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人が住みよい世の中を

 今回のロンドン旅行中に驚いたことの一つは、駅のつくりが、あまりにも無機質で、その機械的構造がむきだしになっていることです。

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 日本では、駅の構内が白い壁に覆われ、違和感のない空間であることが多かったように覚えているし、ペルージャで駅や各地に設置されたエスカレータは、ガラス張りで外の風景が見えたり、両側が石やレンガの壁に覆われたりしています。

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 それに対して、ロンドンの地下鉄の駅では、表面を何かで覆ったり、外観を心地のよいものにしようという意図が感じられず、構造がそのままさらけ出されているような印象を受けました。

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 そのためか、大勢の人々が駅の構内を移動するのを見て、人間が、自分の用事のために、地下鉄や駅を利用しているというよりは、地下鉄網や駅という巨大な機械的組織体が、人間を、工場の部品のように、ベルトコンベアによって次々と運んでいるかのような、あるいは、自己内部にある消化組織に、うまくさばいて送り込んでいるかのような、そういう印象を受けました。人が移動のために、地下鉄をうまく利用しているのか。それとも、地下鉄があるがために、多くの人が仕事や余暇のために、あちらからこちらへと、絶え間なく移動することを、余儀なくされているのか。

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 人間が、暮らしをより便利に、豊かにするために作り出したはずの機械が、やがて主権を握り、人々に非人間的な選択や生活を強いるようになる。昔大好きで見ていたアニメ、『銀河鉄道999』で突きつけられていた問題を、かつて中学生だったわたしは、現実にはほど遠い問題だと思っていたのですが、最近は、ロンドンの地下鉄に限らず、この問題が、チャーリー・チャップリンが名画、『モダン・タイムズ』で訴えていたのと同じくらい現実的で、切実なものなのではないかと感じる機会が多くなりました。

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 原発や携帯電話にしても、本来生活を豊かにするために登場したはずなのに、それが健康に危害を与える可能性が高いと分かっても、社会の、経済のしくみによって、温存され、人の暮らしや命が脅かされ続けています。(記事はこちら

 本当に大切なもの、守るべきものは何かを、まずはわたしたち自身が十分に意識して、目先の経済的損失にとらわれず、自らの進退に危険が生じても、市民や市民の安全な暮らしを大切にしてくれるような、そういう政治家に国政を委ねたい。ロンドンの地下鉄駅で、何度もエスカレータに運ばれながら、そんなことを思いました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-12-13 16:01 | Altro | Trackback | Comments(8)

薬が効きすぎ

 2002年3月末に退職し、翌4月から1年間、語学留学をする予定で、イタリアに来たわたしが、最初の半年を過ごしたのは、マルケ州にあるウルバーニア(Urbania)という小さな村です。

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Palazzo Ducale di Urbania, Marche 27/8/2011

 写真は、今年の8月末に、勇気を出して、一人でアイゴを運転し、久しぶりにウルバーニアの友人たちを訪ねたときのものです。

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Città di Urbania vista da Peglio 27/8/2011

 この写真は、同じ日に、少し離れた高い丘の上にある隣村、ペッリョ(Peglio)からウルバーニアとその周辺を撮影したものです。ご覧のように、ウルバーニアは、高い山に四方を囲まれた小さな村で、それが、10年前に留学先として、この村を選んだ理由の一つです。それはさておき、こうして周囲を山に囲まれている上、鉄道は走っていないため、学校で企画する旅行や友人との小旅行の際には、車で、カーブの多い山道を通って行く必要がありました。

 そのたびに、昔から車に酔いやすいわたしは、大変な思いをしました。日本を発つときに、頭痛薬や目薬は多めに買っておいたのですが*、酔い止め薬が必要だということは失念していました。

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 そこで、必要に迫られて、イタリアの薬局で購入したのが、写真の左上にあるTravelgumという酔い止め薬です。ところが、イタリアの薬が、日本の薬に比べて強いからか、体格の小さい日本人の中でも、特にわたしが小さいからか、一度この酔い止め薬を飲んで、友人とドライブに出かけたら、昼食後、ひどい眠気に襲われて、立つのもやっとというありさまでした。今、この薬の説明を読むと、3、4時間ごとに、1日、3、4回まで服用することができるとあります。朝出発前に1錠飲んだときは、何ともなかったので、おそらくは、昼食後に、さらに飲んだ1錠が、まだ体内に残っていた薬の作用と重複して、こういうことになったのではないかと思います。

 それ以来、2度とこの薬は飲まず、日本に帰国したときに、できるだけたくさん酔い止め薬を買っておくようにしました。ただ、ウルバーニアで過ごした半年後、ペルージャに引っ越してからは、カーブの多い道を車で行く機会が、たとえあっても、車に弱いことを知っている夫が、カーブはゆっくり運転してくれる上、窓を開けるなどして、対応できたので、結局、服用することのないまま、使用期限をとっくに過ぎた薬がたくさん残ってしまいました。

