カテゴリ:Cammino di Santiago( 11 )

イベリア航空欧州内便でびっくり、2014年秋スペイン旅行の思い出

 もう2年前の話になりますが、2014年秋にプチ巡礼のためにスペインに行ったときは、イベリア航空のサイトで、航空券をオンライン購入しました。

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Aeropuerto Madrid-Barajas 22/9/2014 15:09

 イベリア航空は、使用言語がスペイン語である上に、エクアドル・イタリア間の航空運賃が安いからと、義弟のエクアドル出身の奥さんや彼女の姉妹が、帰国にしばしば利用するのですが、当時はストライキが頻繁にあって、時には翌朝まで次の便が出るのを待たなければいけなくて大変だったという三姉妹の体験談を、義弟を通じて、しばしば聞いていました。わたしたちも、2006年秋にポルトガルを旅したときに、イベリア航空を利用したのですが、リスボンへの飛行機の到着が遅れた上に、荷物を受け取れるまでにひどく長い時間がかかって、ようやくタクシーで予約していた宿に到着したときには、宿が閉まっていて電話も通じず、呼び鈴にもだれも応じず、大変でした。若いブラジル人のタクシーの運転手さんに町中をめぐって心当たりの宿で訪ねてもらったものの、ちょうどバイクの大会が開催中でどこにも空室がないという状況です。ようやく見つかった宿は、二人で眠るにはベッドがあまりにも小さく、さらにトイレは共用の確か1泊35ユーロという場所で、それでも宿がようやく見つかったときには、ありがたくて、チップをはずんだのを覚えています。

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Partenza dalla Cattedrale di Oviedo, saluto alla statua del re Alfonso II 23/9/2014

 それにも関わらず、イベリア航空を利用したのは、わたしたちが歩いたCammino Primitivo(スペイン語ではCamino Primitivo)と呼ばれる巡礼路の出発地点、オヴィエードに行くには、ローマからオルヴィエード空港行きの便があるイベリア航空が、一番便利だったからです。ちなみに、わたしたちが歩いたのは、サンティアーゴ・デ・コンポステーラを目指す人の多くが歩く巡礼路ではなく、歴史上初めてサンティアーゴに巡礼をした、アストゥーリアの王、アルフォンソ2世が829年に通った道です。

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Partenza per l’Aeroporto Roma Fiumicino @ Deposito Sulga, Perugia 22/9/2014 6:06

 イベリア航空では、行きはローマ→マドリード→オヴィエード、帰りはサンティアーゴ・デ・コンポステーラ→マドリード→ローマと、飛行機を乗り継ぎました。

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Partenza per l’Aeroporto Roma Fiumicino @ Deposito Sulga, Perugia 22/9/2014 6:06

 ローマのフィウミチーノ空港発が正午だったため、チェックインに間に合うように、午前6時にスルガ社のバス置き場から出発するバスに乗りました。秋分の日が近いため、朝6時の空はまだ真っ暗です。

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Partenza da Roma Fiumicino 12:44

 わたしたちの乗る飛行機は、ローマ発が正午、マドリード着が12時45分で、ちょうど昼食の時間帯は空の上ではあったのですが、欧州内短距離路線なので、機内昼食はあるまいと、昼食はフィウミチーノ空港で早めに済ませておきました。

 昼食や軽食がないことは予想していたものの、飛行時間は2時間45分と、決して短くはありません。エコノミークラスの利用とは言え、ライアンエアーのような格安航空会社ではなく、このときわたしたちは往復一人当たり約320ユーロの往復運賃を払っていました。ですから、無料の飲み物やスナック程度、せめて水くらいのサービスはあるだろうと思い込んでいて、そのため、フィウミチーノ空港では、手荷物検査の前に、当然水入りペットボトルを捨てなければいけなかったのですが、新たに機内用の水を購入しようとは思いもしませんでした。

 ところが驚いたことに、と言うよりはあきれたことに、機内ではジュースなどの飲み物どころか、水でさえ有料で、しかも決して安い値段ではなかったのです。サンドイッチはもちろん、スナックでさえ有料で販売していました。

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 正午前に昼食を済ませて、機内では意地を張って水を飲まなかったため、マドリード空港に着いた頃には、のどが渇いた上におなかもすいていたので、ボローニャから来た巡礼仲間の友人たちと合流してから、水やサラダを購入して食べました。ローマの空港に比べると、一概に値段が高いという印象を受けました。

