしていました。

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Da destra Monte Subasio, Monti Sibillini & Monte Pennino 11:22

 トレッキング・コースを歩き、再び見晴らしのいい草原に出て、後方を振り返ると、テッツィオ山のはるか東、遠くにある山々が、きれいに見えています。右に見える横に長い台形の山は、アッシジを中腹に抱くスバージオ山(Monte Subasio)、その左手後方に連なる白雪を頂く連峰は、シビッリーニ山脈(Monti Sibillini)、そして、その左手の山はペンニーノ山(Monte Pennino)です。どの山も、何度も登ったことがあるので、こんなふうに見えると、旧友に出会えたように、うれしくなります。

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 ここまで登ると、前方にテッツィオ山の平たく長く伸びる尾根が見えます。テッツィオ山は、横に長い山なので、頂上とほぼ同じ高さの尾根が南北に伸び、尾根道から少々脇に逸れた他よりわずかに高いところに頂上があり、頂上とは別の、トラジメーノ湖が見える見晴らしのいい場所に、三つ目の十字架が立っています。

 この位置からはきれいに十字架が見え、もうかなりの高みまで登りました。ところが、このとき、十字架付近には集団で登ったらしき人がたくさんいて、大声で騒ぐのが聞こえます。友人によると、なんと山頂付近で、綱引きをしていたようなのです。

 そのため夫が喧騒を避けようとしたのか、それとも最初から予定どおりだったのかは不明ですが、この後夫が突然ひどく急な斜面を下り、森に入ってもさらに急傾斜を下り続けました。

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11:32

 眼前に現れたのは、樹齢数百年と言われる菩提樹(tiglio)の巨木です。夫は、こうした巨木や美しい木を見つけると、木が元気に過ごしていけるように、枯れ枝を払い、ツタを取り除いています。

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 山の長老、この神聖な巨木の周囲にも、クロッカス(croco)の花が咲いています。この辺りの花は藤色で、ところどころ濃い紫が入っている花弁がありました。

 巨木を眺め、敬意を払い、ゆっくり休み、友人の一人が持っていた本にあった、木と大地に捧げる祈りと踊りのような儀式を、皆で行いました。しばらくすれば、山頂付近のにぎやかな集団が去るだろうと、夫は待っていたのかもしれません。

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12:15

 最後に大きな大きな木の周りを一回りし、木にあいさつしてから、急な傾斜を再び上へと登りました。緑のきれいな苔と枯れ葉の間から、赤いキノコが顔を出しています。

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12:29

 再び森から草原に出て、上の写真に見えた尾根まで登ると、今度はこれまでとは反対側、テッツィオ山の西側のパノラマが広がり、天気がいいので、トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)がきれいに見えました。
 
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 その後、トレッキング・コースを歩いて、西の斜面をしばらく下り、古代に神殿があったとされる場所や、

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12:48

ベッルッチの岩壁(Parete Bellucci)を訪ねました。

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 岸壁には小さな洞窟があって、洞窟からの眺めに風情があります。

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 岸壁と洞窟を訪ねたあとは、再び尾根へと山を登り、先の尾根の写真でも、遠くから見えていた十字架を目指しました。テッツィオ山に建つ大きな十字架のうち、最も高い位置にあるため、三つ目の十字架(la terza croce)と呼ばれる十字架です。

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Ancora verso l'alto saliamo sul Monte Tezio,
salutiamo il Grande Tiglio secolare.
Dietro di noi i Monti Sibillini con neve,
camminiamo ancora e davanti a noi il Lago Trasimeno.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-16 18:44 | Umbria | Comments(2)

桃色のトラジメーノ湖

 昨日は久しぶりに、トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)に沈む夕日を見に出かけました。ひどく雲の多い日で、太陽は雲の中にやや隠れたまま、沈んでいったのですが、その後、灰色の空がオレンジに、そして、ピンクにと色を変えていく様子がそれはきれいで、その美しい眺めを、夫と二人で楽しみました。

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Lago Trasimeno al tramonto, Monte del Lago
Magione (PG) 14/3/2017 18:35

 空が桜色から桃色に変わる頃、名残を惜しみながら、桟橋を後にしました。

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 冒頭の写真は、駐車していた車まで戻ってから、桟橋の周囲を光学ズームで拡大し、撮影したものです。

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 この湖畔の町、モンテ・デル・ラーゴ(Monte del Lago)には、桟橋のたもとに、コンクリートの水槽のようなものが二つ並んでいます。景観を損なうようで、これまではこの水槽の写真は、ブログに使うのを避けていたのですが、昨日は、木やピンク・藤色の雲が水槽内の水に映る様子がことさらにきれいだったので、ここにご紹介します。