 日曜は、夫の具合が悪いので、何か使える薬がないかと、家中の薬を点検し、それが、今回、消費期限を過ぎた薬を処分するきっかけになりました。

 写真の左には目薬があります。疲れ目にさすこうした目薬はイタリアで買うと高いので、帰国時に、大目に買っておくようにしています。右の黄色い箱は、鎮痛剤ですが、わたしの場合は、これを服用すると胃腸の具合が悪くなったため、以後は使用しませんでした。

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 我が家では従来から、ガラスや紙は分別して、近所にあるごみ収集所に持ち込んでいたのですが、うちのあるペルージャ郊外では、ごく最近、各戸訪問の分別収集が始まりました。ごみをどのように分別するかを書いた詳しい説明があり、その紙に、「消費期限を過ぎた薬(farmaci scaduti)は、薬局に設置された回収箱、あるいは、ごみ収集所へ」とあります。

 そこで昨日は、早速薬のごみ専用の瓶を作り、消費期限の切れた薬を、片っ端から入れていきました。分別方法を記した図に記されたように、薬剤だけを取り出して、瓶に入れていったのですが、

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 錠剤も、色や形がとりどりで、中には視覚的に美しいものもあり、こうしていろんな薬が並ぶ様子もまたきれいだな、などと妙なことに感心したのでありました。

 新しいテレビを買ったので、10年近く使った古いテレビもお払い箱になり、わたしはごみ収集所に持って行こうと思ったのですが、夫は、まだ見られるから、ひょっとして必要とする人がいるかもしれないから、カリタスに寄贈しようと言います。旧型の大きいテレビで(画面は21インチですが、胴体が太い)、ウンブリア州では、デジタルチューナーなしでは、このテレビでは受信することができないので、ひょっとしてほしい人がいるとしても、ビデオ・DVD鑑賞専用に使うのが関の山だと思うのですが……

 こんなテレビでもよかったら、引き取りに来てくださる方には無料で差し上げます。留学中の方などで、テレビを買うのは気が引けるけれど、テレビが見られるなら、チューナーくらいなら買ってもいいと言う方は、お早めにご連絡ください。わたしが夫を説得して、ごみ収集所に運び込んでしまう前、あるいは、夫がカリタスに運んでしまう前に。

*これも、自分が飛行機に乗るときに、スーツケースに入れておけばよいものを、出発前に、近所の郵便局から、国際スピード郵便(EMS)で送ったため、イタリアの税関に2か月ほど、荷物が差し止められてしまいました。日本郵便のサイトによると、「1.薬については、イタリアの薬剤医師または保険研究所(health institute)発行の証明書の添付が必要です(添付がない場合は、受取人さまに請求されます)。」とのことなのに(下記リンク参照)、小包で送れるものをよく確認しないで送ってしまったわたしも悪いのですが、数日で届くはずの小荷物が税関で差し止められた旨を知らせる手紙が、ウルバーニアのわたしのもとに届くまで、2か月ほどかかったのには、びっくりしました。幸い頭痛薬には、外装の箱に英語でも商品説明があり、アレルギー性結膜炎用の目薬は外国製で、いずれについても、英語かイタリア語かのいずれかで事情を説明する手紙を書き、税関にファックスで送ると、小包はそれからしばらくして、無事手元に届きました。

リンク
- 日本郵便 – イタリアあてEMS・国際小包の送付について

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-11-30 17:35 | Altro | Trackback | Comments(2)

電車でおしゃべり2

 一方、電車の乗り換えが不便だと嘆いていたロシア人女性(記事はこちら)が、興味を持っていたのは、なぜ日本人のわたしが、イタリアに来ることになったのかでした。

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Duomo & Fontana Maggiore, Perugia 7/11/2011

 日本で、そして、イタリアで教える給料が、それぞれどのくらいかを聞かれて、わたしが大ざっぱに答えると、女性はさらに質問を重ねました。
「ほらね、だから疑問に思っていたの。イタリアの方が仕事を探すのも難しいし、給料も低いのに、どうしてイタリアに暮らすようになったの?」

 電車に乗り込んだときには、彼女も老紳士も、わたしからは廊下を挟んだ向こうの席に腰を下ろしていたのですが、わたしが震災後の日本の様子について話していたとき、「わたしは耳が遠いから……」と、老紳士がわたしの向かいの席に座り、ロシア人女性も、紳士の隣に席を移していました。

