カテゴリ:Fiori Piante Animali( 296 )

蝶の館、スペッロ バラ祭り

 夫のおかげで、イタリアに来てから野山を歩く機会が増え、花に群がる蝶を見ることも少なくないのですが、たいていの場合は、わたしが近づいたり、カメラを構えたりしている間に、蝶が逃げてしまいます。そのため、昨日のバラ祭りの会場で、まぢかに蝶たちを観察・撮影することができて、うれしかったです。

f0234936_3294852.jpg
Mostra, Farfalle di sogno
I Giardini delle Rose, Spello (PG) 3/6/2017

 わたしが一番きれいだなと思ったのは、こちらの黒と青を基調とした大きな蝶です。残念ながら、羽を閉じているところしか撮れませんでしたが、その美しい模様が垣間見えるのも、かえって風情があるかと思い、載せてみました。
 
f0234936_3585255.jpg

 毛虫がやがてさなぎとなり、蝶になることを、知識としては知っていても、自分の目で見たことがなかったので、昨日は、さなぎが蝶になるところを見ることができて、興味深かったです。

f0234936_3594146.jpg

 「蝶がいるところ」ということが推測できるように、「蝶の館」という題名にしましたが、この蝶たちやさなぎは、極彩色の大きなテントの中にいました。 

 わたしたちがテントに入った12時半には、日がさんさんと降り注ぎ、テントの中は蒸し暑いほどでしたが、それも、熱帯から来た蝶たちが本来棲むべき環境に合わせてのことかと思います。

f0234936_5183624.jpg

 多くの蝶たちは、まだ蝶になったばかりで羽が乾かず、飛ぶことができないのではないかと、夫が言っていましたが、確かに蝶のほとんどは、この蝶のように地面の近く、花の鉢の近くなどにじっとしていて、飛ぶことがありませんでした。

f0234936_419164.jpg

 この蝶は、葉の下にいて見えなかったのを、夫が見つけて、わたしが撮影する間、その下に蝶が隠れていた葉を押さえてくれました。

f0234936_4205318.jpg

 ふだんは見られないような角度から、さまざまに美しい蝶を観察できて、いい経験になりました。

LINK
- 花の町スペッロのバラ祭り、ウンブリア / I Giorni delle Rose, Spello 2-4 giugno 2017 (2/6/2017)
- I Giorni delle Rose - Spello, 2-3-4 giugno 2017
- I Giorni delle Rose - Mostre - Farfalle di sogno
- Comune di Spello - Turismo - I giorni delle rose 2017

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-06-03 21:26 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)

花の町スペッロのバラ祭り、ウンブリア sanpo

 今日は、スペッロ(Spello)で開催中のバラ祭り、I Giorni delle Rose(直訳は「バラの日」です)を訪ねました。スペッロはアッシジの隣町で、ペルージャとアッシジの南東にあり、イタリアで最も美しい村(i borghi più belli d'Italia)の一つです。ペルージャからは電車でも車でも約30分で行くことができます。

f0234936_647153.jpg
Villa Fidelia, Spello (PG) 2/6/2017

 会場は、例年どおり、こちらのお屋敷、ヴィッラ・フィデーリアです。バラ祭りですから、色とりどりの美しいバラを購入できる露店が並んでいるのはもちろんのこと、アジサイやラベンダー、ハーブなど、さまざまな植物を売る店がありました。

f0234936_6582836.jpg

 こちらの店は、青もレモン色もさわやかで、色の取り合わせがきれいだなと感嘆しました。

f0234936_659262.jpg

 今日は天気のいい、ひどく暑い日で、そういう夏によく合うブーゲンビリア(bougainvillea)の花もあります。

f0234936_754338.jpg

 こんなふうに庭園の散歩や見晴らしを楽しむこともできるのですが、わたしは日光を避けて、レモンの木々の間を歩く代わりに、上から木々を見下ろしました。

f0234936_77999.jpg

 さなぎから蝶へと変わっていく様子や、

f0234936_793140.jpg

色とりどりの珍しい蝶も見ることができました。青、緑など珍しい色の大きな蝶もいたのですが、写真が一番まともにとれたのは、この白い蝶です。

 「バラ祭り」ではありますが、バラや花にとどまらず、花をあしらった美しい花や帽子、スカーフ、アクセサリーに、庭に置けるテーブル、椅子など、さまざまなものが売られています。そういうところは人がひどく多いこともあり、わたしは主に、これはおもしろいと感じたものを、人の少ないときをねらって撮影しました。

