カテゴリ:Marche( 32 )

雪山とスキーと英語

 1月21日土曜日に夫の伯父の葬儀でマルケ州の山中の町を訪ねたときは、昨年ようやく完成した無料高速道路の最初のトンネルを抜け、コルフィオリートに出ると、それまでは雪のまったくなかった地面が、一面に高い雪で覆われ、

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Da Perugia a Foligno, a San Severino Marche sulla SS77 21/1/2017

以後は目的地まで、車はずっと雪の中を進みました。幸い高速道路上の雪はきちんと除雪されていて、わたしたちがドライブをした日中は、気温がわずかながら零度より上だったために、雨は降っても路面は凍らず、安心して進むことができました。

 ただ、夫があらかじめインターネットで調べ、近道だと言う道を走るために、高速道路を下りたとたん、山間部を走ることになり、幸い除雪はされていたのですが、両脇に雪が高く積もり、時には、片道一車線のはずが、車が一台通るのがやっとの雪の壁が道の両側にそびえる道を行くことさえありました。

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Verso San Severino Marche sulla SS77

 帰りは近道ではなく、少々遠回りになっても通行しやすい大きい道路を通って帰りました。帰りもコルフィオリートからトンネルを抜けて出たとたんに、それまで周囲を覆っていた雪と暗い雲がすっかり消えて、青空が広がったので驚きました。トンネルが変わると世界が変わる、そういう印象さえ受けました。

 わたしは幼稚園の最後の数か月と小学校5年生までを北海道の札幌で過ごしたため、小学校の冬の体育の授業と言えばスキーで、毎年スキー遠足なるものさえありました。ただ、朝起きたら家の前に高くまで雪が積もていて、家の前や近くの公園などで、気軽にスキーで滑ることができた上に、スキー遠足は、寒さのために手足がかじかみ、お弁当を食べるのも大変だったという記憶がもっぱら残っているために、小学校5年生の冬を最後に、スキーをしたことがいっさいありません。愛媛県で社会人となってから、同僚に遠くの山まで出かけてスキーをしに行くという人もいたのですが、何だかスキーはそういうわざわざ遠くまでお金をかけてしに行くものではないような、そんな気持ちがわたしの中にはあるのです。

 先週は、わたしが英語の家庭教師そしている中学生の少女が、家族全員で5日間のスキー旅行に出かけました。夫から聞いて、わたしはびっくりしました。学校の授業があって、しかも授業についていけずに困っている科目があるのに、家族で旅行に出かけて、学校を3日も休むなんて、と。でも夫は、そんなことくらいと当たり前のような顔をして言いますし、そうやって中学生・小学生の娘と息子に学校を休ませても、スキー旅行に出かけようという彼女の両親も、それがたいしたことと思わないと言うよりは、学校を休ませてでも家族で行く価値があると思うから、スキーに出かけたのでしょう。今日はいなかった間の宿題に追われているからと、わたしの英語の授業は休みだったのですが、出発前に授業中あった英語のテストでは、以前よりもいい点数が取れていたと聞いて、ほっとしました。ちなみに、家族皆で出かけるために、子供には学校を数日休ませるということは、姪たちの両親である義弟夫婦もたまにしていて、義父母は眉をひそめています。イタリアにはそういう家庭が多いのか、ウンブリアが特にのんびりしているのか、そのあたりはなぞです。

関連記事へのリンク
- 一面の銀世界 (21/1/2017)
- 英語も教えることになりました、ノートは英語で? (10/1/2017)
- リハビリ外国語、伝わればいいからどう伝えるかへ (17/1/2017)
- 宿題基礎の腕試し、英語・日本語・イタリア語 (22/1/2017)

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by milletti_naoko | 2017-02-06 23:29 | Marche | Comments(4)

海好き散歩お伴ネコ、イタリア

 イタリアで山や町を歩くと、特に小さい静かな町の場合に、見知らぬ犬や猫がついてきて、かなり長い間いっしょに散歩をするということが、たまにあります。

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Il gatto che guarda il mare, Grottammare (AP) 19/11/2016

