カテゴリ:Umbria( 459 )

拷問椅子、グッビオの町とPartita IVA

 日曜に、中世祭りが開催中だったグッビオの歴史的中心街を訪ねると、

f0234936_6305119.jpg
Gubbio (PG) 1/10/2017

 針のむしろならぬ針の椅子、拷問椅子が、市立博物館の入り口に飾られていました。

f0234936_6264743.jpg

 館内で、拷問・処刑道具の展示が行われていたからなのですが、ヨーロッパ各地で、入場料を払って入った古城の中でも、そういう場所は避けるわたしは、この椅子だけ見て撮影しました。

 この数か月、法改正に伴って、諸問題が発生し、学校の会合に呼ばれたり、自分たちでも調べて、同僚の先生方と共に、関係者や専門家に話を聞きに行ったりしていたのですが、今週急展開があり、いろいろな意味でほぼ最悪の状況になりました。学校で教え続けるには、Partita IVA(付加価値税の納税者登録番号)がどうしても必要だということになり、今日会計士に頼んで、Partita IVAを開く手続きをしました。これまでの雇用契約に比べて、同じだけの時間数を教えても、税金などの出費がかなり高くなってしまうようで、それも困っていることの一つなのですが、その点については、教えられるだけ、ありがたいと思うことにします。今までずっと、ペルージャ外国人大学と学校と合わせて10年以上いっしょに仕事をしている先生方が、今回は教えられず、いつも互いに協力・連携し、助け合って、本当にいい仕事の、そうして仕事の他での関係を築けてきた先生方と、今回は教えられないようであるのが、わたしにとっても、そして、学校や生徒さんのためにも、とても残念で、今後状況が変わることを願わずにはいられません。新しくいっしょに仕事をする先生は、どういう方か、現段階では何一つ分からないので、なおさらのこと、そう感じます。そういう出会いと仕事の機会が、これまでに与えられたことには、心から感謝し、今後も再び共に仕事ができる日が来ることを祈っています。

 今日の午後、久しぶりに会って話をしたペルージャ外国人大学の学生時代の友人が、「Partita IVAを取ったなら、日本語の学校や協会も作れるんじゃないの。」と言っていました。まずは、取得によって、どういう義務が発生するかを把握し、学校の授業と並行して、その義務を果たしていくことで手いっぱいになりそうではありますが、来春になって状況が落ち着いた頃に、これまでよりも、活動の幅をが広げられるかどうかも、考えてみたいと思っています。

f0234936_6531173.jpg

 グッビオの町でも、紅葉が少しずつ始まっていました。

f0234936_7004.png
https://www.mystery.co.jp/programs/matteo

 現在日本で、グッビオを舞台にしたイタリアで人気の長寿ドラマ、『マッテオ神父の事件簿』のシーズン2が、AXNミステリーで、放映中です。 『ドン・マッテーオ』シリーズの日本での放送が続けば、グッビオやウンブリアの魅力を、日本の方により知ってもらえるのではないかと、期待しています。

関連記事へのリンク
- イタリア 中世祭り、ウンブリア グッビオ
- 大好きドン・マッテーオ
- マッテオ神父2・ヤングモンタルバーノ この秋日本放映、イタリア語学習メルマガ第113号発行
- 神父探偵と古代ウンブリア人の町グッビオ、JITRA連載第6回

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2017-10-06 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(0)

夕焼けを愛で振り向けば丸い月、イタリア トラジメーノ湖

 今日は日が沈んだあとも、いつまでも空と湖の色が、いつにもまして美しいので、しばらく湖畔にたたずみました。

f0234936_71549.jpg
Lago Trasimeno al tramonto, Torricella, Magione (PG) 4/10/2017 19:17

 上の写真で、トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)の左手に黒々と見えるのは、モンテ・デル・ラーゴ(Monte del Lago)の町で、右手に写る山は、トスカーナ州オルチャ渓谷にそびえるアミアータ山(Monte Amiata、1738m)です。