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Aeropuerto Madrid-Barajas 17:17

 マドリード空港はひどく大きくて、遅い二度目の昼食のあとに、こうやって自分たちが搭乗する飛行機の出発ゲートが変わっていないことを確認してから、

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 道に迷いつつ、案内に従って、ローマからの便が着いたT4ターミナルから、オヴィエード便が出発するT4Sターミナルの指定された出発ゲートに向かいました。

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 こんなふうに電車に乗って移動していたら、

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18:08

 意外と時間がかかり、わたしたちの乗り換えには、もともと3時間半近くの余裕があったので、ローマからの飛行機が2、30分遅れても、まだ軽食を取る余裕があったのですが、欧州便の発着空港間の移動さえこれだけ時間がかかるのですから、乗り換えにはかなりの余裕を見ておくことが必要だなと感じました。

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Aeroporto di Oviedo, Asturias 19:33

 マドリードからオヴィエードへの便でも、機内では水やスナックさえ有料でした。雨のオヴィエードには幸い予定どおり、遅れることなく飛行機が到着しました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-08-19 23:59 | Cammino di Santiago | Trackback | Comments(4)

サンティアーゴ巡礼いざなう映画、『Sei Vie per Santiago』

一人ひとりの人というのは、大海に向かって流れていく川の
水の一滴のようなもので
時に出会い、しばらく共にいて、やがて別れ、
離れていても、実は皆海へ海へと向かっていて、
時にほかの水の勢いに助けられて、わたしが進み、
時にはわたしがほかの水が動くのに手を貸して、
そうやって、生きていくのではないか。

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Cammino primitivo di Santiago di Compostela 27/9/2014

昨年の秋、ごく一部ではありますが、
サンティアーゴ・デ・コンポステーラへの巡礼道を歩いたとき、
さまざまな国から来た、さまざまな年齢の人たちと、
どういうわけか、たまたま同じときに同じ道のりを歩くと決め、
歩きながら、あるいは到着した宿で、何度も何度も出会い、
果てしなく青い空と、どこまでも緑色の山を歩き、
そういう旅の中で、そんなふうに感じました。


 そうして、昨晩、この映画を見て、あのときのその気持ちを思い出しました。6人が六様に旅立ち、歩いて行く姿をとらえた、風景の美しさや、巡礼者たちの心の高まりが胸に響くすてきな映画です。

*追記(7月3日)
 2013年制作のアメリカ映画で、英語の原題は、『Walking the Camino: Six Ways to Santiago』です。映画制作者のサイトでは、スペイン語版、『i Buen Camino! Seis Peregrinos, Un Destino』の予告編も見られるようになっていますので、下にリンクを追加しました。アメリカのアマゾンではすでに英語版が販売されていますが、日本や欧州のアマゾンではまだ扱いがないようです。制作者のサイトに、西伊仏およびオーストリア、ニュージーランドでは入手できないとあるので、DVDの仕様がヨーロッパとは違うのかもしれません。

 でも、次のページから購入すれば、ダウンロードして見られるようです。ダウンロードの詳細についてはページの後半に説明があります。

- Walking the Camino – Order the DVD (postage required) OR Watch the Film Instantly (Download/Stream Walking the Camino: Six Ways to Santiago)

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Film, "Sei Vie per Santiago"

L'abbiamo visto ieri sera. E' commovente e bellissimo!
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LINK
- R.it - TrovaCinema – Sei Vie per Santiago. Scheda Film
- Film, “Walking the Camino: Six Ways to Santiago” – Trailer in Inglese (予告編の英語版)
- Film, ”I Buen Camino! Seis Peregrinos, Un Destino” – Trailer in Spagnolo (予告編のスペイン語版)
- Walking the Camino. Six Ways to Santiago - HOME
- Amazon.com – Film DVD, “Walking the Camino: Six Ways to Santiago”

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-07-02 16:08 | Cammino di Santiago | Trackback | Comments(6)

今は日本で使えないけど ~Sole mioと巡礼中の朝日

 「日本でも使えるようなら、ぜひほしい」という読者の皆さんのコメントを受けて、イタリア製の優れもの電気あんか、Sole mioを、日本でも使うことができるかどうかを、製造業者、Ardesに問い合わせていたところ、さっそく返事をいただきました。

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Il sole che sorge durante il cammino primitivo di Santiago 27/9/2014