 昨日アドリア海岸にあるイタリアで最も美しい村の一つ、グロッタンマーレを散歩したときも、約30分わたしたちにずっとついてきた猫がいたのですが、この猫が下り道の途中で、急に夫の後について行くのをやめて、こんなふうに寝そべっているのを見て、びっくりしました。

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 何をしているのだろうと思いながら階段を下り、鉄柵の下の猫とわたしの目の高さがちょうど同じになるくらいまで下ると、猫は階段の下方にいる夫と同じ方向、海の方を眺めています。

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 猫のいる場所からは、グロッタンマーレの町並みと海と空が、こんなふうに見えたはずです。海辺で育った猫は海を眺めるのが好きで、ここから絶好の眺めが楽しめると知っていて、坂道を上る観光客がいるたびに、いっしょに歩いてここまで来るのでしょうか。

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 猫は真剣とも言える面持ちで、ずっと海の方を眺めていたのですが、わたしが口笛を吹いたら、こちらを向いてくれて、こうして写真を撮ることができました。

LINK
- アドリア海岸の美しい村、グロッタンマーレ

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by milletti_naoko | 2016-11-20 21:05 | Marche | Comments(6)

アドリア海岸の美しい村、グロッタンマーレ

 今日はイタリアで最も美しい村とされる村の一つ、マルケ州のグロッタンマーレ(Grottammare)を訪ねました。着いて砂浜を訪ねたとき、丘の上の石造りの町並みへと急な坂道を上ったときには、雨が降っていたのですが、幸い昼食後には雨がやみ、曇り空ではあるものの、眺めを楽しみながら、散歩をすることができました。

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Passeggiata a Grottammare (AP), Marche 19/11/2016

 雲や霧のために、海がそのまま空へとつながっているように見えて、れいです。写真で階段の途中にいる猫は、昼食後にレストラン前の広場で出会った猫で、かなり長い間、時にわたしたちの前を、時には後ろをと位置を変えながら、わたしたちについてきて、いっしょに歩きました。

 ひどく遠いこの村まで出かけたのは、今日はウンブリアや隣州はどこも雨で、マルケ州のアブルッツォ州との境に近いこの村まで行けば、夕方まで雨が降らないという予報が出ていたからです。

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 きれいに咲くブーゲンビリアの花や、

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オレンジやミカンの木にあちこちで出会ったので、夫が驚いて、海が近い上に、比較的南にあるから、気候が暖かいんだろうねと言っていました。

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Grottammare (AP), Marche 19/11/2016

Suggestivo il panorama anche sotto il cielo grigio,
si fondevano il cielo e il mare.
Il gatto sulla scala ci ha fatto compagnia
mentre esploravamo la parte alta del paese,
uno dei borghi più belli d'Italia.
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by milletti_naoko | 2016-11-19 23:59 | Marche | Comments(2)

速報:イタリア中部で再びM5.4、M5.9の地震、震源は8月よりやや北のマルケの町・ウンブリアとの州境

 再びイタリア中部、アッペンニーニ山脈のシビッリーニ山脈付近で、大きな地震が二つ発生しました。

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Immagine presa dalla Cartina Regionale e guida turistica con 12 piante di città, Umbria scopri l’arte di vivere
Epicentri, zone colpite & confini regionali da me segnalati

 震源地や地震の規模についてはニュース報道にまだ揺れがありますが、午後10時半頃の報道では、

  イタリア時間 10月26日 
  午後7時11分 震源 カステルサンタンジェロ・スル・ネーラ M5.4
  午後9時18分 震源     ウッシタ            M5.9

とのことでした。

 8月24日の地震の震源地・被災地との位置関係がつかみやすいように、前回の地震の際に利用したウンブリア州発行の地図をそのまま利用しています。水色で記したのが8月24日の震源地(四角で囲んだところ)と特に被害が大きかった市町村(震源および丸で囲んだところ、詳しくは下記リンク先の記事を参照)で、それに対して、今回の地震については、ピンクを用いて、震源地を二重の四角で囲み、被害が特に大きく、家屋や教会などが倒壊したというニュースがあったとこれまでのテレビ報道で聞いた場所を〇で囲んでいます。

