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ひっそり美し春の湖、トラジメーノ湖

 今日は空に雲が多いというのに、風がないためか、空も湖水も、いつになく澄んで穏やかに見えました。地平線の雲が厚く、赤みがかった色は、雲の下方にわずかに見えるばかりですが、雲間から輝く日の光のおかげで、空も湖も、きらめく金色と銀色、そして水色が溶け合うような、それは美しい色をしていました。

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Lago Trasimeno, Spiaggia Giramondo, San Feliciano
Magione (PG) 3/5/2017 19:48

 魔法の鏡のような、水が凍ったような、不思議な表情の美しい湖の岸辺には、最近にはめずらしく、わたしたち以外にはだれもいませんでした。いつまでも眺めていたかったのですが、今日はこのまま空が灰色になりそうだと考えたのでしょう、もう行こうと促す夫について、車に戻りました。

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 本当は、この浜辺を有するお気に入りのピザ屋兼レストランで、夕景と夕食を共に楽しむつもりでいたのですが、残念ながら、店には車も人影もなく、「水曜閉店」という言葉が、入口に貼ってありました。この店の人たちが、昨年まで、トッリチェッラで運営していた店は、確か火曜日が休みだったように覚えていたため、今日は空いているだろうと、調べもせずに、思い込んでいたのです。閉店は残念でしたが、おかげで、ひっそりと不思議に美しい湖の夕景を、二人だけで静かに楽しむことができました。この後は、マジョーネ中心街にあるピザ屋兼ハンバーガー屋さんで、夕食を食べました。

 今週の週末は、ミジャーナを友人たちが訪ねてくることになっている上、泥棒騒ぎもあって、夫は最近では、3連休中はもとより、火・水曜日も有給休暇を取って、改築作業に取り組み、夜はミジャーナに泊まっていました。その夫が今夜は、改築中の山の家の隣家に、隣人が泊まると聞き、また、疲れもたまったので、久しぶりに我が家で晩を過ごします。というわけでわたしも、授業の準備の仕上げと、ディーパクの瞑想講座は、明日早起きして早朝にすませることにして、今夜は久しぶりに早々に就寝します。と言っても、もう真夜中近くなのではありますが。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-05-03 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(2)

世界で最も夕焼けが美しい七つの場所、トラジメーノ湖畔サン・フェリチャーノも

 イタリア中部で最も大きく、かつてハンニバルが、その湖畔で古代ローマ軍を打ち破ったトラジメーノ湖(Lago Trasimeno) は、ウンブリア州にあり、自然が豊かです。夕景が殊に美しいのは、夕日が湖の向こうに沈んでいく湖畔、つまりトラジメーノ湖の西の岸辺です。

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Isola Polvese & Lago Trasimeno al tramonto, San Feliciano
Magione (PG) 8/4/2017 19:41

 その西の湖畔の村の一つ、サン・フェリチャーノが、科学雑誌、『Focus』で、「地球上で最も美しい夕焼けが見られる七つの土地の一つ」とされたという記事を、つい最近、Umbria Libera紙に見つけました。実際に雑誌を購入して、記述を確認してから、ブログの記事にするつもりだったのですが、連休中には購入ができず、それを待っていては、いつ記事にできるか分かりませんので、とりあえずフォーカス紙のその評価を引用した記事を、ここにご紹介します。


 この記事に、そのサン・フェリチャーノから撮影した夕焼けの写真を、2枚添えておきます。4月8日土曜日に、久しぶりにポルヴェーセ島を訪ねたあと、港があるサン・フェリチャーノの岸辺から撮影した写真です。この日の夕日は特に美しかったため、また、ちょうどフェリーで島を発つ頃から、夕日が沈み始めて、船上からも岸辺からも、空と湖の色が移り変わる美しい様子を、長い間楽しむことができたためでしょうか、今見返してみたら、この日の夕焼けについては、すでに、4月8・9・10日の記事に、写真がありました。