 日の入りは午後6時46分で、その前に山の向こうに沈んでから、30分以上経っていたのですが、ちょうどこの頃に、地平線近くの空が、ひときわ赤く輝いたように思います。夫は、今は太陽が斜めに沈んでいくために、長く夕焼けが楽しめるのだろうと言います。日が沈む位置も、数か月前に比べて、かなり移動しています。

f0234936_7194489.jpg

 夫に言われて振り向くと、満月は明日のようですが、日本では今夜十五夜を祝った丸い月が、東の空に見えました。月の出は日の入りよりも早かったのですが、手前の丘に隠れていたのです。

 今日、10月4日は、アッシジの聖フランチェスコを記念する日で、この日を選んで結婚式を挙げた義父母の結婚記念日でもあります。イタリアのテレビでは今夜、聖フランチェスコの人生を描く映画、『ブラザー・サン シスター・ムーン』(DVD英語・日本語版はこちら、イタリア語版はこちら)が放映されました。


 残念ながら途中からしか見られなかったのですが、カステッルッチョのある高原やシビッリーニ山脈の高峰が時々画面に現れたので、ここで撮影したのかとびっくりしました。

**************************************************
Suggestivo oggi il Lago Trasimeno al tramonto
,
a destra il Monte Amiata, a sinistra Monte del Lago.
Torricella, Magione (PG) 4/10/2017 19:17
**************************************************

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2017-10-04 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(2)

イタリア 中世祭り、ウンブリア グッビオ

 今日まで中世祭り、Festival del Medioevoが開催されていたグッビオを今日は訪ねました。

f0234936_7381662.jpg
Palazzo dei Consoli & Gubbio Express, Gubbio (PG) 1/10/2017

 途中で、こちらのミニ列車、Gubbio Expressを見かけました。町が山の斜面に広がるために、坂道や階段が多いグッビオの観光も、このオーディオビデオガイドつきミニ列車でなら、楽に訪ねられそうです。(詳しくはこちら)これなら、今度は義父母も誘えるかなと思いました。

f0234936_7423911.jpg

 中世を描いた映画で用いられた衣装の展示があったり、

f0234936_7434057.jpg

写本の飾り文字を描くところの実演などが見られたりして、興味深かったです。

f0234936_7442820.jpg

 ミラノからこの中世祭りのためにグッビオに滞在されていた日本の方と待ち合わせて、昼食とおしゃべりを楽しみました。せっかく中世祭りということで、こちらはレストランの中世の昼食メニューです。

 先ほど、もっと長い記事を書き上げようとした瞬間に、マックブックの画面が凍結してしまい、書いた記事が失われてしまいました。かつては、ブログの記事は必ず先に、ワードの文書に書いてから、オンラインで編集・投稿をすることにしていたのですが、昨年頃だったからか、確かワードに書いている途中にデスクトップが凍結してしまうことが相次いだために、エキサイトのブログ投稿画面から直接投稿するようになっていたのです。マックブックは、概ねきちんと機能しているので、再び、ワードに記事を書いてから、投稿画面から投稿するという習慣に戻さなければいけないと反省しつつ、中世祭りについて詳しくは、以後の記事でお伝えできればと思います。

************************************************************
Festival del Medioevo, Gubbio 1/10/2017

Mostra dei costumi nel Palazzo Ducale,
miniatori e Calligrafi dal Mondo nel Monastero di San Francesco,
pranzo in ristorante naturalmente il menù medievale :-)
*************************************************************

参照リンク / Riferimenti web 
- Festival del Medioevo - HOME
- Gubbio Express. Viaggio nella storia di Gubbio - HOME
- Japan-Italy Travel On-line 第6回 「グッビオ 古代ウンブリア人と神父探偵の町」 / 6. Gubbio, Città degli Antichi Umbri e di Don Matteo