 「残念ながら、Sole mioは今のところは日本では使えません」とのことです。イタリアと日本では、周波数はイタリアが50Hz、日本が50Hz/60Hzで問題ないのですが、電圧がイタリアでは220Vのところが、日本では100Vであり、「この電圧の違いのために」、日本のコンセントから充電しても、「あんかが十分に温まらない」からとのことです。過去には日本市場を視野に入れた製品を特別に作ってみたこともあるけれども、現時点では、日本でも使える製品を作るための材料が何もないそうです。

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 「もしも大量の注文・購入が見込めるのであれば、新たに部品を購入して、日本向け商品の製造を考えてもいい」けれども、「日本できちんと使える商品の製造は、千台以上の注文があって、初めて考慮する」とのことです。日本には家電を製造する大企業が多く、すぐに似たような商品を作る企業が現れるかもしれないと、Ardesは日本向け商品の製造や輸出を思いとどまったのかもしれません。

 ただ、Sole mioは、取り外し可能の充電コードで、3分間充電してしまえば、すぐに熱々になり、約3時間(商品案内には4時間とあります)は、コードなし、電気の補給なしで、その温かさが保たれます。電化製品で壊れやすいのはコードやコードと本体の接続部だと思うのですが、本体もコードも丈夫で、かつコードが取り外せるため、接続部が壊れる心配もなく、わたしのように荒く使って、(おそらくは度重なる引越しのために)ぼこぼこになっても、購入後13年目を迎える今も、きちんと機能する優れものです。日本かイタリアのどこかの企業が、日本への輸入、あるいはイタリアからの輸出を考えてくれれば、また新たな優れたmade in Italyが日本に進出できるのだけれど、と期待しています。

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Partenza da Borres

 写真は、昨年サンティアーゴへの巡礼中に見た美しい朝日です。まだ暗いうちに宿を出発し、

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山を登るうちに東の空が赤らみ、

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一面の霧の中から現れた朝日が、空や霧を金色に彩る様子がそれはきれいで、感動しました。

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Sole mio & Alba durante il Cammino Primitivo verso Santiago de Compostela

- Mi ha risposto gentilmente l'azienda produttrice: "Purtroppo il prodotto non può essere utilizzato in Giappone, perché il voltaggio diverso non consentirebbe di scaldarlo a sufficienza.", poi aggiunge: "temo che il quantitativo minimo ordinabile per avere un prodotto in standard giapponese sia di almeno 1.000 pezzi."
- Foto: Partenza da Borres e un bellissimo sole che abbiamo visto sorgere mentre camminavamo da Borres verso Berducedo il 27/9/2014
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LINK
- Sole mio 留学生の冬の友
- Ardes+medicura. elettro [molto] domestici - azienda
- amazon.it - Sole Mio, Scaldino, Ardes+medicura
- メルマガ第27号 「Sole mio ―冬の必需品、ペルージャの晩秋」
- 鏡を見るたび
- サンティアーゴ巡礼、無事帰宅しました
- サンティアーゴ巡礼、スペイン語とフランス語のはざまで

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-03-03 22:05 | Cammino di Santiago | Trackback | Comments(12)

ハートのコーヒー

 ハートが育って花を咲かせる、そんな絵がコーヒーに描かれているようです。

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2/10/2014

 サンティアーゴのバールで、夫が頼んだcortadoです。イタリアで頼むcaffè macchiatoに似て、同じスペインでも地域や店によって、注ぐミルクの量が違うのが興味深かったです。

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 イタリアで慣れた味を期待すると、スペインではがっかりすることが多いと、あらかじめ知っていたし、フランスやオーストリアで、味の違いに愕然として、他国では紅茶を頼んだ方がいいと痛感したことも多く、写真を見ると、この朝、わたしは紅茶を飲んだようです。ちなみに、この店のカフェは、とてもおいしかったそうです。

 カウンターなどを飾っている陶器も、何だか子供が絵をかいて色を塗ったようであり、実は芸術家がわざと計算して描いたようでもあり、いい雰囲気を醸し出していました。

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Santiago di Compostela 3/10/2014

 さすがサンティアーゴ、大道芸人とその小道具も、やっぱりその場所に合ったものを選び抜いています。

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Fioriscono i Cuoricini nella tazza di un cortado.

