カテゴリ:Fiori Piante Animali( 256 )

雪分けて咲くクロッカスと聖フランチェスコゆかりの洞窟・教会、リエーティ

 ペルージャでは明日は若干気温が上がるものの、また土曜から気温が下がり、来週は寒い上に雪が降る日も少なくないようです。イタリア中部では、冬の山で雪が解け始める頃、山を歩くと、自生のクロッカスやマツユキソウに出会うことがよくあります。

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Fiori trovati sul sentiero per il Sacro Speco, Poggio Bustone (RI) 15/2/2013

 冬の寂しい風景の中、他に先駆けて咲くクロッカス(croco)たちの花の強さに習いたいものだと思いつつ、人一倍寒がりなわたしです。

 最近インスタグラムに雪が残る山に咲く美しいクロッカスの写真を載せようと、過去の写真を探していて、上の写真に行き当たりました。聖フランチェスコゆかりの小さな教会へと、冬の山を登る途中に出会った花たちです。



 せっかくなので、この教会を紹介してから、ここに行く途中に出会った花ですという形で、インスタグラムに投稿することに決め、おとといにこちらの写真を、


Una foto pubblicata da Naoko Ishii (@naoko_perugia) in data:



そして、せっかくだから以前のブログ記事で紹介できぬままでいた教会内部の写真もと、こちらを昨日投稿し、この2枚を経て、先ほどようやく冒頭のクロッカスやスミレの写真を投稿したところです。

 わたしが好きな自然の風景や花の写真を多く撮る人をフォローしがちだからか、先週山に咲くヘレボルスの花の写真を載せたら、意外なほど反響が大きかったので、今度はクロッカスの写真をと思いついたのです。

 まだまだ厳しい寒さが続きますが、自然は冬の間も、少しずつ新しい春への準備を続けていることを思い、わたしも頑張りたいと思います。

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by milletti_naoko | 2017-01-11 23:59 | Fiori Piante Animali | Comments(2)

新年会おねだり猫ちゃん人気者

 土曜の新年会では、友人宅の愛猫、ミンマもまごうことなき主人公でした。

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 ここはわたしの特等席と言わんばかりに、友人のおなかの上で甘える様子もかわいらしかったです。

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 食事の間は、テーブルの下を歩いては、だれかの膝の上に前足を載せて、

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わたしにも何かちょうだいねと、つぶらな瞳でおねだりし、皆がチーズやら肉のかけらやらを、やっていました。

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 ミンマは、食事の前後に、皆で薪ストーブを囲み、おしゃべりをしていた間は、ストーブの前にごろんと寝転がってくつろいでいて、その様子があまりにもかわいらしいので、たとえばこのカメラの自動撮影機能を使って撮った、わたしもいる集合写真でも、わたしはテーブルの上にカメラを置いてすぐ大急ぎで奥まで走ったのですが、

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猫の君は、どこ吹く風とのんびりしていて、友人がうれしそうになでなでしていました。そこにいるだけで、何だかついうきうきしてうれしくなる、とってもかわいい猫です。

関連記事へのリンク
- 友と楽しく新年会、プレッジョ (7/1/2017)

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by milletti_naoko | 2017-01-09 23:59 | Fiori Piante Animali | Comments(6)

日々こつこつ肩リハビリも日本語も

 昨年から今年の初夏にかけてお世話になった理学療法士のアレッサンドロが、故郷のナポリに戻ってしまい、通っていたカイロプラクティック院にいなくなってしまったため、凍結肩(癒着性関節包炎)で可動域をできるだけ取り戻すには、療法士による施術と指示を受けてのリハビリ運動が必要だと知りつつも、新しく勤めている療法士さんは、アレッサンドロほど経験や技術があるだろうかという不安が、左肩まで凍結肩を患い、再び通院が必要だというときになって、頭をよぎりました。

 新しい療法士さんは、最初は様子を見るために手加減しながらの施術で、一度は忙しくて別の新人さんの担当になったこともあり、どうかなと思ったこともあったのですが、幸い、若いのにそれは勉強家かつ患者思いの人で、仕事中は息つぐ暇もなく忙しいというのに、昼休みには担当する人の検査の結果を調べ、家でも何冊も買ってきた専門書で勉強しようというほど熱心な人です。「研究結果など、いろいろ自分で調べて勉強しないと、日々いろいろと技術や療法も進化しますからね。」とのことで、ごく最近の研究結果で知った療法を、わたしと、別に同様に凍結肩を患っている男性に、試みてくれています。まだ痛みが激しい上に、動きがひどく制限されているのですが、その新しい療法の効果が、その日の施術前後の肩の動きの違いにすぐに表れることさえあって、感謝しています。

