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カリオストロの城、サンレオとデスクトップ不調

 7月1日土曜日は、リミニの友人たちとの海辺の砂浜での持ち寄り夕食会に参加するために、ペルージャからリミニに向かったのですが、その前にカルペンニャ山(Monte Carpegna)を訪ねました。高い山を下ってから、リミニを目指したため、ふだんはふもとを車で通り過ぎるサンレオの町と断崖の上に建つサンレオ城塞(Forte di San Leo)、別名カリオストロの城(Castello di Cagliostro)を、周囲を取り巻く平野と後方にそびえる山々と共に、高みから見下ろすことができました。

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Paese & Forte di San Leio (Castello di Cagliostro)
San Leo (RN) 1/7/2017

 18世紀に生きた実在の人物、カリオストロが、囚人としてとらわれていた城が、まさに絶壁の上に建っていることを、改めて実感し、眺めのすばらしさに感動しました。

 数年前に、マレッキア渓谷の市町村がいくつか一斉に、マルケ州のペーザロ・ウルビーノ県からエミリア・ロマーニャ州のリミニ県に移りました。地元住民の希望によるもので、渓谷の山中の町に住む友人からは、「地域の文化や方言は、ロマーニャのもので、皆、ロマーニャ出身と感じていたから」、または、「ペーザロとウルビーノは、県の中心が二つあるため、行政機関などが、ペーザロとウルビーノという二つの町に分かれていて、いろいろな手続きをするのがめんどうだったから」、住民が州と県の変更を希望したのだと聞いていました。一方、わたしがこの日、サンレオのバールに入ったときに、客がバールの人に、以前と今とどちらがいいかなどを尋ねていたのですが、そのときの答えの中に、「ペーザロ・ウルビーノ県では、サンレオの観光を呼びかけようという姿勢がほとんどないのが、不満だった。」という言葉がありました。ただ、では今は満足しているかと言うと、リミニ県の方が、地域の観光の宣伝にはずっと力を入れてくれているけれども、以前に比べて、ひどく税金が高いので、苦労しているため、どちらがいいとは一概に言えないと感じているとのことでした。そして、このバールの女性も、サンレオも、文化的・歴史的にはロマーニャに属していると言っていました。

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1/1/2013

 参考までに、2013年の元旦にサンレオと城塞を訪ねたときの写真も、ご紹介します。この写真では、教会や家々の奥に見える高みに、城塞が建っています。

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 こちらの門から城塞の内部に入ることができます。

 今年9月3日までは、毎日朝9時半から午後6時45分まで開場、ただし、入場は午後6時で締め切られるとのことです。入場は、一般料金は9ユーロとなっています。団体料金、児童・生徒・高齢者用の料金などは、次のリンク先のページをご覧ください。
- Comune di San Leo - Orario dei Musei, , tariffe e orari navette

 城塞の内部も訪ねたのですが、ここに囚われていたカリオストロがそれは謎の多い人物で、どう記事を書こうかと考えあぐねるうちに、月日が流れ、まだ城の詳細をご紹介できていません。

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サンレオは素朴な町並みや教会、眺めの美しい村です。すぐ近くにあるサンマリノ共和国も美しいのですが、道の両脇に土産物屋が並び、すっかり観光地化してしまっているため、個人的には、サンレオの方がずっと好きです。

 村を歩けば、こういう角度からも城塞の眺めを楽しむことができます。機会があれば、ぜひ訪ねてみてください。

 一昨日だったか、デスクトップのWindows 10の更新にひどく長い時間がかかり、ようやく済んだと思ったら、Adobe Photoshop Elementsが開かず、パソコンの動作がひどく遅くなったので、困っていました。さらに、昨日からは、パソコンを画面上でシャットダウンすると、モニターの画面は暗くなるのに、電源が消えない状況が繰り返され、そのたびに、電源を長く押して強制終了をしていたら、今度は、デスクトップが起動しなくなりました。いえ、起動はするのですが、ハードディスクのコントロールを自主的に行い、その作業の途中で画面が暗くなるのに、電源は落ちず、本体が妙に音を立てるということが2、3度続きました。