f0234936_711950.jpg

 このワラを使って作ったのではないかと思われる鶏は、干支の動物でもあり、階段にずらりと並んでいて、何だかかわいらしかったです。左手には、アヒルや羊も、同様にずらりと並んでいました。

f0234936_7162399.jpg

 本物の鶏も売られています。

f0234936_7164998.jpg

 こちらは、古いよろい戸などを、うまく利用していて、色もきれいでいいなと思いました。

f0234936_7175413.jpg

 我が家にも、義父母が親戚から引き取った古い家具や、義父母自身が昔使っていた古い家具がたくさんあります。こんなふうに色を塗って絵をかけば、とてもきれいになって、ミジャーナにも置けると思いながら、この店の椅子を眺めました。

f0234936_7215427.jpg

 この店で、写真の中ほどに並ぶ椅子は、木製パレットを利用して作られています。クッションやマットをうまく使えば、こうして手軽に、テラスや庭でくつろげる家具ができるのだなと、感心しながら見ました。

f0234936_7241887.jpg

 バラ祭りということで、最後にご紹介するのは、美しいバラのアーチもしつらえてあるバラの専門店です。

 お花のお好きな方、旅行や留学でウンブリアをお訪ねの方やお近くにお住いの方、興味があれば、ぜひ足を運んでみてください。6月4日日曜日までの3日間、毎日朝10時から夜8時まで開催されており、入場は無料で、広大な無料駐車場が準備されています。

LINK
- I Giorni delle Rose - Spello, 2-3-4 giugno 2017
- Comune di Spello - Turismo - I giorni delle rose 2017

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-06-02 23:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(6)

歯割れ牛追いセーターなくした五月山、イタリア

 土曜の朝は、最初は、わたしが希望していたフィオンキ山に登るはずが、地図を見ているうちに、夫が行きたくなったマッジョ山(Monte Maggio)に行くことになりました。maggioはイタリア語で「5月」を意味します。5月に「五月山」を登るのも悪くないかとは思ったのですが、以前にどう行っていいか分からず、ひどい山道を車で途中まで登り、これ以上は車では無理と車を置いて、ひどく急な山道を登った記憶があります。そのときの見晴らしやたくさんの野の花は美しかったのですが、他にもっと車で楽にたどり着けて、そのあとの登山もそれほど苦労しない登山口があるのではないかと、土曜日は、まず地図を見ながら、車でマッジョ山の周囲を回りました。

f0234936_6394780.jpg
Monte Maggio & fiori di orchidee spontanee, Umbria 27/5/2017

 マッジョ山は、聖リータの生地、カッシャ(Cascia)の北西にそびえる山です。わたしたちは、そのさらに北方にあるペルージャから南下してマッジョ山を目指したのですが、登山口が見つからず、結局山の南端を通り過ぎてカッシャに着いてしまい、再び北上して、道に迷いながら、マッジョ山への登山道を探しました。

 ようやくここらしいというところを見つけて、ポルケッタのパニーノを昼食に食べていたら、途中で何やら歯にかたいものが当たったような感触がありました。イタリアでは、義母が肉料理をするときでも、小さな骨が紛れ込んでいることがたまにあります。そのときは仕方ないなと思ったのですが、食べ終えて山を登り始めて、ほぼ半分欠けている歯があることに気づきました。月曜に歯医者に行くと、歯が縦に割れてしまい、健康な歯と治療済みの部分を含む約3分の1ほどの部分が失われてしまったそうです。わたしは、詰め物が取れたのだろうくらいに考えていたので、健康な歯もあったと知って驚きました。幸い、痛みはほとんどないので、助かりました。