Simpatica anche la decorazione con ceramica del bar,
a Santiago di Compostela dell'ottobre 2014
dove anche gli artisti in piazza rimangono in tema.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-01-12 22:24 | Cammino di Santiago | Trackback | Comments(8)

スペイン語とフランス語のはざまで

 9月末からのサンティアーゴ巡礼を前に、スペイン語の入門書を1冊終えようとはりきってはいたのですが、結局、第6課の初めまでしか終えることができませんでした。それでも、巡礼中は、スペイン語で、自己紹介やちょっとした買い物、レストランでの注文や道を尋ねることができました。そうして、サンティアーゴを目指して歩く地元スペインの巡礼者と、道すがら、あるいは巡礼宿で、おしゃべりをしたりして、交流を深めることができました。巡礼の醍醐味の一つは、やはり、同じ目的地を目指して歩く巡礼者との出会いだと思うし、スペイン語のおかげで、知り合って親しくなれた人たちも多いので、少しだけでも勉強しておいて、本当によかったと思いました。

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Ciao ciao Asturias – Cammino Primitivo di Santiago de Compostela 29/9/2014

 ちなみに、わたしが巡礼中に話した言語は、多い方から順に、1.イタリア語、2.フランス語、3.スペイン語、4.英語、5.ドイツ語、6.日本語でした。

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Partenza dalla Cattedrale di Oviedo, saluto alla statua del re Alfonso II 23/9/2014

 イタリア語が一番多いのは、巡礼をしようと共にイタリアから出発した夫や友人たちがイタリア人だったからです。オヴィエードで、いざ巡礼に出発というとき、近くにいた巡礼者に英語で「写真を撮ってもらえますか」と尋ねて、実はその二人連れもイタリア人だと判明し、このあと何度も、巡礼中に出会ったりもしました。ただ、わたしたちがCammino Primitivoを歩いていて出会ったイタリア人は、ヨーロッパの他の国出身の人と比べると、かなり少なかったです。

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Pranzo @ Casa Meson 30/9/2014

 巡礼中は、フランス人の巡礼者にたくさん会いました。一人で歩いていたら、励ましてくれる優しい人が多く、「昼食を一緒に食べよう」と同じテーブルに誘ってくれて、サングリアを注いでもらったりもしました。巡礼出発直前は、フランス語を放り出して、スペイン語の勉強に専念した上、そもそもその2、3か月前から、フランス語の勉強をさぼっていたのですが、フランス語の読書を続け、『Bien-dire』のCDを、精聴はしないものの聞くことを続けていたおかげか、言葉につまりながらも、いろいろとフランス語が出てきて、簡単なおしゃべりならすることができて、うれしかったです。

 ちなみに、上の写真に写っているフランス人一家の息子さんが、少し日本語をかじっていて、通りかかると、日本語であいさつしたり、励ましたりしてくれて、巡礼中、日本語で唯一会話らしい会話をしたのは、この息子さんとです。

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Con cari amici pellegrini @ Bar El Barin, Borres 26/9/2014

 巡礼中、しばしばいっしょに過ごし、仲よくなれたのは、この写真に写っているフランス・ポーランド3人組とイタリア人の若者一人を含むスペイン人のグループです。巡礼中英語は使いましたが、ポーランドやドイツなど、他の欧州諸国の人と、国際共通言語として英語で話したり、フランス語で話していて話につまると、英語で助け舟を出してくれたりしたのであって、英語圏の人とは、今回は、わたしたちは出会いませんでした。ごくたまにドイツ語圏の人にも出会い、ドイツ語は、遠いとおい昔に大学で習ったのですが、「中高と英語をあんなに勉強したのに、話せるようになれなかったから、ドイツ語は話せるように勉強しよう」と、学生時代に真剣に勉強していたので、あいさつや簡単な自己紹介の言葉は覚えていて、最初だけドイツ語で話して、あとは英語に移行しました。スペイン語圏の人とは、意思疎通に困ったときには、向こうはスペイン語、こちらはイタリア語で話しても、お互いにゆっくり話をし合うと、何とか言いたいことが伝わることが多かったです。

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 巡礼から戻ってから、早くも2週間経ちました。今は、かじりかけたスペイン語の勉強を続け、発音や文法の基礎を忘れぬうちに、入門書1冊だけは終えておきたいという気持ちと、基礎を忘れてしまわないうちに、最初からやり直さずにすむように、フランス語の勉強を本格的に始めたいという気持ちの間で揺れています。家事をしながら、スペイン語の入門書付属の音声CDを聞き、寝る前には、フランス語の読書を再開しました。