 デスクトップが使えないため、最近撮った写真が利用できないので、今日も昨日も、すでにグーグル・フォトにアップロードされている過去の写真や、パソコン画面に表示された画像をいったんそのままマックブックのデスクトップに保存したものを利用して、記事を書きました。そういう事情で、書ける記事が限定されるという状況であることを、ここにお伝えしておきます。

関連記事へのリンク
- 宮崎映画で学ぶ日本語・イタリア語とサンレーオのカリオストロの城
- アドリア海友と浜辺で夕食会、リミニ /

参照リンク / Riferimento web
- Comune di San Leo - Orario dei Musei, , tariffe e orari navette

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Paese & Forte di San Leo, San Leo (RN) 1/7/2017

Arrivando dal Monte Carpegna,
li abbiamo visti da un'angolatura diversa.
Un panorama bellissimo!
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-19 23:59 | Emilia-Romagna | Trackback | Comments(4)

アドリア海友と浜辺で夕食会、リミニ

 今日はリミニ県北方の海岸近くに住む友に誘われて、アッペンニーニ山脈を越え、ロマーニャの友人たちといっしょに砂浜で、持ち寄った料理や食べ物で、

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遅くまで、食事やおしゃべりを楽しみました。青い海がそれはきれいでした。今夜は友人宅に泊まり、ペルージャには明日戻ります。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-07-01 23:59 | Emilia-Romagna | Trackback | Comments(4)

屋根崩れツタ満つ教会・蘭・マロニエ、イタリア月面登山1

 山中にあって、交通が不便であったためでしょう、長い間無人で、屋根が崩れ落ちてしまった石造りの建造物を、昨日の山歩き中に、いくつも見かけました。こちらの聖ビアージョ教会(Chiesa di San Biagio)も、そうした建築物の一つです。

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Chiesa di San Biagio, Rio Petroso
Bagno di Romagna (FC) 23/4/2017 11:52

 1960年代末以来、住む人がないというリオ・ペトローゾの集落の、屋根が崩れ落ちた教会には、まだわずかにかつての壁の装飾が残り、壁や屋根をツタが覆っていました。「崩落の危険あり、要注意」と案内があるにも関わらず、夫や友人たちがどんどん入って行って、長い間見入っているので、わたしも中に入ってみました。

 国破れて山河在り 城春にして草木深し
 夏草や兵どもが夢の跡

 戦のためではなく、戦後経済や交通網が発展してから、車が通れる道のないこうした山中では不便だという理由で、住民たちがよそに移り住んだと思われるので、かつて杜甫や芭蕉が詩や俳句に詠んだ状況とは異なりますが、それでも、人が築いた家や教会が無残に崩れ、緑のツタや木々だけが、力強く生きている様子を見ると、こうした詩を思い起こさずにはいられませんでした。

 昨日、わたしたちは、ロマーニャのアッペンニーニ山脈を一周するトレッキング・コースを歩いたのですが、登山ガイドでは、このコースのほぼ中間地点で、この教会を訪ねることになっています。

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11:14

 ところが、わたしたちは、この古い教会に近い村のバールで、友人たちと落ち合ったため、話し合って、この教会がある集落を起点として、一周することにしました。バールの主人が、その集落への道は溝や穴が多いひどい道なので、ジープででもないと行けないと警告してくれたのですが、夫もフランコも、アルプスでもウンブリアでも、かなりひどい山道を車で行くのに慣れているので、大丈夫だろうと言うので、皆で夫の車に乗り込み、どうしても進めなくなれば、そこに車を置いて、そこから歩こうということになりました。

 その夫たちでさえ青くなるようなとんでもない道を、それでも夫は突っ走ったのですが、やはり途中で車を置くことになり、まずはなだらかな道を、奥に見える緑の中を進んで、歩いて行きました。最初は皆、元気いっぱい、笑顔もいっぱいです。