 そのとき登った道はけれど行きどまりで、再び車で元来た道を引き返しました。山に登る可能性のある脇道はいくつもあるのですが、案内標示がいっさいなく、農家や畑に行くための道と思われます。戻る途中で見つけた脇道の一つが、ひょっとしたら山に登る道かもしれないと、夫が途中で石だらけになったり、ひどいでこぼこ道になったりするにも構わず、車高の高い悪路に慣れた車で、どんどん進んでいきます。道がどんどん上へと上っていくので、これは山頂への道だと途中で確認しました。そして、これは道がひどいし、ここまで来れば歩いて頂上まで行けるだろうと、でこぼこがひどい道の傍らに車を置いて、そこからは歩いて登りました。登山客用のテーブルやベンチに時々出会うにも関わらず、道がまったく整備されておらず、道案内がいっさいないのが不思議です。

 そうして登るうち、冒頭の写真にあるように、自生の蘭が今もたくさん咲いている美しい野原に出会いました。遠く前方に、マッジョ山の頂上も見えています。

f0234936_6592363.jpg

 ただし、頂上を目指すには、放牧されている動物たちの間を通らなければならないことが、冒頭の写真を撮影した位置からでも分かりました。遠目には、牛の群れがいるように見えました。夫が、犬がいたらと心配しましたが、イタリア中部の山では、たいていの場合、羊の群れには気の荒い複数の犬がつきものですが、牛や馬の群れには番犬がいない場合が多く、また、もし犬がいたならば、そのときわたしたちがいた遠い位置からでも、存在を知って、すでに吠え始めていたことでしょうが、犬の鳴き声はまったく聞こえません。

 群れに近づくと、牛と共に馬も数頭いることが分かりました。母牛に子牛が寄り添う様子があちこちで、見られます。子牛にあまり近づくと、牛が危険を感じるかもしれないし、雄牛がいたら危険だから、群れを避けて歩きましょうとわたしは言うのに、夫はのんびり牛や馬の真ん中を歩いて行きます。ただし、途中で雄牛が一頭いるのに気づいてからは、それほど殺気立ってはいないようだけれどと言いながら、群れを離れて、距離を置き、遠回りして山を登りました。

 頂上まで登れたらよかったのですが、登山口が分からずに、車で、そして徒歩でも、それまでにあちこち回っていたため疲れていたので、牛や馬たちのいるところを通り過ぎて、これだけ離れていれば十分に安全というところまで登り、風景をしばらく楽しんでから、今度は牛の群れから離れた道を通って下山しました。途中で時々妙な鳴き声が聞こえるのを、夫は「馬が牛に近づかれるのを嫌がっているのでは」と言っていたのですが、わたしが花の写真を撮っている途中、鳴き声を聞いて夫が後ろを振り返ると、なんと雄牛と他の牛2頭が、わたしたちのすぐ後ろにいるではありませんか。

 「ぼくらを飼い主だと思って、餌をねだりに来たんじゃないかな。」と言う夫と共に、全速力で走って逃げました。ところが、もう大丈夫だろうと、みごとなブナの大木を訪ねていたら、また近くに牛の鳴き声が聞こえます。再び逃げて逃げて、無事に車にたどり着きました。

 その帰り道、アッシジにより、町を散歩して、城塞から夕日を見送り、ペルージャに戻ったのですが、帰宅してから、牛から逃げるのに夢中で、腰に巻きつけていたメリノウールのトレッキングウェアが、いつの間にか落ちてしまっていたのに気づきました。買ったのはずいぶん前で、小さい虫の穴も開いていたので、時期が来たのだとあきらめることにします。

 と言うわけで、大変な登山だったのですが、頂上からの眺めや蘭の花がきれいで、帰りにアッシジですてきな散歩ができたので、まあよい1日だったということにしておきましょう。歯の治療は明日の夕方終わる予定です。