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19:49

 トラジメーノ湖の西の湖畔には、サン・フェリチャーノのほかにも、トッリチェッラ(Torricella)やモンテ・デル・ラーゴ(Monte del Lago)、サンタルカンジェロ(Sant'Arcangelo)など、夕焼けが美しい場所があり、これまでにも、ブログでたびたび写真と共にご紹介しています。個人的には、夕焼けが一番きれいだと思っている場所は、最近は、夫はモンテ・デル・ラーゴ、わたしはトッリチェッラです。ちなみに、トラジメーノ湖の西はマジョーネ市に属するため、上述の村は、すべてマジョーネ市の村です。
 
関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 春のポルヴェーセ島、トラジメーノ湖 / Isola Polvese & Lago Trasimeno in primavera (8/4/2017)
- 時差と夕日と通行止め、瞑想講座明日から聞こう / Lago Trasimeno & cielo in rosa, San Feliciano (8/4/2017)
- トラジメーノ湖に行こう、JITRA連載第2回 / Andiamo al Lago Trasimeno (4/6/2015)
↑↑ 地図入りで、トラジメーノ湖の島や、湖畔の村や町について紹介。
- 夕焼け美しトラジメーノ湖、トッリチェッラ / Stupendo il tramonto al Lago Trasimeno, Torricella (25/4/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-05-01 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(6)

夜のペルージャ、村上春樹とイタリア村上マニアの火つけ人

 日中は暗雲がたれこみ、風が吹き荒れ雨も降ったペルージャも、今夜は風がはたりとやみ、雲の間から星が輝くのが見えました。今夜は、イタリアにおける村上春樹ブームの火つけ人とも言える、多くの作品を訳し、イタリアに紹介したジョルジョ・アミトラーノ氏が村上作品とその魅力を語る講演が、午後9時からペルージャの中心街で、ありました。日本で人気を巻き起こしていた頃に、『ノルウェイの森』を読み、落胆して以来、村上作品を読んでいなかったわたしは、イタリアを去る日本の友人が残してくれた本の中に、最近の著作を見つけ、彼女が読んでくれるくらいであれば、おもしろいのだろうと思って読んでみて、意外といいなと、昨年思っていたところでした。

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"I mondi di Murakami Haruki". Giorgio Amitrano a Palazzo della Penna
Perugia Circolo Del Lettori 28/4/2017

 上代から太宰治くらいまでの文学史は、日本の高校で国語を教えていた頃に授業で教え、鴎外や漱石などの明治の文豪や、芥川・太宰・中島敦・志賀直哉などの作品は、現代文の教科書や問題集にあったので、何度も繰り返し読み、教えたのですが、上述のような理由で、たとえば吉本ばななも含めて、現代の売れっ子作家を読むよりも、むしろ近現代の評価が確立した作家の作品を読もうと思うようになったため、村上春樹については、本を昨年読んだほか、時々インターネットで発言や書かれた言葉を読んで、意外と共鳴することが多いのに驚いてはいたものの、村上春樹がいったいどんな作品を書いてきたのか、現在日本や世界の文学界でどういう位置を占めているのかについては、ほとんど知らずにいました。かつて一度興味・関心の蓋を閉めてしまった上に、イタリアに住んでいるために、日本で人気を博す本などの情報に触れる機会が少ないためでもあるかと思います。

 それで、イタリアでこんなにも人気がある作家である村上春樹の作品について、アミトラーノ氏が、どんな魅力を感じているのか、そうして、翻訳を通して深く作品に関わった氏の口から、イタリアの知識人としての視点で、村上春樹の作品をどんなふうにとらえているのかに興味があり、また、村上作品について知りたいと思えば、最も的確な教えが得られるだろうと考えて、今夜の講演に参加しました。講演はとても興味深く、また楽しかったのですが、写真を選んだり考えて書いたりしていると遅くなってしまうので、今夜はここで筆を置きます。

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Fontana Maggiore & Duomo, Perugia 28/4/2017 23:19

 ペルージャ中心街の写真は、講演後、駐車場に戻る途中に見かけた大噴水と大聖堂です。冬は凍結防止のためか流れていない水が、まだ寒いものの春になって噴水から湧き出ていて、やはり噴水は水があった方がずっと美しいと思いました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-28 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(2)