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11:39

 車を置いた場所から、本来の周遊コースへと歩く途中で、スイカズラ(caprifoglio)の花が咲き始めているのを、夫が見つけて教えてくれました。

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 さらにしばらく歩くと、珍しい自生の蘭も咲いていました。一つひとつの小さい花から細い手足がひょろりと伸びるorchidea scimmia、おサルの蘭は、ウンブリアでもよく見かけるのですが、これまで見たのは、かぶった帽子が白く、若干赤紫の模様が入った花(詳しくはこちら)ばかりで、こんなふうに、深いピンク色の帽子に白い筋が入った花は、初めて見たように思います。

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 この白い蘭(orchidea)も、まれにしか見かけないのですが、昨日は2輪か3輪、出会うことができました。

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 一方、この赤紫の帽子から水玉模様の手足が伸びる自生の蘭は、一般の白い帽子のおサルの蘭同様、ウンブリアではよく見かける花で、昨日もあちこちで見かけました。

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11:41

 一周コース目指して、道を下っていきます。前方に、このときはまだ知らなかったのですが、後で尾根を歩くことになるはげ山が見えています。夕方コースを一周したあと、車を目指して戻るときは、疲れた足でこの坂道を上らなければならず、大変でした。

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Rio Petroso, Bagno di Romagna (FC) 11:46

 ようやく目指していた一周トレッキング・コースに到着したのは、歩き始めてから約30分後のことでした。一周コースなので、ここから鉄柵の前を通るCAIの203番トレッキング・コースを通って、時計回りに一周することもできるし、柵から入り、目前の集落の前を通るCAI217番トレッキング・コースを進んで、反時計回りに一周することもできます。目の前に見える古い家が気になって、わたしたちは、反時計周りに進むことにしました。

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 1枚前の写真で、右手の緑の木々の間に見えているマロニエ(ippocastano)の大きな木が、花に覆われていて、それはきれいです。

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 冒頭でご紹介した教会は、この集落にあり、崩れ落ちた屋根と、入り口を緑の木が覆っています。

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 テッツィオ山の森の木をはじめ、イタリアの森では、セイヨウキヅタ(edera)が木のまわりに巻きついて大きく育ち、木を弱らせたり、枯らせてしまったりする場合が多々あります。この古い教会では、壁やアーチにからみつくように育って大きくなったツタの生命力の強さと、人間が築き上げた建造物のもろさを、思わずにはいられませんでした。

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Chiesa di San Biagio, Rio Petroso
Bagno di Romagna (FC) 11:50

 聖ビアージョ・教会の前に咲くセイヨウサンザシ(biancospino)の花が満開で、きれいでした。この日、サンザシは、集落の近くだけではなく、森や野原でも見かけました。

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12:12

 さらにしばらく歩くと、いつの間にか足元にも前方にも、月面のように、草も生えない灰色の地面が広がっていました。

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Crinale presso Rio Petroso
Bagno di Romagna (FC) 12:20

 尾根を歩いている途中に、今朝フランスへと車で出発した友人から、国境を越えて無事フランスに到着したという電話があり、これを幸いと、一休みしました。

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 下方をのぞき込むとこんな感じで、すぐ近くの山々が緑の木々に囲まれているのに、この辺りだけは、草も生えない灰色の地面が続いているので、不思議な気がしました。

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Chiesa di San Biagio e molte case con il tetto crollato
sparse in montagna.
Erano abbandonate alla fine degli anni sessanta,
ora sono coperte dall'edera fitta e vigorosa.
I sentieri dove passavano gli abitanti in passato
ora sono ornati dai fiori di orchidea, biancospino e ippocastano.
*Trek 17 - Anello Rio Petroso - Ca' di Veroli, Romagna parte 1
23/4/2017 11:14-12:20
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LINK
- 月面みたいな尾根歩き、イタリア / Camminare sul crinale presso Rio Petroso, Bagno di Romagna
- Parks.it - Parco Nazionale delle Foreste Casentinesi, Monte Falterona, Campigna - Trek 17 - Rio Petroso: non solo foreste - Ca' di Veroli - Quadalto - Rio Petroso - Ca' Morelli - Ca' di Veroli