 最近は、日本語の授業や翻訳など、仕事で慌しいこともあって、2か国語のいずれかを選んで、腰を落ち着けて勉強を再開するきっかけをつかめずにいます。授業の準備や家事の間の細切れの時間というのはあって、そういう時間を勉強にあてればいいのですが、ついついお気に入りのブログどころか、おもしろそうというブログをだらだらと訪問したりしてしまっていけません。生徒さんの日本語学習熱に刺激を受けて、わたしも勉強したい言語をしっかり決めて、学習の秋に、しっかり力をつけるべく、頑張りたいと思っています。スペイン語は、いずれまたサンティアーゴへの巡礼に発つ前に勉強を再開にすることにして、今はフランス語を勉強しようかと、今の時点では、フランス語に心が傾きつつあります。

Dicono che il Cammino di Santiago de Compostela era uno degli elementi fondanti dell'Europea. Durante il cammino abbiamo incontrato soprattutto i pellegrini europei, ma ora il Pellegrinaggio verso Santiago contribuisce a costruire la pace e il dialogo anche oltre ai confini dell'Europa.


Sono contenta di aver studiato un po' di spagnolo prima della partenza, perché mi ha consentito di conoscere meglio i compagni spagnoli - ora devo decidere se continuare a studiare lo spagnolo oppure riprendere lo studio del francese.



Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-10-22 15:37 | Cammino di Santiago | Trackback | Comments(7)

あたたかいハートと励まし

 スペインのサンティアーゴ・デ・コンポステーラへの巡礼は、分岐点にはしっかりと道しるべがある上、進むべき方向を示すホタテ貝の印や黄色い矢印も多いので、イタリア国内での巡礼や登山、トレッキングに比べると、道に迷ったり、道を間違えたのではないかと不安に思いながら進んだりすることが少なかったです。

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 それでも、森の中を進む小道に、長いこと表示がなかったり、巡礼仲間と離れて歩いたりすると不安になるもので、この日、9月24日は、森の中を一人で歩いていたときに、この標示を見つけて、うれしくなりました。

 単に黄色で方向を示すだけではなく、手書きの真っ赤な温かいハートマークがあって、上にはイタリア語でこう書かれています。

  よい巡礼の旅を。こわがらないで(こわがることなどありませんよ)。

 下に書かれたスペイン語は、「黄金の(金色の)巡礼路」ということでしょうが、きっと、それほど「かけがえのない、大切な巡礼路」ということなのでしょう。イタリア語でcamminoが「歩くこと」から「巡礼」や「道」、「人生」を意味するように、スペイン語のcaminoも、そうした広義の意味で使われることでしょう。

 一人で暗い森を歩いていて不安だったわたしを勇気づけてくれたこの道しるべは、また人生の道しるべとしても、わたしを励ましてくれそうです。

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24/9/2014

 この日の朝は、まだ薄暗い中、霧深い町を出発し、

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長い坂道を上りに上って、頂にある

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Santuario de Ntra. Sra. del Fresno

こちらの教会を訪ね、長い長い坂を下って、高速道路近くまでは、皆が一緒に歩いたのですが、歩く速さが違うので、少しずつ皆と離れてしまい、

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上の道しるべに出会った森の中では、標示がまれだったためもあり、不安になっていました。

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 ちなみに、この日に泊まった巡礼宿では、先を歩いていたフランコが見つけたポルチーニやクルミを料理して、おいしい夕食を楽しむことができました。

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Insegna incoraggiante
non solo per il pellegrinaggio a Santiago de Compostela,
ma anche per il cammino della vita.
Nel giorno in cui l'ho incontrata lungo il Cammino primitivo,
per cena abbiamo mangiato la pasta con i porcini e le noci,
entrambi i doni della natura e del cammino :-)))
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-10-10 13:02 | Cammino di Santiago | Trackback | Comments(12)

鏡を見るたび

 「今日は、鏡の前に身を置くたび、通り過ぎるたびに、自分自身をじっくりと見つめる時間を取り、自らのあらゆる外観を、意識的に愛をもって評価し、声を出さずに、この言葉を三度繰り返しなさい。

  あなたを見ています
  あなたを受け容れます
  あなたを愛します」

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Il sole che sorge durante il cammino primitivo di Santiago 27/9/2014 8.28

 夫に勧められて、受講し始めた21日間の無料の瞑想講座は、昨日が三日目だったのですが、昨晩、真夜中前に、冒頭のような言葉を、文書で読み、音声で説明を聞いて、これはとても大切なことだなと感じました。