 今日は早朝から遠出をして、電車とバスを乗り継いで、夕方ペルージャのうちに戻りました。テッツィオ山の山歩きの記事もまだ途中ですし、昨日の湖も、空と湖が美しい日没頃の写真がたくさんあるのですが、そういう事情で疲れているため、またおいおいご紹介するつもりでいます。バスや電車の車内から、アーモンドや桃、マグノリアのピンクの花や、スモモなどの白い花など、色とりどりの花がきれいに見えて、うれしかったです。

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Di color rosa ieri
il cielo, le nuvole e le acque del Lago Trasimeno al tramonto
a Monte del Lago, Magione (PG). 14/3/2017
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-15 22:04 | Umbria | Comments(6)

テッツィオ山大周遊

 昨晩は、ウンブリアに来たロマーニャの友人たちと共に、ミジャーナの改築中の家に泊まり、今朝は、テッツィオ山を登り、美しい眺めや野の花を楽しみました。

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Sul Monte Tezio, in fondo i Monti Sibillini con neve 12/3/2017

 今日はいつにもなく快晴で、遠くの山々がそれはきれいに見えました。写真では、右手奥に雪を頂くシビッリーニ山脈が見えています。

 ミジャーナから朝9時半頃出発し、夫が早起きして、朝早くからピザ釜に火を起こし、ピザの生地も昨日のうちに準備ができていたので、昼食時には山を下るだろうと思っていました。ところが、テッツィオ山の巨木や岩壁など、あちこちを訪ねるために大回りをし、登ったり下ったりまた登ったりりしたために、うちに戻ったのは、なんと5時間後の午後2時半頃で、それから、一足先に山を下りていた夫と、食事のしたくをしました。

 思いがけず日焼けしてしまい、かなり長い間歩き、花粉症の症状も出て、ひどく疲れていますので、今夜はまずこの写真1枚と共に、週末のご報告をいたします。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-12 22:16 | Umbria | Comments(4)

さらば行列イタリア郵便局、スマホアプリで時間予約

 スマートフォンがあれば、イタリア郵便局、Poste Italianeで、郵便局に足を運ぶ前に、窓口での受付の時間予約ができることを、水曜日に発見しました。郵便局のアプリケーションで、行くつもりだったペルージャ駅前郵便局を選び、郵便が送りたかったので、Pを選びます。

 初めての予約を試みたのは、午前11時半頃で、うちからペルージャ駅前郵便局までは、車と徒歩で約20分かかるため、正午、12:00の予約がしたかったのですが、そのとき予約可能なのは12:10以降、10分おきの時間帯だったため、12:10に予約を入れました。

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 すると、こんな予約票画面が、現れました。

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 イタリア郵便局では、入り口近くの自動受付機の画面の説明を参考にして、郵便関係ならP、貯金や支払いならFなど、目的に応じてボタンを押すと、該当の受付番号が記された、受付票が発行されます。スマホで予約する際にも、予約時間を選ぶ前に、郵便局で何がしたいかを、こんなふうに選ぶ必要がありました。

 そうして、スマホから予約をした場合には、画面に現れた予約票中のQRコードを、自動受付機の該当箇所に近づければよいという説明が、予約前後に、画面上に現れました。

 この後うちを出て、郵便局に到着したのが、予約5分前の12時5分でした。すぐにスマホ画面のQRコードを、自動受付機の該当箇所に向けると、受付機の画面に、「確かに予約を受け付けました」というような言葉が現れたように覚えているのですが、あっという間のことでしたので、記憶は定かではありません。コードを受付機に向けたら、紙の予約票が出てくるかと思っていたのに、何も出てこなかったので、QRコードを計3度、受付機に向けてかざしてみたのですが、2度は「受け付けました」という言葉が現れたものの、紙の予約票が発行される気配はなく、3度目は、「受け付けました」という表示さえ出ませんでした。この間、他の人が数人、印刷された受付票を受け取っていましたから、紙がなかったりインクが切れていたりしたわけではありません。

 紙の受付票がなくても大丈夫だろうか、きちんと予約時間の12時10分にわたしの番が回ってくるかしらと、心配しながら待っていたら、なんとちょうど12時10分に、わたしの予約(appuntamento)番号(numero)、MP31が電光掲示板に表示されました。