 そこで、わたしがイタリア語を勉強し、イタリアに暮らし始めるようになったのは、ひょんなきっかけからだということを、語り始めました。かつて、日本の高校で国語を教える傍ら、英語の再勉強にも熱を注いでいたこと。『風と共に去りぬ』を原書で読んで、かつて高校生の頃に日本語で読んだときよりも、深い感動を覚え、他者の作ではあるものの、続いて続編の『Scarlett』を手に取ったこと。物語に夢中になると同時に(ただ、当時出ていた日本語訳は、本屋の店先で斜め読みしただけですが、原書に忠実ではなく、むしろ翻案だという印象を受けました。)、舞台となったアイルランドの人々の人間らしさ、強さが心に残り、文化と風景のすばらしさに魅かれ、いつか行って見たいなと思ったこと。それがきっかけで、その夏、2週間語学留学したダブリンの英語学校では、学校でもクラスでも、生徒の過半数がイタリア人で、それで、朝は一緒に授業を受け、午後は学校のツアーに参加し、夜は一緒に、パブで遅くまでおしゃべりという毎日を繰り返すうちに、イタリア人とイタリア文化にとても興味を持つようになったこと。アイルランドを訪ねたのに、結局は、イタリアに魅かれて帰り、仲よくなったサルデーニャの女性たち二人を、翌夏島に訪ねる約束もしたので、帰国後すぐに、イタリア語を勉強し始め、勉強や旅を通して、イタリアにますます魅力を感じるようになったこと。留学が終われば、日本に帰って仕事を探すつもりだったところ、夫と出会って、イタリアに残ることにしたこと……

 この長い話に、女性も老紳士も、興味を持って、耳を傾けてくれました。そのあと、実は、ロシア人女性も、本当はアイルランドに仕事を見つけるつもりだったのに、なかなか見つからずに、イタリアに来ることになった事情を語ってくれました。こんなふうに、直接イタリアではなく、最初は他の国を考えていた人が多いのよ、という女性の言葉にうなずくわたしと老紳士。

 そして、なんと老紳士の息子さんが、日本人女性と結婚して、フィレンツェに暮らしているということが、分かりました。結婚後、お嫁さんのご両親を訪ねて、大阪に行ったとき、日本のタクシーにひどく感動したとのことです。自動でドアが開くこと、座席が白く美しいレースで飾られていること…… いろいろな店で、まったく出会ったことのない人々が、旧知の友人であるかのように、親切に歓迎してくれたことにも、いたく感激された様子でした。それを聞いたわたしは、ちょうどそれと同じことを、今回イタリアを訪問された日本からのお客さんが、イタリアについて語っていたことを思い出して、おもしろいなと思いました。

 3人ともペルージャに住んでいることが分かったので、老紳士が、プリオーリ通りで開かれる哲学カフェに、わたしたちを招待してくれました。小さい町なので、いつかまたどこかで会えるでしょうと、互いに、出会いと楽しいおしゃべりに感謝しながら、あいさつをして、電車を降りました。

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by milletti_naoko | 2011-11-25 12:06 | Altro | Trackback | Comments(12)

新しい携帯電話3

 一方、通話を始めると、電源がすぐに切れて、会話が続けられなくなってしまったのは、こちらの携帯電話です。

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 会話をしていると電源が切れるのに、そのあと電源を入れると、ちゃんと電源が入って、電話での会話は長続きしないものの、メッセージは送ることができる、という不思議な状態でした。

 買い換えたのは、電話で話し続けることができなかったからなのですが、2003年頃に買ってから、長いこと使い込んでいるために、ご覧のように、記号も数字も文字も、消えかかっていたり、すっかり消えてしまったりしています。画面には、「SIMカードを挿入してください」(Inserire SIM)と書いてあります。もうお払い箱になったので、SIMカードは抜いて、新しい携帯電話に差し込んだからです。

 こんなに使い勝手が悪くなったのに、どうして1年近くもそのまま使い続けたかというと、話ができてメッセージが送れるだけの携帯電話なら、最近では、20~30ユーロで売られているものもある一方で、高度な最新機種になると、GPSやインターネットなどさまざまな機能が加わり、数百ユーロするものもあって、あまりにも値段や機能に幅がありすぎて、自分がどういう機種を買いたいか、決められなかったからです。

 新しい携帯電話を買うまでは、家電専門店などのチラシが来るたびに、気になる商品が並ぶページを切り抜いて、時々見比べたりしていました。今回ようやく購入に踏み切ったのは、ローマへの巡礼中に、もし一人はぐれて、連絡が取れなかったら困るという気持ちからです。

 いろいろ考えた末、電話として、話ができて、メッセージを送れる機能さえあればいいという結論に至りました。電話は携帯しても、コンピュータやインターネットまで携帯する必要はなかろうと思ったのです。これまで特に必要を感じたことがなかったし、インターネットも使えるとなると、電話本体の値段もですが、電話料金も高くなります。急に高機能の機種を買っても、自分には使いこなせないような気もしました。

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 そう決めてから、最近の広告の中から、これはどうかと思う機種に印をつけて、よさそうな機種について、使用者の意見や感想などを、インターネットで調べてみました。そのときに、デザインも気に入って、使用者の評価も高く、これがほしいと思ったのが、こちらの携帯電話です。上の広告は、PosteShopのカタログに見つけたものです。用事があって、郵便局に行き、例によって、待ち時間が非常に長かったので、待ち時間を利用して、郵便局内の店を訪ねたら、よさそうな携帯電話があったので、まずはカタログだけもらいました。郵便局で売っている品は、大型家電専門店に比べて高いかもしれないという気持ち、そして、見かけは気に入ったけれど、実際には使い心地が悪いかもしれないという気持ちから、購入は控えました。