 うちでも毎日、指示してもらった運動を継続することが必要だと分かっているのに、うちでパソコンに向かって仕事をしたり、食事のしたくやアイロンがけなどの家事をしていると、ひどく肩や腕が痛むので、痛まない範囲でできる運動はするものの、痛みを伴う運動はついついさぼってしまいます。ただ、本当は毎日でも通うのがよかろうところを、療養までが長い病気で、毎日通うほどの時間とお金の余裕がないため、せめては、「効果を得るために最低限必要」と言われた週に2回通っているので、療養のない日も、きちんと運動をこつこつと続ければ、それが回復を早めることは分かっています。なのにできずにいたのですが、今朝、「ぼくの施術も、そうやって毎日家でも運動をすることで、より効果が出てくるんですから。」と聞いて、そのとおりだと反省し、今日は夕方うちに帰ってから、きちんとするべき運動を一通り終えました。

 と言うのも、そういう療法士さんの言葉を聞きながら、当たり前と言えば当たり前なのですが、わたし自身が新しい日本語の生徒さん、現在および過去のすべての生徒に言ってきたことに通じるものがあることを、改めて感じたからです。新しい生徒さんは忙しくて、うちで授業の復習をする時間がなかなか取れないようですが、授業があるときだけ学ぶのと、授業がないときにも、1日に20分でもいいから復習をするのでは、かなり学習成果が違ってきます。復習をすれば、学んだことを忘れずにすみ、確実に定着させて、自分のものにすることができるし、自分が苦手なところが分かって、その克服に向けて努めることもできるようになることでしょう。

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 昨年の生徒さんの一人が、

「学ぶ」の「学」という漢字は、一生懸命勉強して、脳みそが煮つまりそうに、溶けそうに、頭が爆発しそうになって、髪がほうぼうを向いて逆立つ、まさにそういう感じを表しているように見える

と思うまでに、日本語の勉強に苦しみながらも、必死で取り組んでいたように、肩のリハビリでも、さぼっているフランス語の学習でも、思うようにできずにいる瞑想でも掃除でも、「ぼんやりやろう」と思うだけではいつまでもできないので、まずはこつこつと、するべきことを少しでもしていって習慣にしてしまうことが大切であり、それを習慣にするためには、やはり「なんとなく」ではなく、「よしやるぞ」という思いと気合がなければいけないのだなと感じたのです。いったん軌道に乗ってしまえば、後は続けやすくなることは、経験的に知っています。リハビリと掃除については、そういう意気込みを持って臨み、瞑想とフランス語については、限られた時間の中で何ができるか、何がしたいかを改めて考えて、結論を出してみたいとも思っています。

 日曜に日本語能力試験のN3を受けた生徒さんに尋ねると、「合格できるかどうかは分からないけれども、自分なりに試験前にも試験後にも全力を尽くせたので、悔いはありません。先生に教えてもらって、とてもよかったので、またこれからもお願いします。ありがとうございます。」と、お礼まで書いてくれて、本当にうれしかったです。N2はN3と違って、過去からすでにあった2級に該当するので、どういう語彙や漢字、文法事項などを学ぶ必要があるか、その手がかりがあります。単なる受験対策にとどまらない、もっと深みがあって本当に学力がつく日本語の授業をしながら、N2に合格できるようにするには、どういう教科書や問題集がいいだろうかと、今調べているところです。

関連記事へのリンク
- 学問も爆発だ - イタリア風新解釈 漢字の成り立ち 第1回 (20/4/2015)

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by milletti_naoko | 2016-12-06 23:59 | Fiori Piante Animali | Comments(4)

秋の窓集って冒険テントウムシ

 10月末の土曜日、ミジャーナの家のピザ窯設置応援に、フランコたちがやって来てくれた午後、日が差し始めた西向きの窓を開けようとしたら、テントウムシたちがたくさん屋内に入ってきたので、びっくりしました。

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Coccinelle alla finsetra! 29/10/2016