 さっそく窓口に行って、スマホの予約票画面を見せながら、「紙の予約票が出るかと思ったら、出なかったのですが。」と言うと、「画面を見せていただけたら、それで構いませんよ。」とのことです。そこでさっそく、日本への郵便物の発送を頼みました。

 2、30分の待ち時間は覚悟しなければならないのが常のイタリアの郵便局で、入ってから12分後にはもう、用事が済んで、外に出ることができました。待ち時間が5分、日本への手紙発送と貯金残高の確認・引き下ろしに7分で、計12分です。時間に正確で、サービスが迅速なのに驚き、そうして、うれしかったです。

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 ちなみに、このスマートフォンによる時間予約を、わたしは、イタリア郵便局の携帯電話サービス、Postemobileを利用しているので、そのアプリの表紙から、「Prenota Ticket」(受付票を予約する」というアイコンを選んで、行ったのですが、

そういった郵便局のサービスを利用していない方の場合には、Google Playの以下のリンクから、Ufficio Postale(郵便局)のアプリをダウンロードすれば、同様に、受付票の予約が可能です。

- Google Play - Ufficio Postale

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Immagine presa dal sito di Google Play

 利用者の意見・感想を見ると、予約したのに順番が飛ばされて、別に予約票を取らなければならなかったなど、最悪という印象を持つ人の意見が目立つのですが、わたし自身は、少なくとも初めての利用では、簡単に予約ができた上に、待つ必要もなく、すぐに用事が終わって、とても便利でした。また、マイナス評価をつける人も多い一方、その倍近くの人が、5ないしは4の評価を与えています。

 と言うわけで、どの郵便局に行くか、どの局員に当たるかなど、運に左右される可能性もありますが、わたしはもし郵便局に行く必要があって、スマートフォンを持っているのであれば、一応予約してみて、実際に郵便局に入ったときに、自動受付機で念のために、自分がしたいことの受付票ももらっておけば、たとえスマホ予約が功を奏さずとも、あまり憤慨せずに待つことができ、予約が時間どおりに受け付けられれば、よかったということになるのではないかと思います。

 すでにご存じの方が多いかもしれないのですが、わたし自身は、スマートフォンというものを初めて持ったのが昨年の夏でもあり、今回知って、「もっと早く知っていれば」と思ったので、記事にしました。

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Prenotare il turno delle poste dallo smartphone

- L'ho scoperto per caso mercoledì; ho prenotato il mio turno con l'app Ufficio Postale, sono arrivata alle poste 5 minuti prima dell'appuntamento e nell'ora precisa è comparso il numero del mio turno sulla bacheca elettronica! E' molto comodo.
- Forse molti di voi lo già sapevate, invece io non lo sapevo; ho avuto il mio primo smartphone l'estate scorsa.
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LINK
- Google Play - Ufficio Postale
- MelaRumors.com - Ufficio Postale: l'app per saltare la fila in Posta. Come Usarla? (Di Jader Liberatore) (6/8/2015)
↑↑ この記事が出た2年前には、まだごく一部の町や郵便局でしか、スマホでの予約ができなかったようで、現在どれだけの郵便局での利用が可能かは分からないのですが、今はペルージャの町でも、そして、少なくとも駅前郵便局ではスマホ予約が可能になっています。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-10 23:59 | Umbria | Comments(2)

美しき被災の山、雪のシビッリーニ山脈

 夏に高原を彩る野の花が美しいカステッルッチョ・ディ・ノルチャ・ディ・ノルチャをはじめ、自然が豊かで美しく、昔ながらの趣のある村があちこちにあるシビッリーニ山脈が、わたしたちは大好きで、よく山や高原、村を訪ねていました。昨年8月には、このシビッリーニ山脈の南方にあるアマトリーチェやアックーモリ、そして南の端に近いノルチャが大きな地震の震源となり、10月末には、さらに大きな地震が、今度はシビッリーニ山脈の北の端に近いヴィッソ、ウッシタ、カステルサンタンジェロ・スル・ネーラの3村で起こり、8月の地震ですでに大きな打撃を受けていたシビッリーニ山脈とその周囲の市町村でも、さらに多くの被害が出ました。

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Monti Sibillini con neve 26/2/2017

 ウンブリア州のノルチャでは、地震から早期の復興をと、今週末から例年は秋に行われるトリュフ祭りが開催されています。今朝わたしたちは、リミニに向かって戻る友人たちと途中まで行動を共にしたため、残念ながらノルチャには行かず、友人たちと別れたあと、そのままドライブを続けて、マルケの町を訪ねたのですが、行きも帰りも、なつかしいシビッリーニ山脈が雪を頂いて美しい様子が、車内から何度か見えて、とてもうれしかったです。