 帰宅してから、この郵便局の広告にあった商品の中から、気になった機種について、インターネットで、使用者の感想や批評を調べてみて、最終的に、ぜひ買いたいと心に決めたのは、このピンクの携帯電話でした。それに、この携帯電話に限っては、郵便局での値段が、他の店に比べて、かなり安かったのです。調べてみて、他にもいろいろ気になる携帯電話があったので、もし見つかったら、これがほしいという機種を、三つ四つ選んで、紙やチラシに詳しくメモをしておきました。

 指で物理的に押すことのできる文字盤のあるもの、使い勝手がいいもの、デザインが気に入ったもの。値段以外では、以上の点に注意して、自分がいいなと思う品を選んでいきました。

 それが、この広告を郵便局でもらったのが、9月30日金曜日で、実は、このセールの期限が、ちょうど9月末日となっていたのです。郵便局のオンラインショップでは、販売期間が10月3日に延長されていましたが、オンライン販売のページには、ピンクではなく、黒い携帯電話の写真が載っていました。それで、翌日土曜日に、ペルージャ郊外の大型家電専門店、Unieuroに出かけて、ひょっとしたらこの携帯電話があるかと思ったら、残念ながらありませんでした。

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 代わりに店で見つけて、いいなと思って購入したのが、こちらのSamsungのGT-S5260です。この携帯電話も、上記の郵便局の広告にあったのですが、もともとは、ほとんど候補として考えていませんでした。理由の一つは、使用者の評価はなかなかいいものの、わたしが最初にほしいと考えていた携帯電話に比べると、評価が低かったこと(でも、専門家の評価はこのGT-S5260の方が高いのです)、もう一つは、その広告の写真では、デザインが硬い感じがして、気に入らなかったことです。それに、郵便局の広告での値段は、99ユーロで、E2550とは、かなり値段の差がありました。

 それが、この日、店で実物を見て、一目でデザインが気に入りました。この店でも、郵便局同様、本来は99ユーロで販売しているところを、この日は割引で、69ユーロ。この値段にも心を誘われました。文字盤がないことだけが気になったのですが、デザインも気に入ったし、お買い得だしと、悩んだ末、結局、この携帯電話を購入しました。

 ただ、最近は、イタリアの大型家電専門店で何か購入すると、Unieuroにせよ、Euronicsにせよ、商品の製造メーカーの保証よりも、さらに手厚い保証をしますから、いざというときのためにぜひと、15ユーロほどの保険に加入するようにと誘われることがよくあります。今回の購入にあたっても、「タッチスクリーンの機種を購入するお客様には、皆にお勧めしているんですよ。」と言われて、ついつい16.99ユーロ払って、Protezione Cliente Premiumという保険に入ってしまいまいした。さらに、携帯電話保護カバーが12.99ユーロ。というわけで、結果的には、払ったお金は、99.88ユーロでした。

 実際の使い心地なのですが、これまで使っていた古い携帯電話と違って、画面がカラーだし、かなり大きいので、メッセージや電話番号の一覧などが、とても見やすいのには、感動しました。ただ、フルタッチスクリーンというのがやはり曲者で、メッセージが書きたいように書けず、文字や数字を思うように押せないので、苦労することがよくあります。イタリアでは、業者に電話すると、「~についてお尋ねになりたい方は、数字の1を、~についてであれば、2を、それ以外の用件で電話されている方は、3を押してください。」という音声案内が流れる場合があるのですが、買ったばかりのときは、文字盤がないので、こういう電話中に、どうやったら数字が押せるのか分からずに、ひどく焦りました。必死で、インターネットで調べて、携帯電話の右脇の上にある、画面をブロックするスイッチを押すと、画面に文字盤を表示できると分かったときには、ほっとしました。商品の使用説明書には、このことについては一切書いていなかったのですが、夫が言うには、最近では、フルタッチスクリーンの携帯電話も多いから、分かっている人には、使用説明書に書くほどのことでもないのだろうということです。

 メッセージを送るのに苦労するというのが、今のところ、使っていて一番困る点かと思います。実は、Wi-Fiでインターネットに接続できるというのも、この電話が気に入った理由の一つなのですが、我が家で使っているADSL Aliceの Wi-Fiを、この携帯電話でも使えるかと思ったら、契約している電話会社がTIMでないとだめだと分かってがっかりしました。無料Wi-Fiスポットである飲食店では、接続できるのですが、夫や友人たちと一緒に出かけるので、自分だけ携帯電話の画面を眺めて、インターネットを使ってみることもできず、どんなふうにいろんなウェブページを見られるのか、Twitter やFacebookを使えるのかは、まだ分かっていません。

 時間をかけて、ゆっくりと使い方を学んでいきたいと思っています。

関連記事へのリンク
- 「新しい携帯電話」
- 「新しい携帯電話2」

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-11-18 11:56 | Altro | Trackback | Comments(8)