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
中世の祭り / Feste medievali
- 中世の謝肉祭、トーディ / Carnevale medievale a Todi (19/2/2012)
- 中世の宴と食事、チテルナ / Pranzo medievale a Citerna (2/10/2013)
グッビオ / Gubbio
- 神父探偵と古代ウンブリア人の町グッビオ、JITRA連載第6回
↑↑ わたしのブログの記事で、グッビオやドン・マッテーオ関連記事へのリンク多数あり。
- グッビオとドン・マッテーオ / Gubbio & Don Matteo (6/2/2012)
 
Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2017-10-01 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(2)

泉うつくし水の里ラジッリャ、イタリア ウンブリア

 日曜日は、あちこちに泉があり、澄んだ水が中世の美しい町並みや緑の中を流れる村、ラジッリャ(Rasiglia)を訪ねました。

f0234936_6333723.jpg
Rasiglia, Foligno (PG) 24/9/2017

 ペルージャの南東にあるフォリンニョ市に属する、山中の小さな村です。(地図はこちら

f0234936_6461520.jpg

 あちこちに滝があり、小川が流れていて、目に美しく、

f0234936_6492780.jpg

滝の水が流れ落ちる音や、小川のせせらぎが、耳にも心地よかったです。

f0234936_650259.jpg

 風情ある村を、小川を遡って歩いて行くと、

f0234936_652378.jpg

今もなお咲くバラの花や赤い実、流れ落ちる滝がきれいです。

f0234936_654479.jpg

 清らかな水が、木々の緑や風景を、鏡のように映し出しています。

f0234936_65625.jpg

 この美しい水の里は、山を歩いた帰りなどに、近くを通ることが多かった上、話には聞いていて、いつか訪ねたいとずっと思っていたのですが、登山の帰りは疲れていて時間も遅いので、通り過ぎてしまっていました。

 豊かにほとばしり流れる水は、また古くから、村の産業にも大いに利用されてきました。日曜は、そうした産業についても、村の人の説明のおかげで、学ぶことができて、とても興味深かったのですが、産業については、また今後の記事でお話しするつもりでいます。

********************************************************
Suggestivo il borgo medievale di Rasiglia,
bellissime le sue sorgenti, i ruscelli e le cascatelle.

Rasiglia, Foligno (PG), Umbria, Italy. 24/9/2017
********************************************************

LINK
- Rasiglia e le sue Sorgenti - Associazione di promozione Sociale - HOME

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2017-09-27 23:51 | Umbria | Trackback | Comments(4)

シクラメン・夕日が彩るポルヴェーセ島、イタリア ウンブリア sanpo

 今日は夕方、トラジメーノ湖に浮かぶ三つの島のうち、最も大きい島、ポルヴェーセ島を訪ねました。島へのフェリーは、サン・フェリチャーノの港から出ていて、10分で島に着きます。

f0234936_7949100.jpg
Isola Polvere sul Lago Trasimeno 21/9/2017 19:28

 写真は、帰りに島を離れ行くフェリーから撮影したものです。

f0234936_7153894.jpg

 自生のシクラメン(ciclamini selvatici)が道の両側をじゅうたんのように覆っているところが、そこかしこにあって、それはきれいで、特に東の岸は、シクラメンの花見を楽しみながら、歩きました。

f0234936_7181757.jpg
19:03

 夕日を見送りたかったのですが、それでは7時20分発のフェリーの最終便に間に合わない可能性があるため、名残を惜しみながら、夕日を背にして、港に向かいました。

f0234936_7202350.jpg

 港に着いた頃には、夕日は沈んでしまっていましたが、空の雲も湖も桜色に染まって、とてもきれいでした。上の写真で左手の小高い丘の上に広がっている村は、昨日の記事でご紹介したサン・サヴィーノ(San Savino)です。

 ポルヴェーセ島行きのフェリーは春・夏のみの運航で、今年は9月24日までしか行くことができません。そのため、船で行ける間にと、自然が豊かな美しい島を、今日訪ねることにしたのです。木々の剪定がなされず、ひびが入ったベンチや段が欠けた展望台への階段が放置され、手入れがされていないことが気になりましたが、自然や風景は美しく、訪ねられて、うれしかったです。