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-24 23:59 | Emilia-Romagna | Trackback | Comments(4)

月面みたいな尾根歩き、イタリア

 今日はエミリア・ロマーニャの友人たちと、ロマーニャのアッペンニーニ山脈を歩きました。緑が豊かで、自生の蘭の花やクチナシも咲き、滝や清流にも出会えたのですが、一番印象に残ったのは、まるで他の惑星や月面を歩いているのではないかという気がした、こちらの山の尾根です。

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Crinale presso Rio Petroso, Bagno di Romagna (FC) 23/4/2017

 泥灰土(marna)が雨風に浸食されて、こうい不思議な地形になってしまったようです。

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 後ろを振り返ると、これまで進んできた尾根も、意外に細い道だったことが分かります。

 このリオ・ペトローゾ(Rio Petroso)は、温泉町として名高いバーニョ・ディ・ロマーニャ市に属しています。途中で、大きな石造りの家が、長い間無人となったために、屋根や壁が崩れ落ち、中に木が育ち、壁にツタがはっているような集落に、いくつも出会いました。

 下のリンク先ページには、トレッキング・コースの標高差500m、距離が9kmで、所要時間は5時間とあるのですが、わたしたちは、別の出発地点に車を置いて、さらに長く、また登り下りの激しい道を歩いたため、11時15分頃に出発し、計1時間ほどの昼食休憩・カフェ休憩を取って、歩き続け、再び車まで戻れたのは、約午後7時半、8時間以上後のことでした。こんなに歩いたのは久しぶりなので、山歩きは楽しかったのですが、皆で夕食を共にしたあと、ペルージャのうちに戻ったのが夜11時前になってしまったこともあり、詳しくは、またの機会にご紹介するつもりでいます。

*追記(4月25日)
 記事の続きは、次のリンク先からご覧ください。/ Ecco qui sotto il link per l'articolo più dettagliato su questo trekking.
- 屋根崩れツタ満つ教会・蘭・マロニエ、イタリア月面登山1 / Fiori di orchidee, biancospino, Calanchi & Chiesa di San Biagio con il tetto crollato e l'edera, Trek 17 Anello Rio Petroso - Ca' di Veroli
 
LINK
- Parks.it - Parco Nazionale delle Foreste Casentinesi, Monte Falterona, Campigna - Trek 17 - Rio Petroso: non solo foreste - Ca' di Veroli - Quadalto - Rio Petroso - Ca' Morelli - Ca' di Veroli

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-04-23 23:59 | Emilia-Romagna | Trackback | Comments(6)

新春寒中水泳、アドリア海岸リミニ

 元旦は、アドリア海岸の町、リミニの北方にあるトッレ・ペドレーラの砂浜で、毎年恒例の新春寒中水泳大会があり、友人フランコが参加するので、わたしたちも応援に出かけました。

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Torre Pedrera, Rimini, Emilia-Romagna 1/1/2017

 砂で築かれた像の前に、「クリスマス(Natale) 2016」と記されているのは、イタリアでは伝統的にクリスマスを祝う期間が、1月6日の主顕節(Epifania)まで続くため、元旦もクリスマス期間中とみなされるからです。

 今年の寒中水泳は、カメラで動画撮影をしたため、写真はありません。長いので、インスタグラムを使って、最初の60秒のみ載せています。興味のある方はご覧ください。



 空は晴れていたものの、畑ではキャベツなどの野菜が凍っているほどで、海の水もかなり冷たかったようです。それでも、開催5年目の今年は、100名以上が寒中水泳に挑んだとの放送がありました。

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Bagno a Capodanno a Torre Pedrera, Rimini 1/1/2017

Nell'articolo un filmato di un minuto dei bagnanti coraggiosi
nel mare freddo, tra cui un nostro amico.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-01-03 23:59 | Emilia-Romagna | Trackback | Comments(2)