新しい携帯電話2

 イタリアに来て初めて、かつ生まれて初めて買った携帯電話が、ある日洗濯中に水中に落ちてしまい、修理を頼みにNOKIAの専門店に駆けつけて、修復不可能だといわれたことは、記事、「新しい携帯電話」で、お話しました。(リンクはこちら

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 上の写真が、その携帯電話です。あれ、ちゃんと画面が見えるではないかと思った方もいらっしゃるかと思いますが、そうなんです。再生不可能と言われたあとも、買ってから1年ほどしか経っていないので、心残りがあって、捨てることができず、箱に入れて、長いこと置いていたこの電話、ある日、ふと思いついて、充電用のコードを入れて、電源を入れたら、何と、再び使えるようになっていたのです。後でそれを夫に話すと、濡れた回線の部分が乾きさえすれば、使えるようになるんだよ、と言われました。水に落ちたどんな場合でも、こういう回復が可能ではないでしょうし、モデルが古いおかげで、水にも強かったのではないかと思います。

 すでに二つ目の携帯電話を買ってから、かなり月日は経っていましたが、再び使えることが分かったときには、とてもうれしかったです。こうして、携帯電話が二つできたおかげで、今、わたしには携帯電話の番号が二つあるのですが、どちらも、写真の携帯電話の画面に見えているように、Postemobileのものです。

 初めて買った携帯電話では、店に一緒につきあってくれた友人が使っていたVodafoneのSIMを購入し、その後知り合った夫も、やはりVodafoneの番号を持っていたので、そのままにしていました。かなり前の話で恐縮なのですが、当時のわたしの電話の契約では、1分間の電話料金が26セントで、1か月に20ユーロ使ったら、その半額が翌月使える電話料金として、返ってきていたような気がします。夫は、携帯電話が普及し始めた頃の契約のままで、以前は、昼間は1分35セント、夜は12セントというかなり高い料金を払っていました。電話を使って、得点をためれば、いろいろな賞品が手に入ることにはなっていましたが、二人ともそれほど電話を使うわけではありませんでした。

 そんな中、数年前のある冬に、ふと郵便局でPostemobileの宣伝を見ると、期間内に、他社からPostemobileに電話会社を変えたら、同じ電話番号を使い続けることができる上に、どんな電話会社と契約している電話と話しても、1分間11セントで、しかも、相手が受話器を取ったときに課金される料金(scatto alla risposta)がないと知り、この方がずっと電話料金が安いからと、夫と二人で、VodafoneからPostemobileに切り替えました。その際、わたしも夫もVodafone側から、「もしこのまま我が社に番号を残してくれるのであれば、向こう1年は、料金をサービスして、1分間8セントにしますよ。」という誘いがありました。今さら料金を安くすると言われてもと、結局二人ともPostemobileにして、電話代がかなり安く上がるようになったので、満足しています。それに、後から分かったことなのですが、PostemobileはVodafoneの電話網を借用しているようで、以前にVodafoneで通話可能であった場所では、Postemobileでも利用できるのです。

 ちなみに、数年前にわたしたちが交わしたこの電話契約、どの電話と話しても1分間11セント、SMS一つ11セントという契約は、CONvenienzaという名前で、現在も、今年の年末までに、他社の携帯電話の番号をPostemobileに持ち込めば、可能なようです。(リンクはこちら)今回は、10ユーロの電話料金を無料でもらえるという特典もあるようです。

 わたしは別にPostemobileや郵便局の回し者ではなくて、イタリアの郵便局では、よく長い列にいつまでも並ばなければいけないことがあることも、承知はしているのですが、一度契約さえしてしまえば、電話料金の補充は、たいていのTabaccheria (T字の看板が目印)でも、することができます。電話料金は安いのがいいという方には、いい選択肢の一つではないかと思います。(つづく)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-11-16 22:08 | Altro | Trackback | Comments(2)

いざとなったら

 最近は、毎朝6時過ぎに起きて、ペルージャから40kmほど離れたフォリンニョ(Foligno)の町に、通訳の仕事に出かけています。

 今年の6月にオートマ車を購入して、ようやくイタリアでも車を運転するようになったものの、ペーパードライバー歴が長いため、自分の運転に、まだあまり自信がありません。(記事はこちら)無料高速道路(superstrada)で、ペルージャから北に向かうことは、これまでも時々あったのですが、南に向かうと、高速道路が分岐する箇所が多く、斜線変更が分かりづらい上に、渋滞も多いため、アッシジやフォリンニョのある南に向かって運転したことは、ありませんでした。

 それが先週から何度か、公共交通機関を利用して、フォリンニョに行ってみて、乗換えや駅まで歩く時間のために、片道1時間半から2時間かかることが分かりました。その上、最近は日没が午後5時前になったので、仕事が終わってから、歩いて駅に向かうと、暗い中、交通量が多く、歩道のない道を歩くことになります。