湖の夕景愛でつつ夕食を、ウンブリア

 トラジメーノ湖に夕日が沈む美しい風景を楽しみながら、おいしく食べられるレストラン・ピザ屋に、今日は夕食と夕日を楽しみに出かけました。

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 夫はピザ、わたしはトラジメーノ湖の魚をふんだんに使った前菜を注文しました。

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 ワインがおいしいことを知っているので、今日は白ワインを一杯頼みました。「ぼくが頼んだ小さいジョッキのビールよりも、ワインの量がひどく多い。全部飲んだら君は酔ってしまうね。」と、夫もワインを味見しました。

 テーブルについた7時40分頃、傾き始めた金色の太陽と、茜色に染まる空がそれはきれいでした。こういう日に限って、カメラにバッテリーを入れるのを忘れてしまい、残念ながら携帯電話で撮影したため、美しさがとらえきれていません。

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 食事もワインもおいしかったのですが、それは美しい夕日と夕焼けを楽しみながら、夕食を食べられたのが、何よりも、うれしかったです。火曜の雨で、ペルージャは気温がひどく下がり、外は寒く、北風が吹いていました。

 食後外に出ると、夕日はすでに沈んだものの、地平線近くの空はまだ赤く、湖が紺色の空と共に、赤らむ空も映し出していて、それはきれいでした。

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 湖畔のおいしいお気に入りの店は、観光客が少ない冬の間は休業のところが多いのを、わたしたちは残念に思い、春、あるいは夏になって、営業が再開するのを楽しみにしていました。

 3月末に再び開店したことを知って、さっそくその週の土曜日に出かけたのですが、そのときはびっくりしました。と言うのも、わたしたちのお気に入りの湖畔のピザ屋兼レストランは2軒あり、一つはトッリチェッラにあり、プールもあるGiardino、もう一つは、サン・フェリチャーノ郊外にあるGiramondoだったのですが、4月1日に約半年ぶりに、通りかかって開店を知ったGiramondoを訪ねると、なんと、昨年までGiardinoで働いていたピザ職人・シェフ・給仕の人たちが、働いていたのです。最初、顔なじみの給仕の男性を、別のレストランで見つけて驚き、職場を変えたのかと思ったら、なんと店がそのまま、GigardinoからGiramondoへと場所を移動したのでした。

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 4月1日は土曜日でした。前日にGiramondoが営業していることを、通りがかりに発見したので、わたしは、「土曜日で混んでいるから、予約をして行きましょう。」と言ったのですが、夫は、「ひょっとしたら、Giardinoも営業しているかもしれないから、最初はGiardinoに寄ってみて、もし閉まっていたら、Giramondoに行こう。」と答えました。インターネットに開店情報がないのにと思いつつ訪ねると、案の定、Giardinoは閉まっていて、その足でGiramondoに向かいました。そうして入った店で、かつてGiardinoで働いていた一同を見つけたので、驚いたのです。以前は、トラジメーノ湖畔にお気に入りの店が二つあって、時々河岸や気分、風景やメニューを変えられたのに、おなじみの店が今は一つになってしまったことは残念ですが、とにもかくにも、この店が再び営業を開始して、うれしいばかりです。

 と言うわけで、この店の立地や見られる湖の眺めに興味がおありの方は、Giramondoについての過去記事を、一方、メニューやサービスに興味がおありの方は、Giardinoについての過去記事をご覧ください。

 今日は、午後4時半に授業が終わった学校の授業中、生徒さんから、週末の間に勉強できるように宿題を準備してもらえたらありがたいですと頼まれたので、明日の授業の予習と共に、宿題の準備をする必要もあり、また、5日遅れで聞いているディーパクの瞑想講座も、明日の朝9時までに聞かなければならないのですが、お酒に弱いわたしは、ワイン一杯で、酔っ払うわけではなく、ほろ酔いではありますが、ひどい眠気に襲われております。と言うわけで、明日正午からの授業や宿題の準備は明日の朝早起きして取り組み、関連記事へのリンクは、いつか時間が取れたときに、記事末に追加するつもりでいます。本来なら明日は、朝8時から肩のリハビリがあり、その後、正午から学校の授業に行かなければいけないのですが、明日は幸い、理学療法士さんが研修中のため、リハビリに行く必要がありません。でも、早起きをして、するべきことはきちんと片づけます。