元旦2017、海と祈りとたそがれの空

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 新年を迎える宴が終わってからの就寝が午前2時半、リミニの友人宅で朝9時に起き出して、皆がまだ眠る間に夫と海辺を散歩し、それから義弟夫婦と新春寒中水泳に今年も参加するフランコの応援に行きました。

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 応援後に砂のプレゼーペを見て、うちでの食事のしたく、昼食のあと、友人たちやその親戚とおしゃべりを楽しみ、友人はほぼ皆カトリック教なのですが、皆で世界平和を祈るマントラを唱えようという30分ほどの会に参加しました。そうして、ペルージャへの帰り道だからと車で送るよう頼まれた先が遠かったので、1時間、80kmほど遠回りをして、3時間余りでようやくうちに戻りました。

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 写真は、友人の甥を車で送る途中に、車内からそれはきれいに見えていた三日月と金星を、携帯電話で撮影しようと悪戦苦闘した結果です。楽しく新年を迎え、美しい海や月、金星も見え、友との親交を深め、だれかの役に立つことが、眠くっ疲れていた夫は大変でしたが、できました。

 すっかり空が暗くなってから帰宅すると、またデスクトップが休眠に入り、昨晩の宴の写真も今朝の海の写真も、ブログ記事に使うことができませんので、スマートフォンで車内から写した、この元旦たそがれの空の写真を載せることにしました。ほっそり美しい白い三日月と、そのすぐ近くにきらめく金星を心に響く思い浮かべてみてください。

 わたしも今夜はひどく眠いので、すぐにもお返しするべき新年のごあいさつやブログのコメントなどへのお返しは明日にします。おやすみなさいませ。

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Bellissimo il mare di capodanno, Igea Marina & Presepe di Sabbia, Torre Pedrera.

Nella terza e ultima foto la luna crescente e Venere, non si vedono tanto bene perché le ho fotografate dalla macchina che correva verso Civitella di Romagna.
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*追記(1月3日)
 夕方再びパソコンが起動できたので、今のうちにと写真を2枚追加しました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2017-01-01 22:43 | Emilia-Romagna | Trackback | Comments(14)

晩秋の海で寒修行、リミニ

 週の半ばには霧が立って寒い日があったというリミニも、日曜には空が晴れ上がり、ペルージャに比べると、気温が若干高かったように思います。とは言え、11月も末の海の水は冷たいのですが、フランコに誘われて、夫とマヌーは晩秋の朝、いっしょに海に入ることに決めました。

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Igea Marina (RN), Emilia-Romagna 27/11/2016

この数年、チベット僧の間に伝わるという厳寒を克服するヨガの瞑想、トゥンモを学びに、ヴァルダオスタ州の雪山に、毎年出かけているフランコの呼びかけで、二人は一度フランコといっしょにトゥンモの講座を受け、雪山の凍った池に入って瞑想をした経験があるのです。

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 もともとひどい寒がりで、かつ昨年から凍結肩を患っているわたしは、この講座に参加したことがないので、皆から話を聞き、雪山の散歩中に雪に寝転がったり、こんなふうに冷たい水の中に入るのを、はたから見たりするだけなのですが、3人はまずは砂浜でこんなふうに下準備をしてから、

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海に入って行きました。夏にはあんなに大勢の海水浴客でにぎわっていた砂浜も、今は時折ジョギングや散歩に訪れる人がいるばかりです。

 わたしは、皆が浜辺に座っている間は、じっとしていては寒いこともあって海辺の散歩を楽しみ、3人が海に入った頃に、近くの砂浜まで戻って、写真を撮ろうと考えていました。ところが、冷たい海に入る3人に興味を持った人に話しかけられ、説明したりおしゃべりしたりしている間に、3人は浜に戻ってしまい、近くからの写真は撮り損ねてしまいました。このわたしと話した夫婦は、なんとウンブリアの町、フォリンニョから来ていて、こんなに遠い海まで来て、晩秋に近くの町の人に出会うとはと、不思議でした。夏はイタリア全国からアドリア海岸に多くの海水浴客が訪れ、同じ場所に長く滞在する人も多いので、浜辺でウンブリアの人や知人・友人に出くわすということも、決して少なくないのですが、今の時期は海を訪ねる人がまれだからです。