 ちなみにわたしは昨年の夏にもヴァッレ・ダオスタの山で、緑をかき分けながら進む最中に、リュックに結び付けていたカーディガンをなくしています。そのカーディガンも、義母の従妹の娘さんのお下がりなので、まあ、十分に使ったのでよいということにしておきますが、登山時には、そんなふうに何かの拍子に衣類をなくしやすい、落としやすいということを、肝に銘じておきたいと思います。めんどうくさがらずに、着ないのであればリュックに入れることにしておいた方がよさそうです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-05-30 23:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)

不思議めずらし花の名は、トスカーナ

 朝起きがけに、わたしたちが両腕を伸ばして伸びをするかのような、そういう風情の珍しい野の花に、土曜日山を歩いていて、出会いました。

f0234936_4465969.jpg

 ウンブリアはもとよりトスカーナ、マルケ、ラッツィオと、イタリア中部のさまざまな山を歩きましたが、この花に出会ったのは、土曜日が初めてでした。茎がすらりと長く、茎にはいっさい葉がなくて、赤紫の花びらの下に細長く伸びる緑色の部分は、花びらともがくとも判じかねます。

f0234936_4522046.jpg

 その日、同じ野原で、この花を4、5輪見つけました。こちらの花では、花びらがすべて開ききっています。ただ、よくよく見ると、めしべが黒と黄色の2色で、先に黒い毛のようなものが生えていて、何だか大きな蜘蛛の足のようにも見えます。

 いったいこの花の名は、何でしょう。調べてみても分からなかったので、ブログで問いかけると共に、おととし通った薬草学講座のFBページで、専門家の先生たちに尋ねてみようと考えています。

f0234936_4561722.jpg
Fiori & Santuario della Verna, Chiusi della Verna 20/5/2017

 この花に出会ったのは、先日ご紹介したトスカーナ州アレッツォ県の聖フランチェスコゆかりの聖地、ラヴェルナの修道院が建つ岩山の下に広がる野原です。

 名前が分かりましたら、また答えをお知らせします。読者の方で、ご存じの方がいらっしゃれば、教えていただけるとうれしいです。

*追記(23:18)
 今気づいたらわたしがFBページで質問して30分以内に、専門家が答えてくれていました。2年前講座に通ったときに、野草について質問があれば答えますよと、講座の先生方がおっしゃっていたのですが、なんとわたしの質問から30分以内に、返事をしてくださっています。

 学名、Tragopogon porrifolius。ウィキペディア日本語版によると、日本語名は、バラモンジンで、キク科バラモンジン属の植物だそうです。イタリア語では俗にscorzonera biancaあるいはscorzobiancaと呼ばれるそうで、根が食用に栽培もされている国もあると知って驚きました。生薬としても利用されるとありますから、そのうち薬草学の先生からも、効用について何か教えてもらえるかもしれません。

LINK
- it.wikipedia - Tragopogon porrifolius
- ja.wikipedia - バラモンジン

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-05-26 21:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)

受け継がれる命

 2年前の突風で、ラヴェルナではブナを主とする多くの木がなぎ倒されました。昨日森を訪ねると、そんなふうに突風で倒れた木のほかに、地盤がゆるんで、あるいは病気で、あるいは寿命で倒れた木々にいくつか出会いました。

f0234936_7115982.jpg
20/5/2017

 出会って何だか感慨深かったのが、こちらの木です。まだ若いであろう木が倒れてしまったわけですが、その倒れた根の土の部分から植物が育ち、きれいな花がいくつも咲いていました。

 梶井基次郎の「桜の木の下には死体が埋まっている」ではありませんが、自然界の命が、自らの命が尽きたあとも、他の命を生かし続けている不思議を、ふと思わずにはいられませんでした。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-05-21 23:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)