Giramondo Risotante Pizzeria
San Feliciano Via Gandhi, 29 - Magione (PG)
Tel: 075 841059
FB: https://www.facebook.com/giramondosanfeliciano/

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Bellissimo tramonto al Lago Trasimeno,
piatti buoni & servizi gentili e cordiali
@ Ristorante Pizzeria Giramondo, San Feliciano, Magione
Il 1 aprile una grande sorpresa! Abbiamo trovato lo staff dell'ex Giardino Ristorante Pizzeria che ci piaceva tanto; anche quel giorno prima eravamo andati dove c'era il Giardino ma avevamo trovato il cancello chiuso.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-20 23:34 | Umbria | Trackback | Comments(6)

薄雲に日がくっきりと見える夕、トラジメーノ湖

 地平線近くに雲の層があるために、太陽がその層の向こうに沈んでしまったら、見えなくなるのではないかと心配ながら、夕日を見守っていました。昨日の記事同様、今週水曜日、12日に見た夕日の話です。

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Tramonto al Lago Trasimeno, Torricella, Magione (PG) 19:37

 ところが、その薄暗い雲の層の下に現れた太陽は、雲のベールのおかげで、輪郭がくっきりと見え、いつになくきれいでした。雲があるおかげで、いつもよりはっきり太陽を見ることができ、そうして、夕焼け空の色もいっそう美しくなる、そういう日があるのだと思いました。

 学校は復活祭休暇に入ったのですが、今日も、肩のリハビリに出かけたり、急ぐ郵便物があって、駅前郵便局から国際書留で送ったり、大掃除をしたりしていて、瞑想講座を聞き逃してしまいました。日々に追われて、できずにいるもろもろのことを、休みの間に終えてしまって、用事の後を追いかけるのではなく、先に終えてゆったりと構えたい。そのためには、するべきことの優先順位や取捨選択が不可欠だと、つくづく感じる今日この頃です。

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Nitidamene si vedeva il sole grazie ad un velo di nuvola.
Torricella sul Trasimeno, Magione (PG) 12/4/2017 19:37
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by milletti_naoko | 2017-04-14 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(2)

湖と空花と咲く春の夕、歯医者30周年記念無料診察

 昨夕も、トラジメーノ湖の夕焼けがそれはきれいでした。強い南西の風が吹いていて、わたしたちは、写真右手に見える桟橋の端まで歩き、そこから夕日を見送ったのですが、湖に向かって歩けば歩くほど、風が強くなるように感じました。

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Tramonto sul Lago Trasimeno, Torricella, Magione (PG) 12/4/2017 19:58

 写真右手に見えるボート付近にも、三脚やカメラを用意して、夕日の写真を撮影している人たちが大勢いました。

 春分の日を過ぎ、夏時間に変わって、日が沈む時間が遅くなったため、こんなふうにまだ夕日が沈んだばかりで、これから空も湖もさらに美しい色になろうかという頃に、名残を惜しみながら、帰途につきました。帰宅してから、前日に夫が摘んできてくれた野生のアスパラガスを卵と料理したら、なんと夕食を始められたのは、9時からでした。

 先週、歯医者から、創立30周年を祝って、無料で診察しますという手紙が届いたので、予約を取って、今日の午後出かけました。つい最近治療した歯の周囲が、まだ時々痛むので、気になっていたからです。ていねいに見てくれた上に、レントゲンまで取ってくれて、その近辺には虫歯がないと知って、ほっとしたのですが、別のところに、ごく小さな、まだ痛みも感じない虫歯が見つかってしまいました。歯並びがひどく悪いために、どうしても磨き残しが出てしまい、虫歯になりやすいんですよと言いながら、矯正についての話もしていました。この年になってとは思い、また多額の出費や痛みを思うと気が引けますが、確かに、最近虫歯でもない歯が欠けたり、肩や腰に痛みが出たりするのは、歯のかみ合わせが悪いためでもないとは言えない気がします。わたしの歯は磨きづらいので、虫歯にどうしてもなりやすいのだとは、慰めのように、この数年、歯科医の父娘にしばしば言われました。出費は痛いし、時間の惜しいときではありますが、さっそく治療のために、来週金曜の診療を予約しました。まだ小さいときに見つかったことをありがたいと思うことにします。