 二十数匹はいたのではないかと思います。実は、テントウムシといっしょに、アブもたくさん入ってきて、外に追いやるのにしばらくかかった上、アブといっしょでは写真が美しくないため、時間が経って、テントウムシたちがそれぞれ思い思いの方向へと分散してから、写真を撮影しました。

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 下へと向かい、窓台の裏側を、背を床に向けて歩き始める器用なテントウムシもいれば、

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高いところに興味があるのか、仲間たちから離れて、上へ上へと登っていくテントウムシもいます。

 
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 窓辺を離れて、机の上の夫のバッグにまで遠征したテントウムシたちもいます。

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 このあとマヌーに誘われて、秋のテッツィオ山を散歩しに出かけました。帰宅して2階に上り、テントウムシたちが入ってきた西向きの窓から外を見やると、オリーブの木々の向こうに、紅葉した森が見えて、きれいでした。

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Tante coccinelle alla nostra finestra!

Fuori bei colori d'autunno.
Migiana di Monte Tezio, Perugia 29/10/2016
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by milletti_naoko | 2016-11-10 22:11 | Fiori Piante Animali | Comments(8)

金色きらきら菩提樹の葉

 今日午後6時頃、友人たちとの温泉1泊旅行から無事帰宅しました。うれしいこと、おいしいものがたくさんの楽しい旅になりました。

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Viale di tigli, Abbadia San Salvatore (SI) 22/10/2016

 中でも、思いがけず感動したのは、昨夕食事のあとに、町を散歩していて出会った菩提樹の木々です。

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 黄葉した葉が、夜明かりに照らされて、きらきらと金色に輝くようで、それはきれいでした。

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Le foglie di tiglio dorate

brillano con le luci dei lampioni.
Magica la passeggiata notturna
con amici ad Abbadia San Salvatore.
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by milletti_naoko | 2016-10-23 21:58 | Fiori Piante Animali | Comments(4)

秋の足音、シクラメンとホオズキ

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 昨日、庭に出てみると、秋咲きのシクラメン(ciclamino)が、もうきれいに咲いていました。改築中のあるミジャーナに、一面に咲く自生のシクラメンの球根の一つを、夫がペルージャのうちの庭に移し替えたのは、いつのことだったでしょうか。

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 テラスでは、ホオズキ(alkekengi)もオレンジ色に色づいています。

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 夕食後、地平線の近くに、それは美しい月が見えました。カメラを取りに行っている間に、雲に隠れてしまったのですが、雲の間に輝く様子も、風情があります。

 週末は、日中暑くて困るほどだったのに、ペルージャでは昨日からにわか雨が降り、北風が吹いて、気温が下がり、昼も涼しく、朝晩は冷え込みを感じるほどになりました。日の入りも、いつの間にか午後7時半過ぎと早くなり、夏が去り、秋が訪れようとしていることが感じられる今日この頃です。

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Ciclamini, Alkekengi & la Luna fra le nuvole
si avvicina l'autunno.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-09-06 23:59 | Fiori Piante Animali | Comments(6)

小さくも初年収穫初梨うれし、イタリア

 「日本のおいしい梨がイタリアでも食べたい」とわたしが言い、ミジャーナにいろいろな果樹を植えようと考えていた夫がいいよと言ってくれて、昨秋は、二人で植木屋を回って、栗やアーモンド、ブドウなどの若木と共に、梨の若木も二本購入しました。

 その梨、幸水と豊水の若木には、4月、白いきれいな花がたくさん咲いて、初年度から梨が食べられるかもしれないと二人で楽しみにしていました。5月にはけれど、小さな実が三つ育っていたのは幸水だけで、豊水には実が一つもありませんでした。

 ミジャーナでは、夏は雨がなかなか降らず、野鳥がくだものをつつき、山の動物が木の幹を傷めてしまいがちなので、梨をはじめ、果樹に実がみのりますようにと、半ば祈りながら楽しみにしていました。

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 そうして、たくさんの花の中から、三つだけ育った梨の実のうち、ただ一つだけが残り、直径4、5センチと小さくはあるものの、梨らしい色合いになり、けれども、強風のためか、鳥のいたずらか、地面に落ちているのを、つい最近夫が発見しました。リンゴはまだかなり青く小さいうちに、おそらくは暴風のために落ちてしまったと思われます。

 一方、梨の方は、ふつうの幸水に比べると、四回りほど小さいものの、ちゃんと熟した梨らしい色をしています。

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 向きを変えると、こんなふうに傷んでしまった部分があるのが、よく分かります。