傘させば花開く傘と庭のバラ

 わたしは、登山・巡礼中に傘を使うことも多く、時に強風に逆らって歩いたり、歩くときにリュックが傘にぶつかったりするからか、15年前にイタリアで暮らし始めて以来、何度も傘を購入しては、傘が壊れて、新しい傘を買い求めていました。

 丈夫で長持ちするよい傘をと、できるだけ値段が高いイタリア製の傘を選ぶようにしていたのですが、1年どころか半年もしないうちに、傘が壊れてしまうことが多く、そのため一度は日本に帰ったときに、台風にも耐えるという日本製の折り畳み傘を購入したのですが、その傘も他の傘と大差ないほどの寿命で、使い物にならなくなってしまいました。丈夫そうで、かつ色やデザインが気に入る傘に、買い物不精のわたしがめぐりあえることはまれで、そのため最近は、ずいぶん前から折り畳み傘が壊れて、この傘では暴風雨どころかふつうの雨でもしのげないという状況になっていたのに、いい傘が見つからず、必要なときは壊れた傘やトレッキング用のレインポンチョを持ち歩いていました。

 ところが先日、夫と買い物に出かけて、母の日の贈り物を探していたとき、たまたま色がとても気に入った傘があったのです。中国製だったので、どれだけもつだろうかと不安には思いながら、どうせ最近はイタリアメーカーの製品と記されているのに、開いてタグを見たら中国製であることもあり、イタリア製や日本製の傘でもすぐ壊れるのだから、色が気に入ったこの傘を買おうと、すぐに購入を決心しました。きれいな藤色の傘であるのに、どういうわけか黒い奇妙な模様が小さく入っていることだけが気がかりだったのですが、店内で傘を開くのも気が引けて、傘を開くことのないままに購入しました。

 そうして、5月15日に、傘を開いてみて、どうしてその黒い模様があるのかが、初めて分かりました。

f0234936_7361931.jpg
15/5/2017

 傘を開くと、傘に描かれたバラの花もぱっと開くようになっていたのです。

 初めて傘をさしたとき、発見して何だかうれしくなり、帰宅してすぐに写真を撮ろうと思ったのですが、イタリアでは、屋内で傘を開くと不運を招くと言われているため、わたし自身は気にしないのですが、写真を見た人が気にするだろうかと、開いた傘をテラスで撮影しました。傘に描かれたバラの向こうに、本当のバラたちが咲いています。

 4日後の今日は、さらにたくさんの花がきれいに咲いているのではありますが、

f0234936_7405157.jpg

慌ただしくて撮影する余裕がなく、また、雨に濡れたバラには独特の美しさがあったので、この記事では、その日の写真をご紹介します。

 藤色の傘ではありますが、紫にも近く、ふとガラスの仮面の紫のバラを思い出しました。あの恋物語、演劇ドラマは、いったい今どんなふうに話が進んでいるのでしょうか。

********************************************************************
Il mio nuovo ombrello, quando lo apro, si apre un fiore e io sono sotto un grande fiore di rosa. L'ho comprato perché mi è piaciuto il colore. Ora mi piace ancora di più! In fondo i veri fiori di rosa.
I love my new umbrella; when I open it, a rose blooms.
傘をさすと大輪のバラの花 が開きます。色が気に入って買った傘、開いてみて、ますます気に入りました。イタリア
********************************************************************

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-05-18 23:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)

太陽へと咲くナデシコと米印象派・その庭を描く映画

 テラスでは、すでにいくつか冬を越したナデシコ(garofanino)が、今年は大きな鉢に植え替えたためか、いつになく元気で、きれいな花をいくつも咲かせています。

f0234936_5391337.jpg
8/5/2017

 日の光がさす南に向かって、勢いよく伸びるように咲いているのがおもしろいのですが、そう言えば、このテラスの塀の上に置いた鉢では、今も昔も、ローズマリーもカーネーションも、皆南に向かって、まるで飛び込み台から飛び込むかのような曲線を描いて、まずは上に伸び、それから下へと垂れています。