********************************************
Bellissima l'Isola Polvese sul Lago Trasimeno,

ora piena dei ciclamini selvatici. 21/9/2017
********************************************

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2017-09-21 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(0)

湖の幸と夕景、音楽も楽しめる、村祭り サン・サヴィーノ、JITRA連載第11回

 トラジメーノ湖畔の丘に建つ村、サン・サヴィーノの村祭りでは、おいしい湖の幸と共に、湖に沈む夕日の眺めや、中世の古城跡でのコンサートも楽しむことができました。イタリア旅行情報サイト、JAPAN-ITALY Travel On-lineのメルマガ9月号で、そのサン・サヴィーノの「トラジメーノ湖のザリガニと魚祭り」(Sagra del Gambero e del Pesce del Lago Trasimeno)をご紹介していますので、興味のある方は、ぜひご覧ください。

 記事へのリンクはこちらです。

- 緑満ち心に響くウンブリア - 第11回 湖の幸と夕景、音楽も楽しめる村祭り サン・サヴィーノ

f0234936_6475988.png
Dalla pagina web http://www.japanitalytravel.com/in_umbria/sansavino.html

 8月下旬には、レジで料理の注文と会計を済ませる順番を待ちながら、夕日の眺めとおいしい前菜を楽しんだところまで、ブログの記事でご紹介していました。

 ようやく順番が来て会計を終えたあと、食事会場へ移動しました。大きなテーブルが並ぶ広い食事会場は野外にあるのですが、希望すれば2階でも食べることができます。せっかくだからと、2階の会場に上れるまで待ったおかげで、

f0234936_5483194.jpg
Cena alla sagra di San Savino, Magione (PG) 22/8/2017

茜色の残る空を眺めながら、夕食を楽しむことができました。

f0234936_553220.jpg

 わたしは湖の魚の串焼きと青菜を、

f0234936_55494.jpg

夫は湖の魚のソースで和えたニョッキと玉ネギの料理を頼みました。こういう村祭りの会場では、料理も給仕も、たいていの場合、村人たちが協力して行います。値段はお得ですが、お味もそこそこでした。

f0234936_5562242.jpg

 思いがけず、途中でイルミネーションが夜の空を彩ったりする瞬間もありました。

f0234936_672550.jpg

 ようやく運ばれてきた料理を食べている間に、日はとっぷりと暮れ、2階の食事会場から階段を下りる前に下方を見ると、階下でもまだ大勢の人が食べている最中でした。

f0234936_6102794.jpg

 夜明かりに照らされた中世の町は美しく、そこかしこで、カバンやアクセサリーなどを売る様々な露店が並んでいました。

f0234936_6115034.jpg

 途中、他にも別の会場でコンサートが行われていたのですが、友人たちがグループをよく知っているおかげで、こちらの門を通り、

f0234936_6144391.jpg

8月24日の記事でご紹介したすばらしいコンサートを楽しむことができました。

 そして、実はこの晩、歌に聴き入りながら、選曲される歌や歌声が似ている上、同じ歌も1曲歌われたので、ひょっとしたらと思って確認したら、このクワルテット、Four seasonsこそ、

f0234936_6304851.jpg

十五夜だった今年の七夕の晩に、湖畔の町、パッシンニャーノのレストランで、それは美しい音楽と歌声を聞かせてくれたグループでした。

f0234936_642581.jpg
Concerto di Four seasons, Hotel Lidò, Passignano sul Trasimeno 7/7/2017

 ウンブリア州の各地で、しばしばコンサートを催しているようなので、いつかまたじっくり聴きにいけたらと考えています。

********************************************************************************
Sulla newsletter di Japan-Italy Travel On-line del settembre 2017,
mio articolo sulla Sagra del Gambero e del Pesce del Lago Trasimeno di San Savino.