 地図から、前回に比べて、震源地が北北西の方向に移動しているのが、お分かりかと思います。

 震源地のカステルサンタンジェロやウッシタはもちろん、2村に近いやはりマルケの町、ヴィッソやウンブリア州のプレーチでも多くの建造物が倒壊したとのことです。ノルチャの教会やノルチャとプレーチのちょうど中ほどにあるカンピ・ディ・ノルチャの中世の美しい教会が崩壊した映像もニュースで放映されていました。倒壊した建物の多くは、8月24日以来の度重なる地震ですでに打撃を受けていたところに、今回二度大きな地震が襲ったために崩れてしまったのだとのことです。地震直後から午後10時半までニュース報道を追ったところ、10時半の段階では、死者はなく、当初2名とされていた負傷者も、10時過ぎに行われた災害防護庁長官の記者会見によると、軽傷者が1名と判明したとのことでした。ただし地図でもお分かりのように、震源となった村には、2千メートル級の山が連なる山間に散らばった集落もあり、最終的に被害状況が確認できるまでには、まだ時間がかかるものと思われます。

 今回の地震では、わたしもペルージャで、大きな揺れを2度感じました。1度目の地震ではローマやアレッツォ、2度目の地震ではイタリアの北端アルト・アーディジェから南はナポリのあるカンパーニアまで、広範囲にわたって地震の揺れが感じられたそうです。今後については、テレビで学者が、この地震はおそらくは前回の地震の余震であり、8月24日の余震が半年続く可能性もあると語っているのを聞きました。

 8月24日の地震では大きな地震が立て続けに、かなり離れた三つの市町村で起こり、大きな被害が出ました。震源地・被災地では多くの方が再び地震が襲うことを恐れて、屋外で夜を過ごすことになりそうだとのことでした。どうかこれ以上大きな地震・被害がありませんようにと祈りつつ、今夜は就寝します。イタリアでは今年は、土曜29日の深夜(日曜30日の早朝)に夏時間から冬時間に切り替わるのですが、まだ夏時間の現在、日本とイタリアの時差は7時間です。

 明日は早朝から10時頃まで、地域保健所に出かけているため、電話やメールでのお返事はいたしかねます。ご了承ください。

 地図中下線を付したカザーリの村は二度目の地震の震源となったウッシタに属する山中の集落です。午後10時半の時点ではウッシタから離れているため、まだ被害状況が確認されていなかったのですが、山歩きで何度か訪ねた美しい場所だということで、下線を付しています。まぎらわしくて申しわけありません。

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Temendo la confusione delle notizie sui terremti e le preoccupazioni dei familiari e amici, ho riassunto in lingua giapponese le informazioni finora disponibili sui terremoti di ieri sera in questo articolo del mio blog. Noi andiamo a letto ora ma in Giappone sono le otto di mattina e molte persone cominceranno a leggere le notizie sui giornali online o su Twitter ecc.
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関連記事へのリンク
- イタリア中部地震、震源と被災状況
- JAPAN-ITALY Travel On-line 緑満ち心に響くウンブリア 第8回 「イタリア中部地震状況とウンブリアの被害 / Il Terremoto Centro Italia e i Danni in Umbria」
- イタリア中部地震から3週間、現況とこれから (ハフィントンポスト日本語版にも転載)
↑↑ 8月24日のイタリア中部地震についてのより多くの関連記事については、このハフィントンポストに転載された記事末にリンクの一覧があります。
- 清流と白雪、冬のシビッリーニとヴィッソ
- カステッルッチョとカステルサンタンジェロ・スル・ネーラ
- 白雪と詩と聖母、ヴィッソを歩く1
- 世界を足下に2 ←カザーリの写真およびウッシタ・ヴィッソ周辺の登山地図の写真あり
- 結婚記念日大周遊1~カザーリを起点にシビッリーニ山脈を歩く

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-10-26 23:59 | Marche | Comments(10)

聖女・薬草学ぶ週末、マルケの修道院

 マルケ州のフォンテ・アヴェッラーナ修道院に一泊し、聖ヒルデガルトというそれは興味深い聖女と、その教えについて学んでいます。

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 薬草にも詳しい聖人だったので、薬草や食べられる野草を見分け、教わる講座もあり、興味深いです。