 「自分自身をどう評価しているか、受け容れているか、愛せているか」、そういう自分の心と自分自身との関係が、そのまま他人に対する評価や行動、ひいては、他人との関係に反映されるのだ。そういったことは、かつて読んだ何冊かの本にも出てきたことがあります。それでも、おととい講座2日目の音声を聞いていて、「あなたとあなた自身の関係、それを考えたことがありますか」と聞かれてはっとしました。自分で自分のことをどうとらえているか、どう考えているのか。分かっているつもりで、けれども、本当に自分を大切に思うこと、自分を受け容れること、愛することができているかどうか。

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 ですから、冒頭に掲げた、この1日を通して行える、自分を心から受け容れ、愛するための訓練は大切だなと思いました。浴室で、あるいは出かける前になど、1日のうちに鏡の前に立つ機会は結構あるもので、そのたびに、「毛穴が広がった」とか「少し体重が戻ってきたかな」と思うのではなく、そういう自分自身を「これはどうかしら」と思う点も含めて、愛情を持って見つめ、冒頭の言葉を繰り返し、自分自身の心に語りかけ、染みこませていく。講座でも言っていたように、ここで言う自分を愛すること、受け容れることは単なる利己主義とは違うもので、ひいては、他人との関係にも、寛大さや愛情深さとして反映されていくはずです。

 眠る直前に聞いてしまって、昨日は実行できなかったので、代わりに今日は、鏡の前に立つたびに、こうやって鏡の中の自分に語りかけてみるつもりです。

 ちなみにこの瞑想講座は、夫自身が今読んでいる本の著者によるもので、わたしたちが受講しているのはイタリア語版ですが、英語版もあります。というより、イタリア語版は、英語の音声にイタリア語の訳が続くという形で収録されているので、本来は英語だった音声にイタリア語訳を添えて、イタリア語版を作成したのでしょう。まだ3日目なので人に自信を持って勧められるほど、これはいいと確信ができたわけではないのですが、わたし自身は今のところ気に入っています。

 写真は、サンティアーゴへの巡礼中に見た朝日です。一面の白い霧の中から昇り、霧を金色に染めていて、とてもきれいでした。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-10-09 11:40 | Cammino di Santiago | Trackback | Comments(12)

無事帰宅しました

 昨晩遅くに、無事サンティアーゴからペルージャの自宅に戻りました。

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 今回わたしたちが歩いたのは、サンティアーゴ・デ・コンポステーラを目指す人の多くが歩く巡礼路ではなく、歴史上初めてサンティアーゴに巡礼をした、アストゥーリアの王、アルフォンソ2世が829年に通った道で、Cammino Primitivo(スペイン語ではCamino Primitivo)と呼ばれる巡礼路です。

 他の巡礼路に比べて、写真に見えるように、登り下りや緑が多いのが特徴で、友人たちと、風景を楽しみながら、自らの限界とも挑戦しつつ、サンティアーゴを目指して歩くことができました。と言っても、日数が足りなかったため、サンティアーゴには、歩いて到達することができず、バスで到着しました。いつかきっと、今回歩いて着いた町から、サンティアーゴまで、そして、フィニステーラまで歩いてみたいと思っています。

 まずは無事帰宅のご報告まで。留守中にいただいたコメントへのお返事が遅くなって申しわけありません。そうして、留守中も応援のクリックをくださった方、ありがとうございます。

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Verso Santiago de Compostela

abbiamo camminato seguendo il Cammino Primitivo,
percorso intrapreso nel 829
dal primo pellegrino iacobeo della storia,
re asturiano Alfonso II il Castro.
A piedi siamo riusciti ad arrivare solo a Cádavo Baleira,
le fatiche e i problemi non mancavano,
ma la bellezza dei paesaggi, degli incontri e del tempo trascorso insieme
mi invogliano a completare un giorno il pellegrinaggio
fino a Santiago e poi fino a Finisterre.
Tante grazie a tutti e a tutto.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2014-10-05 12:06 | Cammino di Santiago | Trackback | Comments(16)

サンティアーゴが呼んでいる?