 鳥がつついたのでしょうか。幸い、痛んでいるのは表層だけで、ナイフで皮を向き、傷んだ部分を取り除いて、小さく切り分けて、夫と二人で食べてみると、もう少し甘さがあればとは思うものの、なつかしい日本の梨の、あのおいしい味がしました。

 梨の実さん、元気に育ってくれてありがとう。来年は、もっとたくさん実がなって、さらに大きく育ってくれますように。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 紅葉の山で植樹に穴を掘る / Foliage a Migiana di Monte Tezio (6/12/2015)
- 梨の木騒動 / Alberelli di Nashi (28/11/2015)
- 梨の花咲くミジャーナ / Nashi in fiore (7/4/2016)
- 梨の実初年に育つかな@イタリア / Piccoli frutti sull’alberello di Nashi! (26/5/2016)

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by milletti_naoko | 2016-08-10 23:32 | Fiori Piante Animali | Comments(6)

凍結肩の右肩と新たな左肩の痛み、その後

 昨年秋以降激痛に悩まされ、動きがひどく制限され、凍結肩(癒着性関節包炎、狭義の「五十肩」)と判明した右の肩は、専門医の診療を受け、昨年末から今年6月初めにかけて、週に2度リハビリに通ったおかげで、痛みもかなり和らぎ、可動域もかなり回復することができました。

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Fiori di elicriso 2/7/2016

 ところが、4月上旬頃から、少しずつ左肩が痛みだし、6月のフランス旅行前に超音波検査で、tendinosiという診断を受けました。その頃は、以前から予約していた両肩の超音波検査と皮膚科でのホクロ検査が予定されていた上に、光視症と後部硝子体剥離のために、緊急診療も含めて、かかりつけ医や病院の眼科にたびたび足を運ぶことになり、さらに迫る旅行のための宿などの予約も必要で、ひどく慌ただしかったため、イタリア語版Wikipediaで調べて、対応する日本語がないので、病気の説明だけ読み、リハビリで通っていたカイロプラクティック院の専門医に、超音波検査の結果と両肩の様子を見てもらって、「右肩は可動域をまだまだ取り戻さなければいけないけれど、もう半年もリハビリに通っているなら、後は自宅で体操をきちんと毎日続ければそれでいいですよ。左肩もなるほど、腱炎とtendinosiがあるから痛むのだと、痛みの理由が分かりました。右肩と同じように、左肩の方も、毎日体操をすること。」と言ってもらって、自宅で運動をすればいいものと、安心していました。

 ただ、眼科からも後部硝子体剥離のために、今後のことを考えて、重いものは持たぬように言われ、肩についても専門医から、両肩とも重いものを持つのは避けるように言われたため、かかりつけ医からは、6月の旅行は延期した方がいいと言われていたのに、久しぶりに友人と旅行をしたい夫から、「荷物はぼくが持つから」と誘われ、わたしもちょうどジヴェルニーのモネの庭を映画で見て、フランス旅行に自分も行きたいと心が動き、予定地の一つ、モン・サン・ミッシェルは以前から行きたかったところなので、目と肩には気をつけるつもりながら、結局はフランス行きを決行しました。

 そうして夫は悪気はなく、わたしも夫をあてにしすぎてはいけなかったのですが、自宅使いの重いノートパソコンと一眼レフのカメラを携帯したら、自分の荷物だけでひどい重さになり、わたしの荷物を運べるような状況ではなかったので、結果的には、旅行中、わたしの荷物は自分で運ぶこととなりました。ただし、1週間後にシャルトルで合流した友人たちの借りたレンタカーに入るようにと、荷物は極力少なく抑えていたので、助かりました。そうして、旅行中は、きちんと体操をする時間や体力的な余裕がなく、専門医の助言に反して、重いものは持った上に体操はしないままに2週間が過ぎました。そうして、イタリアに戻って、夜眠れぬほどの咳とのどの痛みが1週間以上続き、やはり体操ができない日が続きました。