 しだれるほどの高さがないナデシコの花は、競技開始の前に、スタート地点に並ぶ走者が、皆、合図と共にすぐに前に躍り出ることができるように、身を乗り出すように構えている、そんな風情です。このテラスは、北と上からの日の光はテラスを覆う天幕のために当たらず、東は隣家の高い木が日を遮り、すぐ西に我が家の壁があるため、南からしか日が当たらないので、大切なエネルギーを送ってくれる太陽に向かって、伸びているのでしょうか。


 夫に誘われて、今夜はアメリカの印象派の画家やその美しい庭、歴史の中での位置づけなどを語るドキュメンタリー映画を見に行きました。とても美しい庭や花、絵もあり、興味深かったのですが、最近寝不足だったこともあり、不覚ながら途中で何度かうとうとしてしまいました。夫は、絵や庭、花はきれいなものが少なくなかったけれど、映像の割に言葉による説明が多すぎたと言っています。今日は学校とうちでの個人授業と合計7時間半授業があり、本当はこれから明日の授業の準備をしなければいけないのですが、今夜は早く就寝し、明朝早起きをして、すっきりした頭で準備しようと考えています。

****************************************************
Belli e vigorosi i fiori di garofanino sulla nostra terrazza.

Leaning towards the sun, flowers of dianthus on our terrace.
太陽へと向かうように伸びて咲くナデシコ の 花。いくつか冬を越したのですが、今年はいつになく元気と勢いがあります。
****************************************************

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- モネと睡蓮、近現代絵画と花・庭園@明日までイタリア映画館で上映 / Film, "Da Monet a Matisse. L'arte di dipingere il giardino moderno" (24/5/2016)
- 映画、『わたし、クロード・モネ』とモネが好み描いたノルマンディーの風景 / Film, "Io, Claude Monet" & luoghi della Normandia amati e dipinti da Monet (14/2/2017)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-05-11 23:11 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(6)

庭のバラも咲きました、ペルージャ

 ゆっくりゆっくりとつぼみを育てていた庭のバラが、ようやく咲いているのを、今日見つけました。

f0234936_723751.jpg

 畑のバラたちを愛でに行く時間が、最近は取れずにいるのですが、かつて夫がわたしの誕生日にと贈ってくれたバラが、きれいに咲き、元気なつぼみもたくさんあるので、これからも楽しみです。

***********************************
Sono fiorite le rose del nostro giardino :-)
***********************************

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-05-10 23:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(6)

カルチョーフォのつぼみも畑ですくすくと、ペルージャ

 ペルージャの我が家の畑では、今あちこちにカルチョーフォ(carciofo)が育ち、緑の葉の間から、

f0234936_7273386.jpg

赤紫がかったつぼみが、顔を出しています。おいしいけれども、下ごしらえに手間がかかるこのカルチョーフォのつぼみを、最近わたしが忙しいことを知って、優しいお義母さんが、摘んで料理してから、分けてくださるのがありがたいです。

 天ぷらにするとおいしいので、一度時間があるときに、わたしも摘んで、衣をつけて揚げてみたいなと思っています。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-05-08 23:59 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)

バラがきれいに咲いています、ペルージャ

 義母、そして夫の母方の祖父母や伯父・伯母は、その昔、トスカーナとの州境にあるウンブリアの小さな村に暮らしていました。その村にある亡き祖父母が住んでいた古い家を、夫はわたしと出会うずっと前から、友人たちの手を借りて、少しずつどうにか住めるようにして、休みを友人たちと過ごしたりしていました。

f0234936_662544.jpg
2/5/2017

  今は人手に渡ってしまった、そのレスキオの家で、わたしと夫は、2005年の秋から1年あまり二人で暮らしたのですが、そのとき夫が、家の前や木の下に、香りのいいバラを植え、大切に育てていました。2007年初めに、その家が人手に渡り、わたしたちは今も住んでいる、ペルージャの二世代住宅に引っ越しました。そのとき、家具と共に運んだ大切なバラを、レスキオでは、大半をうちの前の小さなバラ園に植えていた、そのバラたちを、どういうわけか、ペルージャの家では、夫は広い畑の金網のそばという居住空間からは遠く、木の影になって、うちからも畑からも見えにくい場所に、植え替えました。