 数年前から、わたしたちの親しい友人たちが、繰り返し、スペインのサンティアーゴ・デ・コンポステーラに巡礼しています。

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 夫の幼なじみのフランコに至っては、昨年、リミニの自宅から、サンティアーゴ、そして、最西端のフィニステーラまで、約3千kmの道のりを、3か月かけて歩きました。もちろんこれは特異な例で、他の友人たちは、フランスやポルトガルを起点とする古典的な巡礼に挑戦しています。

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Capo d’Arno, Forsete Casentinesi (purtroppo senza acqua) 7/10/2010

 わたしたちは、まだサンティアーゴまで歩いたことがないのですが、おととしの秋には、聖フランチェスコが聖痕を受けたという聖地、ラヴェルナ(La Verna)まで、90kmの道のりを6日間かけて歩く巡礼に参加しました。写真は、アルノ川の源、Capo d’Arnoで撮影したものなのですが、残念ながら水が涸れていました。

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Spello 16/4/2011

 今年4月には、友人たちが、ラッツィオ州のポッジョ・ブストーネ(Poggio Bustone)からアッシジ(Assisi)までの1週間の巡礼を企画しました。夫は合唱団のコンサートのために1日だけ途中でペルージャに戻ったものの、その他はすべての行程を歩き抜きました。わたしは平日は日本語の授業があったため、巡礼最終日の土曜日のみの参加でした。それでも、スペッロ(Spello)からアッシジ(Assisi)まで、約25kmを歩きました。

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 こうして自然の中を歩く楽しみを知った上、サンティアーゴへの巡礼を果たした友人たちからは、そのすばらしさを繰り返し聞いていました。今年2月には、そうした巡礼の旅の写真や巡礼者証(credenziale)の展示会と、巡礼を描いたドキュメンタリー映画を見る機会もあり、わたしも、いつかサンティアーゴまで歩いてみたいとは、感じていました。

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San Giacomo di Entracque   20/7/2011

 そんな中、今年7月のマリッティメ・アルプス旅行の終わりには、まるで、サンティアーゴがわたしたちを呼んでいるのではないか、と思われるようなできごとが重なりました。7月20日から2日間滞在した村の名は、サン・ジャーコモ(San Giacomo di Entracque)、泊まった宿の名も、山小屋、Rifugio San Giacomo。このサン・ジャーコモは、日本語では、聖ヤコブ、スペイン語では、サンティアーゴであり、まさに、サンティアーゴ・デ・コンポステーラに遺骸があるとされる聖人の名なのです。

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 それだけなら偶然かもしれないのですが、次に宿泊したパランフレ(Palanfré)にある唯一の教会は、聖ヤコブ(San Giacomo)を崇めていて、教会正面の壁画の左手には、ホタテ貝で飾られた杖を持つ聖人が描かれ、内部にも、やはりホタテ貝を身につけた聖ヤコブの像がありました。そして、7月25日が、カトリック教会で聖ヤコブを記念する祝祭日であるため、村では7月23日から25日にかけて、聖ヤコブ祭りがあり、わたしたちが宿泊した22日の昼間から、テント設営など、祭りの準備が行われていました。

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 23日にパランフレを後にして、これで聖ヤコブともお別れと思ったら、とんでもありません。7月24日日曜日に、ピエモンテを発って、ペルージャまで帰る途中に一泊したカッラーラのかずこさんのB&B近くの村、ベルジョラ(Bergiola)の教会にまで、聖ヤコブの像がありました。聖人のシンボルである杖、ホタテ貝、ひょうたんがあることから、聖ヤコブだと分かります。

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 大理石の山の美しいB&Bに到着すると、かずこさんのご友人夫婦が、お子さんとともに、かずこさんを訪問中でした。

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 かずこさんが、一同を、日本料理の夕食に招待してくださり、わたしは、かずこさんのお友だちと一緒に、ズッキーニの天ぷらを揚げました。

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 夕食にいただいたかずこさんの手料理は、かんぴょうの味のしっかりきいた散らし寿司も、

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鮭と生野菜がたっぷりのサラダも、とてもおいしかったです。畑で採れたてのズッキーニの天ぷらも、おいしくて、いつまでも手が伸びました。

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 デザートにと、わたしたちは、再びベルジョラの村に戻り、老人会らしき建物内の店で、アイスケーキを買いました。写真には他にも、先日ご紹介したマリッティメ・アルプスの特産品であるgenepìのリキュールと、ラヴェンダー入りクッキーが写っています。