 10月末以降、シビッリーニ山脈よりもはるかに南方のラクイラ周辺や、シビッリーニよりかなり北方のマルケの町でも、いくつもの小さな地震が続いた上に、大きな地震が起こっていて、地震がいつまで続くのか、また、その範囲が広いために、どこが地震に襲われる可能性があるのか、予測がしがたい状況が続いています。一刻も早く余震が収まり、被災地での復興が早くに行われ、美しい山や村で、再び人々が安心して生活を営み、皆が山歩きなどを楽しむことができる日が訪れることを祈っています。

関連記事へのリンク
- 速報:イタリア中部で再びM5.4、M5.9の地震、震源は8月よりやや北のマルケの町・ウンブリアとの州境 (26/10/2016)
- イタリア中部地震M6.5概況と地震前のノルチャ・カステッルッチョ、JITRA連載第8回 (30/10/2016)

参照リンク
- INGV Centro Nazionale Terremoti - Lista terremoti dal 24-08-2016, Magnitudo 3+, Italia
↑↑ 昨年8月24日以降にイタリアで起きた、マグニチュード3度以上の地震が列挙されています。わたしがこういう条件で検索した結果であるため、イタリア中部地震とは関係ない地域の地震も混じっています。震度3度未満の地震では数が多すぎ、震度4以上にしてしまうと、今のところはマルケ州マチェラータ州で今年2月3日未明に起こった2回の地震が最後となってしまい、現在も地震が続いていることが表から分からなくなるため、震度3度以上の地震の検索結果を紹介することにしました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-02-26 23:56 | Umbria | Comments(2)

桜色の空と湖、カスティッリョーネ・デル・ラーゴ

 今日は日の入りの頃、桜色に染まる空とトラジメーノ湖を、カスティッリョーネ・デル・ラーゴの湖畔で、愛でることができました。

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Lago Trasimeno al tramonto, Castiglione del Lago 19/2/2017

 今にも日が沈もうという頃に、イタリアの最も美しい村の一つであるこの町に到着し、

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美しい眺めに感動しました。

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Immagine presa da google.it/maps

 カスティッリョーネ・デル・ラーゴまでわたしたちが夕日を見送りに来ることは、めったにありません。それは、この町がペルージャから遠い上に、トラジメーノ湖の西のほとりにあって、沈む夕日が湖畔からは見えないからです。

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 北の湖畔に近いマッジョーレ島やミノーレ島は、ふだんは北のほとりにあるトゥオーロやパッシンニャーノから眺めるのですが、今日は西の湖畔から、いつも目にするのとは反対側を見ることができて、興味深かったです。

 波や風が湖面に描く不思議な模様も、桜色に染まっています。

 名残惜しくて、わたしはいつまでもこの美しい湖を眺めていたかったのですが、沈んでしまう夕日を見送ろうと言う夫の後について、小高い丘の上にある中心街へと向かう坂を上りました。

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 残念ながら、ようやく夕日が見えるところまで着いたときには、太陽が山の向こうに姿を消した直後でしたが、オレンジ色に輝く美し空を見ることができました。

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Bellissimo il colore del cielo e del Lago Trasimeno
oggi a Castiglione del Lago al tramonto. 19/2/2017
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- トラジメーノ湖に行こう、JITRA連載第2回 / Andiamo al Lago Trasimeno
- 湖畔の町へドライブ / Passeggiata a Castiglione del Lago
- フェラーリがいっぱい / Raduno di Ferrari a Castiglione del Lago
- トラジメーノ湖とドン・マッテーオ / Passeggiata al Lago Trasimeno, Castiglione del Lago

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-02-19 23:59 | Umbria | Comments(8)

La Dolce Vita、湖畔にしゃれた壁画

 土曜日、トラジメーノ湖畔を散歩したあと、駐車場に向かっていたら、いつの間にか、こんなしゃれた壁画が描かれていました。

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Bel murales a Passignano sul Trasimeno 11/2/2017

 魅惑的な黒髪の少女がにっこりほほえみかける横には、チンクエチェントがあり、後ろにはトラジメーノ湖や塔、時計塔など、パッシンニャーノの風景がうまく描かれています。背景が白黒で、前方だけが色も使って描かれているのは、映画、『甘い生活』に出てきた夜の場面を意識しているからでしょうか。時計塔の左上には、三日月が描かれています。