 すてきなもの、いいものを見たければ、歩いて動かなければいけないということでしょうか。金網のそばには、大きい木が多く、やや日かげになることもあり、また根を下ろす場所が異なるために、最初は育つにも花を咲かせるにも苦労したバラたちでしたが、毎年少しずつ、新しい環境に慣れ、今ではほとんどの花に、春にはきれいな花が咲くようになりました。

 冒頭の写真のバラだけは、レスキオで、家の前ではなく、うちから少し離れた大きな木の下の、ベンチのそばにありました。高く大きく育ったみごとなバラで、今も昔もそれはいい香りがします。レスキオではあれだけ高く育ち、大輪の花を咲かせていたあでやかなバラが、ペルージャでは日が当たらないためか、どの花もややうつむき加減で、枝が低い位置にとどまったままです。鮮やかな深紅とかぐわしい香りのバラが、いつかかつてのように元気を取り戻してくれますように。

f0234936_6284396.jpg

 同様に、かつて大きくみごとに育っていたのが、このバラです。以前は1メートル以上の高さまで育ち、たくさんの枝に、長い間大輪のバラが咲いていたことを思うと、今もまだかつての咲きぶりにはとても及ばないのですが、植え替えたばかりの2007年に比べると、木がかなり育つようになりました。

 この写真で、バラたちがうちの敷地、畑の隅の金網のそば、かつ、大きな木の下にあることが、よくお分かりかと思います。

f0234936_6322438.jpg

 一方、昔も今も、ほぼ同じ大きさに育ち、淡いピンクのかわいらしい、香りのよい花が、たくさん咲いているのは、こちらのバラです。夫のおばあさんが大切にしていたバラだそうです。

f0234936_6352481.jpg

 これ以外のピンクや白・黄色・オレンジ色のバラたちは、レスキオでは、虫の被害にあって、木が小さく、大切な花が、つぼみのうちから、しばしば虫に食べられてしまっていたのに対し、今もそれほど大きくはなりませんが、あの頃に比べると、虫の被害もなく、木が二回りほど大きく育ち、花もきれいに咲いています。

f0234936_785130.jpg

 おととい、畑に野菜を取りに行って、レタスと共に、一輪ずつ摘んでうちに持ち帰ったのは、以上の五つのバラたちです。他にも白や黄色、オレンジ色のバラなどがあるのですが、畑のさらに奥にあり、おとといは、サンダルで出かけたため、泥の上を歩いて行かなければいけない、こうしたバラのところには行きませんでした。

 明日はリハビリに学校の授業に会計士の訪問、あさっては週末ミジャーナにやって来る予定の友人たちを迎える準備と、しばらく慌ただしくなりますが、来週にはまた、畑の奥にあるバラたちの様子も見に行きたいと考えています。

*****************************
Molti fiori di rosa bella e profumata

prima a Reschio, ora a Perugia.
*****************************

関連記事へのリンク
- バラ美しき野菜畑 / Orto, rosa e insalata (2/5/2017)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 応援クリックを二ついただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
  

by milletti_naoko | 2017-05-04 23:49 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(4)


日本語教師・通訳・翻訳家。元高校国語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより


by なおこ

プロフィールを見る
画像一覧

Chi scrive

Naoko Ishii
Insegnante di
Giapponese & Italiano
Interprete Traduttrice
IT-JP-EN Fotoblogger
Pellegrina @ Perugia
Umbria, Italy

Per Lezioni, Servizi di
Interpretariato,
Traduzioni, contattate
via email.