Link per l'articolo della newsletter: http://www.japanitalytravel.com/in_umbria/sansavino.html
********************************************************************************

関連記事へのリンク
- 風情ある湖畔の村でコンサート、イタリア サン・サヴィーノ村祭り1 (22/8/2017)
- 夕日美し前菜おいし、イタリア サン・サヴィーノ村祭り2
(24/8/2017)
- 月美しき夜の湖畔の町、パッシンニャーノ (7/7/2017)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2017-09-20 23:45 | Umbria | Trackback | Comments(4)

夕焼けの湖を飛ぶフラミンゴ、イタリア トラジメーノ湖

 昨夕久しぶりに、夕日が沈む頃、トラジメーノ湖を訪ね、雲と山の間からのぞく日の光を見ていると、夫が、「フラミンゴだ!」と叫びました。

f0234936_68388.jpg
Fenicotteri rosa sul Lago Trasimeno al tramonto
Monte del Lago, Magione (PG) 17/9/2017 19:17

 逆光でもあり、近視のわたしには、鳥が飛んでいることは分かっても、それがフラミンゴだとは識別できなかったのですが、

f0234936_6111950.jpg

夫は夕日を眺めながらも、右の方にフラミンゴたちが飛んでいるのに気づいたのです。冒頭の写真は、この写真でフラミンゴが写っている部分だけを拡大して、マックブックの写真アプリで、色彩を自動調整したものです。

 ここまでしても、わたしの目ではフラミンゴかどうか識別できないのですが、夫はクチバシの形から、そうして昨日実際に目で見て判断して、フラミンゴに間違いないと言っていました。

f0234936_6162174.jpg

 フラミンゴたちはそのまま、わたしたちの眼前を、そして沈む夕日が雲間から輝く前を通って行きました。

 上の写真左手のフラミンゴたちが写っているところを拡大し、色彩を自動調整すると、

f0234936_618474.jpg

こんなふうになります。鳥が飛んでいることだけが、かろうじて分かる程度であるのが残念ですが、鳥たちは一瞬のうちに南へと飛び去って行きました。

 今夜になって調べてみると、フラミンゴがトラジメーノ湖で見られたことは、ごくまれなことですが、過去にもあり、珍しいので、それがニュース記事にもなっています。そして最近も、まだニュース記事にはなっていないようですが、トラジメーノ湖畔で8月29日にフラミンゴたちを見つけた方の、フラミンゴだということが明らかに分かる写真が、FB投稿に見つかりました。


 と言うわけで、私たちが昨夕見かけた鳥は、フラミンゴに間違いないようです。確かに見定めることこそできませんでしたが、フラミンゴが夕日が沈む瞬間の湖を飛んで行く美しい眺めが見られて、うれしかったです。

**************************************************************
Ieri volavano i fenicotteri rosa sul Lago Trasimeno!

@ Monte del Lago, Magione (PG) 17/9/2017 19:17
Ho ingrandito una parte della foto per rendere visibili i fenicotteri e
per questo, purtroppo, la foto è sgranata.
**************************************************************

LINK
- Corriere dell'Umbria - Fenicotteri rosa invadono il Trasimeno (18/4/2017)
- TrasimenoOggi - I fenicotteri rosa visitano il Lago Trasimeno, spettacolo straordinario (6/4/2015)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2017-09-18 23:37 | Umbria | Trackback | Comments(8)

ツナ缶秘密工作の悲喜劇

 イタリアではもう数年前から、環境保護・動物保護の観点から、マグロの捕獲の在り方について取り上げられることがあり、夫やわたしたちの親しい友人の一人は、最近ではマグロの乱獲への反対から、マグロは買わない、食べないと、時々口にしています。わたしも、マグロの種の保存や環境に大いに負になるような捕獲をする業者のツナ缶は買わぬように、そして、ひどく高いのですが、できればそういう意味での優良企業から買うようには心がけています。夫は、買うな、ぼくは食べたくないと言うけれど、そうは言っても、急ぐときはツナ缶は、パスタの具としてもサラダや野菜料理に添えるにも手軽で便利です。夏の暑いときは火を使わずにタンパク質が摂れるのもありがたく、おいしくもあるのですが、とは言え、月に1、2度食卓に上る程度でも、夫がひどく嫌な顔をします。