 講習のおかげで、樹齢500年とも千年とも言うヨーロッパイチイの巨木と美しい修道院を、久しぶりに訪ねることができました。


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Avrà 500 anni come dice la scienza oppure
1000 anni come narra la tradizione popolare?
Di nuovo abbiamo incontrato il Grande Tasso
nel giardino botanico del Monastero di Fonte Avellana.
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by milletti_naoko | 2016-09-09 23:59 | Marche | Comments(2)

アドリア海岸の朝日、ファーノ

 今朝はリッチョーネのホテルを5時半過ぎに出てから、アドリア海岸沿いに走る高速道路を南下してファーノに向かい、ファーノで高速道路を下りてからは、グッビオを通って、ペルージャに戻りました。

 朝できるだけ早く出勤しなければいけないでしょうに、「海沿いの町、ファーノで高速道路を下りたら、海に昇る朝日を見に行こう」と提案して実行してくれる、そういう夫でありがたいです。海に近い道路でよく見かける「海」(mare)という案内標示がまったく見当たらないので、地図を見ながら、「海は中心街の方向にあるようだ」などと見当をつけ、あてずっぽうに車を走らせました。

 ようやく「港」(porto)という標示を見つけて、近くに車をとめ、海辺に向かって速足で歩くと、赤々と昇る太陽が、準備中の市場の露店の間から見えます。

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Alba a Fano, Marche 26/8/2016 6:31

 わたしたちが浜辺に着いたときには、太陽はすでにすっかり水平線から顔を出していましたが、

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朝日に茜色に染まる空や海が見られて、うれしかったです。

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 波も日の光に輝いています。浜辺には砂ではなく、とても平たい丸い石が、幾重にも重なっていて、「リミニに比べて、海の水がずっときれいだ」と夫は言っていましたが、それは、早朝だったからでもあると思います。

 時間がないので、このあとすぐに浜を後にして、近くのバールで朝食を済ませたあと、車でペルージャに向かいました。


関連記事へのリンク

- いきなりアドリア海岸、夜もにぎやかリッチョーネ

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by milletti_naoko | 2016-08-26 22:53 | Marche | Comments(4)

夏山のぼり

 今日は当初の予定では、カッシャ近くの高原を、村を訪ねながらドライブして、緑の中を歩くことになっていたのですが、高原の標高があまり高くない上に、天気がよくてひどく暑いからと、昼食後に予定を変更し、直前まで候補になっていたシビッリーニ山脈のモンテガッロという町に向かいました。

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Monti Sibillini, Colle 30/7/2016

 そうして、緑いっぱいのこちらコッレ(Colle)という場所から、小さな教会を目指して山を登りました。写真の左手に見える高峰は、ヴェットーレ山(Monte Vettore, 2478m)です。

 帰宅が遅くなりましたので、後日また詳しく書くつもりです。

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Sabato abbiamo camminato ammirando la vetta del monte Vettore

(a sinistra nella foto) 30/7/2016
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by milletti_naoko | 2016-07-30 23:59 | Marche | Comments(2)

ダンテ地獄の入り口で

  記者ですと
  ダンテ地獄の入り口で
  記者証見せて入らんとする          なおこ

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DANTE ALL’INFERNO  Walter Molino (1915-1997)
@ Museo Internazionale dell’Umorismo nell’Arte, Tolentino (MC), Marche

 イタリア語の父三人の一人とされるダンテ・アリギエーリ(Dante Alighieri)の傑作、『神曲』([Divina] Commedia)では、なんとダンテ自らが、古代ローマの詩人、ウェルギリウスや愛する女性、ベアトリーチェの導きで、地獄や煉獄、天国をめぐり歩くという設定になっています。(詳しくは下記リンク参照)

 『神曲』は、もちろん、ダンテが想像力や歴史や古代文学などの豊かな知識を駆使し、詩人としての力量を発揮して書いた虚構の作品なのですが、作品自体の中では、主人公であるダンテがその思い出をふり返って記すという形式を取っています。と言うことは、ダンテ自身が作品中で語る言葉をうのみにすれば、詩人・作家であるダンテが、文学作品に記す目的で、言わば現場記者、旅行記者として地獄に乗り込んだとも取れるわけで、そうだとすれば、地獄に堕ちる罪を犯して死んだわけでもないのに地獄に入るダンテは、入る許可を得るために、記者証を必要としたであろう、「Stampa(記者[団の一人]です。)」と言ったであろうと描かれたのが、こちらの風刺漫画(caricatura)です。