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Beautiful sunset at Trasimeno Lake, Umbria, Italy.
Bellissimo tramonto al Lago Trasimeno,
@ Torricella, Magione (PG).
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by milletti_naoko | 2017-04-13 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(4)

時差と夕日と通行止め、瞑想講座明日から聞こう

 昨晩は、「明日は早く起きて、瞑想講座を聞いてから出勤しよう」と考えていたのですが、床につく前に、幸い気づくことができました。ディーパク・チョープラの瞑想講座は、確かに4月10日、そうしていつものようにその午前零時に始まるのだけれども、それは北米の時間であって、ですからイタリアでは午前9時になってからだと言うことに。

 そう、瞑想講座の開始日時日時は、北米のディーパクが基準とする地域では、4月10日午前零時からでも、それはイタリア時間では同日午前9時、日本時間では同日午後4時からだったのです。今朝は午後1時まで授業があったため、朝聞くことはかなわず、午後も昼食のあと、英語の家庭教師に出かけようと思ったら、道路が通行止めで、ふだんは往復40分かかる道に、往復2時間近くかかり、帰宅したのが夕食前になりました。と言うわけで、朝一番に聴いて、教えを1日に生かし、また、快く1日を始めるためにも、明日の朝から、瞑想講座を聞き始めたいと思っています。

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Isola Polvese & Lago Trasimeno al tramonto 8/4/2017

 今日の写真も、おととい土曜日に撮影したトラジメーノ湖に沈む夕日です。最近の3記事を続けて読まれていて、記憶のいい鋭い方は、ひょっとしたら気づかれたかもしれません。そう、同じ日に同じ町から撮った写真でも、わたしたちがいる場所によって、夕日がこんなふうにポルヴェーセ島の右端に見えたり、昨日・おとといの記事に載せた写真のように、島の中央近くに見えたり、島の左端近くに見えたりと、太陽と島の位置関係が、大きく変わってくるのです。

 同じ太陽でも、見る位置によって場所が違って見え、いる場所によって、昇る時刻・沈む時刻が違うことは、当たり前と言えば当たり前なのですが、写真を見ながら、改めで不思議だなと感じました。

 今日わたしが家庭教師で英語を教えている少女のもとに行こうとして、通行止めだった道は、わたしのうちから車で15分ほどのところにあります。通行止めと知らずに、その方向に進み、さらに遠回りしなければいけなかったので、行きは片道1時間以上かかり、ただでさえひどく慌ただしい1日だったので、疲れました。そうして、同じ道を実は、彼女の母親は通勤に使っているために、通行止めだと知っていたのに、今朝同じ部屋で仕事をした夫にも、わたしにも、その旨の連絡がなかったことに、内心憤慨しました。彼女自身は「あら、今朝通行止めだったってこと、他の同僚とも話したのに、ルイージから聞かなかった?」と言ったのですが、直接夫に、「通行止めだから、なおこに別の道を通るように」とは言わなかったようで、夫は、通行止めがあることは知っていたけれど、わたしが英語を教えに行くためにいつも通る道が通れなくなっているとは思いもよらなかったとのことです。

 途中で通行止めと知ったために、ゆっくりどう行っていいか調べる時間もなく、近所の人の家を訪ねて質問し、教えてもらった道を、不安に思いながら進みました。と言うのは、ペルージャの中心街は小高い丘の上に建つ上に、古い家が多いため、一方通行が多く、一方通行の細い曲がりくねった道、しかも片側にいろいろな車が無理に駐車された道を、行き止まりになりませんように、途中で通れない場所がありませんようにと、祈りながら通らなければいけなかったからです。わたしが彼女の立場であれば、早めに通行止めについて連絡して、どういう道を通ればいいか言い、また、無理して来なくてもいいと、断ったと思うのです。

 過ぎたことですし、無事にすんだのでよかったこととします。「水に流してしまおう。そうすれば、わたしの心は穏やかになる。」、そういう言葉が、過去のディーパクの瞑想講座にありました。その訓練をさせてもらっているのだということにいたしましょう。