 そこで、週末、月曜日からは、勇気を出して、自分で車を運転して行こうと決め、日曜日は、夫に同乗してもらって、フォリンニョまで行ってみました。さらに、これまで利用せずじまいになっていたカーナビも、使ってみました。

 夫に、「この道は何度も通っているのに、まだ覚えてないの?」と、あきれられながら、また、「ここは一時停止だから、きちんと止まって、よく左右を確認しないとだめじゃないか!」と叱られながら、行きは、40kmの道を、1時間近くかけて進みました。わたしがゆっくり進んだためでもありますが、日曜日の夕方で、渋滞していたからでもあります。

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 帰り道では、空が少しずつ夕焼けに染まっていきました。(上の写真は、10月10日に、ローマへの巡礼に必要なものをそろえようと、フォリンニョ郊外の大型スポーツ用品店に、夫の運転する車で出かけた帰りに、撮影したものです。)

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 途中で高速道路を下りて、サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会(Basilica di Santa Maria degli Angeli、記事はこちら
のミサに参加しました。

 5時から始まったミサが6時過ぎに終わった頃には、もう日がとっぷりと暮れていましたが、カーナビが、車線変更や分岐点でどの道を進むべきかを、それは親切に教えてくれるので、夫の助けもあって、無事に家までたどり着くことができました。

 こうして練習したおかげで、昨日も今日も、カーナビの助けを借りながら、一人でフォリンニョまで運転して行き、無事に帰ることができました。カーナビの、びっくりするほど正確で親切な道案内には、本当に助けられます。そして、車で行かないと、通勤が大変すぎるという状況に置かれたおかげで、「こんなにも早く自分一人で運転するとは思っていなかった道」を、しかも長距離にわたって、行き来することができました。車での行き方や所要時間を調べたViaMichelinのサイト(リンクはこちら)では、所要時間37分と書かれている道を、初めて夫と行ったときには、55分ほどかけて運転したのですが、今日は行きも帰りも、40分足らず。恐い思いをすることはあるものの、少しずつ、運転に慣れることができているようです。

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 この頃、めっきり気温が下がり、昨日も今日も、朝は車の窓ガラスが凍り、畑には霜が降りていました。お義父さんの助言で、フロントガラスに古いバスタオルを置いておいたら、そこだけは凍っていなかったので、助かりました。

 上の写真は、11月1日に撮影したものです。美しい紅葉を見せていた柿の木も、今はすべて葉が散ってしまい、熟しつつある実だけが残っています。今晩、夫は、合唱団の練習にいつもより早く出かけました。途中で搾油所に寄って、昨日届けたオリーブからできた今年の新オイルを受け取るためです。明日の夕食では、きっと新オイルでブルスケッタ(記事はこちら)を食べることになると思います。今から何だか楽しみです。

 ちなみに、二度と電車は利用するまいと思った動機の一つに、金曜日の帰りに、スペッロ(Spello)の駅の自動販売機で切符を買おうと思ったら、小銭を作るために、バールで水を買い、そのお釣りも使って、5ユーロ以上も入れたのに、3.2ユーロのはずのペルージャまでの切符を発行しないどころか、お釣りも出てこなかった、ということがあります。ローマやペルージャ、フォリンニョのような大きな駅にある普通の自動販売機とは違い、型の古い変わった機械ではあったのですが…… お釣りも切符も出ないので、どうしようと慌てていたら、電車が来たので、とりあえず乗り込み、車内を歩きに歩いて、車掌さんを見つけ、切符の販売機について事情を話しました。

 そのとき、自分が乗る電車を間違えて、反対方向に向かっていたことが分かったのです。この車掌さんが、親切に、次の駅に停車中の、わたしが乗るべきだった電車の運転士さんに連絡して、わたしが着くまでは、電車が発車しないように、取り計らってくれました。ただ、「時間がないから、電車が止まったらすぐに、線路を渡り、この電車の前、乗るべき電車の後ろを通って、向かい側のホームに渡るように。」と言われ、万が一、電車が動いたらどうしようと、ひやひやしながら、線路を渡りました。

 めったにあることではないのですが、こんなこともあったので、ひょっとしたら、自動車の方が安心なのではないかしら、と思ったことも、今週からフォリンニョまで、車で通うことになったきっかけです。何はともあれ、仕事が終わる木曜日まで、安全運転に気をつけます。

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by milletti_naoko | 2011-11-15 22:51 | Altro | Trackback | Comments(6)

近況報告

 壊れかけて、使い勝手が悪いのに、新しく購入する機種を決めかねて、ずっと使い続けていたのは、携帯電話だけではありません。

 掃除機も、ホースの一部が切れたり、スイッチを押してもコードが収納できなかったり、吸い込みが悪かったりするのに、使い続けていました。値段や性能に幅があり、100ユーロ以内の安いもの、200ユーロほどのもの、それとも400ユーロ以上するダイソンの掃除機か。いろいろ悩み検討したあげく、値段はひどく高いのですが、ダイソンの掃除機を注文しました。夫は反対でしたが、掃除機を使うのも、払ったのもわたしですもの。