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 ウンブリア全州に雨の予報が出ていた今日、雨が降らない東へと赴き、マルケ州のトレンティーノという町を訪れたら、町中の看板で、この国際芸術ユーモア博物館(Museo Internazionale dell’Umorismo nell’Arte)があることを知り、おもしろそうだと訪ねてみました。

 かわいらしい作品や現代の時勢にも通じそうな作品など、数多くの作品がある中で、わたしが一番おもしろいと思い、感心したのが、今回ご紹介した作品です。知る人には言葉はいらない作品ではあるのですが、日本では『神曲』の内容もイタリア語もまだまだ知られていないことを思い、たまたまブログを訪ねられた方も含めて皆さんに理解していただくために、説明を添えてみました。

Museo Internazionale dell'Umorismo nell'Arte - MIUMOR
Piazza della Libertà, 18
c/o Palazzo Sangallo
1° pianoTolentino (MC), Marche
Tel : (+39)0733 969797
Email: miumor@comune.tolentino.mc.it
Web : BIUMOR - MIUMOR | Museo Internazionale dell'Umorismo nell'Arte. Recapiti & Orario
   Tolentino Musei Civici - Museo Internazionale dell'Umorismo nell'Arte

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- イタリア語学習メルマガ第18号「ダンテ『神曲』」 / Newsletter n.18 “Commedia di Dante Alighieri” (14/8/2009)
- イタリア語学習メルマガ第20号「旅行会話(出身地・趣味)、イタリア語の歴史とダンテ」 / Dante e la Storia della Lingua Italiana (4/9/2009)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-03-05 23:59 | Marche | Comments(6)

びっくり串刺しチョコいちご

 のどが渇いていたので、オレンジジュースを頼もうと、昨日夫とバールに入ると、

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わたしの大好きなイチゴに、やはり大好きなチョコレートをかけた串刺しがあるではありませんか。イタリアではオレンジ風味のチョコレートを見かけることは多いのですが、こんなふうに生のオレンジにチョコレートをかけたものも、初めて見ました。

 というわけで、オレンジジュースの代わりに、このチョコいちごを頼みました。生のイチゴ自体はそれほど甘くはなかったのですが、チョコレートが甘いので、味がうまく調和していて、とてもおいしかったです。

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 昨日はバレンタインだったので、チョコレートをハートで飾った、こういうケーキもありました。

 イタリアでは、バレンタインデーは、恋人や夫婦がいっしょに過ごして、おいしいものを食べたり、どこかに出かけたりして、二人でいられることを祝う記念日です。贈り物を贈る場合にも、慣習では、男性が女性に贈り物をすることになっているようです。とは言え、チョコレートケーキを作ろうと、こっそり製菓用のブラックチョコレートを買ってはいたのですが、金曜の午後から夫がヨガの身体の浄化をすると言い出し、甘いものはしばらく食べないと宣言していた上、数日前に作ったトルコロがまだ残っていますので、チョコレートケーキ作りはまだ先になりそうです。

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Monte Sibilla & Fiori di Mimosa @ Amandola (FM) 14/2/2016

 昨日の旅も、バレンタインデーだからと、大家族での昼食の代わりにドライブをして、雨雲の届かないマルケの海辺まで出かけたのですが、昼食はサンドイッチで済ませて、その代わり、海や町での散歩を長く楽しみました。

 バレンタインだからというのではなく、ふだんから二人で出かけたり、おいしい店で食べたりする機会が多いので、ほぼいつもどおりのドライブを楽しみながら、そういうことがありがたいなと感じました。チョコいちごには、シビッリーニ山脈が雪を頂く眺めが美しいアマンドラの町のバールで出会いました。