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 おいしい食事と楽しいおしゃべりに、時間があっという間に過ぎていきました。夕日に染まる、この美しい大理石の山の写真を撮ったのは、午後8時45分。とっぷり日が暮れ、遅くなるまで、話し続けたのですが、なんと、このかずこさんのご友人夫婦が、初めて出会ったのは、サンティアーゴへの巡礼の途中だったのです。二人とも、特にだんなさんの方は、瞳を輝かせて、その巡礼の魅力を語ってくれました。

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 そうして、かずこさんと別れを惜しみ、カッラーラ(Carrara)の町を散歩してから、ペルージャへの帰途についたのが、7月25日月曜日。そう、7月25日は、聖ヤコブを記念する日です。こうして、マリッティメ・アルプスのすばらしい自然を訪ねる旅の終わりには、サンティアーゴへの巡礼へのいざないを思わせるようなできごとが、いくつもあったのでした。

LINK
- 「サンティアーゴ巡礼、2600kmを歩く旅」
- 「聖なる森林の山道(2)、聖フランチェスコ」(ラヴェルナへの巡礼)
- 「アッシジへと歩く旅」
- 「サンティアーゴ巡礼、上映会」
- 「お気に入りの山の宿」(サン・ジャーコモの村と宿)
- 「壁画が語る暮らしと信仰」(パランフレの教会と聖ヤコブ、マリッティメ・アルプスのおみやげ)
- 「大理石の山に向かって」(カッラーラ、かずこさんのB&B)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2011-09-26 19:05 | Cammino di Santiago | Trackback | Comments(6)

巡礼のよろこび

 3か月、2600kmの巡礼の旅に挑んだ我らが友人、フランコ。8月9日にリミニの自宅から、スペインのサンティアーゴ・デ・コンポステーラを目指して、毎日数十キロメートルを歩いていたわけですが、10月31日日曜日に、無事サンティアーゴに到着しました。

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 この3か月の間には、フランコが滞在する場所まで車で行って、共に一泊し、しばらく一緒に歩いたこともあるし、時々電話で連絡を取り合っていました。

 長い旅の末、ようやく自宅に戻ったフランコと電話で話すと、「巡礼中は、歩くたびに風景が変わり、たくさんの人に出会い、毎日があっという間で、もう何年も旅を続けているような気がした。それが、こうしてうちに帰って、仕事や毎日の生活に戻ると、1日が本当に長い。」密度の濃い巡礼の間は、時の流れ方が非常に早かったとのことでした。毎日30~50kmも、20kg近くもある重いリュックを背に歩いたわけですから、体が痛んだ日ももちろんあったそうですが、気にせずに歩き抜き、「毎日充実した、すばらしい旅であった」と、その感慨を語ってくれました。

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 そうして電話で話した翌日に、巡礼先からの絵はがきも、我が家に届きました。

 2か月は一人で歩いたフランコですが、10月始めには船長スピーディが、10月27日には、マヌエーラを始めとする6人が巡礼に加わり、サンティアーゴまで、8人で共に歩いたあと、さらに、フィニステッレまで巡礼の旅を続けました。

 Finisterreという地名は「大地の終わり」を意味します。スペインの最西端の一つで、向こうには果てしない大西洋が広がっています。フランコからの絵はがきには、「大地は終わっても、夢は終わらない」とありました。巡礼中に、サンティアーゴからイェルサレムを目指して歩く人に何人か出会い、さらなる巡礼の目標を見つけたからかもしれません。

 サンティアーゴまでの巡礼を果たしたあとは、さらにこのフィニステッレまで歩いて、大西洋の水を浴び、身体を清め、巡礼中に身に着けていた服を燃やして、砂浜で、サンティアーゴ巡礼の象徴でもある貝殻を拾い、巡礼の証とする伝統があるそうです。マヌエーラは、「11月の初めで、海の水は冷たかったけれど、それでも冷たい水で身を清め、さらに聖人の像を2回抱きしめて、感慨で胸がいっぱいになった」と語ってくれました。巡礼の旅は、体を鍛え、たくさんの感動を与えてくれ、心の精進になった、と。

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 友人たちの、充足感に満ちた喜びの声を聞きながら、わたしたちもいつか、皆と一緒に、あるいは二人で、この巡礼を経験してみたいと、思いました。

関連記事
・「サンティアーゴ巡礼、2600kmを歩く旅」(リンクはこちら
・「旅立ちの時」(リンクはこちら
・「フランコ訪ねて1、森の幸満つ湖」(リンクはこちら

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2010-11-12 12:14 | Cammino di Santiago | Trackback | Comments(4)


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