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 ダイソンの掃除機と一口に言っても、機種が多いので、インターネットで情報や使用者の感想を調べて、機種を決めるまでに、かなり時間がかかりました。そうして、注文したのが11月4日。届いたのが11月8日。それが、今週は昨日まで、毎日仕事で朝から晩まで忙しく、届いた日の晩に、喜びいさんで箱を開けたものの、組み立て方が分からず、どうせその晩は掃除はしないからと、居間の片隅に置いたまま、まだ、きちんと組み立てることさえできていません。

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 今日こそは、洗濯のあとに掃除をと思ったら、ミジャーナでのオリーブ収穫を、友人たちがリミニからはるばる手伝いに来てくれることになり、義母が皆の昼食を準備するのを手伝い、それから、車で昼食を届けて、皆と一緒に食べました。紅葉の美しい木々に囲まれたミジャーナで、昼食後、家の改築状況を見たり、しばらく一緒にオリーブを摘んだりしていたら、帰るのが遅くなりました。この記事だけ書き終えたら、再びダイソンくんの組み立てに挑戦して、1週間の間にたまったホコリを退治するつもりです。

*追記(2011年12月22日)
 わたしが購入した掃除機は、Dyson DC32 Animalproです。音は少々にぎやかで、以前使っていた掃除機に比べると、大きくて重いのですが、それでも、吸引力がとても強く、一度掃除しただけで、まるで水ぶきをしたように、ホコリがきれいになくなるので感動しています。動物がいないのに、この掃除機を買ったのは、アレルギーやフローリングにも対応している上、他の機種に比べて、どのサイトで見ても、とにかく使用者の評価が格段に高いからです。車内やソファーの掃除に役立つ部品があるのも便利で、買ってよかったと満足しています。ただ、今さっき、わたしが購入したAmazon.itのサイトで見たら、同じ掃除機の値段が、400ユーロ近くから、359ユーロに下がっているのが、ちょっとショックでした。(リンクはこちら

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by milletti_naoko | 2011-11-12 15:47 | Altro | Trackback | Comments(8)

新しい携帯電話

 もう1か月ほど前の話ですが、ようやく新しい携帯電話を買いました。

f0234936_7581944.jpg

 こちらが、その新しい電話です。いろいろな広告やインターネット上の意見を参考にして、手で触れられる文字盤のある携帯電話を買おうと思っていたのですが、郵便局では当時99ユーロで売られていたこの電話が、その日入った電器屋では、69ユーロとかなり安い値段で売られていて、少し迷ったものの、すぐに購入を決めてしまいました。

 日本に住んでいた頃は、携帯電話というものを持ったことがなかったのですが、さすがに海外に留学する身では、いざという時に、連絡が自由に取れるので、必要だろうということで、2002年にイタリアに暮らし始めてすぐに、まずは一つ購入しました。

 その携帯電話は、1年ほど後のある日、手洗いで洗濯をしようと、洗剤を入れたお湯の中に、洗濯物を入れて、もみあらいしていたとき、うっかり水中に落とししまいました。すぐに気づいて、取り出しましたが、電源が入りません。当時はペルージャに暮らしていて、NOKIAの携帯電話であったため、ペルージャ駅の近くにあるNOKIAの店に持って行って、店員さんに見てもらったのですが、回路が水に濡れて駄目になっているから、修理のしようがないと言われてしまいました。初めて買ったもので、値段が分からなかった上、マルケ州の小さな小さな村の店で買ったこともあり、また、いざというときに、携帯電話を通してパソコンをインターネットに接続できるようにと、bluetoothがありインターネットに接続可能なものを選んだため、実はこの最初の携帯電話は、200ユーロ以上もしたように覚えています。それで、とても残念に思いながら、やはり携帯電話は必要だからと、ペルージャの中心街で、今度は110ユーロほどで、購入しました。ペルージャでは、外国人大学を始め、市立図書館など、インターネットを利用できる場所が多かったので、bluetoothやインターネットにこだわらずに、通話ができて、メッセージさえ送れたらいいと思って、店にあった中から選びました。

 こうして愛用していた二つ目の電話が、最近ではすっかり調子が悪くなり、もう1年近く前から、携帯電話としては、まともに機能しなくなっていました。外出中に通話を始めると、なぜかすぐに電源が切れてしまうようになったのです。家で充電しながらであれば、ふつうに話をすることができたのですが、これでは「携帯電話」としての機能を果たしていません。それに、もう何年も使い込んだので、文字盤に書かれた数字や文字には、消えかけたものや、まったく見えないものも、いくつかありました。(つづく)

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by milletti_naoko | 2011-11-07 23:59 | Altro | Trackback | Comments(6)

夏の強い味方

 ペルージャはイタリア中部にあり、同じ中部にあるローマよりはかなり北方にあるのですが、それでも、ニュースで、「イタリアで今日最も暑い町の一つ」として登場することが、しばしばあります。