f0234936_2214769.jpg

 それで、わたしもあまり買わないようにはしていたのですが、最近買い物をしていたら、近年ではすっかり高くなったツナ缶が、わたしがペルージャに暮らし始めた2002年頃に見かけた値段に近い1缶あたり70-77セントという値段で、パックに入って売られているではありませんか。この頃では、一番小さい缶を買うと割高になるからと、ふだんは大きめの缶を買っていたのですが、小さい缶が15年前の値段で売られているのでお得だし、夫が食べないので、わたし一人で一度に食べ終える量としてはちょうどいいと、購入し、夫にブツブツ言われるのも嫌だし、夫の留守にわたしだけが食べるときにだけ使うために買うのであれば、あえて見えるようなところに置いて、夫自身も不快な思いをしなくともよいようにと、買い物を片づけるときに、ツナ缶だけは、夫の目に入りにくそうな、出し入れが少々めんどうなところにしまっておきました。

 さて、金曜日はウンブリア州庁が午後2時に閉まるので、夫は2時頃帰宅して、うちで昼食を食べます。ふだんはわたしも2時まで待っていっしょに食べるのですが、今日は正午前にもうおなかがすいて、そうして、昨晩の残りごはんが冷蔵庫にあったため、わたしは自分だけ先に、ツナ入りミックスサラダを作って、昼食を手軽に済ませることにしました。ちなみに、夫用には別に、夫が帰宅する頃を見計らって、パスタやサラダなどを用意しました。

 金曜の朝は肩のリハビリに通っているため、肩が痛まぬように苦労しながら、まずは隠していたツナ缶を取り出し、開けようとしました。そもそもツナ入りサラダにしようと思ったのは、すぐにできて手間がかからないからでした。それなのに、缶を開けようと、わたしが持ち上げたタブは、缶を開けることもなく、そのまま缶から取れてしまいました。

f0234936_6511116.jpg

 めんどうな作業は次回に譲って、今は早く食べたいからと、別のツナ缶を取り出すこともできたのですが、出すのがひどくめんどうな位置にあり、残りのツナ缶はすべて苦労して元の位置に戻したばかりです。

 幸い、こういうときに缶を開けるのに役立つ小さな味方が我が家にはあり、それが、上の写真でタブの前にある小さな小さな古い缶切りです。ただ、位置を定めるにも、回し開けるにも、少々手間と時間がかかります。

 ようやくフタが開いたときには、ほっとしました。

 ツナ缶に限らず、豆乳などの紙パックについているプラスチックのフタでも、イタリアだからと言うのではないのでしょうが、まれに、初めて開けるためにフタを回すと、フタだけではなく、フタの下の部分までいっしょに回って、周囲に穴が開き、中の豆乳が漏れてしまうこともあります。

 無意識にさっと開けても、簡単に無難に開くようであればいいのですが、そうではないつくりであることもあるため、今後は、こういうものを開けるときには、缶ならフタもタブについて開くように、紙パックなら、開ける際にフタだけが回るように、力加減に注意しなければいけないなと、思うのでありました。

関連記事へのリンク
- ツナ缶環境配慮度リスト@2015イタリア/ Classica Rompiscatole Tonno 2015 (16/6/2016)
- 畑の巻き寿司と生魚・ツナ缶問題 2012 (10/9/2013)

参照リンク
- Greenpeace - Tonno in trappola - HOME
- GreenMe - Tonno in scatola: quale e come scegliere? (19/4/2017)
↑↑ このGreenme.itの今年4月の記事に載っている表も、Greenpeaceのサイトのデータも、2015年版のものと同一であるため、現段階で最も新しいツナ缶環境配慮度リストは、今も、わたしが2016年の記事でご紹介した2015年版のデータであるようです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2017-09-15 23:56 | Umbria | Trackback | Comments(4)