 少女がヴェスパに乗っているので、同時に『ローマの休日』も連想します。「トラジメーノで甘い休日を」と、絵が呼びかけているようで、雰囲気たっぷりでいいなと思いました。

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 この壁の右手にはトラジメーノ湖(Lago Trasimeno)が広がり、左手には道路を挟んで、壁画に描かれた塔や時計塔のある中心街があるため、実際の風景ではなく、パッシンニャーノの観光名所を上手に美しく取り込んで描いたものです。

 久しぶりに昼間に訪ねたおかげで、すてきな壁画が見られてうれしかったです。

関連記事へのリンク
- 湖畔の巨大フライパンと白鳥、パッシンニャーノ / Padellone e cigni al Lago Trasimeno, Passignano

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-02-13 23:59 | Umbria | Comments(6)

湖畔の巨大フライパンと白鳥、パッシンニャーノ

 昨日ご紹介したパッシンニャーノ(Passignano)は、イタリア中部で最も大きい湖、トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)の北の湖畔にある町です。

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Lago Trasimeno, Padellone & Isola Maggiore, Passignano 11/2/2017

 町の湖畔を、白鳥がいる岸辺に向かってしばらく歩くと、巨大なフライパンが現れます。写真にかかれている町のフライパン祭り(Festa della Padella)の料理を作るためのフライパンです。地方の食がらみの村祭りは、地元のおいしい食材を使ったおいしい料理を、安く食べられることが多いのですが、大混雑で長い間待つこともしばしばであるため、わたしたちは敬遠しがちで、この祭りにはまだ参加したことがありません。写真中央、フライパンの柄の下には、昨日の白鳥たち2羽が小さく見えています。

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 と言うのも、このフライパンの向こうに、昨日の写真にも見えたこちらの桟橋があるからです。冬は激しい北風が雲を吹き散らし、空が晴れわたる、こういう日が時々あります。こんな日は、湖面が青空や桟橋を鏡のように映して、それはきれいです。

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 白鳥がこの辺りにいるのは、心優しい地元の若者が、毎日餌を置いてやる場所が、すぐ近くにあるからです。本当は白鳥の数はもっと多く、餌は皆が十分食べられるだけやっているのに、つがいになったこの2羽の白鳥が、他の仲間を追い払ってしまうようで、他の鳥の姿が見えないと、若者が言っていました。写真には白鳥(cigno、複数形はcigni)といっしょに、黒く小さい愛嬌のあるオオバン(folaga、複数形はfolaghe)たちもたくさん写っています。

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 パッシンニャーノは、マッジョーレ島(Isola Maggiore)の近くにあり、島行きのフェリーが出る港があります。青空の下、島で散歩をしたいのはやまやまでしたが、この日は夫はミジャーナで、わたしはうちでしなければいけない作業や仕事があり、昼食までに帰れる場所でと、うちから車で約30分の湖まで来ていたため、あきらめました。

 きれいな風景と白鳥を眺めていたら、ちょうどフェリーが島を出て、パッシンニャーノに向かうのが見えました。

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 日の光にきらきら輝く湖面がそれはきれいです。写真の奥に、フェリーが発着する桟橋が、小さく見えています。

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 こちらがその桟橋で、奥に見える建物の1階で、フェリーの時刻表をもらうことができます。観光客が多い夏は、ここで切符を購入してからフェリーに乗るのですが、他の季節はたいてい、乗船してから、乗客の間を回る切符販売係から、切符を買うことになっています。昨日も、この建物のガラス窓に、「切符はフェリー内で購入してください」と書いてあり、ドアは開いていて、窓口に時刻表が置かれていたものの、担当者はだれもいませんでした。

 昨日わたしたちは、湖畔のバールで朝食を済ませてから、まずはこの桟橋に向かいました。

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 湖の水位を知りたかったからです。最近は雨が長い間降らないため、基準水位よりも20センチ下になっていました。それでも、水位が-142cmまで下がったのを見た数年前に比べると、今は水位がほぼ基準水位近くで安定し、夫もわたしもほっとしています。
 
 葉をすべて落とした木々にも、春を前に枝に芽が育ち、木や枝が心なしか、赤やオレンジに色づいているように見え、春の訪れがそう遠くないことも、感じることができました。

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A Passignano
ci sono non solo cigni e folaghe
ma anche una grande padella.
Bellissimo il Lago Trasimeno,
sull'acqua calma si riflettono il sole e il cielo azzurro.
Belli pure i riflessi dei pali e delle colonne dei pontili.
Anche gli uccelli sembrano felici. 11/2/2017
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-02-12 22:49 | Umbria | Comments(4)