 ヴァルダオスタと言えば、今夜もアオスタを舞台に事件を解決する推理ドラマ、ロッコ・スキアヴォーネがテレビで放映されます。最近は毎週、夫と二人で楽しみにしています。

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Nel mare bello ma freddo di fine autunno

i caraggiosi tre, mio marito e i nostri due amici
@Igea Marina, Rimini 27/11/2016
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関連記事へのリンク
- 亭主元気で留守の週末、ヴァルダオスタで寒修行 (19/3/2015)
- アオスタ夜散歩と新推理ドラマ、『Rocco Schiavone』 (11/11/2016)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-11-30 19:30 | Emilia-Romagna | Trackback | Comments(0)

ボタンへの情熱、初日本と博物館長ブログで紹介

 この週末は、セニガッリアのパン祭りに、サンタルカンジェロ・ディ・ロマーニャの洞窟めぐり、おいしい魚料理の昼食など、記事にしたいことが多かったのに、真っ先にボタン博物館を紹介したのは、友人ともども館長さんに歓待してもらい、ボタンにまつわる興味深い話を聞かせてもらったからであると同時に、初の日本からの客と(他にもかつていたのにたまたま館長さんと話さなかっただけという可能性もあるのですが)喜んでくれて、いっしょに撮った写真をフェイスブックに載せてほしいと、頼まれたからです。

 出会ったときにも、ボタンのコレクションや博識と熱い語りに、館長さんのボタンにかける情熱をひしひしと感じたのですが、昨日ブログの記事を書くにあたって、ボタン博物館の情報を調べてみて、さらにびっくりしました。高齢でありながら、なんと博物館には館長さんが指揮を取るらしき、フェイスブックとツイッターのアカウントがある上に、なんとサイトもあって、ブログまで自ら書かれているようだからです。「ようだから」と言うのは、今日わたしのブログの博物館についての記事を見てから、1日も経たぬうちに、それをご自分のブログの記事で紹介されているので、外部に任せているのではないように思われるからです。

 その博物館の記事へのリンクは、次のとおりです。
- http://ibottonialmuseo.blogspot.it/2016/09/giappone.html

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Dal sito http://ibottonialmuseo.blogspot.it

 大切なのは志と情熱で、それさえあれば、人が不可能と思うようなことでも、実現できるのだなと、改めて感じました。

 ボタンへの情熱と言えば、この記事については、いつになくフェイスブックやブログのコメントでの反響が、すぐにあったので、びっくりしました。ぜひ行きたいという方がすでに3人いて、ご紹介できて本当によかったと感じています。

LINK
- 歴史を語るボタン博物館、サンタルカンジェロ・ディ・ロマーニャ / Museo del Bottone

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-09-28 23:58 | Emilia-Romagna | Trackback | Comments(2)

歴史を語るボタン博物館、サンタルカンジェロ・ディ・ロマーニャ

 日曜日は思いがけず、ボタン博物館で、館長さんからボタンをめぐる驚くような逸話や歴史を聞き、珍しい貴重なボタンの数々を見せてもらいました。

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Museo del Bottone, Santarcangelo di Romagna
con il direttore, il sig. Giorgio Gallavotti 25/9/2016

 ボタン博物館は、エミリア・ロマーニャ州の美しい町、サンタルカンジェロ・ディ・ロマーニャの中心街にあります。

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 なんと日本のボタンもいくつか展示されています。こちらは、19世紀末の日本のボタンで、一つひとつ手で描かれているために、似たように見えても、まったく同じ作品はないとのことでした。

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 イタリアの宇宙飛行士が、宇宙を旅したときに着ていた衣類のボタン、つまり宇宙に出たボタンも、関連機関の証明書と飛行士の写真つきで、博物館に展示されています。