 町を歩いていたら、昨年、苦労して登ったシビッラ山が、美しいミモザの花の向こうに見えて、うれしかったです。

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Amo le Fragole, amo il Cioccolato;
dunque appena visto questo spiedino nel bar di Amandola,
non ho potuto resistere, ma era molto molto buono!!!
Bellissima anche la vista del Monte Sibilla dietro i fiori di Mimosa
@ Amandola (FM) 14/2/2016
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関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- シビッラ山の頂きを目指して / Verso la cima del Monte Sibilla
- シビッリーニを望む部屋 / Camera con vista dei Monti Sibillini @ Amandola
- シビッラ山と金色の花たち / Monti Sibillini & Fiori di Iperico
- ナデシコ美しシビッラ山 / Garofanini @ Monte Sibilla

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-02-15 23:59 | Marche | Comments(10)

シビッリーニを望む部屋

 初夏に、ヒナゲシなどの野の花が美しいことで有名なカステッルッチョ・ディ・ノルチャのあるシビッリーニ山脈の名は、実は、わたしたちが7月に登ったシビッラ山(Sibilla)に由来しています。

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Terrazza con la vista dei Monti Sibillini 18/7/2015

 わたしたちが登った岩がちな頂上付近に洞窟があって、イタリア語ではsibillaと呼ばれる巫女が、神託を受けるために、その洞窟に赴いていたので、その山がシビッラ山となり、そのシビッラ山のある山脈がシビッリーニ山脈と呼ばれるようになったというのです。

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 シビッラ山を下りたのが7月17日の午後7時過ぎ、山小屋で一息ついてから、ふもとの町まで車で下ったら、もう8時頃という状況で、うちまで車で3時間近くかかるため、その日は近くに宿を取ろうということになりました。

 もう遅いので、わたしはできるだけ近くに泊まるのが望ましいと考えたのですが、その日が誕生日だった夫が、以前に食べて格別においしかったサルナーノのレストランが近いので、あそこで食べたいから、サルナーノに宿泊しようと言います。けれども、車で進むうち、まだ目的地が遠いのに、夕食時になったので、夫も途中で、宿が見つかったら、そこに泊まろうと考えを改めました。

 美しい町だと気に入ったアマンドラで、B&Bを訪ねると、空室がないので、向かいのホテルに問い合わせるように言われました。そのホテルに空室があって、しかも、冒頭の写真にあるように、部屋のテラスから、シビッリーニ山脈のすばらしい眺めが見えたので、感動しました。

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 わたしたちが前日、苦労して登ったシビッラ山(Monte Sibilla)の頂上付近も、カメラの拡大ズームを使うと、きれいに見えるではありませんか。

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 写真はすべて翌朝のものですが、美しいシビッリーニ山脈が、写真一枚には

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収まりきらないほど、高峰が長く連なる様子が、見渡せるのです。

 いつかまたこのすばらしい眺めを求めに、ぜひ戻りたいと思います。宿の主人がとても親切で、幸い夕食も取ることができたので、疲れきっていた私たちは、本当に助かりました。

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Spettacolare il panorama dalla nostra terrazza!

Ci salutavano il monte Sibilla e alcuni suoi fratelli.
Sorpresa inaspettata e molto gradita @ Hotel Paradiso di Amandola
Discesi dalla cima del monte Sibilla tardi,
con fatica abbiamo cercato e trovato un alloggio
e ci hanno accolto il panorama e lo staff gentile dell'albergo.
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Hotel Paradiso
Piazza Umberto I, 7 - 63201 Amandola
Tel. +39 0736 847 468
Email hparadiso@inwind.it
- http://www.sibillinihotels.it/
- Facebook – Hotel Paradiso - Amandola

関連記事へのリンク
- ナデシコ美しシビッラ山2 / Monte Sibilla & Garofanini 2
- シビッリーニ山脈を見晴らせるホテルの夕食のセコンド
↑↑ 記事本文はあまり旅行と関係がありませんが、わたしたちが食べた料理の写真はあります。プリモはおいしかったのですが、セコンドは今ひとつでした。子羊のグリル焼きを運んでいる様子を見て、あれはおいしそうだと夫が残念がっていました。
- 山の幸、ワインもおいしいレストラン
↑↑ これが夫が行きたかったサルナーノのレストランです。

参照リンク
- ja.wikipedia.org - シビュラ


Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2015-08-04 23:59 | Marche | Comments(2)