 そのためか、7月の初め頃から、時々左肩がひどく痛むようになり、この2、3週間ほどは激痛のために、主義に反するものの、時々鎮痛消炎剤を飲んで、しのぐようになりました。同時に、以前特に冬の朝に痛んで、かかりつけ医に、関節症(artrosi)と診断された右指の関節が、特に朝痛むようになり、しかも以前に比べて痛む関節の数が増えました。痛みがひどくなった頃から、医師に言われたように、「痛みがひどいようであれば体操を加減する」ように気をつけながら、できるだけ毎日、指示された両肩の体操、そうしてエゴスキューの肩のEサイズをするようにしました。そうして、わたしの関節の痛みを心配して、夫が自分もかつて飲んでよかったという関節によい栄養補助剤を、わたしのために注文してくれて、そのカプセルも7月18日から毎日摂取するようになりました。週末などに出かけるときと、朝早くから仕事があるときは、体操が難しいのですが、そうやって最近は、かなりまじめに体操に取り組んでいます。さらに、イラクサとアマーロ・スヴェデーゼ、ハチミツとシナモン、さらにショウガ、カレープラント(elicriso)など、鎮痛消炎剤や関節によいという薬草を、あれこれとハーブティーなどにして飲んだりしています。

 ところが、右肩は日が経つにつれて、動きをより回復し、痛みも軽くなる一方なのに、左肩は何かの拍子に激痛が走り、気がつくと、五十肩の症状が重かった頃の右肩ほどではないものの、肩の可動域が狭くなり、さらに左肩が日中も痛んで、何かの動作で激痛が走るばかりか、夜に左肩の痛みで目が覚め、早朝も痛みのためにベッドに横たわっていられず、朝はその痛みがしばらく続くため、朝の涼しいうちに済ませておきたい水やりや掃除、アイロンがけを、夕方まだ暑い頃に、しなければいけないようになりました。

 左肩の病状が悪化して、ひょっとしたら左肩まで凍結肩になろうとしているのではないか、あるいは、何か他の病気かもしれないと、カイロプラクティックの専門医に診療を受けようと思ったのですが、公費補助が出る診療枠は8月15日まで空きがないので、8月22日の夏休み後の開院以降にまた電話をするようにとのことです。鎮痛剤も残り少なくなってきたし、6月からの2か月間に、肩の症状がどう変わっているか検査を受けるためにも、かかりつけ医の診療所を訪ねようかとも思ったのですが、昨年かかりつけ医が自宅で体操をするようにと繰り返すばかりで、超音波検査を指示してくれたのは、激痛のためにもうどうしようもない状態になってからであったこと、そうして、凍結肩という専門医の診断を伝えても、単なる肩の痛みととらえているふうであったことから、行ってもしかたないか、必要な検査が何かも分かるまいと、あきらめました。そうして、昨年、鎮痛消炎剤を飲んでも、結局生姜湯やニンニク、オリーブオイル、アマーロ・スヴェデーゼなどの薬草療法を試みていた頃同様に、肩は痛んだことを思い、どうしても痛みが耐えられないとき以外は、できるだけ鎮痛消炎には頼らず、薬草を使おうと考えました。

 そうして今日になって、そう言えばそもそもtendinosiとは日本語で何だろうと、Wikipediaイタリア語版の解説ページの左手から、該当する英語を調べ、さらにその英語の病気名は日本語で何と言うかを調べてみて、どうやら「慢性腱炎」あるいは「腱症」と言うらしいと分かりました。本当は医師に診てもらうのがいいのですが、専門医の診療は、早くとも8月22日までは待たねばならないので、これから、この「慢性腱炎」と「腱鞘」について、手持ちの肩の痛みの本や、インターネットでいろいろと調べて、専門科医診療までの対策を練ってみるつもりでいます。

 幸い特に痛むのが今は左肩なので、日常生活や仕事への支障が、右肩の場合に比べると少ないので、助かります。以上、自分自身の覚え書きの意味を込めて、長々と書き留めてみました。

 写真は、先月マルケ最大のブナの木を訪ねた帰りに立ち寄った村で見かけたカレープラントの花です。

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Belli i fiori di elicriso, i fiori del sole.