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 今週は、空が雲ひとつなく晴れわたり、最低気温が20度、最高気温が35度という日が続いています。冷房のない屋内では、夜間・早朝の涼しい間に屋外の空気を取り入れることによって、なんとか室温を25度近くまで下げることができます。こうして、朝の涼しいうちに窓とよろい戸をすべて閉めきっても、最近では、夕方には、室温が30度近くまで上がり、夜8時には、まだ外の空気は暑くて、28度近く。夜11時になって、ようやく外の気温が、24度ほどに下がり、窓を開けて入ってくる空気が肌に心地よく感じられるようになります。

 だからと言って、寝苦しいからと窓を開けて眠ると、電気を消していても、窓から次々に蚊が飛び込んできて、一晩中眠りを妨げます。日本の家では、最初から網戸と網戸用のサッシのある家が多いと思うのですが、イタリアの一般家庭では、網戸どころか、そもそも網戸用のサッシそのものがない家が多くあり、我が家もその例に漏れません。

 あまりの暑さに、窓を開けずには眠ることができず、かと言って、窓を開け放して眠ると、蚊に睡眠を妨げられる、という日がしばらく続いたあと、これは、あの商品を購入するしかないだろうという結論に至りました。

f0234936_2272952.jpg

 すぐに賛同した夫と、昨晩購入したのが、こちらの品物です。そう、蚊帳なのです! 一番いいのは、すべての窓に網戸を張ることですが、網戸用のサッシがない窓一つひとつに網戸を取りつけていては、時間と手間がかかりすぎるからです。

 わたし自身、蚊帳というものは、日本では、昔を語る映画やドラマの中でしか見たことがありませんでした。

f0234936_2274795.jpg

 それが、この7月に、生まれて初めて、友人宅で、蚊帳というものを目にして、しかも実際に自分で使ってみる機会に恵まれました。上の写真の客室は、屋根裏にあるため、天井が傾斜して、蚊帳の取りつけ方が、少し独特です。手前にある布は、天窓を覆っています。

 蚊帳を幾夜か使用してみて、窓から入る涼しい風をしっかり身に感じることができるのに、蚊は中に入ってこないので、ゆっくり休むことができることに、感動しました。さらに、レースのような蚊帳に包まれて、ベッドが優雅なものに感じられました。それで、このときから、わたしはすっかり蚊帳に魅かれてしまいました。

f0234936_5342982.jpg

 その10日ほどあとに滞在したかずこさんのB&B(リンクはこちら)のお部屋にも、やはり蚊帳がありました。こちらの蚊帳は、最初の写真にも見えるように、標準的な取りつけ方をしていて、我が家でも、昨晩、こんなふうに寝室の天井から取りつけました。(我が家の寝室の写真は、夫に叱られそうなので、掲載しません。)

 おかげで昨晩は、ひんやりとした空気の流れ込む涼しい室内で、蚊を気にせずに、久しぶりにゆっくりと眠ることができました。王さま、お姫さまが眠るベッドのように、美しいレースを思わせる蚊帳に覆われた床に眠るのは、何だか気分もよくて、夫と二人、買い物にそれは満足しています。値段も13ユーロ足らず。金具を天井に取りつける作業もすぐに済みました。

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by milletti_naoko | 2011-08-25 19:28 | Altro | Trackback | Comments(14)

治りました!

 ピエモンテの山を歩いている途中に転びかけ、左手をついた際に不全骨折を起こしていた中指(記事はこちら)は、救急病院で手当を受けたとき、20日間固定するよう言われていました。昨日は、ちょうどその20日目だったので、どきどきしながら、病院に行って、レントゲン撮影をし、診察を受けました。

 結果は、もう骨に問題はなく、重いものを持つのは避けなければいけないけれど、順調に治っていくはずだということでした。心配してくださった皆さん、ありがとうございます。まだ腫れも痛みもあって、十分には曲げられないのですが、それは、包帯でずっと締めつけられていたためだ、ということです。

f0234936_19385055.jpg

 わたしの左手の写真だけというのもなんですから、旅行中にすっかり枯れていたのに、8月7日にわずかながら花を咲かせていた赤いバーベナ(記事はこちら)が、今朝は、いくつも美しい花を咲かせていた様子も、一緒に撮影してみました。

f0234936_19391271.jpg

 そこで、今朝は、さっそく野菜畑に、野菜を収穫しに行きました。今日の収穫は、トマト、プチトマトにズッキーニ、サニーレタス。そして、ルーコラです。トマトの表面の皮が裂けて、筋が入ってしまっているのは、先週しばらく夏らしくない涼しい日が続いたため、ということです。やっぱり両手が使えると、野菜を採るのも、洗うのもとても楽です。今日の昼には、新鮮な野菜のサラダ。今から食べるのが楽しみです。

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by milletti_naoko | 2011-08-11 12:39 | Altro | Trackback | Comments(12)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


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Naoko Ishii
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