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Il sole che stava per tramontare si vedeva prima a sinistra dell'Isola Polvese mentre partivamo con il traghetto, poi sopra la parte centrale dell'isola quando siamo arrivati al porto di San Feliciano, in fine a destra dell'isola quando abbiamo ammirato il tramonto dopo aver camminato sulla riva del Lago Trasimeno.
Appena ci spostiamo un po', cambia la posizione del sole nei confronti dell'Isola Polvese.
E' una cosa naturale ma ci fa riflettere;
quante volte vengono negati le opinioni, i sentimenti e i ragionamenti degli altri, semplicemente perché non si trovano sullo stesso punto della terra, nelle stesse situazioni e non condividono le stesse esperienze passate...
Foto: Isola Polvese & Lago Trasimeno al tramonto, San Feliciano, Magione (PG) 9/4/2017
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-10 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(6)

春のポルヴェーセ島、トラジメーノ湖

 イタリア中部で最も大きい湖、トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)には、島が三つあります。今日は夕方、自然が豊かで、最も大きい島、ポルヴェーセ島(Isola Polvese)を訪ねました。

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 島行きのフェリーが、4月1日から運航されていたと知ったからです。湖畔の村、サン・フェリチャーノ(San Feliciano)で、5時10分発のフェリーに乗り、風景を楽しみながら、ポルヴェーセ島に向かいました。

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 7時20分発の最終便に乗るつもりで、夫と二人で、久しぶりの島の散歩を、ゆっくりと楽しみました。風もなく、湖面が穏やかなので、鏡のように空や雲が映っています。島の高い位置からは、こんなふうに、時々夕日を見送りに行くモンテ・デル・ラーゴ(Monte del Lago)の村も、きれいに見えました。

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 土曜の夕方とあって、家族連れや外国からの旅行客など、島を訪ねる人がたくさんいました。天気がいいので、午後6時近くになってもまだ暑いほどで、アイスクリームを食べようと、高みにある宿を訪ねると、入り口の藤(glicine)が花盛りで、みごとでした。

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 島をほぼ一周して、港に向かって歩いていたら、島の先端付近に、鮮やかな桃色の花が咲く木があります。あんまりきれいなので、歩いて行くと、セイヨウハナズオウ(albero di Giuda)でした。奥の空には、白い月も小さく見えています。ヒナゲシは、まだ最初の花が咲き始めたばかりのようでしたが、ローズマリーや、セイヨウサンザシなどの花が、島のあちこちで、きれいに咲いていました。

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 ちょうど日が沈もうとするときに、フェリーで島を発ったので、帰りの便では、フェリーの後方に立ち、夕日と島、夕焼けに美しい空と湖の眺めを楽しみました。

 大好きな島を、春の天気のいい日に訪ねられて、うれしかったです。

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Bella l'Isola Polvese sul Lago Trasimeno in primavera,

blu il cielo e il lago, nell'isola i fiori di rosmarino, biancospino,
i papaveri hanno appena iniziato a fiorire.
Dal primo aprile si può visitare con il traghetto da San Feliciano
e ieri abbiamo visitato l'isola dopo tanto tempo.
L'ultimo traghtetto dall'isola parte alle 19.20 e al bordo
si ammirava il bellissimo tramonto che dorava il cielo e il lago.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-08 23:55 | Umbria | Trackback | Comments(10)

おもしろトイレ、フォリンニョ

 正確に言うとトイレそのものではなく、トイレへと下りる階段と入り口前の壁なのですが、明かりがついとたん、あっと驚き、おもしろいなと感心しました。

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 いかにもそれらしく、階段の上にも脇の壁にも、黒く長い影を描いているのもおもしろいのですが、まずは、一面に赤い壁の色づかいに驚き、影の絵をおもしろく思い、そうしてふと前を見ると、人がいるとは思いもせぬ、ついさっきまで明かりもなかった階段の奥から、女性が身を乗り出して、こちらを見やっているのです。

 イタリアではバールやレストランのトイレが、階段を下りた先の地階にあることが多く、高速道路のバールや教会のトイレでは、その入り口に利用者がチップの小銭を入れるための小皿が置いてあったり、掃除をする方がその小皿の近くに腰を下ろしていたりすることが、少なくありません。