銀色の湖と古タイヤ・靴から育つ花、イタリア トラジメーノ湖

 昨日は湖に着いたときには、厚い雲の層の後ろに、太陽が沈んでしまっていたのですが、波の立たぬ鏡のような湖面に、まだ茜色を残す空が映って、それはきれいでした。

f0234936_6155529.jpg
Lago Trasimeno al tramonto, Torricella, Magione (PG) 10/9/2017

 このトラジメーノ湖畔の村、トッリチェッラでは、しばらく前から、眺めのいい場所に、木製パレットを再利用して作ったベンチや背もたれが並べてあって、ゆったりと腰を下ろして、湖や夕日が沈むのを眺められるようになっています。

 私たちも何度か、こうしたベンチに腰を下ろして、夕日を見送りました。

f0234936_624112.jpg

 トッリチェッラでは、さらに、ベンチや椅子の近くに、色を塗った古タイヤが植木鉢代わりに置かれ、中にサボテンが植わっているのですが、昨夕訪ねると、このサボテンのあでやかな美しい花が、ちょうどこれから咲こうとするところでした。

f0234936_6263367.jpg

 こちらのやはり木製パレットを再利用して作った椅子には、傍らにいくつもの古靴が並び、中にはサボテンが育っています。ここにも、まもなく咲くであろう花があります。

 いつもとは違う、けれども、はっとするほど美しい湖の夕景をしばらく愛でたあと、夕食にとピザ屋に向かいました。

*****************************************************
Bellissimo il Lago Trasimeno di color argento.

Alla riva crescono i cactus nelle scarpe e nelle gomme
e stavano per sbocciare i loro fiori eleganti.
Torricella sul Trasimeno, Magione (PG) 10/9/2017
*****************************************************

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2017-09-11 23:35 | Umbria | Trackback | Comments(6)

中世の城塞の前におもしろテーブル、イタリア ウンベルティデ

 今日は夕方、ペルージャ北方にあるウンベルティデの町を散歩して、14世紀半ばに建てられたというこちらの城塞を訪ねました。

f0234936_5285273.jpg
Rocca di Umbertide, Umbertide (PG) 9/9/2017

 現在は、現代美術の展示会場になっているというこの美しい城塞を、わたしは、この春にペルージャへと戻るバスの中から見かけて、ぜひ近くから見てみたいと思っていたのです。

 わたしがお城の美しさに見とれていたら、夫が城塞の前に、おもしろいテーブルがあることに気づきました。

f0234936_5335862.jpg

 どちらのテーブルも、台には古い木の扉が使われています。そして、右のテーブルでは、台を支える部分にも、別の古い扉を切って使ってあり、左のテーブルでは、支えとして、古い自転車を用いています。

 よろい戸に美しい絵を描いて、室内装飾に使うなど、イタリアでは、古い木材などの乙な再利用に出会って、感心することが時々あります。木の扉をテーブルの台として再利用しているのは、これまでにも見かけたことがあったのですが、このウンベルティでのテーブルは、斬新な発想で、古い扉を下から支えいるので、びっくりしました。

********************************************************
Riutilizzo singolare della bicicletta e delle porte vecchie
nella costruzione dei tavoli.

Li ho trovati davanti alla bellissima Rocca di Umbertide.
Umbertide (PG) 9/9/2017
********************************************************

LINK
- TGUIDO - Alta Valle del Tevere - Umbertide

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

by milletti_naoko | 2017-09-09 22:44 | Umbria | Trackback | Comments(4)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


by なおこ

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

Chi scrive

Naoko Ishii
Insegnante di
Giapponese & Italiano
Interprete Traduttrice
IT-JP-EN Fotoblogger
Pellegrina @ Perugia
Umbria, Italy

Per Lezioni, Servizi di
Interpretariato,
Traduzioni, contattate
via email.