- CV e contatti
- Twitter
- Facebook
- Instagram

I miei articoli su Japan-Italy Travel On-line↓↓
Perugia Lago Trasimeno Assisi Montefalco Oli d’Oliva & Trevi Gubbio Piediluco Terremoto Centro Italia

Mio articolo su
Huffingtonpost.jp
- Tre settimane dal Terremoto Centro Italia   

*Giù in basso
Categorie in italiano


Copyright©2010-16
Fotoblog da Perugia
All rights reserved

イタリア、ペルージャ在住。
日本語・イタリア語教師、
通訳、翻訳、ライター。

イタリア語・日本語の授業、
産業・会議通訳、観光の
同行通訳、翻訳、イタリア
旅行・文化・イタリア語に
ついての記事執筆など
承ります。メール
お問い合わせください。

- 履歴・連絡先
- ツイッター
- フェイスブック
- インスタグラム
- イタリア語・イタリア文化情報サイト
- イタリア語学習メルマガ
- 多言語オンライン辞典
- イタリア天気予報
JAPAN-ITALY Travel On-lineメルマガに執筆↓↓
- 連載魅力のウンブリア



画像一覧

最新の記事

シビッリーニ山脈 ロトンド山..
at 2017-08-19 23:57
花の絵彩る中世の町 スペッロ..
at 2017-08-18 23:28
バルセロナ テロ死者13名、..
at 2017-08-17 23:59
森の木も枯れる水不足、イタリ..
at 2017-08-16 23:51
見晴らしすばらし小さな村
at 2017-08-15 23:45

記事ランキング

タグ

(581)
(509)
(313)
(270)
(208)
(186)
(160)
(155)
(144)
(131)
(130)
(117)
(111)
(93)
(88)
(86)
(84)
(68)
(51)
(33)

検索

以前の記事

2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
more...

カテゴリ

Famiglia
Feste & eventi
Film, Libri & Musica
Fiori Piante Animali
Francia & francese
Giappone
Gastronomia
Giappone - Italia
ImparareL2
Insegnare Giapponese
Inteprete Traduzioni
Lingua Italiana
Notizie & Curiosita
Poesia, Letteratura
Regno Unito - UK
Ricordi
Sistemi & procedure
Viaggi
Abruzzo
Emilia-Romagna
Lazio
Liguria
Marche
Piemonte
Puglia
Toscana
Trentino-Alto Adige
Umbria
Valle d'Aosta
Veneto
Via di Roma (RI-RM)
Cammino S.Benedetto
Via degli Dei(BO-FI)
Cammino di Santiago
Vivere
Altro

ブログジャンル

日々の出来事
語学

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

最新のコメント

アリスさん、アッシジのサ..
by milletti_naoko at 03:30
そうなんですね~ この..
by nonkonogoro at 16:30
なおこさん、おはようござ..
by pintaro23 at 09:38
アリスさん、ありがとうご..
by milletti_naoko at 22:27
なおこさん、またヨ―ロッ..
by ayayay0003 at 12:07

お気に入りブログ

A piece of P...
フィレンツェ田舎生活便り2
彩風便り 
花が教えてくれたこと
イタリア・絵に描ける珠玉...
Facciamo una...
VINO! VINO! ...
SOL LUCET OM...
文殊の綴り絵
カッラーラ日記 大理石の...
黒い森の白いくまさん
イタリアの風:Chigu...
dezire_photo...
梨の木日記
PASQUARELLIの...
フィレンツェのガイド な...
ローマより愛をこめて
日々是呼吸
田園都市生活
英国発!美は一日にしてならず
Mrs.Piggle-W...
ひっそりと生きる
Osteria TiaL...
リカのPARIS日記♪
イタリアちゅうねん
トンボロレースと日々のこと
コントリ!(コントラバス...
IL PARADISO ...
アリスのトリップ
毎日の楽しいを集めてハッ...
ボローニャとシチリアのあ...
カマクラ ときどき イタリア
トスカーナの海より リボルノ編
ととやふくろう
40代の悪あがき日記
ミセス サファイア 静け...
小さな窓から
斗々屋ふくろう

外部リンク