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 異性を誘惑するため、権力を誇示するためなど、さまざまな目的のために、ボタンは利用されてきたのだなど、館長さんの話が興味深いので、皆で聞き入りました。

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 マリー・アントワネットを描いた、19世紀のものとされるボタンもあれば、

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 画家ピカソがココ・シャネルのためにデザインした、馬を描いたボタンもあります。

 サンタルカンジェロの町には、地下に152もの洞窟があるそうで、9月25日日曜日は、ふだんは一般公開されていない民家などの洞窟を、特別にいくつか訪ねることができることになっていました。それで、この日は朝から友人たちと、洞窟を訪ねて回り、

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このボタン博物館も、実は洞窟が目当てで訪れたのですが、おかげで館長さんからボタンをめぐるさまざまな歴史や話を聞くことができました。

 冒頭の写真は、わたしが日本人だと知った館長さんから、いっしょに写真を撮ってフェイスブックに載せてほしいと頼まれたとき、夫が撮影してくれたものです。ボタン博物館でも、日本人観光客はまだ珍しいのかもしれません。

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 ほかにもメディチ家ゆかりのボタンや手書きで模様をあしらった陶器のボタンなど、さまざまな興味深いボタンがあります。機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。

Museo del Bottone / ボタン博物館
Indirizzo/住所: Via della Costa, 11 - 47822 Santarcangelo di Romagna
            Emilia-Romagna, Italy
            Link per la mappa / 地図へのリンク
Telefono / 電話: 339 348 3150
Orario/開館日時: Lun-Dom/月~日 10:00-12:00 / 15:00 - 18:00
 
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Museo del Bottone, Santarcangelo di Romagna 25/9/2016

- Quante storie, quante emozioni sono racchiuse nei piccoli bottoni!
Nel museo sono esposti i bottoni giapponesi dell'Ottocento, quello disegnato da Picasso per Coco Chanel, quelli che hanno viaggiato nello spazio e tanti altri molto preziosi.
Con i racconti interessanti del direttore, si apre la porta per il mondo meraviglioso dei bottoni :-))
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LINK
- I bottoni al museo - HOME
- I bottoni al museo - Viaticum - Immersa in un profondo viaggio: Il Museo del Bottone
- Facebook - Museo del Bottone. Santarcangelo di Romagna
- bottoni di Giorgio Gallavotti - il museo del bottone
- Attaccar bottoni - Il museo del bottone

Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-09-27 22:54 | Emilia-Romagna | Trackback | Comments(14)

友とスイカとフェッラーラ

 8月13日土曜日は、久しぶりにフェッラーラの友人宅を訪ね、建築中の新しい家を見せてもらいました。それから、皆でピザ屋に出かけて、ピザを食べながら、おしゃべりを楽しみました。

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13/8/2016

 わたしが撮影したので、写真にはわたしは写っていませんが、わたしが食べたピザは手前に写っています。ルーコラとポルチーニと生ハムがのった盛りだくさんのピザだったように覚えています。

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 フェッラーラは、スイカや果物の名産地で、フェッラーラのスイカはおいしいので有名なのだそうです。そこで、わたしたちも、スイカや桃など、果物をたくさん購入しました。

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  「Frutta e Verdura a km 0」、生産する場所から販売する場所までの距離がゼロ、つまり産地直売の果物と野菜という看板を見つけて、買うことにした店の果物は、食べてみたら、とてもおいしかったです。

 8月にイタリアアルプスを訪ねたのは、スイスからイタリアに向かってアルプス山脈を縦断していた友人、フランコと合流して、いっしょに山歩きや観光をするためでした。8月13日土曜の朝、ペルージャを出たわたしと夫は、まずリミニでマヌーと合流し、ヴァッレダオスタに向かう前に、3人でフェッラーラの友を訪ねたのです。

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Cena di pizza con amici a Ferrara 13/8/2016

- Buono il cocomero acquistato a Ferrara
dal fruttivendolo a km 0.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2016-09-14 23:34 | Emilia-Romagna | Trackback | Comments(6)


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