- CV e contatti
- Twitter
- Facebook
- Instagram

I miei articoli su Japan-Italy Travel On-line↓↓
Perugia Lago Trasimeno Assisi Montefalco Oli d’Oliva & Trevi Gubbio Piediluco Terremoto Centro Italia

Mio articolo su
Huffingtonpost.jp
- Tre settimane dal Terremoto Centro Italia   

*Giù in basso
Categorie in italiano


Copyright©2010-17
Fotoblog da Perugia
All rights reserved

イタリア、ペルージャ在住。
日本語・イタリア語教師、
通訳、翻訳、ライター。

イタリア語・日本語の授業、
産業・会議通訳、観光の
同行通訳、翻訳、イタリア
旅行・文化・イタリア語に
ついての記事執筆など
承ります。メール
お問い合わせください。

- 履歴・連絡先
- ツイッター
- フェイスブック
- インスタグラム
- イタリア語・イタリア文化情報サイト
- イタリア語学習メルマガ
- 多言語オンライン辞典
- イタリア天気予報
JAPAN-ITALY Travel On-lineメルマガに執筆↓↓
- 連載魅力のウンブリア



画像一覧

最新の記事

自分を大切にするということ、..
at 2017-12-12 22:10
悲しみから喜び、映画 『Sa..
at 2017-12-11 22:28
誕生祝いとイタリア乳がん検診
at 2017-12-10 19:33
日々の奇跡に気づく目を、瞑想..
at 2017-12-09 19:10
曲芸ネコと水鏡
at 2017-12-08 23:57

記事ランキング

タグ

(618)
(529)
(336)
(296)
(220)
(197)
(166)
(158)
(148)
(142)
(138)
(120)
(115)
(104)
(93)
(92)
(88)
(69)
(52)
(33)

検索

以前の記事

2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
more...

カテゴリ

Famiglia
Feste & eventi
Film, Libri & Musica
Fiori Piante Animali
Francia & francese
Giappone
Gastronomia
Giappone - Italia
ImparareL2
Insegnare Giapponese
Inteprete Traduzioni
Lingua Italiana
Notizie & Curiosita
Poesia, Letteratura
Regno Unito - UK
Ricordi
Sistemi & procedure
Viaggi
Abruzzo
Emilia-Romagna
Lazio
Liguria
Marche
Piemonte
Puglia
Toscana
Trentino-Alto Adige
Umbria
Valle d'Aosta
Veneto
Via di Roma (RI-RM)
Cammino S.Benedetto
Via degli Dei(BO-FI)
Cammino di Santiago
Vivere
Altro

ブログジャンル

日々の出来事
語学

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

最新のコメント

Sabioさん、温かいお..
by milletti_naoko at 18:45
この映画は、残念ながら見..
by ayayay0003 at 10:56
なおこさん、お誕生日おめ..
by pintaro23 at 10:44
アリスさん、こちらこそい..
by milletti_naoko at 06:36
まさみさん、ありがとうご..
by milletti_naoko at 06:34

お気に入りブログ

A piece of P...
フィレンツェ田舎生活便り2
彩風便り 
花が教えてくれたこと
イタリア・絵に描ける珠玉...
Facciamo una...
VINO! VINO! ...
SOL LUCET OM...
文殊の綴り絵
カッラーラ日記 大理石の...
黒い森の白いくまさん
イタリアの風:Chigu...
dezire_photo...
梨の木日記
PASQUARELLIの...
フィレンツェのガイド な...
ローマより愛をこめて
日々是呼吸
田園都市生活
英国発!美は一日にしてならず
Mrs.Piggle-W...
ひっそりと生きる
Osteria TiaL...
リカのPARIS日記♪
イタリアちゅうねん
トンボロレースと日々のこと
コントリ!(コントラバス...
IL PARADISO ...
アリスのトリップ
毎日の楽しいを集めてハッ...
ボローニャとシチリアのあ...
カマクラ ときどき イタリア
Can of Good ...
トスカーナの海より リボルノ編
ととやふくろう
40代の悪あがき日記
ミセス サファイア 静け...
小さな窓から
斗々屋ふくろう

外部リンク