A giugno la tisana di elicriso mi ha aiutato a calmare la tosse.
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関連記事へのリンク
- 財布にも痛い五十肩@イタリア
- ぎっくり腰と腰痛・肩こり撃退体操、エゴスキュー
- 飛蚊症・後部硝子体剥離と旅行@イタリア前編
- 飛蚊症・後部硝子体剥離と旅行@イタリア後編

参考図書・リンク
- 「エゴスキュー・メソッド」肩のE-サイズ日本語資料 (PDF)
↑↑ 昨年は肩の痛みに、まず下の本にある全体調整メニューを試みたのですが、肩関節の拘縮で二つ目のEサイズが不可能で、また、次に試みた、以前に何度か続けたことのある腰や肩の体操は時間がかかる上に、後の痛みがひどいために断念し、短い時間で済んで、痛みの少ないこの体操を、今のところは続けるつもりでいます。
- ピート・エゴスキュー著、越山雅代監修・訳、『痛み解消メソッド驚異のエゴスキュー』、ロングセラーズ

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-08-04 22:32 | Fiori Piante Animali | Comments(6)

古代小麦を庭で初収穫

 庭に植えた有機栽培の古代小麦(grano antico)のつぶから育った緑の苗はすくすく育ち、先月フランス旅行から帰ったら、金色の麦の穂が、庭でわたしたちを待っていました。

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Raccolta del grano antico nel giardino 19/7/2016

 先週その一部を収穫したのですが、夫の顔がうれしそうなのは、かつて、レスキオの畑で育てた小麦をイノシシに食べられ、ミジャーナに植えた小麦は、つぶのうちに野鳥が食べたためか苗を見ることがなかったという苦い経験があるからです。

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 栄養価が高く、グルテンが少ないため健康にもいい、自家栽培のこの古代小麦は、さらにもみ殻からより分けたあと、うちで挽き(器械については、下記ポレンタの記事を参照)、そうしてできた全粒小麦粉(farina integrale)で、パンやピザを作るのに使う予定です。全粒小麦粉は、ケーキはわたしが何度か作ったことがあり、パスタは市販のパスタの乾麺を購入したことがあるのですが、どちらも味が今ひとつだという結論に二人で達したからでもあります。

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Piante di grano tra i papaveri 22/4/2016

 春にはヒナゲシやキンセンカと、夏にはヤグルマソウと、庭で並んで育った古代小麦を味わえる日が楽しみです。

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Raccolta del grano antico cresciuto nel giardino

insieme ai papaveri, calendule e fiordalisi.
Sorriso di soddisfazione sul viso del coltivatore.
Si può raccogliere finalmente il grano,
per questa volta non è stato mangiato
né dagli uccelli né dai cinghiali.  
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 古代小麦育ててパンとピザ作り / Cresce il grano antico (24/3/2016)
- 自家栽培のトウモロコシを自宅で挽いて、ポレンタに / Buona la polenta fatta a casa (11/12/2015)
- 美人ひなげし / Bellissimi i Papaveri tra le piante di grano (22/4/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-07-23 22:34 | Fiori Piante Animali | Comments(6)

バラと雨と継続と

 6月11日にフランス旅行に出発する前は、雨の日が多く、例年に比べて気温が低かったため、庭のバラがそれはきれいに咲いていました。2週間後に帰宅すると、雨が降らぬ暑い日が続いたためか、予想はしていたのですが、花はもう一輪もありませんでした。

 ところが、先週、時々雨が降って、気温がかなり下がり、涼しい日が続いたおかげか、庭の花がまずは一輪咲いて、次々につぼみができ、

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18/7/2016

今日は、そのつぼみたちもきれいに花開いています。一方、週末の2日間、留守にしただけなのに、鉢植えの植物はぐったりしていて、再び元気を取り戻すには、しばらく時間がかかりそうです。

 フランス旅行中は時間を取るのが難しく、帰宅してからは咳がひどくてと、リハビリに通うのを旅行前にやめた上に、肩の体操をさぼったからか、最近また両肩がひどく痛むようになってきました。ディーパクの瞑想講座も、今日は、イタリア語版を聴くことができぬうちに終わってしまい、英語版も、ぎりぎりの5日遅れなのに聴けずじまいで、明日の朝できるだけ早く起きて、午前9時前までに余裕を持って、必ず聴くつもりでいます。

 水やりと同じで、体操や瞑想講座も、1日のうちのこの時間には必ずすると決めてしまって、決めたとおりに実行しなければいけないなと、肩の花と心の花の元気と健康のために、そう感じています。

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Di nuovo i Fiori di Rosa nel nostro giardino

grazie alle piogge della scorsa settimana.
Che l'anticiclone africano Caronte sia gentile con i fiori e con noi.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-07-18 23:59 | Fiori Piante Animali | Comments(6)