 よくよく見ると、奥に見える女性は、壁に巧妙に描かれた絵で、びっくりしました。そうして、おもしろいなと感心しました。

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 この楽しい壁絵と階段は、フォリンニョ駅前の店、La Cresceriaで見つけたものです。

 今日は通訳の仕事で、ペルージャやアッシジの南東にあるウンブリアの町、フォリンニョを訪ねたのですが、フォリンニョへの電車到着が午前11時6分で、手軽に手早に昼食を済ませる必要がありました。駅のバールではたとえパニーノがあっても、味や鮮度に期待ができず、かと言って中心街まで食事に出かける時間もないので、半ばあきらめながらインターネットで駅近くの軽食が取れる場所を探していたら、見つかったのがこの店です。

 クレッシャ(crescia)は、小麦粉などを原材料とする記事を円状に伸ばして焼いた食品ですが、ピザやピアディーナに比べて、かなり厚みがあり、ペルージャやトラジメーノ湖周辺では、トルタ・アル・テスト(torta al testo)と呼ぶものに、よく似ています。この店で一番力を入れているのは、鶏肉や生ハム、野菜、チーズなど、好みの具を選んで、このクレッシャにはさんだものであるようですが、店内には他にも、パスタやリゾット、サラダ、果物などが、並んでいました。

 ちょうど空港やスーパーのそうざいコーナーに置かれる食品のように、プラスチックに入ったサラダや果物のつめ合わせがカウンターに並び、値段も明示してあるので、イタリア語が分からない方でも、注文がしやすいはずです。セルフサービスで、会計を済ませたあと、名前が呼ばれたら注文した品をキッチンと通じる窓に取りに行き、必要があれば、オリーブオイルや酢、塩やコショウは、左奥の壁に備えつけられたものを使って、自分で味つけをします。

 フェイスブックでの評価が非常に高い上、何より駅に近く、朝11時に開店という点が便利なので、通訳のお客さまが粉物でも大丈夫と分かれば、ここで食べようと決め、実際にここで食事をしました。通訳の仕事については、また後日時間があるときに、改めてゆっくりお話しできればと考えています。

La Cresceria
Viale Mezzetti, 10 - Foligno
Tel 0742 450093
Orari 11:00-0:00
FB https://www.facebook.com/lacresceria/

LINK
- Facebook - La Cresceria, Foligno
- TripAdvisor - La Cresceria, Foligno

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The lady down the staircase is not real but drawn, Umbria, Italy.

Trompe-l'œil - la scala per scendere al bagno di un locale.
La signora in fondo è dipinta! Geniale. La Cresceria, Foligno (PG).
トイレに降りる階段の壁の赤と影の絵に気を取られていたら、正面に女性が!
精巧なだまし絵にびっくり。トロンプ・ルイユ イタリア 1/4/2017
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-01 23:29 | Umbria | Trackback | Comments(4)

湖の霞に沈む日もをかし、トラジメーノ湖

 今日は久しぶりにトラジメーノ湖に沈む夕日を見に出かけました。

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Tramonto al Lago Trasimeno, Monte del Lago
Magione (PG) 31/3/2017 19:26

 岸辺近くは波が立っているのに、ところどころにまったく波が立たず、空や日の光をそのまま映し出している湖面もあります。地平線近くに霞があったため、日がその中に沈むと、霞や雲が赤みを帯びた琥珀のように見えます。

 今写真を投稿するために、撮影時間を調べていて、カメラの日時設定が、冬時間のままだったのに気づき、設定を夏時間に変えました。夏時間になったとたん、日の入りが6時半頃から7時半頃となったのです。トラジメーノ湖畔には、観光客が多い夏だけ開業する、夕日の眺めが美しいピザ屋兼レストランがいくつかあり、今日帰りに湖畔の道を通ると、その一つに明かりがともり、どうやら営業しているように見えます。夏時間になり、日が沈む時間帯が夕食の時間帯と重なるようになったからでしょうか。お気に入りの店で、お気に入りの夕日を眺めながら、夕食が取れる日が楽しみです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-03-31 23:59 | Umbria | Trackback | Comments(6)